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(2011.12.8)
コメントでもいただきましたが、女性のキレイな言葉を聞けなくなってしまったと嘆いてる方、実は多いのではないかと思います。
大人向けなら戦前から60年代までの日本映画、子供向けなら下記で紹介のアニメなどで、本来の普通の日本の女の子が使っていたような言葉使い、今でもいくらでも聞けます。今、放映中のTV、ドラマ、映画、音楽・・・論外です。
視聴率が高い、流行ってる、売れてる・・・奴らに操作されてるので全部無視してください。ここでご紹介のものにも注意点があったりするので気をつけてください。
昔のオススメ日本映画、このサイトではいくつか紹介してますが、まずは溝口健二の『雨月物語』、この辺りから入っていっていただきたいものです。昔の日本映画を見ていくと、今の日本人が如何にひどいことになってるか(特に女)、気づいていただける方、きっと多いと思います。
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(2011.2.16)
今のTVでは、安心して子供に見せられるアニメがないという声をよく聞きます。
そこで今回、小さな子供へ安心して見せられるアニメを、セレクトしてみました。
昔の安心できるアニメ、いろんなアニメを見続けてきた私の世代なら、大概おわかりでしょうが、きっと下の世代だと何が何だかさっぱりわからない。
独断ではありますが、偏見はないと思います (^▽^)
基本的に、1970年代前半までのものが安心です
前に指摘してる通り、1976年のヤッターマン以降の作品に文化破壊的な左翼色が強くなってるので、『アンパンマン』と『ちびまる子ちゃん』を除き、1976年以前の作品に限定してます。
更につきつめれば、オリジナルがここで選ばれてる1970年代前半までに作られたものでも、それ以後の続編やリメイクされたものについては総じてよくないと言ってよいでしょう。
逆に言えば、今回のチョイスは割とメジャーで現在DVDとかでも入手がたやすいものを選んでますが、70年代前半までの作品なら、ここで紹介した以外にもいいものはたくさんあります。
昔の作品はモノクロも多いですが、そんなの全然、見てて気にならないし、そういうのを幼少時から見ていてこそ、絵の綺麗さやキャラの可愛さとかだけでなく、本当の中身が判断できる目が持てるようなります。
何より大切なのが脚本でしょう。子供にどれだけ有意義なメッセージを訴えてくれてるか。私だって鉄腕アトムはもちろん、モノクロ期のものはリアルでは見れてません。でもモノクロ時代のサイボーグ009や鬼太郎、本当に素晴らしいです。
8歳までの3000時間で、何を見せてあげられるか
基本的に小学校低学年7~8歳ぐらいまでが勝負と思います。
テレビを見始める1歳から、その年齢まで毎日1時間ずつ見るとするなら、およそ3000時間を見れることになります。要はその間、何を見せてあげるか。
育児に追われてると、その日暮らしで、子供の人生設計を忘れてしまいがち。
垂れ流されてるTVを見せるなんて論外、幼少期の重要な限られた3000時間の中で、子供たちにどれだけのものを見せてあげることが出来るか、そんな風に発想しておけばいいんです。
つまり、アニメ見せるのも、絵本や昔話を読み聞かせるのと同じような感覚を持っていればいいだけのこと。
幼稚園や保育園と同じように、家庭内でも大体のカリキュラムを組んでおくことをイメージすればいい。とはいえ、うちでも、そんなに大げさなことやってるわけでなく、子供も1日1時間だけテレビが見れるとわかっていて、「今日は○○見たい」とか毎日言ってくるので、基本的にそれを見せてあげてます。
子供がいつもかまって欲しがるのを億劫に思い、テレビゲームばかりやらせてると、必ずそのツケは子供の将来、そして親に返ってきます。
絵本の読み聞かせに比べれば、アニメを見せるのなんてずっと楽。とっととテレビ信仰におさらばして、アニメをセレクトする労ぐらい、子供のため惜しみなくつぎ込んであげましょう。
