日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

親次第で自虐史観なんてどうにでもなる。
~ 日本のおかげでアジア諸国の独立が早まった・・・そんなことで喜んでるのも自虐史観の亜種にすぎない

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(2013.10.18)
日本のおかげでアジア諸国が独立出来たなんて自慢も、英霊を侮辱してるに他ならない。
英霊たちが命かけて守ろうとしたのは、決してそんなものではありません!

映画 『支那の夜』 全編 (1940・昭和15年)
監督:伏水修 脚本:小国英雄 出演:李香蘭、長谷川一夫 他


挿入歌『蘇州夜曲』の著名度の割になぜかDVDが出ていないところからして、日本が大陸、シナを統治していた事実を消し去りたいのか、何らかの圧力がかかっている……今の日本人にあまり見られたくないのでしょうね。『支那の夜』、現在この映画を見るのは困難だったりするのですが、ここの皆さんにはぜひ見てもらいたいなと思って全編アップロードしました ^▽^)
劇中挿入歌は『蘇州夜曲』の他、主題歌『支那の夜』、『想兄譜』など。

当時の日本の映画制作者、役者陣のハイレベルさ、優れた脚本。シナ人の反日性懐柔のための単なるプロパガンダ映画に終らない、こだわりもった作り込み、日本映画の興行記録も更新した大変な名画ですよ。とても70年以上前とは思えない。
この映画からは、対シナ政策に大陸で苦慮していた日本(人)の様子がまざまざと浮かび上がってきます。当時の日本映画陣の英知が結集、卓越した政治力が伺え、日満の国策プロパガンダ映画と一般には言われても、上海の戦跡が出てきたり、シナ女と結ばれる日本人男の話は当局の反発を招き、ただの一大娯楽映画であり国策映画ではないと断じる人もいるようですが、いずれにしろ、シナ人に成りすました李香蘭が敗戦までバレることなく、日本の国策プロパガンダのために作られた大女優であったことに変わりありません。良きにしろ悪きにしろ、本来、日本がとるべき対外政策、プロパガンダの上で学ぶべきことがたくさん凝縮されているように思います。
李香蘭(山口淑子)は日本の敗戦後、シナで国賊として罰せられそうになったのですが、日本人だったことが証明されて釈放、命からがら日本に脱出してきました。

『支那の夜』物語はフィクションとはいえ、これを見れば、当時のシナ人の日本人に対する空気、シナにおける緊迫した情勢がリアルに伝わってくるし、映画はもちろん出演者たちも皆、歴史の証人です。映画に興味ない方も、当時の状況を知れるだけでも見る価値ある、貴重な資料と言えます。

満洲国が存立しえたのは1932~1945年の14年間、しかしシナ史上初の統一国家である秦が存立できたのも、統一後わずか15年間のみ。
アジアで唯一国のみで、欧米とガチでわたり合っていた日本史上最大の領土を保有していた栄光の大日本帝国(上図は1942年の日本領)、当時の日本の支配域はアメリカと変わらないぐらいに及び、日本による満洲の成功は欧米の妬みを買い、後に敗北したとは言え、国の命運かけて真剣勝負で世界を股にかけていた当時の日本の外交・政治活動に比して、ちまちまとママごとゴッコ、己の懐肥やしだけに走る今の日本の政治家・官僚なんてゴミ屑同然。バカげたクールジャパン戦略なんて、単なる海外への寝惚けバラ撒き予算分捕り売国政策に他なりません。

満洲はもちろん、北京、上海などシナの主要都市はじめ東南アジアも制圧・占領していた当時の日本。アメリカとの開戦直前1940年に制作され、アジア各地で上映された『支那の夜』、素晴らしい作品なので、ぜひ一度、ご覧になってください。日本の未来のため、大陸に渡ってシナや東南アジアの支配に向けて胸いっぱいだった先人たちが必死に残してくれた歴史、思い起こしてください。

映画全編を見るのは大変という方も、まだ『蘇州夜曲』を聴いていないようでしたら、二十歳の李香蘭、下にある歌部分動画だけでも、まずは見てみてください。
もっと他の日本人にもいっぱい見てほしいと思ったら、ぜひここをどしどし拡散してくださいませ。

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(2013.5.17)

これは子供が1年生の時、教室に張られていた絵。潜水艦を描いたそうですが、みんなが書いてる中で日の丸が入ってるのは、もちろんうちの子だけ。別にうちでは、絵に日の丸を入れるようにとか、そういうことはこれまで一切言っていません。
保育園の時もそうでしたが、こういうのは口先の教育、しつけでは、こんな風に育てることは出来ないものと思ってます。

コツとしては、日本人は偉大で、勇敢で、優秀な民族であるということ、子供に自然とそういう認識を持たせることでしょう。
私が日本人であるのを強く認識したこと、その確固たる自信を持った背景には、師範学校の教師をやっていた祖母の「昔の日本はアメリカと同じくらい広かった」という言葉が強烈に影響を及ぼしてます。

ギリシャで初の世界帝国を築いたアレクサンダーの大王国はわずか14年ほど、中国史上初めての大帝国 秦も統一後わずか15年で滅んでいます。世界史上最大の大帝国 元(蒙古)が存した期間も百年足らず。
それを考えると大日本帝国の黄金期 日清戦争以後から敗戦までの50年間というのは、決して短かかったわけではなく、意外と非常に長かったともいえるわけです。

初めて白人と戦ったアジア人で、たくさんのアジア諸国を独立させた日本・・・ではなく、日本はかつて東洋の覇者であり、広大な領土を擁していた。
また、アレクサンダー大帝国が広大な領土を擁していた期間は、わずか十数年でしたが、ギリシャの文化はペルシャ、インドにまで亘っていき、結果としてそれら地域には高度なヘレニズム文化が生まれ、世界各地に燦然たる足跡を残した。日本も、それに似たようなことをやったのだということ、こういえばわかりやすいでしょう。
あの時代は、暗黒の時代なんかじゃなく、日本は広大な領土を抱え、とっても平和で、日本史上最高の時期だった、そう考えておきたい。子供にもそう教えておきましょう。

なので、ネットでよくある、アジア諸国の独立を著しく早めた東洋の救世主たる日本・・・なんてのと、私の誇りにする広大な領土を擁した日本というのは、日本を誇りにしてるベクトルが全く違っています。日本は東洋・アジア諸国のため戦ったなんてのもウソであって、そっちの方に向かわせようとしてるのは、本能的な支配欲を否定するものであり、私自身は強い者が勝つ征服や侵略は正当化してしかるべきだと思ってるし、そういう意味では本物の右翼だと思ってます。逆に征服されないためには自分、自国が常に切磋琢磨しておくしかない。

日本のおかげで多数のアジア諸国が独立できたなんてのは、私からすれば、欺瞞に満ちた左翼的な自虐史観の亜流にすぎません。「ウイグル、チベット可哀そう」なんて目を向けさせるのもそう。だからこれらも勇者たる日本人を眠らせるための、あっち側の工作活動の一種なんです。そうではなく、支配者たる日本、攻める日本を目指さなければならない。もちろん、そのためには当時のような領土侵攻ではなく、現代では巧みな精神侵略を駆使しなければいけない。

広大な大英帝国を擁したイギリス人が、英国のおかげでインドやアラビア他、多数の諸国を独立させることが出来た・・・なんて言って喜んでるとするなら、バカだと思いませんか? もちろん日本がアジア諸国から感謝されてるというなら、それはそれでいいことですが、だからといって日本が戦争に負けたことで独立させることが出来たなんて喜んでいるとするなら、私からすれば甚だ自虐的でお笑い。そんなことを誇りにするのでなく、どうせ誇りにするなら、かつてアメリカと同じくらい広大な領土を擁していた日本を誇りにしたいし、もちろんうちでは子供にもそんな風に教えてます。

そして、もちろんこのサイトにも、日教組を批判し、自虐史観を問題にしている記事はたくさんありますが、だからといって「日教組がー」「自虐史観教育がー」「従軍慰安婦、南京大虐殺がー」と騒いでるだけの人というのは、実は何もやっていないに等しいんです。親さえシッカリしていれば、その種のもの、実は全然恐くない。もし、その程度のことのせいで子供がダメになってしまったというなら、親としての非力さ、その子育てが失敗であったも同然であり、そんな状況になってしまったというのは、それまで親として何もやってなかったに等しいわけで、親として恥なんです。
日教組批判はすべきであっても、それだけではある部分何もやっていないに等しい。「日教組がー」と騒いでるだけの親を見て、子供に何か伝わると思いますか? 子供が見て受け継いでいくのは、親として子供である自分にどんなことをしてくれたか、どんなことを教えてくれたかです。ましてや子供を保育所や学校、どっかに預けっぱなしで周りのせいにしてばかりの親なんてのは、子供にとってろくな親ではないし、そんなのでまっとうな子供、日本人が育つはずもありません。自らやるべきこともやらず、他を批判して騒いでいるだけでは、そういう親を見て育つ子供にとって、何も学べないんです。
「打倒!日教組」とかいくら言っても、本当に打倒したり、それによって国や教育を変えていくのは大変だし、時間もかかります。少なくとも今の子供には間にあわない。
“日教組”と戦うのは別にいいのですが、それよりもまず、家庭で親としてやるべきことをやりましょう。第一に力を注ぐベクトルの向きを変えましょう。

『蘇州夜曲』 - 李 香蘭  映画『支那の夜』(1940)より
作詞/西条八十 作曲/服部良一

李香蘭(詳しくは右写真クリック)を知らない方、今では意外と多い気がします。彼女は旧 満洲国時代に大活躍していた歌手・女優で、戦後、本当は日本(満洲国)のプロパガンダ工作による山口淑子という日本人だった事実が明かされました。たとえ国策プロパガンダであれ、彼女の歌・楽曲、とにかく素晴らしい。そして、この映像の美しいこと! 日本の満洲統治時代、いわば大陸における日本文化とシナ文化の融合、日本版ヘレニズム文化とでもいうべきか……花開いて瞬く間に散ってしまった至高の日本文化です。1940年に撮られたこの映像・歌を見て、どうして戦争中なんて思えるでしょう。暗黒の時代なんて言えるでしょう。この歌を聴いているだけでウルウルします。こんなに素晴らしい歌、文化が栄えていた時代、それは紛れもなく日本人が産んだもの。日本の先人は本当に偉大。低俗下賤なビッチ系K-POPなんかゴミ。
ただ、この映画は日本人男と中国女のメロドラマなので、人によっては同化政策を目的としてるなんて騒ぐバカが出てきそうなのであらかじめ言っておきますが、少なくとも日本人をシナ人に同化させるためのものなんかでは絶対ないと断言しておきます。そうではなく、シナ人の日本人に対する感情懐柔が目的といえましょう。
南米で原住民と混血していったポルトガル、スペインの繁栄が非常に短期間だったのに対し、原住民と同化しないで広大な植民地を持った英米の繁栄の方が長く続いたのは、関連性があると見てます。だから私自身、もちろん多民族との同化なんて否定的だし、実際、当時の日本だって決してシナ人・朝鮮人と同化していったわけではありません。だから当時は朝鮮人やシナ人への差別(区別)が歴然とあったし、別に私はそれを批判する気も毛頭ありません。
ただ、ウイグル女が漢民族と結婚させられて、ウイグル民族がシナに根絶やしにされてると騒いでいる人々が今は多いわけですが、それに倣えば、もしもこの映画でシナ女が日本人男になびくよう図られてると捉えるなら、現地のシナ女を日本人と結婚させて日本人の子を産ませ、日本はシナ人の民族浄化を暗に狙っていたと考えることもできましょうが・・・それも、ちょっと違うでしょう。

