日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

そもそも革命とは ~ フランス革命に見る民衆とマスコミの狂気

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(2013.2.7)
このところ書いてる通り、女子柔道選手が監督を糾弾して追放したというのは革命と同じです。
日本では、民主主義やフランス革命ってのはスゴイいいものだとして、有名なドラクロワの『民衆を導く自由の女神』などの絵が自由の象徴として教科書に載ってたり、あの「人権宣言」は時代を変えた民主主義の基礎となる素晴らしい内容だとして、今の学校では概ね教えられてますよね。
しかし、本当のフランス革命とは、人間の妬み僻みが生んだ、歴史上最悪とも言える下劣で残忍極まりない事件です。そして、その大量虐殺された人々というのは、すべて正式な裁判で殺されたんですよ。
それなのに日本人は、未だにマスコミや裁判所というところが正義の組織なんだと信じてる愚か者が大多数を占めてます。これは大いなる無知、勘違い。
だから警察より軍隊より・・・最も恐い組織こそ裁判所なんですよ。覚えといてください。

以下は、前にここでもご紹介した“保守主義の父”といわれるエドマンド・バークの『フランス革命の省察』より(詳しくは右画像クリック)。
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『1989年10月6日の朝、フランスの王と王妃は数時間の休息を取っていた。混乱と驚愕、狼狽と殺戮に満ちた一日の果て、身の安全は保証しようという民衆の言葉を信じ、憂鬱な眠りについたのだ。
だが寝室を警護していた歩哨の声で、まず王妃が目を醒ます。「お逃げください! お命が狙われています。暴徒が乱入してきました。もう防ぎようがありません」--こう叫んだ直後、歩哨は死んだ。あっという間に斬られたのである。

冷酷なゴロツキと殺し屋の一団が、返り血をしたたらせながら寝室に乱入、銃剣や短刀でベッドを繰り返し突き刺した。間一髪、ほとんど裸で逃げだした王妃は、暴徒の裏をかいて、夫である王のもとに逃げ込む。とはいえ彼の命も、もはや風前の灯であった。
やがて王と王妃、および幼い王子たちは、世界でもっとも素晴らしい宮殿の一つから追い出される。殺戮が続いたあげく、宮殿は血の海と化しており、ちぎれた手足や八つ裂きになった胴体が散乱している。

国王一家は、首都へと連行されることになる。民衆による一方的な虐殺のしめくくりとして、王の護衛を務めていた二人の紳士が犠牲者に選ばれる。正義の処刑と称して、この二人は公衆の面前で死刑台へと引き立てられ、そのまま首を切られた。凱旋更新の先陣を切ったのは、彼らの頭を突き刺した槍であった。
行列はゆっくりと進んだ。ルイ十六世とその家族は、化け物のごとき野卑な女たちに取り囲まれた。おぞましい罵声、金切り声、狂ったような踊り、聞くに堪えない侮辱など、地獄の沙汰もかくやという光景が展開された。

12マイルの道のりを、えんえん6時間かけて進む間、国王一家は死よりもひどい苦しみを味わった。そして彼らは、当の凱旋行進に加わった兵士たちによって、パリの古い宮殿に押し込められ、そこが王家の監獄となったのだ。』
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このバークの『フランス革命の省察』が発表されたのは1790年であり、実はまだその頃、王も王妃も存命中だったのです。そしてその後、国王、王妃らが処刑されたのはご周知の通り。
処刑後の話については、私も大好きな『ベルサイユのばら』の作者 池田理代子の『フランス革命の女たち』(1985)という本があるのですが(詳しくは右画像クリック)、その中からご紹介いたします。
池田は“ベルばら”の大ヒットした後、一時、私生活のことでマスコミからひどいバッシングを受けたことがあり、そのようなこともあってからでしょうが、ずっと前からマスコミの偽善とその危うさに気づいてました。

以下はその『フランス革命の女たち』(池田理代子)の、マリー・アントワネットについての記述から。
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『1789年10月5日、アントワネットはプチ・トリアノンから急ぎ呼びだされました。冷たい雨の中、パリから、怒りに猛り狂った7、8千人もの女たちの集団が、手に手に包丁や槍、鍬などありあわせの武器を持って、口々にアントワネットへの非難と罵りの声をあげながら、ヴェルサイユめざして行進して来ているという報らせが入ったのです。』

