日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

子供向け 安心できる特撮ドラマ おすすめセレクション

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(2012.5.8)
ここで選んだ中で最も日本的な作品は『大魔神』シリーズかもしれませんね。脚本はもちろんですが見事な特撮で、その迫力は大変なもの。
下記には入れてませんが同じ大映の初期の『ガメラ』シリーズでも、琴を弾く和装女性たちが突然出てきたりで、日本的な演出が随所に見られます。
前に『妖怪大戦争』も紹介してますが、この1960年代までの大映作品は特撮に限らずとっても日本的なものが多いよう感じます。東宝や東映、松竹などには左の匂いがするのも結構あったりするのですが、それら映画会社は生き残り、大映や『明治天皇と日露大戦争』で大ヒットした新東宝とかも潰れてるし、やはり何らかの工作があったのではないか、そんな気がします(しかも、この二社にはなぜかピンク映画を推す勢力が入り込んでいってるし)。

『大魔神逆襲』  (1966)  予告篇
大魔神は命を投げ出して頑張ろうとしないと決して助けてくれません。そういうところに日本的価値観が見られます。左翼はそんなのバカバカしいという価値観でしょうが。この作品では『マグマ大使』のガム役の子が出演、『仮面の忍者 赤影』の青影役の子と並んで、とってもキュートで実力派の名子役と思います。

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(2011.4.23)
日本、そして海外アニメの次は、やっぱり特撮モノ。
これも日本のオススメアニメと同じく、70年代前半までのものに限ってます。
当時の日本の特撮技術、世界一といわれてました。

ウルトラマンや仮面ライダーなど、オリジナルの作者亡き今、人気のこれらブランドは、左翼のプロパガンダや子供たちへの洗脳に最も利用されやすい作品といえます。世代によっていろんな思い入れあったりするかと思いますが、教育上の観点も考慮し、新ためて子供に見せるなら、やはり初期のものに限るべきであること断言しておきます。原作者のポリシーもしっかり反映されてるし、割と大人も楽しめる作りになってます。何より脚本がしっかりしているのです。

もともとウルトラマンも仮面ライダーも、大人を意識して作られた作品でしたが、途中から急に子供向けの軽いノリになってしまってます。
ウルトラマン シリーズについては、A(エース)の次の『ウルトラマンタロウ』から急に話が子供っぽくなっていて、比較して見れば、すぐわかります。この傾向は仮面ライダーも同じで、同時期のX(エックス)以降はやはり子供向けに絞った作りがなされてます。
私は初代ウルトラマンやセブンはリアルで見れていませんが、何よりこの頃の怪獣のデザインはピカ一だし、やはりこれらオリジナルが一番いいです。
特に男の子なら、すぐ夢中になるし、強い男のイメージ像を持たせる上でも、この種の作品、小さな頃に少しは見ておいた方がいいように思います。それに男の子なら、これらの格闘アクションに興味を持たせておくべき。

ただし、いくら大人も楽しめる特撮モノとはいえ、基本的に小学校低学年を過ぎたら卒業させなければなりません。これは結構重要なことなので覚えておいてください。それを過ぎてもこの種の作品に嵌ってると、やはり幼稚な人間になってしまうでしょう。
それとどんな番組でも、もちろん見せすぎはダメ。必ず1日1時間以内とか、時間を区切って見せましょう

尚、円谷系の『怪奇大作戦』とかも入れようか迷いましたが、DVDが品薄で高いので、今回は外してます。
それでは以下、ご紹介させていただきます。画像クリックでDVDも出てきます。

ウルトラQ』 (1966)
ウルトラマンが登場する前の円谷プロ製作の大ヒット特撮ドラマ。大人も十分楽しめるSF作品となってます。今も大人気のカネゴンはじめ、ガラモン、ナメゴン、ペギラ、ケムール人など、人気の怪獣もたくさん登場。ウルトラマンのような超人は登場せず、人間自信で問題を解決していきます。元はモノクロ作品ですが、ファンには嬉しいことに、何とカラー化したDVDがまもなくリリースされるようです。

ウルトラマン』 (1966)
特に説明の必要なさそうに思えますが、きっとこれからの世代では、くわしいことは全然わからないという人が沢山出てくるでしょうね。すべての特撮ヒーローものは、ウルトラマンのパクリといってもいいくらい、大きな影響を与えた作品でしょう。バルタン星人、レッドキング、ゴモラ、ゼットン、メフィラス星人、アントラー・・・今も大人気の怪獣が続々登場します。

ウルトラセブン』 (1967)
ウルトラマンは怪獣との戦いがメインでしたが、セブンでは宇宙人の侵略を受ける話が多く、よりSF色の強い作品です。かといって変に地球人的なイデオロギーは当時の作品にはなく、ウルトラ警備隊の人たちも立派な日本人として戦ってます。エレキングやミクラス、ウィンダムなどの人気怪獣はじめ、ロボット キングジョー、メトロン星人やガッツ星人、ボーグ星人など人気の宇宙人も多数登場します。

帰ってきたウルトラマン』 (1971)
ウルトラセブンまで製作に当たっていた円谷英二が降り、息子の円谷一が製作に当たってます。ベムスターやブラックキングなど、今も人気の怪獣も割と登場します。中でも夫婦怪獣 シーモンスとシーゴラスの回はオススメ。この頃からウルトラ兄弟という概念が生まれ、ウルトラセブンとかも途中、登場します。

ウルトラマンA』 (1972)
一組の男女が一緒になって変身するという、これまでにない設定。これまで一人だった女性隊員がA(エース)では二人出てきますが、この頃は変なフェミ色もなく、安心して見てられます。出てくる女性も大体、女性らしいです。尚、A以降、人気の怪獣というのが出てこなくなってます。ただ、脚本はしっかりしており、保守寄りな精神など、子供に訴える内容も多いです。一応、監修には円谷一が当たっていたようですが、放映の終り頃、亡くなってしまってます。

仮面ライダー』 (1971)
石森章太郎 原作の改造人間「仮面ライダー」シリーズの初代オリジナル作品。1号 本郷猛役で出演していた藤岡弘が事故で途中降板、2号役に佐々木剛が登場しましたが、それによってあの変身ポーズが生まれたし、2号の頃の怪人(改造人間)役のデザインが意外と秀逸でとてもよいです。途中から新1号役として藤岡弘が復帰します。ダブルライダーで登場する場面も多いです。くわしくはコチラも

仮面ライダーV3』 (1973)
仮面ライダーV3は、本郷猛の後輩 風見志郎が瀕死のところを、仮面ライダー1号と2号に助けられ、V3となった設定。このシリーズは、アクションや爆薬の使われ方が一番いいように思います。トリプルライダーで戦う場面が多いのに加え、ライダーマンというキャラも別途、登場します。