小学校高学年以上でも視聴時間制限はすべきと思いますが、特に大切なのが幼児から小学校低学年まで。うちではTVゲーム等やらせるつもりありませんが、パソコンの知育系のものは、折りを見て利用するつもりです。
尚、基本的に「ウルトラマン」や「仮面ライダー」のような実写特撮系のものは、小学校低学年までに限るべき。アニメには、それを過ぎても見れるもの、割とあります。
今回の作品選出に当って付け加えておくべきことです。
『サザエさん』はDVDが全く出ていないので、昔の作品は現在見れません。
尚、『ドラえもん』(1973)は好んで子供に見せなきゃならないほどの内容ではないと思い、外してます(見せるなら初期のものに限るべき)。むしろ初期の『オバケのQ太郎』(1965)を見たいのですが、なぜかDVDが出てません。オバQは藤子不二雄の作と思われてますが、正しくはトキワ荘出身の漫画家らが設立したアニメーション・漫画の制作会社 スタジオ・ゼロの作品で、石森章太郎らも参加してます。
また個人的に永井豪作品が好きで、『デビルマン』(1972)とか『ドロロンえん魔くん』(1973)とか入れるか迷ったのですが、テーマが重く刺激が強い部分もあるので、今回外しました。小学校高学年以上になれば、まあ、かまわないでしょうが、私の世代なら永井豪がエロ系マンガの大御所で性描写がすぎる作品が沢山あること、ご存知でしょう。下の世代だとよく知らないでしょうが・・・ 『デビルマン』はアニメよりも、コミックの方が断然必見ですよね。
ギャグアニメの代表作 赤塚不二夫の『天才バカボン』(1971)とかも入れるか迷ったのですが、ちょっとパパやバカボンがブッ壊れてて、男らしさやお父さんらしさのイメージを子供に持たせる上で、決して好ましい内容ともいえないので、外しました。普通にお父さんとお母さんが揃っている健全な家庭の子が見るという前提があればこそ、バカボンを楽しめるのでしょうが、今ではあまり健全とはいえない家庭が増えてしまった感があり、そういう家庭の子がバカボンとか見てしまうと、笑って済まされない悪影響を与えそうに思えます。誤った家族観を持ってしまいそうな気がするのです。見るなら、完全にギャグ漫画なんだという認識で見てもらわなければなりません。赤塚マンガは毒が多く、『ひみつのアッコちゃん』にもそういう部分が出てくること多いかもしれませんが、とりあえずアッコちゃんは入れてます。
以下、オススメ作品リストです。画像クリックでDVDも出てきます。
リメイクされてるものも多いので、間違ったものを選ばないようご注意ください。
あとは各自、見せて安全だと自信あるものを他にセレクトして、見せてあげればよいでしょう。
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『鉄腕アトム』 (1963) 手塚治虫
日本初のスーパーヒーロー 長編シリーズアニメ。とっても純粋でけなげなアトム、子供が小さいうちぜひとも見せておきたい作品。(詳しくはコチラもご参照を)
『ジャングル大帝』 (1965) 手塚治虫
レオが子供時の1期目のものだけでよさそうに思います。ライオンキングはこれのパクリ。
『魔法使いサリー』 (1966) 横山光輝
最初の少女向けアニメで元祖魔女っ子アニメ。家族観もなかなかよいです。(詳しくはコチラもご参照を)
『マッハGOGOGO』 (1967) タツノコプロ
レースアニメの傑作、海外でも絶大な人気があります。レーシングカーということでそのデザインや色使いも独特で秀逸。
『リボンの騎士』 (1967) 手塚治虫
名作とは思いますが、今だと女系王位継承問題を意識させるような左翼色が感じられます。(詳しくはコチラもご参照を)
『ゲゲゲの鬼太郎』 (1968、1971) 水木しげる
何度もアニメ化されてますが、特に60’s、または70’sがオススメ。その理由はコチラもご参照を。
『巨人の星』 (1968) 梶原一騎(作)、川崎のぼる(画)
元祖スポ魂。時代色が強いですが、あの頃の日本がとってもよく伝わってきます。「あしたのジョー」と同じく、いいのは一作目だけです。その一作目も前半はいいのですが後半では飛雄馬のメンタル面が急に弱くなったり父親と対決したり、妙な展開になるので後半は不要に思います。