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(2014.8.15)
GHQ占領下での日本で、お菓子を配る米軍に日本人らしい子供達が群がってる写真とか見たことありますよね? あれは米国側のプロパガンダ。言わば平和好き左向けとも言えましょう。そして日本軍占領下のシナで、シナ人の子供達が日本軍兵士たちと楽しそうに遊んでる写真とか、ネトウヨ向けのネットや雑誌でよく見かけるでしょう? あれは当時の日本側による、言わば右向けのプロパガンダ。だからあれ見て、日本軍はとっても優しい人ばかりで、シナ人は喜んで日本軍を受け入れてたなんて信じてしまうとパッパラパー化します。もちろん南京大虐殺とかはウソで、寧ろシナ人自身による親日シナ人の虐殺とかの方が激しかった(漢奸狩り)のが本当の話。でも当時の日本へのシナ人の反発が全然なかったなんて信じてしまうと、複雑な事態であった現実が見れなくなってしまいます(ちなみに当時シナには親日派や親米派、親ソ派などがいた)。シナ人によって日本人が虐殺された通州事件以降、日本も上海、天津、重慶とかへの爆撃やってるし(だからといってそんなことで「戦争ハンターイ!」となって日本軍を非難してるようでは左翼化してしまう)。要するに、今も昔も情報戦。だから右も左も、どっちかだけ見せられてるとパッパラパーになるんです。
アップしてる映画 『支那の夜』、大好評のようですよ。

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(2014.9.14)
山口淑子さん死去…「李香蘭」、元参院議員2014.9.14 読売新聞
謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。
映画 『支那の夜』、絶賛上映中。ぜひ、ご覧になってください。

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◆『昔の日本はアメリカと同じくらい広かった!』~ 日本人としての自信を持たせた祖母の言葉

◆家庭内における戦前の教育再現 ~ わが家で使ってる子供用教本

◆わが家の日本一の日の丸! 子供の描いた絵から

◆子供に日の丸を馴染ませるのも、やっぱりオモチャから!~ 愛国 日本人を育てましょう

◆子供が小さいうちに、本物の格闘技を見せておこう!

◆戦前の道徳教科書『修身』に見る加藤清正の武勇伝 ~ 自虐史観の正反対から見る豊臣秀吉の朝鮮侵攻

◆反シナ性を利用して、チベット、ウイグル問題から保守層・保守系政治家を左翼に取り込むカラクリ

◆性善説的な視点に立った教育勅語、「修身」道徳教育の補完としては、「毒をもって毒を制す」のマキアベリズムこそ最適

◆日本人の心を奪われた日本人 ~ 世界最強だった日本軍 ~ 守るものを失った日本人

◆『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』 子供には宮崎アニメでなく松本零士

◆自虐史観は日本人共通の唯一の宗教だった ~ 自虐史観からの脱却は日本における宗教革命

◆少子化は自虐史観に関連性あり!? ~ 日独伊 敗戦三国のみが異常な少子化傾向

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子供たちへ仲のいい兄弟姉妹を育てる術を教えておかなければいけない
~ 一人っ子の増えた現代だからこそ

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(2013.11.18)
『子育ての秘伝 – 立腰と躾の三原則』(石橋富知子)は、森信三氏に師事された園長が福岡でやられている保育園について書かれた本です(詳しくは右写真クリック)。
この本は、毎日日の丸を掲揚したり、立腰教育(右写真)や躾の三原則など、ここでも紹介の森信三先生の教育理念を最も忠実に実践されている同保育園の教育方針などについて詳しく書かれています。乳幼児をお抱えの皆様は勿論、幼児教育に携われてる方々にも大変ためになる内容だと思いますよ。

この本で私の目を引いたのが、中でも兄弟の叱り方について。
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【兄弟(姉妹)喧嘩は下の子を叱る】
家庭でよく見かけるのは、親が無意識に下の子をかわいがることです。意外と上の子を我慢させています。それに気づいてください。兄弟喧嘩をしたら、下の子を叱るのが原則です。
それを聞いたおにいちゃんは、しまった、自分が先に手を出した。なのに—-下の子が怒られた—-となると、親のいないところで下の子をかわいがります。しまったという気持の反省をお兄ちゃんがするわけです。

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私自身、幼い頃からいつも妹だけが可愛がられてるよう感じてたりで、同じような思いされてた方たくさんおられると思います。そのせいで下への嫉妬心のようなものが生まれてしまっていたわけですが、私自身もしも複数の子がいたら、きっと同じように上の者へ厳しく当たったであろうことを考えると、これにはハッとさせられました。この本の叱り方だと決してそういう事態に陥ることはないでしょうね。もちろん、あまり下ばかり叱っても今度は逆に下の者が兄姉を妬んでしまうでしょうから、バランスには注意。

それと公園とかで親子連れを見ていると、弟や妹が、お兄ちゃんに対して「〇〇君」とか「〇〇」等の呼び捨てにしてることが最近やたら多いんですね。私の世代では本来、考えられないことなのですが、それを親も注意しないし、そういうのに違和感覚えない人たちってのは、既に終わってるようにも感じてしまいます。本来頼りになるべきお兄ちゃんへの敬意がまるで感じられない。既に上の者の責任感や下の者の忠義心など、どうなっていくか、将来のギクシャクした兄弟関係が見えてしまってるんですね。下の者には目上を敬う気持(上を立てる)、上の者には目下の者をいたわる気持ちを植え付けることが、とっても大事。どっちか一つだけでも絶対にダメなんです。夫婦親子関係も似たようなもの(お父さんを立てることで、すべてが秩序だっていい方向にいくんです)。

最後に、この映画が強烈に心象に残ってる方は意外と多い気もするのですが、先に紹介していた『天使の詩』(詳しくは右写真クリック)。これは親子で見る価値も、とてもある映画だと思いますよ ^▽^)

映画 『天使の詩』(1966) 予告編 監督:ルイジ・コメンチーニ
出演:アンソニー・クェイル、ジョン・シャープ 、ステファノ・コラグランデ

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(2012.3.19)
いつもご来訪、皆様からのいろいろなコメント、誠にありがとうございます。
天の岩戸のエピソードにおけるアマテラスに対するスサノオのひねくれぶり、そして兄弟殺しにまで至った聖書のカインとアベルのケースのように、兄弟姉妹仲というのは諸刃の剣であり、強力な仲間意識が育まれることもあれば、生涯に及ぶ致命的な欠陥・対立を生む原因になりかねないリスクと裏腹にあります。
私自身、決して親が好きではなかったし、兄弟(姉妹)仲も悪いです。
兄弟姉妹の不仲は当然ながら一生を左右する事態になっていくし、親が放っといては絶対に解決することはありません。兄弟の仲違いというのは、すべて親にかかっていて、アマテラスとスサノオやカインとアベルに対して、その親が間違った扱いさえしていなければあんな風にはならず、もっとそれぞれうまくやっていけたに違いない・・・私はそう考えてます。兄弟仲というのは、その殆どが親の手腕にかかっていて、それが不仲なら解決出来るのは親しかいないと思ってます。いがみ合ってる部下たちをまとめられるのが、そこのリーダーしかいないのと同じです。
だから家庭にだって長(リーダー)が必要なわけで、みんな平等で長がいないなら家族がいがみあうだけになるし、お父さんの言うことを聞かないようなお母さんがいては、子供にロクな影響を及ぼさないことがわかりきってます。兄弟仲にも夫婦仲にも家庭内で一定の秩序が出来上がっていないといけません。

しかも今は少子化で一人っ子が非常に多い。私の子も一人っ子だし、だからこそ息子が子供を持った時、それぞれの子供たちにどんな風に接し、その子供たちがいがみ合わないで公平感(平等感とは違います)を持ったまま育っていけるようするための術を息子にどう伝えておくか、私はずっと前から考えています。複数の子供がいる場合の育て方を子供に教えておかないと(兄弟がいればそれぞれに正しい接し方をしてればそれだけで子供は自然と覚えていけるものなのですが)、子供は子育てに失敗する可能性が高いからです。お子さんが一人しかいないところは、今日のようなテーマ、ぜひ心に刻み込んだ上で子育てに励んでいくべきでしょう。

カインとアベルの悲劇は、神様がちょっと気を使っていれば防げた

聖書のカインとアベルの話をご存じの方は多いでしょう。弟 アベルは神の祝福を受けられたが、兄 カインは受けられなかった。それでカインは弟に嫉妬してアベルを殺してしまった・・・
でも実際に話を見たり読んだりした人からすると、カインの方に同情的になられた方、非常に多いのではないでしょうか? 私自身、アベルを殺したのは行き過ぎでも、カインが腹を立てたのは当然に思えます。

聖書では、カインが神の怒りを買って祝福を受けられなかったという風になってますが、私の捉え方は違います。私は聖書のさまざまな話は大好きですが、クリスチャンでないのでその解釈の仕方は非常に自由奔放。つまり、このカインとアベルのエピソード、基本的に兄弟仲を最悪にした失敗例だと見なしています。

聖書では兄 カインが怒りを買ったのは主(神)からとされてますが、神がどうこうと言いだすとクリスチャンでない一般人には非常にわかりにくくなってしまう。しかし、この主(神)を父親(アダム)に置き換えて考えれば話がすごくシックリいくんです。聖書では、主(神)からカインが祝福を得られなかったことが発端のように書かれてますが、実際のところは、父親のアダムからぞんざいに扱われたからだと思ってます。
キリスト教における「主(神)」、ご存じの方多いでしょうが男性的な父親のイメージに非常に近く、主を父親として置き換えれば、すごくリアリティーある説得力持った話になるものが、聖書には実に多いんです。そういう親兄弟仲に関する話を、「父親」よりも神聖な「主(神)」の意志だと置き換えて書いていき、何とかメッセージを後世に伝えていこうと聖書を作成した古代人が発想するのは、ごく自然なことに思います。

しかも神は弟を殺してしまったカインを楽園エデンから追放しますが、その時も行った先で迫害を受けることのないよう、アダムの子だとわかるよう、カインの額に刻印までつけてくれます。こういうところに、カインへ辛く当たりすぎたせいで殺人事件まで引き起こしてしまった原因、その一端は自分にもあるという、神自身の反省の念が私には伺えるんです。
「神が反省なんかするか!」と思われるかもしれませんが、キリスト教の神はとっても人間的な神だし、実際は神というより父親的な反省の念に思えてなりません。だから、弟 アベルを殺してしまったカインにここまで優しく温情ある措置をとったのでしょう。こういうことするのも正に父親ならではですよね。次男を殺したとはいえ、残るたった一人のわが子を葬り去るわけにはいかない。しかしこのまま一緒に住み続けることも到底できない。出てってもらうしかないが、その後も何とか息子を守ってやらねば・・・そういう父親的な神様の苦渋の思いが私にはヒシヒシと伝わってきます。