人造人間キカイダー』 (1973)
仮面ライダーの大ヒットを受け、同じ石森章太郎によってキカイダーは作られました。このキカイダーもとっても奥が深く、なかなかの秀作、海外でもとっても人気が高いようです。キカイダーは人造人間、要するに変身するロボット。不完全な良心回路を持ち、善と悪の間で揺れ動くというのもこれまでにない設定です。終盤、大変な人気悪役キャラとなるハカイダーも登場します。

レインボーマン』 (1972)
このサイトで何度か紹介したことある、とても愛国日本的な作品です。日本滅亡を企む死ね死ね団と孤軍奮闘で戦うレインボーマン。一人で7役に変身するというのもこれまでになく、デザインも秀逸です。各シリーズ内容について詳しくは、こちらをご参考ください

仮面の忍者 赤影』 (1967)
忍者 特撮モノでは何と言ってもこれが一番。横山光輝の作品は基本的に戦うのは男の世界であり、どれも安心して見ていられます。赤影、白影、そして少年忍者の青影もいるので、子供はきっと青影に感情移入するでしょう。赤影役の坂口祐三郎は本当にハンサム。金目教、卍党篇、根来篇、魔風篇の四部構成。金目教が、日本人を怠惰な民族にしようとするミンス教に似ていると前に書いてます。

マグマ大使』 (1966)
原作は手塚治虫。ヒーロー役のマグマ大使一家は、両親と子供という、他にない家族構成が採用されており、保守の面からすれば、なかなかいい設定かもしれません。実はウルトラマンより、ちょっとだけ早く放映された作品。主人公のマモルと、マグマ大使の子 ガムに、子供はきっと感情移入するでしょう。もともと原作漫画の方では怪獣はほとんど出てきていなかったのですが、ウルトラマンの怪獣ブームに乗って、こちらもたくさんの怪物が登場するようなってます。くわしくはコチラも

ジャイアントロボ』 (1967)
原作は赤影の横山光輝。初のロボットもの特撮ドラマだし、今でも熱狂的ファンが多数いるようです。私も横山光輝 作品ということで外せません。悪の組織BF団(首領は宇宙人)と防衛組織ユニコーンの少年 草間大作の命令で動くジャイアントロボとの戦いが繰り広げられます。ロボットと少年の交流というテーマに惹かれて、女の子の人気も高かったようです。

ゴジラ』 シリーズ (1954)
特撮監督として円谷英二が参加、日本の怪獣映画の元祖であり、初代ゴジラは大ヒットして、1000万人近くの観客動員を集めたそう。TVシリーズはありませんが、続いてラドン、モスラなどの単独怪獣作品が生まれ、後にキングギドラも登場する怪獣決戦シリーズも続きました。キングコングもゴジラと戦い、公害から生まれた異色の怪獣ヘドラなんかも出てきます。ゴジラ シリーズも、やはりCGが使用されていない初期70年代前半までのものに、うちで見せるのは限ってます。

大魔神』 シリーズ (1966) 
往年の大映作品では、ガメラ・シリーズの方が知られてますが、ガメラはゴジラの二番煎じ的作品なので、ここでは外し、良質な時代劇でもある大魔神をご紹介させていただきます。舞台は戦国時代、世に悪人がのさばって民衆が虐げられると、穏やかな表情の石像だった大魔神が巨大化して大暴れ、悪人どもを倒すという設定。『大魔神』、『大魔神怒る』、『大魔神逆襲』の三部作からなります。

『ジャイアントロボ』  オープニング主題歌


◆子供向け 安心できる日本のアニメ おすすめセレクション

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(2013.6.12)
元祖特撮ヒーローもの『月光仮面』(1958)と同じ、大瀬康一が主演の『隠密剣士』(1962・詳しくは右画像クリック)。
日本のみならず、世界的にも大変な人気を博し、日本の忍者のイメージを決定づけた元祖忍者モノ。これもまた、昔の日本映画と同じく、今の日本でよりも、世界での知名度の方が非常に高い作品です。
特撮モノというより、侍や忍者、忍術を忠実に再現した、大人も子供も楽しめる精巧な時代劇と言うべき傑作。
後の忍者特撮モノの代表作『仮面の忍者 赤影』の白影役や『変身忍者 嵐』でもおなじみの故 牧冬吉氏も出演。役者陣やその立居振舞、セットにも非常に安心感があります。
子供たちと一番最初に見ておきたい忍者モノ ドラマですね。DVDは完全保存版で子孫永代に亘ってとっておきましょう。NARUTOなんか見てちゃダメですよ。

今のドラマ、アニメ……その原点はすべて日本のクラシック映画・ドラマにあります。古い映画を見てれば、今のドラマ見ても「あゝ、また劣悪なパクリか。あっちの方が断然いいや」なんて風にしか思わなくなることでしょう。
そして、この『隠密剣士』、ただいまファミリー劇場で放映中なので、見れる方はぜひお子さんと一緒にご覧になってくださいね ^▽^)

≪隠密剣士についてはコチラもご参照を≫

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(2016.8.24)
シン・ゴジラ……話題になってますね。今のマスコミが推してるってだけで、ろくなもんじゃなさそ…… とにかく私にとって今の作品は、どれも言葉遣いや立居振舞がひどすぎて、とても見れたものじゃないです。特に女の子が……男の方はまだマシなものもあります。CGだって体が受け付けません。

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◆ウルトラマン円谷がパチンコ傘下に! ~ 女子供の洗脳に熱心な左翼売国勢力

◆ブースカとロボコンを見てる子はいい子に育つ!

