日本の面影

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女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

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(2010.10.9)
男の子に比べ、今の時代の女の子の教育・躾けに悩まれてる方が多いのではないかと思います。
ウチも男の子なので、ここでは男の子寄りの事例紹介になってしまいがちです。

今の世情では、子供向けアニメや雑誌などの大衆文化に、親が無関心で無防備だと、女の子なんてすぐにアバズレ洗脳されてしまいます。

昔は、娘に甘くなりがちな男親が言わなくとも、女親が割と厳しく娘を躾けていたのですが、今の時代、先のプリキュアの事例のように、母親が率先して女の子に必要な女らしさを否定してアバズレ洗脳する傾向にあります。

しかも男親には、女の子である娘とどんな風に接すればいいのかすら、わからない方も最近は多いようです。

男も女も、やはり幼児期の教育がその後の生涯に多大な影響を与えることは間違いありません。小学生半ばぐらいから急に焦ってやりだしても、手遅れになりがち。

『赤いくつ』という有名な童話があります。赤い靴を履いた少女が死ぬまで踊り続けるという話。
しかし、このお話、左翼が大嫌いなようで、私は子供を連れ、児童館のようなところに行って絵本をよく見ますが、このお話の絵本、その手の場所でこれまで見たことありません。

きっと今の20歳代以下でも、このお話を詳しく知ってる人、少ないのではないかと思います。
特に幼児・小学生になると、このお話は蔓延った左翼教育のせいで日本では抹殺され、ほとんど知られていないのではないでしょうか?

もともと、アンデルセンの母が彼に聞かせたものを元に作ったようで、マッチ売りの少女のモデルも、貧乏だったアンデルセンの母親だったそう。

親不孝でチャラチャラした小娘の話で、このダイナミックな展開、可愛い女の娘の脚が切り落とされるショッキングなシーンなど、きっと小さな娘が聞けば震え上がることでしょう。
今、小さな娘さんが周りにいない方も、いずれお子さんやお孫さんが出来た時のため、このお話、ぜひ覚えておいてください。

昔、私が聞いていた話は、死ぬまで踊り続けて、いつのまにか娘が消えてしまうという内容でしたが、オリジナルでは、脚を切り落とされて改心するという展開のようです。
だから、子供に聞かすのも、やっぱりオリジナル通りでないと、胸に突き刺さる話としては、子供の心に残らないと思います。右の絵は、駅売店とかによくある永岡書店というところの、うちにあるミニ絵本の旧版(絵:大野豊。詳しくは画像クリック)から。ポプラ社の今のミニ絵本版も見たところ悪くなさそうでした(詳しくは右画像クリック)。

アンデルセンのダイナミックな展開、感情を揺さぶるような話は、子供の感性や想像力を高めるのに、とても効果的に思います。
悲しいお話でも、どうしてこんなことになってしまったのか・・・そういうのを考えさせることこそ、子供にはとても重要なんです。

大切なのは、こういう教訓めいた話を幼児期にたくさん聞かせておくこと。
女の子だからと、お姫さま話ばかり聞かせていてはいけませんよ。子供を戒める、もっと地に足の付いた現実的なものもたくさん聞かせましょう。
今、売れてるだのと各マスコミ等で紹介されてる絵本やアニメ、全部ダメと思ってよいでしょう。
児童書の世界なんて、今や完全に左翼に乗っ取られてます。聞き慣れない新しいお話の絵本なんか、子供に読ませる必要ありません。
2歳位までは、左翼的なドワーンとした感じの絵本でもよいでしょうが、3歳を過ぎて自己に目覚めだす子供には、ダイナミックに展開するオーソドックスな童話や昔話だけで十分です。

【 赤いくつ 】
デンマークの世界的な童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの創作童話。
貧しい少女カーレンは、病気の母親と2人暮らし。ある日、靴を持たない彼女は足に怪我をしたところを靴屋のおかみさんに助けられ、赤い靴を作ってもらう。その直後、看病も虚しく母親は死んでしまった。カーレンは母親の葬儀に赤い靴を履いて出席し、それを見咎めた老婦人は彼女の境遇に同情して養女にした。

裕福な老婦人のもとで育てられたカーレンは、町一番の美しい娘に成長した。ある日、靴屋の店先に綺麗な赤い靴を見つけたカーレンは、老婦人の目を盗んで買ってしまう。戒律上無彩色の服装で出席しなければならない筈の教会にも、その赤い靴を履いて行き、老婦人にたしなめられる。それでもまたカーレンは教会に赤い靴を履いていく。老婦人が死の床についているときにさえ、カーレンはその靴を履いて舞踏会に出かけてしまう。すると不思議なことにカーレンの足は勝手に踊り続け、靴を脱ぐことも出来なくなる。カーレンは死ぬまで踊り続ける呪いをかけられたのだった。

