フェミニズム・アニメと単に強い女が出てくるアニメの違い
~ 反日ドラマとフィクションで日本を敵にしただけのドラマの違い
(2016.6.23)
ちなみにこのボンカレーの松山容子のパッケージバージョン、今も販売されてるのはなぜか沖縄だけです。本土(沖縄の方はこう呼ぶ)では滅多に見れません。
【その後の2019年6月現在、ボンカレー50周年バージョンが発売中ですよ】
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(2015.6.29)
TV『琴姫七変化』(1960)より
『そよ風道中』 歌:花村菊江 (詳しくは右画像クリック)
『琴姫七変化』、女が主役の戦いモノTVドラマの草分けはどうやらこれのようですね。でもこれは女性の自立を煽るような現代のフェミニズムイデオロギーとは無関係でしょう。主演の松山容子の立ち回りも美しく、しかもキレイ、ドラマは大人気でした。このドラマはもちろん私は全く見たことなかったけど、スポンサーは大塚製薬で、松山はこれ以降、同社の顔となってます。ボンカレーの女性が誰だか私は知らず、ずっと前から誰なんだろうって思ってたりもしてたのですが、これで疑問が解消されました ^▽^)
尚、ここでも紹介してる私も大好きな『レインボー戦隊ロビン』がついにDVD化されますよ!
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(2011.8.17)
「胸のボタンを外して!」 ヤバすぎるビジンダー
『キカイダー01』(1973・詳しくは右画像クリック)、特撮モノで戦う女キャラが出てきたのは、これが初めてなのではないでしょうか? この直後の『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975)でも女キャラが出てきましたが、私は戦隊モノは全く見てないのでよく知りません。ただ、戦隊モノもオリジナルは紅一点だったのに、今では女が二人になってるとかで、やっぱりもうダメですね。
オリジナル・キカイダーは見てましたが、01(ゼロワン)についてはよく知らず、私はビジンダーも知りませんでした。志穂美悦子 初のメジャー作品に当たるようです(当時19歳)。(キカイダーについてはコチラもご参照を。キカイダーはここでオススメしてますが、ビジンダーが出てくる01の方はオススメしてません)。
けれども今見ると、この頃のはまだ、女キャラの言葉遣いがとてもシッカリしていて美しいです。プリキュアや戦隊モノはじめ、今の女キャラの言葉遣い、本当にひどいですからね。あんなの幼女の頃から見て、あれが正しい女性像なんだと感化されたら、女の人生狂ってしまいますよ。
石森氏健在の頃の作品では、戦う女であっても女らしさが強く訴えられてます。それにしても石森先生の功績ってスゴイ。(ただし後のゴレンジャー以降、石森章太郎も左翼の攻勢によってフェミ化、世界平和化していったこと、ここで書いてます)
しかし、ビジンダーが「胸が苦しい。ボタンを外して」というシーンは、ちょっと刺激が強すぎますね。
ただし、ビジンダーもキューティーハニーと同じく、人間の女ではなくロボットですよ。
『キカイダー01』 (1973) ビジンダー登場~最終話
原作:石森章太郎 出演:池田駿介、志穂美悦子、伴大介 他
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(2010.7.7)
このところ、ここがどっかで話題になってるのかもしれないが、TVにおける“今”の仮面ライダーやプリキュア系の美少女バトルアニメを批判していることについて、やたら重 箱 の 隅 を つ つ くように噛み付いてくる方々がいます。
あまりにも、こちらの主旨がわかっていなかったり、論点がズレてるので、ひとまとめにして、バッサリ切っておこう。
まず、女が戦うアニメで、最も問題としているのは、明確なフェミニズムのイデオロギーがあるかどうか(他にもいろいろあるけどね)。
昔の「キューティーハニー」も戦いまくってたじゃねえか・・・云々、枝葉末節的なことをつついてくる連中が多いが、キューティハニーにはフェミニズムのイデオロギーなんかないぞ。
フェミニズム的イデオロギー、わかりやすく言えば「私たち(女)が守っていくのよ」(暗に男より女が強い存在であるかのよう洗脳)。度を越すと「男は女が言ってんだから従いなさい」、こういったヘンチクリンなイデオロギーがあるかどうか。
今のように戦争してない時は男女平等だのと言ってても、実際の戦争になったら・・・
今のプリキュアに代表されるフェミ系アニメ、子供がこんなアニメばっか見てると勘違いしてしまうの。
平和ボケで、本当の戦いの恐ろしさなんか知らないし。
それとも本当の殺し合いの戦争になっても、本気で女がわれ先に一番になって戦ってくれるとでも?
戦争で敵方に捕らえられた女なんて、どんな扱い受けるかぐらい知ってるよね?