カインとアベルのエピソード、兄弟姉妹のいる方だと、きっと現実感を持って接してられますよね。自分が上にいるか下にいるかで、話の受け取り方もかなり違ってくるものと思います。私としてはあの話でカインが怒ったのは当たり前のように感じました。神様の当初の扱い方があまりにカインを蔑んでるよう感じられたし、カインが可哀そう、ちょっとひどいな思いました。だからといってアベルを殺してまでいいことには全くなりませんが。

つまりは、カインとアベルの確執、不仲の原因は、カインが主(神)からの扱いに怒ったからとされてますが、実際は父親からの扱いに原因があったんだろう・・・そんな風に私は考えてるわけです。だからカインとアベルの仲違いの責任、当然ながら、その親にあったんだと。
カインとアベル兄弟の扱いに、必ずしも父親が公平感を持って接していなかった、すべての原因はそこにあると考えてます。

では、このケースでカインが殺人するまでに至らなかったであろう、カインに対するまっとうな戒め方。カインが供えたものを単に吹き飛ばして神の怒りを示すだけではカインもワケがわからない。だから、「おい、こら。もうちょっと丁寧にやれ! 新しい穀物を供えろ! 量をケチるな! やりなおせ!」、せめてこんな風にもうちょっとだけでも気を使って、どこがどう間違ってるのかを神様(父親)が具体的にカインに対して示してやっていたなら、あんな大惨事には絶対至らなかったと思います。弟 アベルに兄 カインがコケにされてるのを見たなら、「おい、こら! アベル、口を慎め!」、こんな風に神様(父親)としてアベルにも逆鱗を示して兄を立てることをシッカリ教え込んでいれば、カインだってアベルにあそこまで嫉妬することもなかったでしょう。

これは日本神話におけるアマテラスとスサノオの確執にも当てはまります。もしもイザナギがアマテラスでなく男のツクヨミを高天原の統治者に置いていたら、スサノオはあれほどおかしな奇行、蛮行をなすこともなく、普通に成長していったのではないでしょうか。スサノオの悪辣ぶりは、イザナギが女のアマテラスを一番上に置いてしまったところに端を発してるように私は感じます。だからといってそれも神の意志であり、父親のイザナギを責めてもしょうがないでしょう(日本神話ではイザナギもアマテラスもスサノオも神様ですが)。すべては運命なんです。でもそういう兄弟姉妹の諍いを可能な限り封じ込め、子供たちに良好な兄弟仲を保ち得る術の大きなヒント、あるいはそのすべてとも言えるほどのことが、聖書のカインとアベル、日本のアマテラスとスサノオ、あるいは海幸彦・山幸彦はじめとする兄弟絡みのエピソードには秘められているわけで、そのことを皆さんには感じ取っていただきたいものです。

孫子たちの兄弟仲を最悪にしてしまわないための心得

ただ一人のわが子にも、あれらのお話をヒントに、息子が複数の子を持った時のため、その子たちが良好な兄弟姉妹関係を構築していけるよう、聖書や日本神話の話を基盤に教え込んでおかなければならないと思ってます。
特に私と同じように、お子様が一人っ子の方は、その子が子供たちを育てていくことになった時、戸惑わないよう、健全な兄弟姉妹仲を保たせる術を叩きこんでおかなければ、次世代には家族破綻しかねない。冗談や脅しで言ってるのではありません。このことを念頭に置き、真剣に今から考えておくべきでしょう。他を批判する前に親として自らやっておかねばならないことなんて、山ほどありますからね。

兄弟の破綻を描いた映画には、ジェームス・ディーンの出世作でその名も『エデンの東』(1955)という有名な作品がありますが、昔、私が見たものに『天使の詩』(1966・詳しくは右写真クリック)という幼い兄弟を描いたイタリア映画があります。この映画が私はとっても好きで、母親が死んで残された兄弟の父親が、8歳の兄 アンドレアには「兄だから弟には優しくしてお母さんが死んだことも4歳の弟 ミーロには言うな」とか非常に厳しく過酷なことを言いつけるが、弟 ミーロに接する父親の態度はアンドレアへのものと違って非常に優しく見えてしまう。やがて兄弟に事故が起こり、弟を助けるためわが身を忘れてとった行動によって兄 アンドレアは・・・
子供の頃どっかの旅行先で最初は見た映画なのですが、その印象が忘れられず、私にとってあまりに思い入れの強い映画で、兄のアンドレアの痛々しさ、書いてるだけで涙がこぼれそうになってきます。
私自身が上で、私に対する親の態度というものが子供の頃から妹へのそれと比べて非常に冷酷に感じられていたことから、この兄の気持ちが痛いほどわかったし、その感情移入には並々ならぬものがありました。同じように兄や姉として特に上に位置していた方だと、この映画で私と同じ風に感じた方、きっとたくさんおられることでしょう。逆に下のポジションにいる方だと感じることも変わってくるのかもしれませんが・・・

映画『天地創造』よりカインとアベル(米伊合作・詳しくは右画像クリック)
The Bible: in the Beginning  (1966)
その後、カインが行った先にも人がいて、そこで妻子をもうけてはカインの末裔として子孫が繁栄していったという話が続くわけですが、カインが降り立った地にまた別の人たちがいた・・・これ見た時、「あれっ? 他にも人がいたのかよ!?」って疑問を感じた方、私と同じようにきっとたくさんおられることでしょう。

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◆天照大神が女神だからと女系天皇を主張するノーナシ左翼を一網打尽に論破、撃沈さす! ~ 男系継承を堅持したアマテラスとスサノオの子供たち

◆“奥さん”と“ダンナ” 乱れる日本語 ~ 正統派なら“主人”と“家内”

◆1970年代後半から男を呼び捨て子供番組による男女平等精神侵略 ~ 日本人なら、女が男を呼び捨てにしてはいけません

◆“美人は得”のウソ ~ “カツマー”、“アムラー” バカ女の総称と思え! 共通するのは自己犠牲精神のなさ

◆ただし、博愛的な行動は破滅をもたらします ~ まずは足元を守ってください

◆放射能は確かに危険だが、あんまり子供の命や健康にこだわりすぎるのは

◆“恥の文化”から“恥知らずの文化”に成り下がった日本

◆わが子をセメント詰めにして捨てた母親の事件について思うこと ~ 自分や子供たちが愚かな親になってしまわないために

◆鼻っぱしらが強い女は引っぱたかれて当たり前ぐらいにならないとね ~ 『妖怪人間ベム』に見る日本の家族愛

◆子供が親との平等、子供の権利を主張する時代が間近 ~ デモをする子供たち

◆女が自分のため好き勝手やりだしたら、男にとって守るべきものも守るべき国もなくなってしまいます!

◆家族の絆さえシッカリしてれば、人間は幸せでいられます!~ 腐りきった価値観を捨て去りましょう

◆女が仕える価値ある男、男が守るべき価値ある女 ~ 今の“男女平等”社会のままで目指せると思いますか?

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世界が憧れた日本の家族の絆 ~ 小津安二郎映画に見る世界

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(2014.12.12)
12月12日、今日は小津安二郎の命日(1963)であり、誕生日でもあります。
しかも小津さんは生誕からちょうど還暦を迎えたその日に亡くなられました。還暦というのは十二支と十干(甲乙丙…)が一通り回ったことをお祝いする60歳。
小津さんの生まれた日と亡くなった日の日付は共に12のゾロ目、しかも干支が一回りの還暦ということで、ここでも12という数字にこだわっている。
ただの偶然にしては出来すぎてる。生涯独身だったにも関わらず、強い意志で家族のあり方にこだわって映画を撮り続けた小津さん。きっと天命をまっとうされたんです。
まるで誰かに作られたような、こういう数字の並びをただの偶然と見るか、あるいは何らかのメッセージを感じるか、それとも人によってはここからも神様はいるんだって確信できるか。
小津さんはきっと日本の神様に選ばれた人。だから貴方だって生き方を変えれば、選ばれた人になれるかもしれない……
今日は小津さんの『東京物語』でも見てみましょっか。

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(2013.11.7)
フェミニズム、男女共同参画政策は怒涛の如く進められ、婚内子も婚外子も平等に……
民主党政権のずっと前から着々と進められていた自民党の家族解体政策は、とどまるところがありません。参照:自民、婚外子相続規定の削除へ民法改正了承 2013.11.5 msn産経

下記は、ここで取り上げているヴィム・ヴェンダースの小津安二郎に対するオマージュ作品である『東京画』(詳しくは右画像クリック)、オープニングに出てくるヴェンダース自身による言葉。

「20世紀に なお“聖”が存在するなら
もし 映画の聖地が あるならば
日本の監督 小津安二郎の作品こそ ふさわしい
小津の映画は54本 1920年代の無声映画時代
30~40年代の白黒映画時代を経て その後 カラー映画に移り
1963年12月12日 60歳の誕生日に彼は死んだ
小津の映画は常に最小限の方法をもって
同じような人々の 同じ物語を 同じ街 東京を舞台に物語る
彼の40余年にわたる 作品史は 日本の生活の変貌の記録である
描かれるのは日本の家庭の 緩慢な崩壊と アイデンティティーの衰退だ
だが 進歩や西欧文化の影響への批判や 軽蔑によってではない
少し距離をおいて 失われたものを懐かしみ 悼みながら 物語るのだ
だから 小津の作品は 最も日本的だが 国境を越え理解される
私は 彼の映画に 世界中の すべての家族を見る
私の父を 母を 弟を そして私自身を見る
映画の本質 映画の意味そのものに
これほど近い映画は 後にも先にもないと思う
小津の作品は 20世紀の人間の真実を伝える
我々はそこに 自分自身の姿を見 自分について 多くのことを知る」

世界の羨望の的、日本の素晴らしい家族だったのに……
私たち日本人は、それに対して、いったい何をしてしまったのでしょう。

萌えだのKawaiiだの、エロだの変態だのが日本文化の代表だとして、醜悪なセンスの作品群を世界中に撒き散らす、デタラメ自公の売国政策“クールジャパン戦略”
本当に世界で評価の高いもの、世界の憧れ、それは古い日本映画の中にこそ満ち溢れています。
日本人よりも遥かにずっと、小津映画を絶賛する外国の映画監督。そして、それら小津作品は単なる作り物としての映画でなく、真実の記録なんだということ。
このヴィム・ヴェンダースの言葉ほど、それを適確に表してくれているものはありません。
私は前から言い続けてるし、外国人の方がよっぽどよくわかってる。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)らもそうですが、外国人がこれほど鋭く分析しているのに、それに気づけないのが当の日本人。早く目を覚ましてください。