◆働かなくても、金目教さえ信じれば幸せになれる!? ~ 『仮面の忍者 赤影』 金目教 = ミンス教 編

◆ヘドラよりも、実はエコラやフェミラの方が恐かった ~ エコや環境も左翼の専売特許ですね

◆『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』 子供には宮崎アニメでなく松本零士

◆世界で忍者のイメージを決定づけた、最初の特撮TV時代劇 『隠密剣士』

◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー

◆“初音ミク”だって、草食系男子と同じフヌケ化工作の一貫ですよ!~ ボーカロイドだって将来のセクサロイドへの試金石

◆『 雪女 』 男が約束を守る大切さを説く ~ ドラマ『日本の面影』より④

◆「日本の妖怪が勝ったぞ!」、いやあ、昔の日本映画は本当に素晴らしい

◆マグマ大使のゴアって、共産主義者だったんだな ~ 未来の“こども園”ってこんな感じだろ。パパとママを知らない子供たち

◆『国境がなくなって世界が一つになる』というのは、ショッカーの世界征服が完了するってこと ~ 石森章太郎の世界①

◆子供に見せるなら、『ハリー・ポッター』より『スター・ウォーズ』だな

◆フェミニズム・アニメと単に強い女が出てくるアニメの違い ~ 反日ドラマと仮想敵を日本にしただけのドラマの違い

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子供向け 安心できる海外のアニメ おすすめセレクション

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(2020.6.21)
『きかんしゃトーマス』、案の定、著作権が買収されてから原作にはまったくいなかった女キャラなんてものが勝手に多数創出されて今ではメチャクチャな内容になっています。トーマスも見るのは初期のものに限ってください。では、作品選びにお気をつけて。

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(2015.6.26)
「ラリホー ラリホー ラリルレロ」ウチの子が今、この『スーパースリー』(詳しくは右画像クリック)の歌が大のお気に入りで毎日何十回と聴いてます ^▽^) このアニメには先般他界された愛川欽也さんも声で参加。歌だけは強烈に記憶に残ってますが、私もアニメを見たことはたぶんないと思います。昔のアメリカアニメってホント底抜けに明るいですね。この作品、残念ながらDVDが出ていません。ビデオは大変なプレミア。でもこの歌だけで、その楽しさがと~っても伝わってきますね。『チキチキマシン猛レース』といい、『キングコング』の主題歌といい、当時の海外アニメの日本によるオリジナル楽曲づくりのセンスって、ホント物凄かったことがよくわかります。あっちのオリジナル曲を明らかに超えてますからね。
日本の芸能界なんて昔から全部朝鮮人に取り仕切られてたって論調をよく見かけますが、これも裏返せば「日本の文化は全部朝鮮人が作ったもの」だという、朝鮮人(在日)認定と同じで日本の作った文化の全否定、略奪、貶め工作が混じってます。今のTV・音楽業界が朝鮮人に仕切られてることに疑いの余地はありませんが、1950年代から70年代初頭にかけての昔のTVや音楽のおもしろさ、これらは朝鮮人では絶対に作れないもの、日本人の優れたセンスあって成り立ってたものです。あの頃のTVは裏番組のぶつけ合い、百花繚乱、八百長なしで本気で競ってましたから。当時の番組作り、その数から番組表、どこを見てもその勢いが物凄いんです。

『スーパースリー』(1966) OP主題歌 フルバージョン

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(2011.4.15)
今の子供を取り巻く環境、アニメや漫画があまりにひどいので、じゃあ何を見せればいいんだってなってしまいますが、答えは簡単。昔(初期アニメ)の優れた作品を見せればいいんです。私の世代は安心して見れる昔の作品をたくさん知ってますが、今の子供たちは親が見せない限り、それらを全く知らないまま終わってしまいます。下品なプリキュアはじめ、今では中身がカラッポどころか有害なアニメしか、普通の放送局では垂れ流していません。
前に安心して子供に見せられる日本のオススメ・アニメを特集し、早く続編の海外編と特撮編をやらなきゃと思ってましたが、今日は海外のオススメ・アニメになります。

海外では『トムとジェリー』のような昔ながらのギャグ・アニメも秀逸ですが、欧米では1980年代にもいくつかの優れた作品が生まれています。日本が1980年代以降、ダラダラ続くだけのつまらないバトルものばかりになっていったのと違い、この頃、海外では家族モノのスタンダード作品が生まれてます。欧米では当時から既に離婚増による家庭崩壊が続いていたので、それによる家族回帰志向が強まっていたのかもしれません。日本と違い、海外ではそれを妨害する左翼勢力もきっと弱かったのでしょう。しかし日本では逆に、『ちびまる子ちゃん』を除き、80年代以降は健全な家族モノというのが全く生まれていないし、むしろ消滅する傾向にあります。
ピングー、ババール、ミッフィー・・・いずれも私の子供時にはなかったもので、これらを楽しめる今の子供たちを羨ましくも思いますが、子供たちが小さな頃にこれら作品に接することが出来るかどうか、すべては親にかかっています。

ただしどんな番組でも、もちろん見せすぎはダメですよ。必ず1日1時間以内とか、時間を区切って見せましょう

尚、割と早くからアニメ化され、日本でも大人気のピーナッツのスヌーピー・シリーズ、個人的には大好きなのですが、子供たちの親が出てこず、保守の観点から見れば特にオススメすべき内容には思えないので、今回入れていません。うちの子も、「スヌーピーの子供たちはどうしてパパやママが出てこないの?」と尋ねてくることがあります。子供ながらに淡い疑問を持っているようです。子供だけの世界、もしかしたら作者のシュルツ氏は、親のいない子でも楽しめるようにという意図であんな設定にしたのかもしれませんが、もしそうなら、私は親の揃わない子にこそ正常な家族イメージを持たせるためにも健全なファミリーものを見せるべきというスタンスなので、真っ向から相対立することになってしまいますね。

以下がオススメの海外アニメとなります。(DVDなど詳しくは各画像をクリック)。

ポパイ』 (1929)
今回ご紹介の中で最も古くからあり、私の世代ではお馴染みですが、今の若い世代では見たことない方が多そう。ほうれん草を食べると超人的なパワーを発揮する水兵 ポパイと天敵 ブルートの、美女(?)オリーブを巡るドタバタ劇。ハンバーガーばかり食べてる異色キャラ ウィンピーも出てきます。オリーブとチューする場面がよくありますが、まあ許容範囲でしょう。

トムとジェリー』 (1940)
戦前から続く、ギャグアニメの代表作。うちの子もこれ見て、いつもケラケラ笑ってます。色恋沙汰が少ない分、『ポパイ』より健康的かもしれません。プロデューサーによって、かなり作品内容が変わりますが、何度もアカデミー賞を受賞したハンナ&バーベラの作品が最もよいです。

チキチキマシン猛レース』 (1968)
『トムとジェリー』を代表するプロデューサー ハンナ&バーベラの作品。人気のケンケンも出てきます。ユニークなキャラの揃ったハチャメチャレースが延々と展開。これもひたすら笑える秀逸な作品ですが、悪さするブラック魔王が勝つことは絶対になく、さりげなく道徳観も含まれてます。

ピングー』 (1980)
ペンギンが主人公のクレイアニメ、スイスの作品です。お馴染みピングー、ピンガの兄妹に加え、パパやママ、アザラシのロビーなどが出演。とってもほのぼのとしたファミリーアニメで、ペンギン好きの私にとっても特別な作品です。