東京MX-TVとかで三国志の劉備ら3人が女だったという設定のアニメが放映され、確か大奥の将軍が女でそれに仕える嫉妬深い男がウジャウジャのドラマとかもあったよね(フジ?)・・・ただのワルノリ? 否、ついに、ここまで来たかって感じだね。
深夜アニメだから、普通の子供は見ないのでまだ救いあるが、この手の世界に嵌ってしまう・・・どんな連中が見てんだか。
MX-TVとかも、電通の攻勢なのか、最近はこんな美少女アニメがやたら多いよね。
キューティーハニーにはフェミニズム・イデオロギーはない。永井豪マンガは概ねそう、最近のは知らないけど少なくとも昔のは。
たとえ強い女キャラがいても、他はみな普通の女性だ。それと、これは自分からすれば枝葉末節的な事柄だが、そもそもキューティーハニーはロボットで人間じゃないよ。
そして昔の仮面ライダーにだって、日本国を敵に仕立てたエピソードが原作とかに混じってる云々・・・
しかし、それが本当に反日的なイデオロギーで作られたかどうかが問題なの。
ただのフィクションとしての話なら、SF作家の作品範疇に収まるだけ。
もっとも、日本政府を明確に敵に仕立ててるくらいなら、明らかにフィクションに近いだろう。むしろ、日本が悪の勢力に乗っ取られた場合を想定して、そうなった時の警告を発しておくのだって、まっとうな思想だ。
現に、今の反民主党の人たちは、「日本(国)は好き、だけど今の日本政府は嫌い」。
要するに、反日本政府。
これがズバリ、今のまっとうな保守層の心情。もちろん自分もその一人。
では、反日イデオロギーが明確に打ち出されているかどうかを判断する作品基準例とは
・日の丸や国歌、国王(天皇)や日本の伝統芸能的なものが嫌いになるよう、暗に仕掛け続ける(悪役のシンボルに日の丸を姑息に使ったりするのは、このサブリミナル効果を狙ったもの)
・国(日本)が嫌い、愛国心や郷土愛に嫌悪感を抱くよう、暗に仕掛け続ける。(ただしソ連のような左翼 共産主義国家も国を第一義に置くので、“国を守れ”というのが必ずしも正常な保守とは限らない)
昔の仮面ライダーまで反日だって言うなら(まっとうな判断力ある保守派がそんなこと言ってるとも思えないが)、どうぞ勝手に子供に見せないようすればいいでしょ。
オリジナルの仮面ライダー、確かに歌にある通り“日本の平和”のためでなく、“世界の平和”のために戦ってるわけだが、どう見ても、日本が嫌いになるよう仕掛けてたり、変な男女平等思想で日本人がフヌケ化するよう埋め込んでたり・・・しているようには見えませんがね。たとえ、日本国をフィクションとして悪役にしてるエピソードが一部にあったとしても。
それと私は、昔の仮面ライダーのライダー・ジャンプやライダー・キックの人間的なワザの美しさ、本物の爆薬を使ってのリアルで迫力ある演出が好きなわけ。変なCGばっかり使ったものじゃなくてね。子供にも、TVゲームのような動きでなく(ゲーム脳に汚染されますよ)、そういうリアルな動きを見せてあげるべき、とお伝えしているわけ。
言っとくけど、ここは
「TVゲームは有害! 小さな子供をTVゲームに熱中させるなんて論外!」
とTVゲームの危険性について、強力に警告しているサイトですからね。
こんな風にいうと、「いや、仮面ライダーだって、改造人間のロボットじゃねえか」とか、また論点ズレた変な言いがかりつけてくる方いるんでしょうが、そんなことにしか頭が回らない人には、もう処置なしです。
少なくとも古い仮面ライダーを見てる限り、反日的なイデオロギーなんて感じられません。
『 鮫 』 天野月子 (2003)
引退したようだが、少し前は数多くの熱狂的ファンがいた天野月子(詳しくは右画像クリック)。一般にはマイナーな存在であったと思う。自分も月子が大好きだった。でも『 蝶 』より前まで。一番好きなこの曲を、勝手な趣味でアップ! 月子と月子を守る侍バンドマンが出演。個人的には、『 人形 』(こちらクリック)も大好き。実は、月子が私を描いてくれた絵、持ってるぞよ。
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(2013.8.7)
目を見張るような情報いただいたり、コメント等でご協力いただけたり、皆様いつもいろいろありがとうございます ^▽^) 私も毎日、家のことでいっぱいいっぱいで、本当はあまり手が回らないんです・・・
石森章太郎『009ノ1』(詳しくは右画像クリック)が実写化ですか。深夜アニメ化(2006)されてたのを見てましたが、原作自体私はよくわからないので、どこまで原作に忠実に作られていたのか知りませんが、その時はそれほど変な感じはしなかったよう感じます。元々009のアダルト版ともいえる、ちょっとお色気入った大人向けマンガですからね。
でも読み方は普通に「ゼロゼロナインの1」という風に私は読んでいたのですが、なんでこんな名前なんだろうと前から疑問があったのですが、「ゼロゼロくのいち」という読み方があったんですね。そういう計算して石森氏はタイトルつけてたのですね!