夜も昼もカーレンは踊り続けなくてはならなかった。カーレンが看病しなかったばかりに亡くなった老婦人の葬儀にも出席できず、身も心も疲弊してしまう。とうとう呪いを免れるため首斬り役人に依頼して両足首を切断してもらう。すると切り離された両足と赤い靴はカーレンを置いて、踊りながら遠くへ去ってしまった。

心を入れ替えたカーレンは不自由な体で教会のボランティアに励む毎日を送る。ある日、眼前に天使が顕現し、罪を赦されたことを知ったカーレンは、法悦のうちに天へ召されていった。

『 レッド・ブーツ 』  ジェフ・ベック  (1976)
LED BOOTS – JEFF BECK 

ロック史上で歴代ギタリストの人気ナンバー1は、恐らくこの人ではないでしょうか。この曲は日本語読みすると赤いブーツのことと思ってしまいますが、実は“Led Boots ”のことで、赤い靴ではありません ^^)  フュージョン、クロスオーバーの先駆けとなった傑作アルバム『ワイアード(Wired)』より(詳しくは右画像クリック)。

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この記事に対するコメント

  • 【前サイトURLのこの記事へのコメント】

    踊り続ける赤い靴、パロディにもよくされますね。足が切られるきつい話とは知りませんでした。
    じゅん | 2010/10/09 10:27 PM

    日本の昔話も、現在一般的に伝えられている内容とは実際の話は異なることが多いですね。
    ランクリ
    coffee | 2010/10/10 8:32 AM

    自分勝手な欲望と義務を負う大切さ
    こういう話を知っていたら
    悲しい子棄て子殺しの事件も減ることでしょうに。
    デンマークは王室の下、国民が一丸となって開墾して
    国家を豊かにした歴史があるんですね。
    愛国志民 | 2010/10/10 12:56 PM

    物に執着するのもほどほどにしたいものです。
    先日、部下のお父様の葬儀に参列しましたが、職場のフェミ女が
    ド派手なマニキュアをしていたのにはほんとあきれました。
    場所柄を弁えないバカ女が多いです。
    「レッド・ブーツ」、ジェフ・ベックのギターもいいですが、
    ナラダ・マイケル・ウォルデンのドラムもいいですね。
    tatsuya1963 | 2011/09/18 6:38 AM

    赤い靴の話は良い教訓になると思います。
    こう言う話を、幼少の頃から読み聞かせしていれば、礼儀正しい人間になると思います。しかし、今のように、母親や父親がパッパラパーではどうにもなりません。
    先ずは、馬鹿な大人、幼稚な大人を改心させるのが先決です。
    幸い、そんな幼稚な大人もインターネットは使うだろうから、良心的な保守サイトに巡り合い、影響を受けて欲しいと願うばかりです。
    神風 | 2011/09/19 1:29 PM

    アンデルセン童話といえば、影絵劇にもなった「パンをふんだ娘」も富に有名ですよね。美しいのは顔だけ、内面は虫をいじめ殺して喜んで家事手伝いもしたがらない、ネジくれた親不孝者の少女が、養育先の金持ち家から親へのおみやげにもたされたパンを踏んづけて水溜りを飛び越えようとしたために地獄に引きずりこまれ、罪の償いのため、小鳥に生まれ変わってパンくずを飢えた仲間のために運び続けるという話。これもキリスト教が背景にあるお話ですが、パンはイエスキリストの肉体の象徴ですから、踏みつけるなんて言語道断の所業。まさに神をも恐れぬ大罪を、少女は犯してしまったわけですね。
    「外見を気にしてばかりの内面が貧困な女に育つな」
    「男性はそんな女に引っかからないようくれぐれも気をつけろ」
    まさに今の歪な男女社会にピッタリな教訓となるお話でしょう。
    あっとまーく+ | 2012/02/04 9:22 AM

    カーレンの絵姿を見て、現代ならと思いつきました。茶髪でコテで巻きだらしなくアップした髪型、露出度のある赤いキャミワンピ、じゃらじゃらアクセをつけて、生足に赤いミュールあるいはレギンス、ニーソと言った所でしょうか?カーレンのドレス姿を多分今の若い人は何とも思わないかもしれません。でも昔の人なら派手だと思ったでしょう。今はますます格好が酷い事に気づかされます。カーレンの教訓は永く生き続ける素晴らしいものですね。
    ヤマト | 2012/10/21 4:31 PM