ぞうのババール』 (1989)
皇室を持つ日本の子供たちには特にオススメ。子供たちへ王様の権威や意義まで理解させられる、数少ない作品。誰もが「陛下! 陛下!」と連呼するし、加えて家族観もシッカリしてます。フランス人作家 ジャン・ド・ブリュノフによって絵本が発表され(1931年)、アニメ化は1989年、フランス/カナダの合作で映画やTVシリーズが生まれました。フランス王政帝国主義時代への懐古主義的な作品だとして、左翼も嫌ってるようなので特にイチオシです。 (ババールについて詳しくは、こちらもご覧ください

ムーミン』 (1969、1972、1990)
1945年、フィンランドのトーベ・ヤンソンが小説で発表。その後、多くの絵本も生まれ、海外でもアニメ化されてるようですが、日本では1969年と1972年、そして1990年に『楽しいムーミン一家』というシリーズで再度アニメ化されました。初期のシリーズはDVD化されていないのですが(オークションなどでビデオは入手可能)、主題歌がすばらしいし、後作より内容的にも明るい雰囲気があります。ただし原作に忠実なのは後の『楽しいムーミン一家』の方とされてます。うちには旧作のビデオと後作のDVDが数本ずつありますが、子供も私も初期のものの方が気に入ってます。アニメは日本製ですが、著名な海外の原作ということで、日本のアニメでなく、こちらに入れました。

きかんしゃトーマス』 (1984)
英国の牧師 レヴランド・ウィルバート・オードリーによって書かれた絵本に始まり(1942年)、後に息子が続編を書いてるようです。大人気のキャラですが、アニメは1984年のTVシリーズに始まります。映画もありますが、短編のTVシリーズの方がよいです。作者が牧師なので、当初は教訓めいた話として相当なコダワリがあったはずで、初期の短編シリーズ作品には比較的その傾向が表れていますが、映画ではファンタジー色が強すぎます。3歳位までの幼児向き。

ミッフィー』 (1992年)
オランダの絵本作家 ディック・ブルーナが、当初はナインチェという名で絵本にした(1955年)、お馴染みの可愛いウサギ。パパ、ママも昔ながらの安心感ある家族像を描いてます。ペットの犬のスナッフィーやお友達に子グマのボリスらも出てきます。内容的にはトーマスと同じく、3歳位までの幼児向き。

『チキチキマシン猛レース』 日本版主題歌


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(2011.10.29)
『おばけのバーバパパ』も、とっても賑やかで楽しいファミリーものですよね(詳しくは右画像クリック)。
1970年代後半以降、日本ではサッパリですが、欧米には結構いい作品がいくつか生まれてます。
私は『バーバパパ』のアニメは見たことありませんが(1977年に初アニメ以来、何度かされてるようです)、絵本はいくつか読んだことあって子供も好きです。
ただし、バーバパパ一家には、ちょっと現代的というかフェミ的な姉妹が一人いるようですね (^^;

尚、紹介の『きかんしゃトーマス』が米国の玩具メーカーに身売りされました。私はこういうニュースを非常に気にします。
牧師が原作者である今のトーマスはさほど悪くないのですが、こんなメーカーが絡んでくると将来が不安ですね。要するにオモチャを売るための作品づくりがなされていくわけで、これではトーマスも終わってしまいそう。見せるのは古い作品だけの方がよさそうです。

玩具のマテル、『きかんしゃトーマス』を6.8億ドルで買収へ 2011.10.24 ロイター
米玩具メーカーのマテルは、大人気キャラクター『きかんしゃトーマス』などの権利を持つヒット・エンターテインメントを6億8000万ドルで買収すると発表した・・・

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(2013.4.26)
こまごまとした個別作品については自分で判断できる目を持ってくださいね。ここにはいろんなヒントがありますから。
うちの子に対してもそうですが、個別作品について論ずるのでなく、こういう類のがダメなんだという風に、自分で作品見て判断できる目を持たないと、次世代に生きていかないからです。今、話題になってる作品があっても、次世代ではそれらが消え、必ず新しい話題作品としてろくでもないものが流行ります。要はそういうのに振り回されない目を、代々の子供が持って育っていかなければならないから。
それに、アンパンマンとかジブリとか、ドラえもんとかは私もよく知ってるし影響力も非常に大きいのでここでも触れるわけですが、こまごま個別作品に触れると、「あれはどうだ」「イヤ、これはこうだ」とか変な連中がやって来て荒れてきます。そもそも私もよく知りませんし。

ただ一つ言えることは、日本では1980年代以降、子供に見せるべきいい作品はあまりないと私は思ってます。しかし逆に海外ではここで紹介のアニメのように、いわゆる保守層向けの、家族を描いたその後のスタンダード作品となった良質な幼児向けアニメがいくつか出てきた点、このことは注目に値すると思います。なぜ、日本と違い、世界の方ではそういう動きがあったのか、そして今の日本のアニメって、本当に日本文化といえるほどいいものなのか、よく考えておくべきでしょう。

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(2012.10.17)
ニュースの通り、昨年、アメリカの玩具メーカーに買収されたということで今後の動向が気になる『きかんしゃトーマス』ですが、このところ子供がトーマスを見たがって、その中で『伝説の英雄 ヒロ』(2009。詳しくは右画像クリック)という映画も見ました。そしたらそのヒロは何と日本から来たという機関車(D51がモデルみたい)で、高性能・高馬力で大活躍した後、故郷の日本に帰っていくというお話でした。制作スタッフの親日性も伝わってきます。
シナや朝鮮の機関車が出てきたりしようものなら、即刻廃棄しなければいけないところでしたが、見てよかったと思います。子供が小学生になって一度は倉庫にしまっていたトーマスのおもちゃですが、再び出してやって、このところ子供がよく遊んでます ^▽^)

これからどうなるかわかりませんが、トーマスシリーズのよさは、家族モノではないのですが、いつもケンカばかりしてる機関車たちの中にトップハム・ハット卿(右)という絶対的権威者がいて、その世界がシッカリ秩序立ってるところがやっぱりいいですね。王様の権威性の強い『ぞうのババール』もそうですが、日本の新しめのアニメではこういう安心感のあるものが全くといっていいほどありません。
王様はエライ、お父さんはエライ・・・子供がこういうイメージを幼い頃から持ってることは、とっても大切なことです。

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◆『 ぞうのババール 』 ~ 王様の権威と必要性を理解させる児童向け作品

◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい

◆あるのは商業主義だけ。必死のアニメ・漫画 マスコミ業界 ~ 幽遊白書に見る古き良き最後の日本

◆『 ないしょのつぼみ 』 小学生向け性教育漫画 ~ 狂っている日本の児童向け出版社

◆プリキュア洗脳されたパッパラパー母娘たち ~ こんなのが今の女性の目標!?