実写版映画のサイト見たけど、女優から服装まで何から何まで品がなく、気持ち悪いものに仕上がりそう。作者本人亡き今、最早やりたい放題ですね。
ところで全然、話変って、ここで紹介の天野月子ですが、活動再開していて天野月って名前になってますよね。「子」をとったってことは、女性的な名前から中性的な名前になったととらえてよさそうに感じます。
そして、私が好きだったのは『蝶』より前までの曲と書いてますが、実は『蝶』は某TVゲームソフトの主題歌に使われたんですね。月子の曲がそういう使われ方されたのは初めてだったのだと思いますが、この曲での相手への呼び名、「キミ」と呼んでるんです。それまで彼女の曲では殆ど「あなた」としか呼んでなかったはずです。この詞調の変化は、スポンサーだか何らかの意向が働いて、そうなったのではないでしょうか。きっとそれ以後、彼女の曲でも「キミ」と呼ぶ歌が増えてしまってるのではないかと私は考えてます。ここで書いてる通り、女が男に対して「あなた」と呼ぶのと「キミ」と呼ぶのでは大違いなのです。ですから、そうなるとカラオケとかでも感情移入が出来なくなってしまうんですね。
いずれにしろ、あれだけ好きだった月子ですが、『蝶』以後の彼女の曲、私は全く聴いていません。これは決して偶然なのではなく、私のアンテナが何か反応して拒絶していったのかもしれません。熱狂的ファンだったといえるほど天野月子が大好きだっただけに、このことは本当に残念です。ここを月子が読めば、どう思われることでしょうね……
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(2014.9.18)
『レインボー戦隊ロビン』(1966・詳しくは右画像クリック)では、女のリリ(ロビンへの母性を持たされたロボットですが)の役割は救護のみで戦わない。
『科学忍者隊ガッチャマン』(1972)で、女が戦いまくりはじめ(だから私はガッチャマンはあまり好きでない)、後の『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975)で女も戦いまくるパターンが完全に定型化されました。
「○○の作品はどうでしょう?」と聞いてこられる方も多いのですが、私は艦コレとか言われても知らないし、見る予定もないのでよくわかりません。ただ私から一つ重要なアドバイスしておくと、とにかくまずは古いアニメの名作を見ておいた方がいいということ(1970年代初頭までのもの)。そういう土台があるのとないのでは大違いで、アニメ黎明期、つまりアニメで育ってない人たちが作った作品はとても重要です。その時期の作品に慣れれば、今の作品の殆どに大変な違和感を覚えるようなるでしょう。だから子供たちにこそ、そういう感性を根付かせておくことが大切。
女がバリバリ戦うか、それともサポートだけに回ってるかは作品を見る上での重要な判断材料。
もし、『艦これ(艦隊これくしょん )』というのが……別にそれに限らず、女が第一線でバリバリ戦いまくるというようなものは、それだけで私からすればろくでもない作品と言い切っていいでしょう。前に『ガールズ&パンツァー』とかいうのにここで触れてますが、要するに、ガールズ&パンツァーは戦車もので、艦コレは戦艦ものってことなんでしょう? 見てるとパッパラパー化します。
『ドラゴンボール』(1986)以降、戦いがマンネリ、ゲーム的になり、登場人物は戦いを楽しむようになってしまった。ポケモンとかもひどいもの。
初期の『仮面ライダー』(1971)では、本当は戦いたくないけど、戦わないといけないという義務感や孤独感(周りには若干の応援者がいるけど)が強かったし、その傾向は『レインボーマン』(1972)も同じ。『ドラゴンボール』の少し前の『北斗の拳』(1984)には、そういう悲しい宿命的雰囲気がまだ少しは残ってた感じはありますけどね。
『ウルトラマン』だって初期は今みたいにウルトラ兄弟がナンチャラとかなってないし、戦いゲーム的なものでは全くなかった。
『レインボー戦隊ロビン』(1966)より(第一話もコチラで公開中)
『鉄腕アトム』(1963)直後、スタジオ・ゼロの制作ですが石森章太郎ワールドの草分けの色濃い『レインボー戦隊ロビン』のロビン、とっても純粋で、時に自分の命を顧みない……血の気も多いのですが、昔の男の子、また明治維新期の若者たちというのは、きっとこういう男ばかりだったのだろうと思ってます。とにかく純粋なんです。その心の美しさを見てるだけで心が洗われます。DVD化されてないのが残念ですが、とってもいい作品なので、機会あったらぜひ見てみてくださいね。(その後、待望のDVD発売が決まりました! 2015.8。詳しくは右画像クリック)
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◆『国境がなくなって世界が一つになる』というのは、ショッカーの世界征服が完了するってこと ~ 石森章太郎の世界①
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◆女子供の洗脳で男もバカになった!① ~ ジェンダーフリー 日本総フヌケ化
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