『サイボーグ009』 (1968) 石ノ森章太郎
特にモノクロ 1968年版のシナリオが素晴らしく、断然オススメ。実は私が一番好きな漫画・アニメです。詳しくはこちらも。
『怪物くん』 (1968) 藤子不二雄
古いモノクロ版の方にこだわりたい。主題歌オープニングも素晴らしいです。怪物くんは怪物ランドの王子。フランケンシュタイン、ドラキュラ、狼男がお仲間。
『サスケ』 (1968) 白土三平
忍者アニメの傑作、サスケと父の親子関係も素晴らしいです。NARUTOよりサスケ。(詳しくはコチラもご参照を)
『妖怪人間ベム』 (1968) 足立明
怪奇モノとして際立ってる異色作。好きな人はハマルでしょう。ベム、ベラ、ベロの家族愛の描かれ方も素晴らしいです。
『ひみつのアッコちゃん』 (1969) 赤塚不二夫
魔女っ子モノ最大のヒット作ですが、赤塚漫画にはいろんな問題があるかも。アッコちゃんのパパがほとんど出てこないのが気になります。
『タイガーマスク』 (1969) 梶原一騎(作)、辻なおき(画)
プロレス・格闘ものとして男の子にはとてもいい。草食系男子化予防。戦う相手のキャラも個性的でとっても多彩です。
『ハクション大魔王』 (1969) タツノコプロ
最も安心して見れる作品の一つ。ドラえもんよりハクション大魔王。ぜひ最終回まで子供に見せてあげてほしい。
『アタックNo.1』 (1969) 浦野千賀子
女の子向けスポ魂。東京オリンピック バレーボール金メダル直後の作品。
『あしたのジョー』 (1970) 梶原一騎(作)、ちばてつや(画)
今の男の子全部に見せたい。ハングリー精神などカッコよさ満載。男の子にはやっぱり格闘技にある程度関心持たせておくべきでしょう。破滅的な「あしたのジョー2」はダメですよ。
『マジンガーZ』 (1972) 永井豪
元祖ロボットバトルアニメの傑作。ガンダムよりマジンガーZ。(詳しくはコチラもご参照を)
『侍ジャイアンツ』 (1973) 梶原一騎(作)、(画)井上コオ
『巨人の星』と同じ作者ですが、軽くて明るい感じ。それまでの相棒や親子まで敵対することになる『巨人の星』のような重たさもなく、個人的に好きです。
『新造人間キャシャーン』 (1973) 吉田竜夫、タツノコプロ
ロボット対人間、とても深いテーマを持った名作と思います。家族が皆、危機に瀕していながらも家族に愛され見守られているキャシャーン、いいアニメですよ。
『バビル2世』 (1973) 横山光輝
横山作品では、赤影をはじめとし、戦うのは基本的に男だけ、男の世界が繰り広げられます。そして悪役も人格者であり、現実感があります。
『宇宙戦艦ヤマト』 (1974) 西崎義展、山本暎一、松本零士
命を賭けて戦う男たち、登場人物が立派です。オリジナルだけでいいと思います。続編は、カラーが変ってきてるようですし。
『アルプスの少女ハイジ』 (1974) シュピリ(作)、ズイヨー映像
子供が好みやすく安心できる作品ですが、このサイトで批判している、後に大御所となる宮崎駿ら左翼系のスタッフが数多く参加してます。TVを短くまとめた映画だけでもよいかも。
『フランダースの犬』 (1975) ウィーダ(作)、ズイヨー映像/日本アニメーション
悲劇的ですが、ぜひ子供の頃に見ておきたい名作。必見です。
『ガンバの冒険』 (1975) 斉藤惇夫(作)、東京ムービー
これはよく知らないのですが、自己犠牲精神もあって、評価がとても高い作品のようです。
『まんが日本昔ばなし』 (1975~) 監修:川内康範
レインボーマンの作者 川内氏が監修、企画には娘が当たってました。20年近く放映されていたため、量が多くクォリティにもバラつきありそうなので、やはり初期のものが良さそうに思います。また昔話はアニメに頼るより読み聞かせが基本でしょうから、見過ぎにはご注意ください。
『アンパンマン』 やなせたかし (幼児向きです)
いろいろ問題多い作品なので、普通に放映してるものは避けて、知育系DVDとかに絞った方がいいように思います。(アンパンマンの危険性について詳しくはこちら)