    はじめまして。
    現在20代の娘が小さい頃にこの話を読んでやりました。足を切断することになるオリジナル版です。子どもはひえ~と怖がってました。
    他に「たつの子たろう」の話も最近はサヨク演劇によって「貧困が生んだ母子の悲劇」とされてますね。昔は自分だけが食べてしまった罰=姑息なこと、卑しい事をしてはならないという教訓だと子供心に捉えてましたが。
    北欧童話の「星のひとみ」も教育者さんは好まないですね。幼児虐待や残酷な場面があるからなのか。
    紺屋のねずみ | 2012/11/07 9:09 PM

    「あかいくつ」 恥ずかしながら、知りませんでした。早速、子供に読ませたいと思います。
    にんにん | 2012/12/01 11:17 PM

    このサイト、ちょっと気になります。

    http://hukumusume.com/douwa/pc/world/02/16.htm
    世界の童話や日本の民話を紹介している『福娘童話』という名前のサイトで、
    赤い靴の話しも紹介されていますが、カーレンの足が切られず、
    おばあさんの死を知って悔い改めた途端に靴が脱げるという
    ハッピーエンドに改竄されてます。
    『福娘』という名前も、いかにも女性を意識させるような名称で
    怪しい気がしますね。
    ちなみに、イソップ童話の概要について
    こんな風に説明してました

    >当時のイソップ童話は、奴隷のイソップが、当時のギリシャを生きるための知恵や、権力者をいましめるためにつくったものです。

    「権力者をいましめるために……」の件がなんか左翼くっせえ……、
    と、思ってしまいました。
    (そもそも作者のイソップ自体、半ば伝説的的な人物で、
    実在したかどうかもハッキリわかってない)
    童話や民話、古典などを扱うネット上のサイトなどにも
    運営している人間の素性なども含めて注意を払うべきでしょうね。
    手軽に見れるだけに、安易に利用してしまう人が多いでしょうし、
    どこにどんな悪意的な改竄や曲解が加えられているか、
    わかったものではありません。
    あっとまーく+ | 2013/07/20 11:19 AM

    >紺屋のねずみさん
    龍の子太郎がそんな話しに仕立てられてるんですか……。
    困難に立ち向かって豊かな暮らしを開拓するために努力することの大切さ、怠けずに一所懸命働くことの大切さ、それこそがこのお話しの神髄ですし、努力嫌いのずるけ虫左翼どもが教訓にすべきお話しなのにね。
    だいたい、今がどれだけ文明の発達によって楽できる時代だと思ってんだか。自力で山を崩して畑を開墾しなきゃいけない時代と、店に行って食べ物買えば簡単に手に入る時代とは大違いだっつーの。貧困の質が違い過ぎ。
    自分の都合の悪いことはとことん曲解して利用する、汚い連中ですね。
    あtろまーく+ | 2013/07/31 12:00 PM

    あかいくつの38ページに首切り役人があった。
    首切り役人のズボンは、群青色。
    あかいくつ | 2013/09/07 7:08 PM

    あかいくつの38ページの首切り役人のズボンが群青色と書いたのは
    「永岡名作アニメ絵本シリーズ14」の
    「あかいくつ」でした。
    「おんどりアニメ絵本館16」の「あかいくつ」は、
    緑のズボンだった。
    あかいくつ | 2013/09/12 4:36 PM

    前に深イイ話という番組で、タレントのちあきが、白馬の王子様はいなかったということで、娘にシンデレラは読ませないとか言っていました。
    アホかと思いました。でも少女漫画とかドラマとかで、誰かが棚ぼたで幸せにしてくれると洗脳されてきたかもしれません。
    a | 2013/11/10 4:34 AM

    私も「赤いくつ」の少女のように、おろかな女でした。児童作家になりたくて、今まで頑張ってきましたが、無理だということに気付きました。ちびくろさんぼのように細かな描写、昔の日本文学のような色彩豊かな、景色が登場人物の心を表すような文章を書きたいと思っていたのですが、出版社はそのような作品を嫌っていたのですね。もう30歳なのに、仕事首になりそうですし、結婚もしていないし…。
    蠍座 | 2016/08/28 6:23 PM

    「永岡名作アニメ絵本シリーズ14」の「あかいくつ」の
    38ページの首切り役人のズボンは、
    群青色に見えるが、実は、青紫か、紺色だろうか。
    あかいくつ | 2018/10/20 4:18 PM

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