◆半開きの目、恍惚の表情でアイスを舐めるサザエさん ~ 壊したくてウズウズしてる危険な左翼のサイン

◆いいものを世代を経て引き継がせる ~【付録】YouTube の削除対策等 優良コンテンツ保全のため

◆ジャイアンを除け者にして、いじめるのが左翼 ~ “力を合わせて権力者を倒す” これも左翼プロパガンダの定番

◆消されたウィンピーとキチガイ博士 ~ なんでもかんでも差別! 言葉狩り? 殺されるイメージ表現

◆『フランダースの犬』のネロは不幸だったと思いますか?~ 唯物史観、拝金主義で教えられないこと

◆保守の基本は『三匹の子ぶた』~ 日本をワラの家にしてしまう亡国 民主党政府 ~ 対照的なビートルズのアニメ『 イエロー・サブマリン 』

◆ロマンティックなお伽噺残る七夕ですが ~ 暗黒の日本が近い

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子供向け 安心できる人形劇ドラマ おすすめセレクション

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(2017.4.28)
NHKの人形劇で私が熱心に見てたのは特にないのですが、『新八犬伝』(1973・詳しくは右画像クリック)の歌が好きでしたね。昔の子供たちは「仁 義 礼 智 忠 信 孝 悌」もこれで覚えてましたからね。この人形劇のフィルムはほとんど消失してるそうで、出てるDVDにはほんの数話しか収録されていません。でもそれだけでも見てみましたが、当時の人形劇はやっぱり本当に安心して子供に見せられますね。多少、おちゃらけてるところはありますが、言葉遣いがキレイです。大体、今のアニメ・ドラマの女の言葉遣いのひどさったらありませんからね。『新八犬伝』、登場人物の武士らしさも立派に表現されてます。子供向けの人形劇でも、きっとこの頃のは衣裳だって、人形浄瑠璃とかと同じで江戸時代の服装とかを忠実に再現してるんでしょうね。全編フィルムがどっかで見つかってくれるといいんですけど。
あと、『伊賀の影丸』(1963・詳しくは右画像クリック)がオススメですよ。主題歌はイマイチですが、内容が素晴らしいです(こちらはNHKではなくTBS制作)。どうか古臭いなんて言わず、一度見てみてくださいね。こちらの方が『新八犬伝』よりも前の作品だし、きっと当時の時代劇と同じように時代考証とかも忠実に作られていそうです。大体、最近の作品で、「時代考証を忠実に作った」なんて宣伝されてるのは全部ウソですからね。

NHKの人形劇がおかしくなってきたのは、ドリフの『飛べ!孫悟空』(1977・西遊記)や『プリンプリン物語』(1979)あたりからなのでしょうか。よく見てないのでハッキリしたことは言えませんが…… ただ、『プリンプリン物語』はマスコミが大人気だと騒いでた割に、見てみても私には何がおもしろいのか、いつもさっぱりわかりませんでしたね。

ちなみに子供には、この原作 滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』十返舎一九の『東海道中膝栗毛』とかも、子供向けのではありますが(といってもかなり長いです)、一応読ませてありますよ。特に八犬伝は原作読んだ後に人形劇見てるので、本とどこが違うとか、私なんかよりよっぽどよくわかってました ^▽^)

『新八犬伝』 オープニング~エンディング主題歌「めぐる糸」 唄:坂本九

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(2013.6.16)
図書館で『ひょっこりひょうたん島』(詳しくは右画像クリック)の1960年代のオリジナルバージョンのDVDを見つけて借り、それに子供がハマったので、「これを見たならアレも!」と思って見てみたのが、あの英国の特撮傑作人形劇『サンダーバード』(1965)。子供は今、専らこれを見てます。

私自身、『ひょっこりひょうたん島』(1964)の人形劇は全くと言っていいほど見たことなかったし、1990年代のリメイク版をここでオススメする気にもなれないので、セレクト集で1枚しかDVDが出てないようですが(右写真)、やっぱり、見るならオリジナルの方ですよね。

そして『サンダーバード』(詳しくは右画像クリック)の方ですが、子供の頃、大人気ではありましたが、私自身、ミニチュアとかSLのようなメカの類というものに殆ど関心を持ってなかったし、どうもフラフラする首の動きとかがあまり好きでなかったりで、実はよく見たことってなかったわけですね。だけど、とにかく2号のデザインのカッコよさ、そのアイデアの面白さは大変魅力的に感じていました。
そして今回あらためて見てみたのですが、なかなかいいじゃないですか! 日本の奥深いドラマやアニメに比べて、あっちのものはストーリーがとっても単純で、展開もゆったりしてます。でも、このセットの物凄さは恐らく史上最高レベルなのではないでしょうか? これもやっぱり子供の頃、ぜひとも見ておきたい作品ですね。

他にも昔の人形劇作品には素晴らしいものがたくさんあると思うのですが、私自身あまり知らず、見たことあるものも少ないため、今回は2作品のみのご紹介で終わらせていただきます。

『サンダーバード』 (1965) オープニング主題歌 & 発進!
サンダーバードとは、大金持ちトレーシー家の息子たちによる命を懸けた私設救援隊。日本ではお馴染みの主題歌ですが、このテーマソングは日本だけのもののようですね。でも、オープニングのコーラスから子供(子供でなく女かも)のコーラスが入るところとか絶妙で、本当に素晴らしい出来栄え。これもやっぱり、当時の日本人スタッフたちの力量と強い思い入れあってのものでしょう。もちろん本家英国の製作陣も、それ以上のこだわりと心意気だったわけで、人形劇のレベルを超越した特撮劇として、永遠の至宝たる作品だと思います。もう二度とこんな作品が現れること、ありませんね。


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(2016.4.21)
新たにCGで作られて日本でも最近放映されてる新作『サンダーバード ARE GO』人気の影響で、こないだおもちゃ屋さんへ子供と行ったらサンダーバードのおもちゃ(詳しくは右画像クリック)が結構いっぱいあって楽しかったです。CGのサンダーバードに私は興味ありませんが、おもちゃの乗り物はオリジナルを思わせるデザインなのでちょっと高くても子供のため思わず欲しくなってしまいました。この新作版の影響でしょうか、ここに貼ってたサンダーバード主題歌と発進シーン動画も、当初はそれほどでもなかったのですが今では結構な人気になってますね。これに出てくる出動時の乗組員の演出でもそうだし、コチラで紹介の日本が舞台の『007は二度死ぬ』の映像でもそうですが、乗り物に乗ったり、部屋に連れていくだけでわざわざ作られたトンネルのようなところを運ばれて抜けてったり、コンベアやエレベータで移動させてもらったり、ちょっと歩いてきゃいいじゃないかってところを、この時代のものではわざわざエラく大がかりな装置で移動してるわけですね。今のやっつけでやってるだけの制作者たちと違い、大変なこだわりもって物凄くきめ細やかな演出がなされてます。でもそういう“ムダ”が、エコ洗脳されつくした現代では絶対できない発想だと思うし、今見るととっても新鮮でおもしろいんですよ ^▽^)

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◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい

◆お台場で開催中の『サンダーバード博』へ行ってまいりました!