とにかく古い日本映画を見てみてください。きっと、失ってしまった本当に大切だったものが見つかり、徐々に本物の日本人としての目が開けていきますから。
いくつかの日本映画を見て、現代はデタラメの文化、劣悪な流行り物に満ち溢れ、日本人としての感性が完全に狂わされてしまっているのだということ。それに気づけば、これまで取り囲まれていたモノや価値観、あなたの身の回りの何から何まで、人の仕草一つ見ただけで、それらが本来の日本人とどれだけ違っているのか瞬時に判別……あなたの世界、物事を見る目が全然違うものになってゆけることでしょう。きっと、あなた自身の立居振舞、言葉遣いさえも変わってゆくことでしょう。
そこまでなれば、もうあなたは大丈夫。子供たちだって、きっと守れますよ ^▽^)

ヴィム・ヴェンダース 『東京画』(1985) オープニングより

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(2010.3)   (戻る)
小津安二郎とか、昔の日本映画を見ればよくわかる。

1960年代前半まで、日本で結婚前なのにヤリマン女になってしまうと、キズ物と呼ばれていた。
もしも、素人女に手を出したりしたら、男は責任を取らされるのが普通だった。
しかも、その価値観は、日本で何百年、何千年も続いていた尊いもの。
男女問わず再婚なんかすれば、周りから不潔に見られるのが常だった。

それがハリウッドやフランス映画などのフィクションに感化された日本の女たちは、欧米で“イエローキャブ”と呼ばれるほどまでに成り下がり、軽い女の代名詞とされるようなってしまった。

映画とかで軽そうに見せてる欧米人の実態は、日本人ほど軽くない。
外国人と接したことある方なら、映画などの外人女の軽さからして、外人とならヤリ放題できると期待してたのに、現実は全く違うのでガッカリしたような方もたくさんいるはず。
欧米では、今でも”貞淑”に価値を見出すキリスト教が主体。
日本にはそれに匹敵する価値観基盤が存在しないので、日本人が左翼に感化されると、当然トコトン堕ちていく。

キリスト教やイスラム教等の多くの宗教には教義化された規範が明確にあるが、神道、日本の八百万の神ではそのような類の規範等が教義化されているわけではない。
仏教の苦の思想でも、日本人全体に生きていればまだよいのだが・・・・・
儒教を元とした修身・教育勅語なき今の日本には善悪の基準とすべき、全世界一般の宗教を元にしたような生きるため普遍の規範、価値観というものが、今や一切存在しないのだ。

だから日本人が左に行き始めると、とどまるところなく行き過ぎてしまうことになる。

刹那的な快楽を求める、堕落した女(男)がのさばるようなった現代の日本。
さらに日本の伝統・文化の破壊を目指す日教組は、早期の性交渉を促し、幼少期からの過激な性教育にだけは、とても熱心。
これでは子供もまともに育たない。
もちろん、売春婦でもない普通の女を、そんな風に成り下がらせてしまった日本の男にも責任はある。

こんな風になったのは、日本の長~い歴史の中で、わずかここ40年ほどの2世代だけ。
そう考えれば、この現代が如何に異常な時代であるか、少しはおわかりだろうか。

映画『東京物語』(詳しくは右画像クリック)をはじめとする小津安二郎黒澤明ら、昔の日本映画の世界は、全世界が日本に憧れていた美意識の世界。

『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』『ミリオンダラー・ホテル』などの人気作で知られる、映画監督 ヴィム・ヴェンダース『東京画』という作品で、外国人なのに小津安二郎 映画に見る昔の日本を回顧している。
DVDにもなっているのでオススメだ。

左翼反日マスコミはヒステリックに騒ぎ立て続け、日本の結束高かった家族、慎ましく一途だった日本の女の破壊洗脳に、見事に成功した。
奴らは、女子供を弱者に仕立てて徹底利用、そして日本はその弱者であるはずの女子供に滅ぼされることになる。

そして革新やフェミニズムを気取って、日本を今のエセ男女平等、腐った価値観としてしまったハシリが、40年前に二十歳前後、現在60歳前後の千葉景子や鳩山のような団塊 全共闘世代なのである。

こんなゴロツキとアバズレ(阿婆擦れ)が集まって、日本の舵取りを牛耳っているのが民主党だ。
奴らはさらに、夫婦別姓などによって家を完全に断絶させていくことで、従来の日本の価値観破壊にトドメを刺そうとしている。
これはもはや、外国人参政権だの、そんなレベルの問題では済まない。

1960年代前半まで小津安二郎黒澤明溝口健二成瀬巳喜男らは世界的に人気が高く、当時は日本映画の黄金時代であった。自分が生まれる前の話だ。
国内における男女観の変化に伴い、60年代半ばから日本映画も急激に廃れていった。

『荒野の七人』はもちろん『七人の侍』のパクリだが、あの『スター・ウォーズ』だって『隠し砦の三悪人』のパクリ。

小津ら昔の日本映画を見ればよくわかるが、今の日本で失われてしまったものが、如何に多いことか!
小津作品では、その後の世代交代による、急激な時代変化の予兆が見られる。

ここまで壊されてしまっては、日本が真の保守に回帰するのは、極めて困難だろう。
外国人参政権反対デモに参加していながら、その実態は無意識下で左翼思想に洗脳された人々でいっぱい。
保守派気取りの人たちの多くも、恐らく同じではないだろうか。

たとえ戻っていくにも、日本の再興には最低100年はかかる。
このままでは恐らく、そうなる前に滅びてしまうだろう。  (続く)

映画 『東京物語』 (1953)  予告編
監督:小津安二郎  出演:笠智衆、東山千栄子、原節子 他

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(2011.6.8)
昨日の婦人公論のようなフシダラ誌を読む世代、実は今では、ちょうど私の世代に当たります。
そして、どうして私たちの世代がこんな風に堕ちて(嵌められて)しまった人が大量に生まれることとなったのか、この一連のエントリーを読んでいけば、おおよそのことがおわかりになれるでしょう。

読んでいけば心当たりある方、たくさんおられるはず。
しかし私の世代もかなりやられてしまってますが、実は私より下の世代はもっとやられてます。
ですから、あと5年後には今の婦人公論より、もっとひどいメジャー女性誌がたくさん出てることでしょう。

私の世代で救いだったのは、出会い系の発祥といえる、テレクラや伝言ダイヤルが、私たちの中高生の頃はまだ存在していなかったことです。
なので私の世代では、高校生の頃から男と遊んでいたような女は極めて少数派で、私たちの世代がやられたのは大人になってから。
しかし大学の頃には既に、女でも初体験していないと恥ずかしいという風潮に、概ねなってしまってました。
なので私たちの世代は高校生の頃は皆、ピュアでした。だから昔の正しかった価値観を、その気になればまだ思い出せるし、価値観の激変を身をもって体験した世代に当たります。

その少し後にあたる今から20数年前、テレクラや伝言ダイヤルが普及し、当時の女子中高生たちで狂ったように遊び回ったグループがあります。遊んだ男の数は数十人から100人超はザラ。
尚、当時はまだ、高校生と大人が付き合っても法的に裁かれることはありませんでした。高校生が付き合っても、本当にすぐ結婚するのなら、私は別に全くかまわないと思います。女にとって高校生の年代こそ、実は最も結婚に適した年代だと私は考えてます。しかし現実は、高校生で意味もなく遊びほうけてるような女の子が、当時は非常に増えてしまった。
特に都市部、偏差値70くらいの名門高でもそれは全く変わらない状況でした。その種の娘たちの話では、周りの友達たちも皆遊び狂ってる娘ばかりとか・・・親は何も気づかないのか、無関心なのか・・・しかも当時はまだ携帯電話が普及しておらず、電話は家に直接しなければいけなかった時代です。
そしてあの頃、初めて出会い系で遊び狂い始めた世代の女の子は団塊ジュニアにあたり、今、私が子供を通わせる保育園のママたちの主流層です。

家田荘子の『イエローキャブ』の発刊は、ちょうど20年前の1991年。一応、小説の形をとってますがノンフィクションとされてます。
あの当時はまだ、アジア系で海外旅行に行けていたのは日本人だけでした。
今では韓国人や中国人も海外に行ける時代になりましたが、当時の日本女性と同じように奴らも毛唐どもと遊んでいるのかは知りません。

「イエローキャブ」のような本は、当時は非常に衝撃的でしたが、きっと今ならフェミ左翼から女性の自由・権利侵害だとか騒がれるんでしょうね。しかし当時、“イエローキャブ”なんて呼ばれてしまったのは、紛れもなく私の世代です。

ここを含む一連のエントリーは、当サイトの根幹になるメッセージが凝縮されてます。読むのはこの続きからでもいいですし、あるいはエントリーの始めココから読まれていくのもよいでしょう
奴ら左翼が、私たちへどんな風に洗脳を仕掛け、従来、日本の価値観を破壊して邪な価値観を押し付けていったか、きっと、おわかりいただけることでしょう。

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(2012.8.21)
先日、鎌倉へ行き、円覚寺境内にある小津安二郎のお墓参りに行ってきました。
1か月ほど前から夏休みには鎌倉へ行き、円覚寺にも行こうと決めていたのですが、2週間ほど前、歯医者で読んだ雑誌で、何とその円覚寺に小津さんのお墓があるという記事を偶然見つけ、立ち寄ってきた次第です。きっと小津さんなり神様が誘ってくれたんだと思ってます。虫歯さまさまです ^▽^)
「たくさんの若い世代、子供たちに小津さんの映画を見てもらえますように!」と、祈りをこめてまいりました。
鎌倉に近い方、鎌倉ツアーにこられる方は、ぜひ機会あれば小津さんのお墓参りにも行ってあげてくださいませ。
私のサイトを見て、古い日本映画を好きになられた方はとっても多いと思います。小津映画のファンでしたら、きっと大感激ですよ。

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(2015.11.26)
【原節子さん 9月に死去していた。95歳 参照記事→2015.11.25 スポーツニッポン】 

小津さんが亡くなられて隠棲生活に入られていた原節子さん(右画像は日独合作 戦前の大ヒット映画『新しき土』1937。詳しくは右画像クリック)。
引退間際は小津さんとの噂もあったようですが、小津さんは50年も前に他界、共に未婚のまま。
これまでのお住まいも、小津さんの墓のある鎌倉にあられて……小津さんへの思いがあって生涯独身だったのかもしれないけど……私ごときが勝手な思い込みで考えるものでもない。でも、きっと、生涯独身だった小津さんは実は幸せ者だったのだと思うし、何だか二人が羨ましくも感じてしまう。
たとえ華やかな女優ではあっても、やっぱりそこは戦前の真正 大和撫子。スーッと筋が通っていて、引き方も見事だし、芸能界経験があってもチヤホヤされてた頃への未練がましさもなくキッパリ仕事を辞める人って、凄く日本女性らしさが感じられます。このことは同じく大スターだった山口百恵も同じですね。現代のチャラチャラした気の多い腐れ女性芸能人共とは大違い。