『ちびまる子ちゃん』 (1990) さくらももこ
ファミリーものですが、最近、放送されてるのは危険? 初期の作品DVDが安心。
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『マッハGOGOGO』 主題歌オープニング
うちの子が今、一番よく見てるのがこれ。絵の美しさ、カラフルな色彩感覚、ストーリーも秀逸。映画『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟も大好きだそうで、このアニメがなかったら、きっと『マトリックス』だって生まれてなかったでしょう。
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(2013.3.5)
童話や神話、昔話が完全に茶化された『ヤッターマン』に比べて『タイムボカン』(1975)はセーフかなと思っていたのですが、悪役マージョはともかくヒロインの淳子の言葉づかいとか確かに悪くはないのですが、よく見ていくと人魚姫や赤い靴のお婆さんが死ななかったりでハッピーエンドに改変され、日本神話系もウミサチヤマサチやスサノオなどが非常に軽く扱われていたことから、『タイムボカン』をここのリストから外しました。もしも子供があれを見てその種のエピソードを初めて知ったりしたら問題だと思います。
ただし、うちではあれを見て、「昔話を勝手にこういう話にしちゃダメなんだよ」って、実例として子供に聞かすにいい機会となりました。それによって子供は、似たような改変された話を見ると、「あんな風にしちゃダメなんだよね」って自然と言うようになりましたよ。よって結果として見せたことはプラスになったと思います。
代って『レインボーマン』の川内康範監修の『まんが日本昔ばなし』を入れてあります(ただし、アニメに頼ることは決して好ましいことでなく、昔話は読み聞かせが基本なので今まで入れてませんでした)。
ディズニーでも人魚姫(リトル・マーメイド)をはじめとして様々な有名なお話がハッピーエンドに改変されていますが、この種の原作ジャックは、タイムボカンを見るともしかしたら日本の方が先だったのではないかとさえ感じました。
尚、3月10日にファミリー劇場で『鉄腕アトム』からいくつか放映されます。全部で200編近くあるのでうちでもセレクトしたものを前に見たのですが、素晴らしい作品でしたよ。今のアニメみたく展開もダラダラしてないし、子供にもとってもわかりやすくて、しかも泣けるものも多いし、子供の魂に訴えかける優れた内容が盛りだくさん。アトムはお世辞ヌキで本当に面白いです。
他にも『どろろ』(1969)や『バンパイヤ』(1968)などの手塚作品がいくつかセレクトされて、このところファミリー劇場では放送されたりしてるようです。
1970年代に入ると手塚作品は『火の鳥』をはじめとして非常に左翼色が強くなるのですが、初期の手塚アニメは名作が揃ってます(虫プロ作品)。手塚率いる虫プロが潰されたのも、左翼の工作が入っていたのではないかと私は最近疑っています。
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(2015.3.17)
『ちびまる子ちゃん』、前は子供の就学前に少し見てたのですが、小学生になってる今、最近あらためて子供が見てるのですが(もちろん初期の第一期のもの)、まる子自身がかなりズルイ性格で、仮病を使おうとしたり悪賢いところがあるため、子供がそれに影響されて「お腹が痛い」とか、変なこと言うようになってしまったようです。『ちびまる子ちゃん』はいいところもあるのですが、ここの中では最も新しい作品でもありますし、注意が必要ですね。お父さんにはあまり父権的なものが感じられませんし……お爺ちゃんも優しすぎますね。お母さんはいいお母さんですが。
それでも今の屑アニメに比べれば随分マシ。
初期の『サザエさん』が見たいです。DVD化はされないんでしょうかね。
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