◆子供の乳幼児期に読ませてた絵本 セレクション ~ 赤ちゃんにもオススメ!

◆溝口映画『山椒大夫』=「安寿と厨子王」に見る日本人の価値観 ~ 左翼は日本の価値観に反する

◆日本神話が題材のスペクタクル巨編 映画 『 日本誕生 』について

◆日本破壊・売国バラ撒き“クールジャパン”国策で支援されるキチガイ劣悪音楽・アニメ・デタラメ日本文化(=暗黒勢力・朝鮮文化)

◆往年の日本映画を子供が見はじめました! ~ 『山椒大夫』 『隠し砦の三悪人』

◆三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン 往年の豪華キャスト ~ 侍の武士道の美徳が満開! 映画『レッド・サン』を見ました

◆「日本の妖怪が勝ったぞ!」、いやあ、昔の日本映画は本当に素晴らしい

◆アカデミー賞の短編アニメ 『つみきのいえ』 について

◆子供に見せるなら、『ハリー・ポッター』より『スター・ウォーズ』だな

◆世界が憧れた日本の家族の絆 ~ 小津安二郎映画に見る世界

◆仁・義・礼・智・忠・孝……五倫、四徳、五条、四端の心から道を修むる ~ 侍が学んだものを学び、偉大な先人たちと志を一にす

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子供向け 安心できる日本のアニメ おすすめセレクション

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(2011.12.8)
コメントでもいただきましたが、女性のキレイな言葉を聞けなくなってしまったと嘆いてる方、実は多いのではないかと思います。
大人向けなら戦前から60年代までの日本映画、子供向けなら下記で紹介のアニメなどで、本来の普通の日本の女の子が使っていたような言葉使い、今でもいくらでも聞けます。今、放映中のTV、ドラマ、映画、音楽・・・論外です。
視聴率が高い、流行ってる、売れてる・・・奴らに操作されてるので全部無視してください。ここでご紹介のものにも注意点があったりするので気をつけてください。
昔のオススメ日本映画、このサイトではいくつか紹介してますが、まずは溝口健二の『雨月物語』、この辺りから入っていっていただきたいものです。昔の日本映画を見ていくと、今の日本人が如何にひどいことになってるか(特に女)、気づいていただける方、きっと多いと思います。

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(2011.2.16)
今のTVでは、安心して子供に見せられるアニメがないという声をよく聞きます。
そこで今回、小さな子供へ安心して見せられるアニメを、セレクトしてみました。
昔の安心できるアニメ、いろんなアニメを見続けてきた私の世代なら、大概おわかりでしょうが、きっと下の世代だと何が何だかさっぱりわからない。
独断ではありますが、偏見はないと思います (^▽^)

基本的に、1970年代前半までのものが安心です

前に指摘してる通り、1976年のヤッターマン以降の作品に文化破壊的な左翼色が強くなってるので、『アンパンマン』と『ちびまる子ちゃん』を除き、1976年以前の作品に限定してます。
更につきつめれば、オリジナルがここで選ばれてる1970年代前半までに作られたものでも、それ以後の続編やリメイクされたものについては総じてよくないと言ってよいでしょう。
逆に言えば、今回のチョイスは割とメジャーで現在DVDとかでも入手がたやすいものを選んでますが、70年代前半までの作品なら、ここで紹介した以外にもいいものはたくさんあります。

昔の作品はモノクロも多いですが、そんなの全然、見てて気にならないし、そういうのを幼少時から見ていてこそ、絵の綺麗さやキャラの可愛さとかだけでなく、本当の中身が判断できる目が持てるようなります。
何より大切なのが脚本でしょう。子供にどれだけ有意義なメッセージを訴えてくれてるか。私だって鉄腕アトムはもちろん、モノクロ期のものはリアルでは見れてません。でもモノクロ時代のサイボーグ009や鬼太郎、本当に素晴らしいです。

8歳までの3000時間で、何を見せてあげられるか

基本的に小学校低学年7~8歳ぐらいまでが勝負と思います。
テレビを見始める1歳から、その年齢まで毎日1時間ずつ見るとするなら、およそ3000時間を見れることになります。要はその間、何を見せてあげるか。

育児に追われてると、その日暮らしで、子供の人生設計を忘れてしまいがち。
垂れ流されてるTVを見せるなんて論外、幼少期の重要な限られた3000時間の中で、子供たちにどれだけのものを見せてあげることが出来るか、そんな風に発想しておけばいいんです。
つまり、アニメ見せるのも、絵本や昔話を読み聞かせるのと同じような感覚を持っていればいいだけのこと。

幼稚園や保育園と同じように、家庭内でも大体のカリキュラムを組んでおくことをイメージすればいい。とはいえ、うちでも、そんなに大げさなことやってるわけでなく、子供も1日1時間だけテレビが見れるとわかっていて、「今日は○○見たい」とか毎日言ってくるので、基本的にそれを見せてあげてます。

子供がいつもかまって欲しがるのを億劫に思い、テレビゲームばかりやらせてると、必ずそのツケは子供の将来、そして親に返ってきます。
絵本の読み聞かせに比べれば、アニメを見せるのなんてずっと楽。とっととテレビ信仰におさらばして、アニメをセレクトする労ぐらい、子供のため惜しみなくつぎ込んであげましょう。

小学校高学年以上でも視聴時間制限はすべきと思いますが、特に大切なのが幼児から小学校低学年まで。うちではTVゲーム等やらせるつもりありませんが、パソコンの知育系のものは、折りを見て利用するつもりです。
尚、基本的に「ウルトラマン」や「仮面ライダー」のような実写特撮系のものは、小学校低学年までに限るべき。アニメには、それを過ぎても見れるもの、割とあります。