原さんは生涯独身で子供もいませんでしたが、私が信じられないのが「子育てが一段落したらまた働きたい」とか言ってる女性がやけに多いこと。女が働くことに夢があるかのよう煽ってる、女性誌やマスコミの洗脳の影響でもあるのでしょうが、私なんか編集長やってたことあるくらいだし、その時は人もお金も使ってそれなりのポストにいたけど、それでも今さら仕事やりたい、あの頃に戻りたいなんて気はこれっぽっちも起きません。お金もそこそこあって値段なんて気にせずいろんなものを買ってたあの頃より、スーパーでモノの値段をちまちま考えながら子供もいて家のためやりくりして生活してる今の方がずっと幸せを感じてるんですね。ある種、子供が出来るってのはやっぱり人生において革命的なことに成り得るわけで、そのチャンスを生かせるか殺してしまうかもその人次第だと思う。毎日、手のかかる子供の悩みでいっぱいですが、そういうのも幸せな悩みだと思うし、仕事なんかしたがる女たちが言う「子供に手がかからなくなったら」ってのは、一体いつのことを考えてるんでしょうね。そういう言葉が出てくるってのは、やっぱり子供の世話するのがイヤだという思いが表れてるわけだし、そういう態度は必ず周りの人に影響を及ぼしてる。家庭の事情でやらなきゃいけない場合は仕方ないとしても、自己実現や自分の満足度を上げるために仕事やろうとなってる人(女)ってのは、やっぱり我(ガ)が抜けてないってことになるし、そういうのはやっぱり、大和撫子らしさがないと言いきれます。家族など誰かのため仕事するという献身性、そういう自己犠牲精神に基づいて仕事するのが本来の日本人的な考え方であって、それが自分のため、自己実現のため、輝くため、自分の夢のためなんて考え方自体が、そういうところから完全に外れてるわけ。
そして、子供が中学生になっても高校生になっても大人になっても、子供そしてやがては出来て欲しい孫たちのことを考えながら生きていこうとすること、親がそういう思いを持ち、子供にもそれを実際に示し、子供がそれを受け取って生きてくってことは、子供の栄養分として、子供の成長にもとっても必要なことだと思ってます。それがちょっと大きくなったら、もう「何でも一人でできるでしょう?決められるでしょう?」って態度になって、(別に趣味とか何か力入れたり、ある種の使命感あって仕事したりするのはともかく)自分は好き勝手にやりたいことやってる母親ってのは、やっぱり子供にいい影響は与えないと思います。もちろん子供は自立できるようならなきゃいけないわけだけど、そういう理由から子供にそういう態度とる母親というのは、やっぱりそれは本来あらなければいけない形とは違っているのではないか。もちろん親はいつまでも生きてられるわけないけど、そういう意味で子育てに終わりなんてないんです。

小津さんの晩年に撮られた原さんとの映画、この頃の原さんはもちろん若い時にありそうな自己実現欲とかそういうものとは全く別の境地に達していたであろうし、共に子供はいない、だけど日本の古き良き家族が崩壊しつつあり、何とかこのことを映画にして残したい、一人は監督として、一人は女優として、きっとそういう使命感に二人とも駆られて仕事を成し遂げた。もうやるべきことはやったのだと、二人はそんな思いで通じ合っていたのではないでしょうか。

戦後の『東京物語』など小津作品の地味な役柄もいいけど、私は戦前・戦中の役柄も好き。コチラでも紹介のその後の特攻隊になった予科練物語『決戦の大空へ』の「若鷲の歌」を聴いてる時の表情、きっと当時の日本女性たち、原さんの神妙な心持ちがそのまま表れてからのものと思ってます。

もちろん私は小津さんが既に亡くなってる後の世代だし、リアルで小津さんの映画を見てるはずもなく、初めて見たのがここ10年くらいにすぎないのですよ。だからここを見てる貴方なら、きっと日本人としての感性は死んでないし、小津さん達の映画を見ればその素晴らしさがわかっていただけるはず。未だ私の言い続けてることがよくわからないというような方、見れば真の日本人として覚醒されることもありましょう。

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(続き)◆腐った価値観を決定づけたもの ~ 節操ない男女観とセックスに毒された日本人

(戻る)◆男女観・家庭破壊の行着く先 ~ 夫婦別姓で家族の安心と信頼は消滅

◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー

◆ジョンとヨーコの愛と平和は、誤魔化しのインチキ! ~ 子を失った痛切な叫び

◆反日日本人の中核 左翼団塊エリートに支配される日本 ~ マスコミと全共闘世代の暴走 ~ 未だ革命思想を持つ大人コドモ

◆『フランダースの犬』のネロは不幸だったと思いますか?~ 唯物史観、拝金主義で教えられないこと

◆共同親権だの面会保証だのって、これらも家族解体推進法案ですよっ!

◆左翼メディアの日本人白痴化洗脳工作について ~ 『 人間獣化計画 』 と 『 中共対日工作要綱 』

◆フェミと、生き方の自由を主張するオタクは同種のもの ~ たとえ独身で子供がいなくとも、やれることはあります

◆ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の愛した日本 ~ ドラマ『日本の面影』より①

◆本来の日本人の作法、立居振舞を子供たちに習得させましょう ~ 学校教育に責任転嫁したり期待しすぎてはいけません

◆霞ヶ浦 特攻隊のふるさと 土浦(阿見) 予科練跡巡り

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お蔵入り『ふしぎなメルモ』より (TVシリーズ アニメの名作)

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(2020.12.10)
手塚治虫の『ふしぎなメルモ』のオリジナルTVバージョンは封印されています。現在、DVDで売られているものはオリジナルの吹き替え声優ではないんです。オリジナルバージョンはビデオも希少高額、一番いいのはレーザーディスクですが、大変なプレミアム品となっています。どうしても欲しい方は気長にオークションなどで探し当てるしかありません。出されてるDVDでは声だけでなくセリフも全く違うものに置き換えられているでしょうし、やっぱりメルモもオリジナルでないとダメなんです。

『ふしぎなメルモ』は性教育をテーマにして作られたという作品です。といっても内容はそれほどキツいわけでなく、エログロで下品サイテー言葉遣いに満ち溢れた今の子供向け作品の方が何百倍も有害です。当時からすれば妙に色っぽい雰囲気もあって、親に見せてもらえなかったという家も多かったようですが、そういう猥雑なものではなく、主題歌イメージはじめ、作品の全体的なムードはしっとりしてとてもいいし、さすが手塚治虫が自ら率いていた頃の手塚プロの制作だけあって、お蔵入りにするには惜しすぎる秀逸な作品が中にはあります。

現在、手塚治虫の作品を管理している手塚プロの事実上の責任者は手塚治虫の実娘 手塚るみ子さん。私は若かった頃の手塚るみ子さんをよく知っています。彼女は池袋サンシャイン60にあった広告代理店の社員だったんです。あの頃は日本経済の黄金期、バブル最盛期で軒並み日本中で万博並みのイベントが目白押しでした。新入社員ホヤホヤの彼女はそんな時代の花のイベント局でやっていたんです。私も当時、イベント系の仕事をいろいろ手伝っていて、目の前でいつも仕事中の彼女を見てた一時期がありました。彼女は気が強く、よく上司とケンカしていました(笑) でもそれがまさかあの“漫画の神様”のお嬢さんだとは思ってもいませんでした。彼女が手塚治虫の娘だと知ったのは、それからずっと後、彼女が会社をやめてイベントプロデューサーとしてやっているという記事を見つけて、手塚治虫の娘であったことを知りました。彼女についてここにいろいろ書きたい気もあるのですが、遠慮させていただきますね。

『ふしぎなメルモ』が、なぜオリジナル吹き替えでDVDを出さないのか私にはわかりませんが、現在の放送禁止用語だとか、まずい概念があるからとか、現代の要らない制約がいろいろあってのことでしょうが、ぜひTV放送そのままで復刻DVD化やりとげてほしいものですね。亡き手塚治虫氏の思いもきっとそのはず。宝塚の手塚治虫記念館ではオリジナル吹き替えバージョンで見れるという噂を聞いています。

『ふしぎなメルモ』(1971)より ママがかえって来た
メルモちゃんのお母さんというのは既に死んでいます。そのお母さんのおかげで魔法のキャンディを手に入れたメルモちゃんですが、ママが帰って来たという回、でもそのママの正体は、そして悲しい結末……これも泣けるんです。先の『ドロロンえん魔くん』と同じ自己犠牲精神の美しさ、日本人だからこういう作品があるのです。たとえ元々の作品テーマが問題であるととらえたにしても、今の子供たちにも見てほしいエピソードは多々ありますね。

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◆子供向け番組への左翼の本格参入はヤッターマンから ~ ビデオの普及以降、作品作りが変わった

◆『ドロロンえん魔くん』より 火々爺 (TVシリーズ アニメの名作)

◆プリキュア洗脳されたパッパラパー母娘たち ~ こんなのが今の女性の目標!?

◆強烈なカルト悪平等主義の洗脳 ~ 子供に“さん”づけ、先生が生徒に敬語を使う

◆『素顔同盟』の世界が現実化した、新型コロナ マスク強制社会の到来 ~ 少数派 抵抗団体となってしまった、素顔同盟

◆終わってるハリウッド ~ アカデミー賞「主要な役にアジアや黒人などの俳優」「女性やLGBTQのスタッフ起用」など多様性の条件を作品賞の新基準に

◆『 ぞうのババール 』 ~ 王様の権威と必要性を理解させる児童向け作品

◆『フランダースの犬』のネロは不幸だったと思いますか?~ 唯物史観、拝金主義で教えられないこと

◆萌えキャラに熱を上げる男の子たちってのは・・・マスコミの白痴化政策に注意!

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

◆ヘナチョコ男とパッパラパー女はいらない ~ 命とは尊く儚いもの

◆反日企業の雄 ヤフー、ソフトバンクの正体 ~ 男をイヌに仕立て貶める!

◆ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具

◆日本の繁栄を信じて、ふるい立った英霊たちの思いにつながりましょう ~ 貴方も英霊たちの本当の仲間になるために

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朝鮮人は、朝鮮半島に住んでいた古代日本人を蹂躙した侵略者!

