アカデミー賞の短編アニメ 『つみきのいえ』 について
(2020.11.27)
この『つみきのいえ』のようなパターンで、マスクをしなくてよかった頃が回想されるような映画がいづれ表れてくるのでしょうか……
マスクをはずしましょう。大人がマスクしていることで子供たちはそれに従うしかないんです。だから国の指導や同調圧力に従うままマスクしている行為自体が子供達の日常や将来を破壊する犯罪行為に等しいんです。子供達のためマスクをはずしてください。でなきゃ、もう永遠にこのままですよ。
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(2019.12.20)
年老いてからは、この『つみきのいえ』のように、子育てや家族の思い出を胸に残りの人生を生きていけるようになれるといいですね。男性ならたとえ子供がいなくともここで引用してる映画『キリマンジャロの雪』のように恋愛遍歴を思い出に抱いてる人も多いかもしれない。でも女で恋愛遍歴だけを思い出に生きるのは辛いのではないでしょうか。しかし、恋愛も子育ての思い出も何もないまま人生を終えるような大変気の毒な人々が今まで以上に激増しそうです(既に多いでしょうが)。男性ならゲームやアニメの思い出しかなかったり、女性だと……女子会とか(笑)
とにかく女性にとって子供と接してる時、子供を育ててる時ほど輝いてる時というのはないんですよ。マスコミや政治が外で働くことこそ女が輝くなんてデタラメをゴリ押しし続けてます。無価値なものを大きな価値あるように喧伝、猛烈な悪意によるミスリードだけど、ゴイム(家畜豚)だから思考判断能力もまるでないので皆コロッとダマされます。いい学校行ったとか留学したとか、いくらお金だけあっても何も関係ありません。パッパラパーになるため猛勉強して、いくら高額なお金を支払っても……所詮そんな奴らは家族揃って皆ゴイムになっていきます。
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(2012.3.21)
ここで最近の作品を紹介することは滅多にありませんが、『つみきのいえ』という短編アニメーションがあって、この作品はアカデミー賞短編アニメーション部門(2009)を日本人監督で初受賞する快挙を成し遂げてます。
制作者のアニメーション作家兼監督でもある加藤久仁生氏は、個人クリエーターでなく制作会社のROBOTというところの社員であり、普段はCM制作までやってる思いっきり商業主義にドップリ浸かってる人であるわけですが、この作品はなかなかいいです。脚本もROBOTの社員のようですが。
こういう作品がアカデミー賞をとってるのなら、アカデミー賞というのはまだまだ完全に腐りきってないんだなというのが何となく伺えます。
でも、「日本のアニメすごい!」 「加藤久仁生スゲエ!」とか、単細胞ネトウヨ的に日本人を礼賛するのでなく、そのルーツたる手塚治虫や石森章太郎のような過去の偉人、昔の東映アニメのようなもの、そして古い日本映画にこそいいものがたくさんあって、ぜひそういうのを見ていっていただきたいと思います。手塚治虫なんかはTVシリーズに限らず秀作が多数あります。
それはともかく『つみきのいえ』、舞台は無国籍で決して日本的とは言えませんが、これはこれでとってもいい作品。水没する街、家族が死んで一人残された老人の回想を元に、家族の憧憬がテーマになってます。削除もありえるので、ぜひ早めに一度最後までご覧になってください。
今やカス作品ばかりの腐りきった日本のアニメ・映画・TV制作業界ですが、その気になればいい作品を作れる力を持った作家、まだまだいるんだということでしょう。
ちなみにただいま八王子市夢美術館というところで、加藤氏の展覧会が開催されてます(今週日曜日の25日までなので、ご興味ある方はお急ぎを)。
『つみきのいえ』 加藤久仁生 (2008)
House of Small Cubes (詳しくは右画像クリック)
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(2013.11.19)
『つみきのいえ』、去年の記事ですが、少し前に流行ったレイモン・ペイネの絵を、何となく私は思い出してしまいました。
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◆子供たちへ仲のいい兄弟姉妹を育てる術を教えておかなければいけない ~ 一人っ子の増えた現代だからこそ
◆自殺対策なんて、奴らは利権化することしか頭にない! ~ 公の“萌え”、パッパラパー化について
◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい
◆エセ保守 捏造ノスタルジーの映画『ALWAYS 三丁目の夕日』について
◆アンパンマンやなせたかしと人権左翼や狂った法務省との深い関わり
◆「日本の妖怪が勝ったぞ!」、いやあ、昔の日本映画は本当に素晴らしい
◆『素顔同盟』の世界が現実化した、新型コロナ マスク強制社会の到来 ~ 少数派 抵抗団体となってしまった、素顔同盟
◆マグマ大使のゴアって、共産主義者だったんだな ~ 未来の“こども園”ってこんな感じだろ。パパとママを知らない子供たち
◆日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ ~ 石森章太郎の世界②
◆昭和の香り漂う青梅紀行 ~ 赤塚不二夫会館からレトロ館、鉄道公園へ
◆秋田書店のプレゼント不正で思い出すことと、チャンピオン黄金期の思い出
◆終わってるハリウッド ~ アカデミー賞「主要な役にアジアや黒人などの俳優」「女性やLGBTQのスタッフ起用」など多様性の条件を作品賞の新基準に
この記事に対するコメント
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号泣しました。
言葉は要らないですね。
人を、家族を大切にしようと思わせてくれる良い作品でした。
緑 | 2012/03/21 4:23 PM
良作です。
傑作
coffee | 2012/03/22 12:00 AM
サファイアさん、こんにちは。
青空といいます。
なかなかシュールないい作品ですね。
アカデミー賞を取るだけ説得力があり良い作品ですね。
応援、ポチットな!
稼ぐアフィリの簡単な方法@青空 | 2012/03/22 3:26 AM
「つみきのいえ」は私も好きでした!
私が中学生か高校生の頃、shockwave.comというウェブサイトで、同じ方の別の作品「或る旅人の日記」というのを兄弟と見ていて、お気に入りでした。
その後その作者さんのこの作品を知り、びっくりした思い出があります。アカデミー賞を取ったんだ!と。
人の一生のあり方を端的に表現していて、人生の儚さと寂しさを感じました。だからこそ何を大切にすべきなのか、分かりやすいです。
DVDは買えていませんが、レンタルしてじっくり何回か見て、音楽をBGMにお昼寝をして気持ちが良かった思い出があります。
長澤まさみさんの語りがあるものと、ないものがDVDには入っていました。
葉っぱ | 2013/05/03 1:46 AM
おっ「つみきのいえ」!!
私も大学の授業の一環で見ました!!
このどこか物寂しいけど、暖かみのある世界観がいいんですよね。
この作品こそもっと多くの人が見るべきです。
快傑虹孔雀 | 2013/11/23 6:57 AM
>>とにかく女性にとって子供と接してる時、子供を育ててる時ほど輝いてる時というのはないんですよ
・・自分の母そんなことありませんでした。
母の意のままの範疇から外れますと。
なもので女性ですが、子供や女子会なども興味がありません。
だからたまに「硬派」といわれるのかもしれません。