今回の作品選出に当って付け加えておくべきことです。
『サザエさん』はDVDが全く出ていないので、昔の作品は現在見れません。
尚、『ドラえもん』(1973)は好んで子供に見せなきゃならないほどの内容ではないと思い、外してます(見せるなら初期のものに限るべき)。むしろ初期の『オバケのQ太郎』(1965)を見たいのですが、なぜかDVDが出てません。オバQは藤子不二雄の作と思われてますが、正しくはトキワ荘出身の漫画家らが設立したアニメーション・漫画の制作会社 スタジオ・ゼロの作品で、石森章太郎らも参加してます。
また個人的に永井豪作品が好きで、『デビルマン』(1972)とか『ドロロンえん魔くん』(1973)とか入れるか迷ったのですが、テーマが重く刺激が強い部分もあるので、今回外しました。小学校高学年以上になれば、まあ、かまわないでしょうが、私の世代なら永井豪がエロ系マンガの大御所で性描写がすぎる作品が沢山あること、ご存知でしょう。下の世代だとよく知らないでしょうが・・・  『デビルマン』はアニメよりも、コミックの方が断然必見ですよね。

ギャグアニメの代表作 赤塚不二夫の『天才バカボン』(1971)とかも入れるか迷ったのですが、ちょっとパパやバカボンがブッ壊れてて、男らしさやお父さんらしさのイメージを子供に持たせる上で、決して好ましい内容ともいえないので、外しました。普通にお父さんとお母さんが揃っている健全な家庭の子が見るという前提があればこそ、バカボンを楽しめるのでしょうが、今ではあまり健全とはいえない家庭が増えてしまった感があり、そういう家庭の子がバカボンとか見てしまうと、笑って済まされない悪影響を与えそうに思えます。誤った家族観を持ってしまいそうな気がするのです。見るなら、完全にギャグ漫画なんだという認識で見てもらわなければなりません。赤塚マンガは毒が多く、『ひみつのアッコちゃん』にもそういう部分が出てくること多いかもしれませんが、とりあえずアッコちゃんは入れてます。

以下、オススメ作品リストです。画像クリックでDVDも出てきます。
リメイクされてるものも多いので、間違ったものを選ばないようご注意ください。
あとは各自、見せて安全だと自信あるものを他にセレクトして、見せてあげればよいでしょう。
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『鉄腕アトム』 (1963) 手塚治虫
日本初のスーパーヒーロー 長編シリーズアニメ。とっても純粋でけなげなアトム、子供が小さいうちぜひとも見せておきたい作品。(詳しくはコチラもご参照を

『ジャングル大帝』 (1965) 手塚治虫
レオが子供時の1期目のものだけでよさそうに思います。ライオンキングはこれのパクリ。

『魔法使いサリー』 (1966) 横山光輝
最初の少女向けアニメで元祖魔女っ子アニメ。家族観もなかなかよいです。(詳しくはコチラもご参照を

『マッハGOGOGO』 (1967) タツノコプロ
レースアニメの傑作、海外でも絶大な人気があります。レーシングカーということでそのデザインや色使いも独特で秀逸。

『リボンの騎士』 (1967) 手塚治虫
名作とは思いますが、今だと女系王位継承問題を意識させるような左翼色が感じられます。(詳しくはコチラもご参照を

『ゲゲゲの鬼太郎』 (1968、1971) 水木しげる
何度もアニメ化されてますが、特に60’s、または70’sがオススメ。その理由はコチラもご参照を。

『巨人の星』 (1968) 梶原一騎(作)、川崎のぼる(画)
元祖スポ魂。時代色が強いですが、あの頃の日本がとってもよく伝わってきます。「あしたのジョー」と同じく、いいのは一作目だけです。その一作目も前半はいいのですが後半では飛雄馬のメンタル面が急に弱くなったり父親と対決したり、妙な展開になるので後半は不要に思います。

『サイボーグ009』 (1968) 石ノ森章太郎
特にモノクロ 1968年版のシナリオが素晴らしく、断然オススメ。実は私が一番好きな漫画・アニメです。詳しくはこちらも

『怪物くん』 (1968) 藤子不二雄
古いモノクロ版の方にこだわりたい。主題歌オープニングも素晴らしいです。怪物くんは怪物ランドの王子。フランケンシュタイン、ドラキュラ、狼男がお仲間。

『サスケ』 (1968) 白土三平
忍者アニメの傑作、サスケと父の親子関係も素晴らしいです。NARUTOよりサスケ。(詳しくはコチラもご参照を

『妖怪人間ベム』 (1968) 足立明
怪奇モノとして際立ってる異色作。好きな人はハマルでしょう。ベム、ベラ、ベロの家族愛の描かれ方も素晴らしいです。

『ひみつのアッコちゃん』 (1969) 赤塚不二夫
魔女っ子モノ最大のヒット作ですが、赤塚漫画にはいろんな問題があるかも。アッコちゃんのパパがほとんど出てこないのが気になります。

『タイガーマスク』 (1969) 梶原一騎(作)、辻なおき(画)
プロレス・格闘ものとして男の子にはとてもいい。草食系男子化予防。戦う相手のキャラも個性的でとっても多彩です。

『ハクション大魔王』 (1969) タツノコプロ
最も安心して見れる作品の一つ。ドラえもんよりハクション大魔王。ぜひ最終回まで子供に見せてあげてほしい。

『アタックNo.1』 (1969) 浦野千賀子
女の子向けスポ魂。東京オリンピック バレーボール金メダル直後の作品。

『あしたのジョー』 (1970) 梶原一騎(作)、ちばてつや(画)
今の男の子全部に見せたい。ハングリー精神などカッコよさ満載。男の子にはやっぱり格闘技にある程度関心持たせておくべきでしょう。破滅的な「あしたのジョー2」はダメですよ。

『マジンガーZ』 (1972) 永井豪
元祖ロボットバトルアニメの傑作。ガンダムよりマジンガーZ。(詳しくはコチラもご参照を

『侍ジャイアンツ』 (1973) 梶原一騎(作)、(画)井上コオ
『巨人の星』と同じ作者ですが、軽くて明るい感じ。それまでの相棒や親子まで敵対することになる『巨人の星』のような重たさもなく、個人的に好きです。

『新造人間キャシャーン』 (1973) 吉田竜夫、タツノコプロ
ロボット対人間、とても深いテーマを持った名作と思います。家族が皆、危機に瀕していながらも家族に愛され見守られているキャシャーン、いいアニメですよ。

『バビル2世』 (1973) 横山光輝
横山作品では、赤影をはじめとし、戦うのは基本的に男だけ、男の世界が繰り広げられます。そして悪役も人格者であり、現実感があります。

『宇宙戦艦ヤマト』 (1974) 西崎義展、山本暎一、松本零士
命を賭けて戦う男たち、登場人物が立派です。オリジナルだけでいいと思います。続編は、カラーが変ってきてるようですし。