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(2018.9.30)
言論弾圧のtwitter、アカウント停止で見れなくなっててtwitter貼ってるとこ全部なおさんといかんね。めんどくさ。あんなクズシステム使わんどきゃよかったわ。朝鮮人はやることが汚い。

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(2016.1.23)
昨日、で紹介しましたが(詳しくは右画像クリック)、明治天皇の信頼が厚く、教育勅語に大きな影響を与えた儒学者 元田永孚(もとだながさね)が明治天皇の勅命を受けて作成した勅撰修身書『幼学綱要』にある、伊企難(いきな)のエピソード挿絵です。『幼学綱要』については、またいつか詳しく取り上げたいと思ってます。

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(2012.10.23)
ここで紹介の『国語副読本』や戦前の道徳教育『尋常 小学修身書』をずっと子供に読ませてましたが、小学校高学年向けにまで進んでくると、ちょっと一年生には厳しくなってきたので、もっぱら今は『日本人を育む 小学国語読本 低学年用』(詳しくは右写真クリック。高学年用もあります)という本を子供に毎朝、読ませてます。これには日本の昔話から日本神話、平家物語のような古典、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』のような近代文学までいろんなお話が収録されていて、しかも全文フリガナ付きなので子供だけで声を出して読み進めることだって出来るし、親にとっても非常にありがたいです。国生みの部分は話がハシ折られて物足りないところもあるのですが、日本神話は他の絵本や本で補足すればよいでしょう。
この本は日本人的な感性を育めそうな材料がいろいろちりばめられていて、平易で短い文章だし、別に小学生に限らず、中高生とかに入門用で読ませるにもなかなかよさそうです。

今日はこの本にある、古代当時の日本と新羅の生々しい関係が伺えるエピソードをご紹介します。
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新羅と戦った古代日本軍の将 【伊企難(いきな)】  (『日本書紀』より)


欽明天皇の二十三年、日本が新羅を攻めた時のことです。
伊企難は大へん勇敢な武士でしたが、不幸にも捕虜となり、新羅の大将の面前に引き立てられました。
「その方、もし褌(ふんどし)をはずし、尻を日本に向けて、日本の大将! わが尻を食らえ! と叫んだら許してつかわそう」
と言われました。伊企難は、
「よろしい! 申しましょう!」
と、早速尻をまくって、新羅の大将の方に尻を向けて、
「新羅の大将! わが尻を食らえ!」
と二度も三度も大声で叫びましたから、伊企難はとうとう殺されてしまいました。

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私は最初、内容も知らず何気なしに子供に読んでもらっていたのですが、話の重さを知って感動のあまり涙がこぼれそうになりました・・・
「いいぞ、いいぞ、偉いぞ、イキナ。これが本物の日本人、日本男児だー! おのれ、憎っくき新羅、朝鮮めー!」って思いでいっぱいに・・・

これこそ本物の歴史、忘れてならない、古代日本人の新羅(今の朝鮮系)への思ひなんですよ!
正史とされる『日本書紀』に記載、こういう凄く大事なことを教えない現代日本の学校教育というのは犯罪的なんですよ。
私も含めてですが、日本人が自国の歴史を知らなさすぎるってこと、思い知りました?
偉大な先人の思ひにつながることが出来ましたか? 日本人は古代史、日本のルーツをシッカリ守りましょう!
(尚、欽明23年は西暦562年、任那(みまな)が新羅に滅された年であり、欽明天皇は最後まで任那復興を夢見ながら亡くなりました。)

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(戻る)   (2011.5.14)
古代において、日本は朝鮮半島の一部を領有し、当時の半島にはたくさんの日本人が住んでいました。
古代 日本人が住んでいた日本文化圏といえた地域は日本本土のみならず、朝鮮半島でも日本府 任那(みまな)を中心に、当時の親日国 倭人の支配していた百済にまで及びます。

そして、任那と百済は、当時の大国 唐と朝鮮人の国 新羅の連合軍によって滅ばされ、その後、朝鮮半島は新羅に占領されることとなります。

そして更には、唐・新羅の連合軍が日本本土にまで侵攻してくる恐れがあったため、日本(倭国)を守ろうとした当時の古代日本人の遺跡が九州にはたくさん残っています。

私は九州生まれで、実家の近くには古代日本の外交舞台となっていた広大な大宰府政庁跡はじめ、当時の日本を取り巻く状況を生々しく語る史跡がたくさんあります。もっと古い吉野ヶ里遺跡など、数多くの遺跡も残されてます。

九州に大宰府政庁が置かれたのは7世紀初め(日本書紀)。当時、朝鮮半島内にいた日本人は、唐と手を結んだ新羅の侵略に追い詰められます。白村江の戦い(663年)において、百済・倭国連合軍と唐・新羅連合軍は陸・海に亘って激しい会戦を繰り広げますが、倭国(日本)は敗れ、百済も滅びます。日本は翌664年(天智4年)、筑紫・壱岐・対馬に防人を置き、大宰府から約1.5kmの場所に防衛戦としての土塁、長大な「水城(みずき)」も築きました。

朝鮮半島から命からがら日本本土に逃げ延びた古代日本人は、その後も残忍な唐・新羅連合軍の脅威に怯え、防波堤となる九州にたくさんの防衛線を張ったのです。
古代日本人がシナ・朝鮮人に抱いていた感情、日本人は決して忘れてはなりません。先人の築いた防衛拠点は、後の元寇ではもちろん、そのまま現代日本の国防にも通じているように思えます。

海を渡ってきた日本人を今では渡来人(帰化人)などと呼んで、奴らはすべての文化が朝鮮から渡ってきたような主張をしてますが、もともと渡って来た彼らは朝鮮半島に住んでいた当時の日本人。
奴らは日本のルーツを根こそぎ奪おうとしています。われわれ日本人はそれに対抗するため、日本本土のみならず朝鮮半島内にいた先人たちの残した日本のルーツを守らなければなりません。

朝鮮人を身近に感じる必要はないでしょうが、日本が領有し、多くの古代日本人が住んでいた朝鮮半島を、日本人はもっと身近に感じなければなりません。日本府 任那を歴史教育に復活させましょう。
日本が領有していた朝鮮半島を侵略し、歴史の歪曲・捏造まで図る奴らへ、徹底した対抗意識を持ってください。

やたら朝鮮半島への嫌悪感を持たせ、「朝鮮には手を出すな」と騒いで日本本土と半島の境界意識を煽ろうとするのは、古代日本が半島を領有していた事実から目を逸らさせるための、奴ら朝鮮系エセ右翼の攪乱戦略です。奴らが守ろうとしているのは、日本ではなく朝鮮半島、それにまんまと乗せられないでください。
(続く)


博多の方から太宰府市に入ってまもなく、道路や線路を横切って木立に覆われた丘が続きます。それが664年、唐・新羅の侵攻に備えて築かれた防衛施設 水城、いわば日本版 万里の長城。今も水城跡に咲いては散る“桜花” 、美しい。

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(続き)◆消し去られる朝鮮半島の日本府 任那 ~ 子供を日本人でなく地球人に育てる驚愕の社会科教科書

(戻る)◆古代日本が朝鮮半島を領有していた事実をもっと広めなければなりません

◆『日本書紀』より、「(古代朝鮮半島の日本府)任那滅亡」

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前の日本史教科書準拠 参考書より ⑦ 朝鮮半島の変遷。韓土の形勢 任那 日本府の滅亡

◆人権侵害救済法案 ~ どうしてこんな売国法案が日本政府から出されるのか

◆『昔の日本はアメリカと同じくらい広かった!』~ 日本人としての自信を持たせた祖母の言葉

◆日本の民謡ばとっても明るい気分にしてくれます ~ 東北への応援歌

◆イザナギとイザナミに見る、日本における男女のあり方 ~ 日本神話を題材に

(始めから)◆竹島を武力行使で即奪回せよ! そして、まずは容易に取り返せる古代における朝鮮半島の日本府“任那”を日本史上に奪還し、日本人に再教育せよ! ~ 韓土の日本領も奪回! 朝鮮半島にある前方後円墳

◆自虐史観は日本人共通の唯一の宗教だった ~ 自虐史観からの脱却は日本における宗教革命

◆「 日本は朝鮮人のもの!」 朝鮮人が参政権獲得に決起 ~ 亡国 民主党政権

◆少子化は自虐史観に関連性あり!? ~ 日独伊 敗戦三国のみが異常な少子化傾向

◆「国を守ろう!」、「一つになろう!」 ・・・これって左翼のスローガンにもなるってわかってます?

◆言論弾圧企業 思想統制ファシズムの twitter

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『ドロロンえん魔くん』より 火々爺 (TVシリーズ アニメの名作)

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(2020.12.8)
こちらのオススメアニメのところに載せていなくても、あの後、昔、子供に見せていたアニメですごくよかったもの、いくつもあります。『ゲゲゲの鬼太郎』の初期ほど名作揃いではありませんが、『ドロロンえん魔くん』(永井豪)(詳しくは右画像クリック)の中にも結構、いいものがありました。鬼太郎が日本の伝承妖怪を元にしているのに対し、えん魔くんは創作であるわけですが、やはりそこには日本人の魂が息づいています。自己犠牲の美しさを描いた日本的な作品ほど尊いものはありませんね。だから世界中の人が昔の日本人の精神に憧れるわけです。

マスコミ ゴリ推しのグロい「鬼滅」なんか見てると気の狂った子供になりますよ。男の子に対するドラゴンボールはじめとした1980年代以降のダラダラしたマンネリ低俗なバトルもの、女の子に対するプリキュアジブリや現代のディズニー作品のような女が主役で、あるべき女性像を勘違いさせる内容のものを見てる子供たちは皆、パッパラパーになっていきます。アニメだって日本人としての土台にふさわしい最初に見ておくべき作品というのがあるんです。それはクラシックなものにしかないし、バカ製造装置の今のTVでやってるようなアニメやドラマなんて論外、ジブリや今のディズニーのような有害作品が土台になったのでは狂人、廃人が増殖していくだけ。言葉遣いはじめ色づかいやデザインもムチャクチャ、それだけでもう全く話にならないんです。そういうのによる日本人の感性の死が、今のような日本の体たらくに悪い意味で結実してるんです。それに気づかねばなりません。

『ドロロンえん魔くん』(1973)より 火々爺(ひひじい)
この「火々爺」は本当に泣けますよ。豊かな感性を育んでいくためにも、こういう泣ける作品を子供のうちに見ておくべきですね! えん魔くんの舞台は主に学校なので、子供たちが馴染みやすい作品が他にも結構あります。

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◆高貴だった日本女性 ~ 子供の想い出を胸に生きる 阿弥陀寺の比丘尼 小泉八雲『心』より

◆ブースカとロボコンを見てる子はいい子に育つ!

◆お蔵入り『ふしぎなメルモ』より (TVシリーズ アニメの名作)

◆プリキュア洗脳されたパッパラパー母娘たち ~ こんなのが今の女性の目標!?