『アルプスの少女ハイジ』 (1974) シュピリ(作)、ズイヨー映像
子供が好みやすく安心できる作品ですが、このサイトで批判している、後に大御所となる宮崎駿ら左翼系のスタッフが数多く参加してます。TVを短くまとめた映画だけでもよいかも。

『フランダースの犬』 (1975) ウィーダ(作)、ズイヨー映像/日本アニメーション
悲劇的ですが、ぜひ子供の頃に見ておきたい名作。必見です。

『ガンバの冒険』 (1975) 斉藤惇夫(作)、東京ムービー
これはよく知らないのですが、自己犠牲精神もあって、評価がとても高い作品のようです。

『まんが日本昔ばなし』 (1975~) 監修:川内康範
レインボーマンの作者 川内氏が監修、企画には娘が当たってました。20年近く放映されていたため、量が多くクォリティにもバラつきありそうなので、やはり初期のものが良さそうに思います。また昔話はアニメに頼るより読み聞かせが基本でしょうから、見過ぎにはご注意ください。

『アンパンマン』 やなせたかし (幼児向きです)
いろいろ問題多い作品なので、普通に放映してるものは避けて、知育系DVDとかに絞った方がいいように思います。(アンパンマンの危険性について詳しくはこちら)

『ちびまる子ちゃん』 (1990) さくらももこ
ファミリーものですが、最近、放送されてるのは危険? 初期の作品DVDが安心。
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『マッハGOGOGO』  主題歌オープニング
うちの子が今、一番よく見てるのがこれ。絵の美しさ、カラフルな色彩感覚、ストーリーも秀逸。映画『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟も大好きだそうで、このアニメがなかったら、きっと『マトリックス』だって生まれてなかったでしょう。

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(2013.3.5)
童話や神話、昔話が完全に茶化された『ヤッターマン』に比べて『タイムボカン』(1975)はセーフかなと思っていたのですが、悪役マージョはともかくヒロインの淳子の言葉づかいとか確かに悪くはないのですが、よく見ていくと人魚姫や赤い靴のお婆さんが死ななかったりでハッピーエンドに改変され、日本神話系もウミサチヤマサチやスサノオなどが非常に軽く扱われていたことから、『タイムボカン』をここのリストから外しました。もしも子供があれを見てその種のエピソードを初めて知ったりしたら問題だと思います。
ただし、うちではあれを見て、「昔話を勝手にこういう話にしちゃダメなんだよ」って、実例として子供に聞かすにいい機会となりました。それによって子供は、似たような改変された話を見ると、「あんな風にしちゃダメなんだよね」って自然と言うようになりましたよ。よって結果として見せたことはプラスになったと思います。

代って『レインボーマン』の川内康範監修の『まんが日本昔ばなし』を入れてあります(ただし、アニメに頼ることは決して好ましいことでなく、昔話は読み聞かせが基本なので今まで入れてませんでした)。

ディズニーでも人魚姫(リトル・マーメイド)をはじめとして様々な有名なお話がハッピーエンドに改変されていますが、この種の原作ジャックは、タイムボカンを見るともしかしたら日本の方が先だったのではないかとさえ感じました。

尚、3月10日にファミリー劇場で『鉄腕アトム』からいくつか放映されます。全部で200編近くあるのでうちでもセレクトしたものを前に見たのですが、素晴らしい作品でしたよ。今のアニメみたく展開もダラダラしてないし、子供にもとってもわかりやすくて、しかも泣けるものも多いし、子供の魂に訴えかける優れた内容が盛りだくさん。アトムはお世辞ヌキで本当に面白いです。

他にも『どろろ』(1969)や『バンパイヤ』(1968)などの手塚作品がいくつかセレクトされて、このところファミリー劇場では放送されたりしてるようです。
1970年代に入ると手塚作品は『火の鳥』をはじめとして非常に左翼色が強くなるのですが、初期の手塚アニメは名作が揃ってます(虫プロ作品)。手塚率いる虫プロが潰されたのも、左翼の工作が入っていたのではないかと私は最近疑っています。

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(2015.3.17)
『ちびまる子ちゃん』、前は子供の就学前に少し見てたのですが、小学生になってる今、最近あらためて子供が見てるのですが(もちろん初期の第一期のもの)、まる子自身がかなりズルイ性格で、仮病を使おうとしたり悪賢いところがあるため、子供がそれに影響されて「お腹が痛い」とか、変なこと言うようになってしまったようです。『ちびまる子ちゃん』はいいところもあるのですが、ここの中では最も新しい作品でもありますし、注意が必要ですね。お父さんにはあまり父権的なものが感じられませんし……お爺ちゃんも優しすぎますね。お母さんはいいお母さんですが。
それでも今の屑アニメに比べれば随分マシ。
初期の『サザエさん』が見たいです。DVD化はされないんでしょうかね。

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◆子供向け 安心できる海外のアニメ おすすめセレクション

◆子供向け 安心できる特撮ドラマ おすすめセレクション


◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい

◆子供の乳幼児期に読ませてた絵本 セレクション ~ 赤ちゃんにもオススメ!

◆もはや日本文化の区別、正常な判断すら出来なくなった、おバカな日本人!~ 中国の英雄 孫悟空を冠した『ドラゴンボール』の奇妙さにすら気づけない

◆そもそも狂人を作るための現代アニメの制作会社。自らが作った狂人にやられるのは必然。因果応報。

◆日の丸が脳天に突き刺さった 『 おそ松くん 』 は強烈だな ~ 三島由紀夫が自刃したくなるのもわかる

◆あるのは商業主義だけ。必死のアニメ・漫画 マスコミ業界 ~ 幽遊白書に見る古き良き最後の日本

◆『ドロロンえん魔くん』より 火々爺 (TVシリーズ アニメの名作)

◆イザナギとイザナミに見る、日本における男女のあり方 ~ 日本神話を題材に

◆特攻隊の青春群像 映画『決戦の大空へ 』と、フィリピンの神風記念碑

◆いいものを世代を経て引き継がせる ~【付録】YouTube の削除対策等 優良コンテンツ保全のため

◆昭和の歌はいいなあ  『パーッといってみよう!』

◆日本の童謡の世界は比類ない最高のもの ~ それと子供には神話絵本も!

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

◆消されたウィンピーとキチガイ博士 ~ なんでもかんでも差別! 言葉狩り? 殺されるイメージ表現

◆「日本がなくなっても地球だけあればいいじゃない!」 ~ アンパンマンが襲い掛かる! 子供たちへの恐るべき地球人洗脳

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