◆AIと工作員に支配されたネット、バカ製造装置のスマホ中毒者に溢れた世界 ~ そして人々はムーンショット計画でバーチャル空間に閉じ込められる

◆子供向け 安心できる日本のアニメ おすすめセレクション

◆もはや日本文化の区別、正常な判断すら出来なくなった、おバカな日本人!~ 中国の英雄 孫悟空を冠した『ドラゴンボール』の奇妙さにすら気づけない

◆“初音ミク”だって、草食系男子と同じフヌケ化工作の一貫ですよ!~ ボーカロイドだって将来のセクサロイドへの試金石

◆『リボンの騎士』が暗示するもの ~ 手塚治虫のポジション

◆働かなくても、金目教さえ信じれば幸せになれる!? ~ 『仮面の忍者 赤影』 金目教 = ミンス教 編

◆日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ ~ 石森章太郎の世界②

◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい

◆日本の繁栄を信じて、ふるい立った英霊たちの思いにつながりましょう ~ 貴方も英霊たちの本当の仲間になるために

◆イザナギとイザナミに見る、日本における男女のあり方 ~ 日本神話を題材に

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真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ⑦
第二十八 足利氏の衰微

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(2017.4.8)  (戻る)
さて、アッチ系のニセモノ国史研究家やインチキ保守知識人とかが蔓延ってますが、本物の【尋常小学国史】より第7回目の今回は、かつてない応仁の大乱のさなか、足利幕府のあだ花のような義政の時世。自分が世を乱した張本人でありながらそれを放置し、戦のさなかも贅に遊びに耽っていた、大変たわけた将軍です。
この後は戦国時代に突入し、国史教科書では北條氏康、上杉謙信と武田信玄、毛利元就の章と続いていきますが、戦国期については今も軍記モノや戦国武将ネタで割とよく知られているので、いったん割愛します。戦国時代の間も皇室不遇が続きますが後奈良天皇による再興がなされ、織田信長の登場によって皇居も再建されます。
次にやるなら、その辺りからにしましょうか。原稿は本章までしかアップしてないので、いったんお休みにします。私にはブログランキング上位に上げさせられる余裕資金なんてないし、あるのは思いだけ。自ら腕を振る以外何もできません。ご支援よろしくお願いします ^▽^)

【「尋常小学 国史より」シリーズ 目次はコチラ】

◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆
尋常小学 国史より ⑦ 第二十八 足利氏の衰微(すいび)

義政が政治に怠った
義満から四代たって、義政の代となった。義政はわづかに9歳で家をつぎ、ほどなく将軍となったが、少しも政治に心を入れなかった。たまたま大風や洪水があって、五穀がみのらない上に、悪病が流行って、人民が非常に困っているのに、義政は一向 憐みの心がなかった。かえって大金をかけて盛に室町の邸の普請(ふしん)などをしたので、第百二代 御花園(ごはなぞの)天皇は、たいそうご心配になって、これを戒められた。さすがの義政もこれにおそれいって、いったん工事をやめさせたが、なほたびたび花見の宴などを開いて、おごりにふけっていた。それ故、費用が足らず、人民からたくさんの税を取立てたので、人々の苦しみはますますつのり、世の中はいよいよ騒がしくなった。
足利家の相続争
義政は、三十歳ぐらいになると、はや政治に飽いてきた。けれども、まだ子がなかったので、弟の義視(よしみ)を養子とした。そうして、義視に将軍職を譲ろうと考え、細川勝元にこれを助けさせた。この時、義政は、この後たとい子が生まれても、けっして義視を退けるようなことはしないと堅く約束した。ところが、まもなく実子の義尚が生まれると、その母は、どうかして義尚を立てようと考え、山名宗全が勝元におとらない勢があるのを見て、これに義尚をたのんだ。
細川勝元と山名宗全とが対立した
足利家の相続の争は、そこで、細川氏と山名氏との争となったのである。

応仁の乱
紀元2127年、第103代 後土御門(ごつちみかど)天皇の応仁元年に、勝元も、宗全も、めいめい味方の大軍を京都に呼び集めた。そうして、勝元は、室町の幕府に入ってここに陣を取り、その兵はおよそ16万、宗全の陣はその西にあって、その兵はおよそ11万であった。これから、両軍は11年の長い間、戦ったが、その間に、宗全や勝元は続いて病死し、後には、両軍の将士らも戦争に飽いて、次第に国々に引き上げていった。京都の騒ぎは、そこで初めて静まった。世にこれを応仁の乱というのである。

大乱の後の京都の有様
この乱のために、幕府をはじめ、名高い社や寺、その他たくさんの建物は、たいてい焼けてしまって、花の都もあわれ焼野(やけの)の原となった。ある人が、この変りはてた有様を嘆いて、

汝(なれ)や知る 都は野べの 夕雲雀(ゆうひばり)、あがるを見ても 落つる涙は。

と詠んだ。
銀閣
こういう大乱の中でも、義政はなほおごりをやめないで、後に、京都の東山(ひがしやま)に別荘を造り、義満の金閣にならって、庭の中に銀閣を建て、茶の湯などの遊にふけり、むだに月日を送っていた。
幕府が衰えた
それで、幕府の財政はますます苦しくなり、将軍の命令は、ほとんど行われないようになった。

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(続き)◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ⑧ 第二十九 北條氏康

(戻る)◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ⑥ 第二十七 足利氏の僣上

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ⑤ 第二十六 菊池武光

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ④ 第二十五 北畠親房と楠木正行

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ② 第二十三 楠木正成

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ① 第二十二 後醍醐天皇

◆日本女性の魅力を引き出す、着物での美しい所作、歩き方 ~ 映画『忠臣蔵』より

◆映画『Sayonara』 愛を貫いて死を恐れない、ヤマトナデシコ~ 変れば変るもの。日本人の美意識

◆謡曲の魅力 ~ 日本人の心としての能の世界

◆往年の日本映画を子供が見はじめました! ~ 『山椒大夫』 『隠し砦の三悪人』

◆『お正月』の歌に見る、日本の子供文化の完全崩壊!~ 独楽、羽根つき、凧揚げ、マリつき・・・どこいった!?

◆戦前の道徳教科書『修身』に見る加藤清正の武勇伝 ~ 自虐史観の正反対から見る豊臣秀吉の朝鮮侵攻

◆男の子がいるなら五月人形と鯉のぼりを飾ろう!~日本の伝統文化を形にして意思表示を

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イチオシ! 『魔法使いサリー』から

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(2018.1.21)
昔のと違って今のマンガ、アニメは子供たちの心を汚らしいものにするためにあります。
この回の『魔法使いサリー』も大変な名作ですよ! リアルで見て覚えてたわけではないけど、子供が小学低学年の頃に『魔法使いサリー』はよく見せてて、私も家事の合間にチラチラ見てたけど、すごくいい作品がいっぱいあるんですね。そして今みたいにドギツイ絵でなく、子供たちにもとってもやさしい絵柄。
ぜひ子供たちに見せてあげてくださいね。大人の皆さんもこういうの見れば胸キュン、きっと童心に帰れますよ。心が洗われますから。アニメが子供のものだった時代。終盤に出てくる、この当時の人気キャラクターたちの描かれた漫画ストリートなんか見るとウルウルきちゃいます ^▽^)

『魔法使いサリー』 東京マンガ通り(1967)

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(2017.12.22)
昔のアニメには本当にいいものがいっぱいあった。
そして、アメリカのとはまったく違う、日本人独自の世界観、死生観を持った作品がたくさんありました。
特にコチラでもオススメしてる『魔法使いサリー』(詳しくは右画像クリック)には、いい話が多数あります。初の女の子向けTVアニメとされた『魔法使いサリー』(1966)ですが、次に放送された『ひみつのアッコちゃん』(1969)では早くもフェミ臭が実はしてくるのですが、サリーちゃんはホント、珠玉の名作ぞろいですよ。
作者の横山光輝は三大漫画家(手塚治虫石森章太郎)の中でも最も保守っぽさが強いですね。今日、紹介するのは雪だるまの話ですが、その雪だるまが溢れんばかりの日本人魂、自己犠牲精神いっぱいなんです。シンプルな絵柄、シンプルな話の子供向けアニメでも、コチラで紹介の『スノーマン』よりもずっと本気で泣けちゃうし、やっぱり日本人だからこそ、当時はこういう話を大切にしてきていた。子供たちの心にも響く。
昔の子供たちはこういうのをたくさん見て育っていってた。幼い頃、こういうのを見てれば、きっといい子に育つ。

ネットマガジンのよさは、好きな音楽やドラマが見れるところ。これは紙媒体ではなしえません。せっかくのネットブログ、クリスマスも近いですし、ここを見てらっしゃる方はぜひ一度ご覧になってくださいね。子供たちにもぜひ見せてあげてください。

『魔法使いサリー』ミスターゆきだるま(1967) 詳しくは右画像クリック
すでに50年前の作品になるけど、昔はこういうのが何度も再放送されてた。

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◆子供向け 安心できる日本のアニメ おすすめセレクション

◆『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』 子供には宮崎アニメでなく松本零士

◆子供向け 安心できる海外のアニメ おすすめセレクション

◆日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ ~ 石森章太郎の世界②

◆ブースカとロボコンを見てる子はいい子に育つ!

◆日本破壊・売国バラ撒き“クールジャパン”国策で支援されるキチガイ劣悪音楽・アニメ・デタラメ日本文化(=暗黒勢力・朝鮮文化)

◆秋田書店のプレゼント不正で思い出すことと、チャンピオン黄金期の思い出

◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい

◆左翼ご用達 漫画家 水木しげるの鬼太郎 ゲゲゲの展覧会に行ってきました ~ 水木しげるさんへの子供の絵によるオマージュをこめて

◆フェミニズム・アニメと単に強い女が出てくるアニメの違い ~ 反日ドラマと仮想敵を日本にしただけのドラマの違い

◆保守の基本は『三匹の子ぶた』~ 日本をワラの家にしてしまう亡国 民主党政府 ~ 対照的なビートルズのアニメ『 イエロー・サブマリン 』

◆あるのは商業主義だけ。必死のアニメ・漫画 マスコミ業界 ~ 幽遊白書に見る古き良き最後の日本

◆アカデミー賞の短編アニメ 『つみきのいえ』 について

◆オールド・ディズニー・アニメのご紹介~ 『花と木』、『うさぎとかめ』、『みにくいあひるの子』

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正に神がかり!予言者 川内康範~レインボーマンの世界 現代日本そのもの

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(2020.1.5)
川内氏の遺作とも言える著作『おふくろさんよ 語り継ぎたい日本人のこころ』(2007)より(詳しくは右画像クリック)。

【私が「1975年に手がけた『正義のシンボル コンド―ルマン』という作品の主題歌にも同様の気持ちが表れている。「命をかける価値もない それほど汚れたニッポン」「人の幸せ祈るより我が身を守る欲の皮 それほど歪んだニッポン」という具合だ。この作品では、誰もがわかるように、公害問題やインフレ経済問題などを扱っていた。しかしそれは例にしかすぎず、言いたかったのは、国が堕落しつつある、人の情けが失われつつある、ということにあった。つまり、死にかけたヒューマニズムをどうにか復活させることができないか、そういう問題提起の気持ちを込めていたのだ。】

【私は世間に「世界を動かすような何かをもっている」と思われているようだが、もし本当に私がそのような男であったならば、こんなに憔悴しきったり、時代から目を背けたりはしないだろう。(略)
「いつかきっと光が訪れる」と小説や映画の中で私はそれらしいことを語ってきた。しかし、自分の生きざまはなんとなくぼんやりとしていて、虚ろ虚ろの、虚しい闇の中である。光はあると言いながらも、本当はそんな世界など信じてやしないのだ。どうしようもない絶望的な時間を重ねここまでやってきた。そんな自分の愚凡さに正直吐き気さえ覚えてしまう。】

いくつか川内氏の著作も読んでいますがどういうポジションの人であるかは別にして、日本と日本人の堕落を痛切に感じとっていた中、とにかく日本を守りたいという氏の想いだけは紛れもない本物。ただし視聴者にはいろんな希望を与える作品を次々と作ってはいても本音はこう。内心、日本の将来に絶望している。川内氏は、自分がメディアという大きな武器を利用できる立場であることがわかってさえいても、それでも自分の力は及ばないだろうと、そんな気持ちにさいなまされていた……
でもそういう心情を理解できる人は家族など自分の影響及ぼせる範囲、もっと力のある方ならそれ以上のところまで、何人かにでも何とかその思いが広がってくれるよう、それぞれやっていくしかないのでしょうね。何度もくじけそうになりながらも、生き残ってくれるよう私がここと家族(子供)に対して出来うる限りのことを続けているように。川内氏もきっと同じ想いだったことと思います。いずれにしろレインボーマン月光仮面とかいない、これが現実です。反面、悪の組織の方はいるということでしょう。

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(2012.1.11)

上画像はレインボーマンの最終回エンディング・シーンから(詳しくは画像クリック)。
こういうのに象徴される通り、レインボーマンは世界のためというより、明らかに日本のため戦っていたことがおわかりいただけるでしょう。本当に日本の愛国者でない限り、40年前から子供向けでこんなシーンはなかなか作れないものと思います。
また実は川内氏、1975年から90年代半ばまで続いた数少ない日本の保守系子供向けTV番組、あの『まんが日本昔ばなし』の監修者でもありました。監修者というのは脚本家が書いたシナリオ等を、ここはダメだと言って最終的に書き換えたりする、とても偉い役割。要するに話がブレたり変な方向に行かせないための監督者のようなもの。そしてあの番組の企画・プロデュースは川内氏の娘がやっていました。彼はTV界が腐れかけてた1970年代後半当時から、日本の昔話が正常に残されていくよう力を尽くしていたわけです。

この川内氏はじめ、手塚治虫や石森章太郎ら日本の偉大な文化人を、愛国者ヅラして揚げ足とりで彼らまで左翼であるかのよう貶めてる連中をネット上で見受けることがあります。そいつらは左翼系工作員や今の腐れ漫画・アニメで食ってるような勢力筋、たとえば宮崎アニメや今の拝金主義金融勢力の手先である出版社・アニメ・マスコミ系など、先人に敬意を持たない(偉大な先人の存在をジャマに思ってる)連中の工作活動だったりするのでご注意を。

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(2010.9.3)   (始めから)  “死ね死ね団”の歌がコチラで聴けます
『レインボーマン』を、ただいま子供とちょっとずつ見ていってます。
作者の川内康範先生は(もはや先生と呼ぶしかない・・・)、日系菓子メーカーが貶められ、ロッテがシェアを躍進するに至ったグリコ・森永事件(1984)でも、犯人がどんな組織かとっくに見抜いていた。その頃の日本人なんて、私を含めて、ノー天気に日本が平和だと信じていた無知蒙昧ばかりだったのに。

『レインボーマン』は、本当に奥が深いです。(詳しくは画像クリック)
ヤマトタケシはレインボーマンとなって、ただ一人、日本を守るため戦い続けます。
レインボーマンを狙うのは、日本滅亡と1億 日本人の皆殺しを企む、日本人に恨みを抱く“死ね死ね団”。

ファッション、カネ、女、クスリ、カルト教団・・・
“死ね死ね団”の武器は、現代日本を蝕む危険そのまま!

左写真は、死ね死ね団のアジトで戦うレインボーマン(詳しくは画像クリック)。その背景にあるのは、貶められた日の丸。これって、まるでどっかの国でやってることそのままですね!
死ね死ね団のボスはミスターK。これも、どこぞの国の頭文字と同じ。

死ね死ね団は、女性向けブティックを経営、流行りのスタイルを作ってはファッションでも儲けてます。その名も、“ファッション・ショップ ケイ(K)”。
さらに、飲めば狂って死ぬという毒薬“キャッツアイ”作戦で、日本の男をメインターゲットに、飲食店などそこかしこで、キャッツアイを男に飲ませて、毎日何十人もの男が狂い死んでいきます。

レインボーマンでは、悪役にもいわゆる“いい女”系の人がたくさん出てきます。
そしてヤマトタケシも、店で転ぶ女を助けようとして、その隙にキャッツアイをジュースに入れられ、それを飲んだタケシも狂ってしまい、精神病院に送られます。
これには、泥酔会見にハメられた故 中川昭一氏を彷彿とさせられますよね。
それ以外にも、無垢な美少女が親切に近寄ってタケシを助けるが、そいつも実は鬼婆が化けていたものだったり・・・

そして、死ね死ね団の実行部隊である“おたふく会”という怪しげな宗教組織が、困ってる人を助けると称して、カネをバラ撒いては人を集めている
これもどっかのバラ撒き政策にソックリだし、“おたふく会”の名前からして、今、ナントカ学会とか言われてるところともカブってしまいますね。

それ以外にも、タケシを助けるフリする精神病院の医者、大手マスコミ新聞社の編集責任者も、みんな死ね死ね団に買収されていて、タケシに真実を知らせようとする善意あるスタッフは、死ね死ね団の魔の手にかかり、爆弾を体に埋め込まれてタケシに近づかせて爆発させられたり・・・無残に飛び散った体を見て、「必ずカタキをとってやる」と誓うタケシ。

親切だったり、美人で魅力的な人の中にも、実は悪い奴がたくさんいる設定。死ね死ね団のキレイなお姉ちゃんが、無垢な子供たちをさらっていったり・・・子供にもいい教訓になります。
さらにハニートラップ、人間爆弾、日本人1億虐殺計画・・・見てて、リアルこの上なく、十分、大人が見るに応えられる内容。
ウルトラマンや仮面ライダーだって、もともとは子供向けでなく、当初は大人を十分意識した作りがなされてました。
完全に子供向けになってしまったのは、ウルトラマンならタロウ以降、仮面ライダーならX以降で、それより後のものは本当に内容が軽いです。それまでのウルトラマンエースや仮面ライダーV3までは、大人でも存分に楽しめる内容となっています。

昔のドラマは、子供向けのものでも現実的で、宮崎アニメのように頭をお花畑にしてしまうものと違って、よく人が死んでたように思います。

左翼が騒ぐ“命”に敏感になりすぎてはいけません。
人が死ぬのは当たり前だから、人が死んでも気にするな、とか言ってるのではありません。
そうではなく、生きてることが奇跡的で、もっと生きてることに感謝して生きなさい、と言ってるのです。
昔は、ちょっと風邪をこじらせただけで、すぐに人は死んでいました。
しかし今は、ちょろっと病院に寄って薬をもらい、治してもらって当たり前という感覚。
治してもらって当たり前ではなく、治してもらうことこそ奇跡的で、今、生きてて命あることに感謝しなければならないということを言ってるのです。

死というのは、現実そのものです。本来、人間は常に死と向き合って生きなければなりません。動物の世界だって、弱い生き物は強い生き物に食べられてしまうし、ちょっと警戒を怠ったりすると、すぐにやられてしまいます。本来、人間だって同じであり、これを否定することは破滅につながることを認識しておくべきです。

この通り、レインボーマンの世界は、当時から40年も先に当たる現代日本を本当によくとらえてます。
“死ね死ね団”のアジトに飾ってある貶められた日の丸だって、きっと川内先生自身が、どっかの国や組織で実際に見たことあったものなのでしょう。

当時放映されたのはテレビ朝日系でしたが、幸い、著作権を川内氏自身らが持っており、テレビ朝日は著作権を持たないようです。
もしもテレビ朝日が持っていたら、お蔵入りで見れなくされてしまっていたのは間違いなく、ここにも川内氏の未来を見抜く鋭い気遣いが伺い知れます。

タケシの母親が和服を着ているのも、見ててとても感じいいです。
そしてレインボーマンであるヤマト・タケシの師匠は、インドの聖人 ダイバ・ダッタ。
ダイバ・ダッタは死後もタケシを守り続けます。タケシの拠り所をインドに置いた点からも、作者の深い意味が伺えます。
ブッダの弟子にもダイバ・ダッタというのがいて(但しブッダと敵対していたと言われることもある弟子)、そこから名前をとったのでしょうが、川内先生が、ぜひダイバ・ダッタのように、今もどこかしらで、日本を見守り続けていることを願ってやみません。

全部見たら、また引き続きレインボーマンについて書こうかと思ってます。
よろしければ、みなさんもぜひ一度、子供たちと一緒に見てみてください。
(続き)

『行けレインボーマン』  「愛の戦士 レインボーマン」 オープニング主題歌 (1972)
「肌の色が違っても人間みな同じ」というような一見、左翼的に思える歌詞もありますが、これについて詳しくはこちらもご参照ください


『 レインボーウーマン 1 』  新レインボーマン外伝
パロディでこんなものまであった。誰が作ったんだろう? 結構笑えて、お色気満載、男性は喜ぶだろうけど、とても子供には見せられない。内容はイデオロギー的に間違ってはいないが、こういう萌え系お色気キャラを使うとこって、保守を茶化してるようで、あんまり信用できないな。でも、よく出来てるし見る価値はあると思う。通して見ると40分ぐらいの大作。

以下、続き。レインボーウーマン 2レインボーウーマン 3レインボーウーマン 4レインボーウーマン 5前半レインボーウーマン 5後半

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(2011.9.14)
ここの死ね死ね団アジトの日の丸を汚して「死ね」と書かれた写真、これを見てると民主党や日教組などのアジトに同じものが飾ってあっても何の違和感もない気がする。女子サッカー(なでしこジャパン)の日の丸の赤地に書き潰された寄せ書きなんかも、デザイン的にこれに近い。

こういうサブリミナル効果を逆手に利用して、悪者のところに日の丸を汚したものが飾られてるのを子供の頃から見ていれば、条件反射的に日の丸を汚す輩は悪い奴だと認識するようになる。当然、このレインボーマンのシーンを見て育った子なら、汚された日の丸を見れば、即“死ね死ね団”が思い浮かぶ。そして正義役のところには美しい日の丸を飾っておけばよい。

ただし基本はそれでいいのだが、国が丸ごと乗っ取られてしまった場合は、逆に奴らが日の丸を利用するようになるので注意しておかねばならない。だから日の丸を大切にするのもバカの一つ覚えになってはいけない。肝心なのはイデオロギーを見抜ける目を持つこと。そういう子を育てなければなりません。

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(続き)◆親日ヒーロー 『 レインボーマン 』を全部見た!

(始めから)◆日本政府は死ね死ね団に乗っ取られた! ~ 今の日本を予見した月光仮面 川内康範

◆“初音ミク”だって、草食系男子と同じフヌケ化工作の一貫ですよ!~ ボーカロイドだって将来のセクサロイドへの試金石

◆今の宮崎駿/ジブリ作品は本当に日本のアニメなのか!?~ ディズニーだって、創価の配下?

◆『昔の日本はアメリカと同じくらい広かった!』~ 日本人としての自信を持たせた祖母の言葉

◆ウルトラマン円谷がパチンコ傘下に! ~ 女子供の洗脳に熱心な左翼売国勢力

◆美人はバカで性格悪いのが多い ~ 大切なのは、家族の幸せを願う自己犠牲精神

◆特に男の子がいるなら絶対読むべし! ~ フェミ女に巻き込まれた男は破滅

◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー

◆草食系男で日本男児を貶める朝鮮 ~ 浮かれ草食男よ、恥を知れ!

◆パチンコ市場30兆円!GDPの1割が在日!? ~ 在日マネーに支配される日本

◆うるさい街宣右翼 実は反日朝鮮人 ~ 愛国心を貶める反日分子たち

◆“人類、皆兄弟”、“肌の色が違っても人間みな同じ”・・・~ 左翼的に思える言葉でも時代考証が必要ですね

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