『国民公会での投票によって、元国王に死刑の判決が下され、夫は妻に先立つこと約9か月、堂々たる体躯をギロチンの刃の下へと引き立てられてゆきました。
そして直ちに、今では彼女の唯一の生きる希望として遺された、小さな息子のルイ・シャルルが彼女のもとから引き離されます。誇り高く高慢にさえ映るほど冷静に振るまい続けたマリー・アントワネットが、この時だけは、ただの一人の母親として取り乱し、叫び、泣き、息子を連れ去ろうとする国民公会の委員たちにすがりついて哀願しました。“ルイ十七世”となるはずであった、この7歳の小さな少年は、母親から引き離され、無教養で粗野な靴屋のシモンの手に委ねられ、やがて、悲運の両親のことも、そして、自分が何者であったのかさえも忘れ果ててゆき、ついには歴史上の謎としてその存在を消されてしまうのです。』

—– マリー・アントワネットの処刑は、1793年10月16日12時15分 —–

『ロココの女王と謳われたマリー・アントワネットに関しての評価ほど、時代によって極端に変わったものも少ないでしょう。1789年以後、アントワネットについて書かれた中傷文は、想像を絶するほどのでっちあげや汚い言葉に満ちており、アントワネット自身、「陰口は人を殺すのにひどく効き目があるものです。人々はこれでもってこの私を殺すことでしょう」と述べています。そして事実、彼女をギロチンへ送るために大いに功績のあった中傷記事の筆者たちは、自らの仕事をどのように受け止め評価していたのでしょうか。
マス・メディアの持つ力の恐ろしさは、当時もそして現代も、あまり変わってはいないようです。』
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ほぼ同じ年の子を持つ私、これを書き写してるだけで、涙が溢れまくり・・・
右は7歳のルイ十七世(1792)、アレクサンドル・クシャルスキ (1741–1819)作。
ルイ十七世(1785-1795)のその後、ひどい内容ですがご興味ある方はコチラもお読みくださいませ。妬み僻みの塊、こういうひどいことするのが、ウジムシ左翼どもの正体・本性】

ルイ十七世、いっそ、お父さんお母さんと一緒に死ねてたら、どれだけ幸せだったろうと思います。だから「子供の命だけは助けて」、なんてのは外道なんです。

また、これらを読めばおわかりの通り、人類史上初の大衆革命といえるフランス革命を引き起こした民衆の多数は、品性のない暴徒化した女たちの集団であって、これはそれまでの歴史になかった特筆すべきことであり、扇動者は女をそそのかして操り利用していたことが伺えます。

革命とは、こういうものなんだということ。こんなのを礼賛する日本の学校教育は狂ってる。
そしてマスコミとは、昔から誹謗中傷しか能のない、人で無しクズ集団。

『キル・ザ・キング』レインボー(1977) 詳しくは右画像クリック
Kill the King – Rainbow
ハードロックの大御所 ディープ・パープル、リッチー・ブラックモアを知らないという方も、今の若い方にはたくさんおられるのではないでしょうか・・・ これは(リッチー・ブラックモアズ)レインボーの代表曲の一つ。

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◆フランス革命に見る人権派による残虐な子供の管理 ≪ルイ十七世の惨劇≫ ~ キチガイ左翼組織 児童相談所に拉致された子供たちを一刻も早く取り返せ!

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この記事に対するコメント

  • 【前サイトURLのこの記事へのコメント】

    ロシア革命で虐殺されたロマノフ一家も似てますね。皇女アナスタシアが生き延びたという伝説もあったけど遺骨が発見されたと聞きました。ルイ17世も同じで逃げ延びたという伝説はあったけどひどい虐待の中で死んでいました。
    それでも革命をおこした人々は後ろめたくてずっとその事実を隠していたようです。なぜ後ろめたいのかわかりません。正義だと確信があるなら真実を白日の下にさらせばいいのにと思います。
    a | 2013/02/07 4:08 PM

    始めまして、GOOと申します。
    こちらのブログの存在を今日始めて知りました。
    私も歴史の授業よりもベルバラでフランス革命に詳しくなりました(笑)
    フランス革命は「革命」というより魔女裁判のようなもの、私もマスコミの存在があの当時のフランス革命と似ていると思っていました。
    TV開局60周年の記念すべき?年ですが、本来の真実を伝えるという使命を忘れた腐った集団がマスコミですね。
    昔から人の心にあった、野次馬根性、ねたみ、うわさ。。。その心理を巧みに操って電波で撒き散らしているのがマスコミなんでしょうね。
    リッチーも「Kill the King 」レインボーも知ってますよ。
    私もまだまだ不勉強ながら日本の未来のためにブログで発進しております。
    やはり左翼の暴言コメが時々入ることがあり気が滅入ります。左翼の人って言葉使いが悪いのが特徴ですね。
    同じブログランキングに登録していたのに、私は「政治」の方で登録しておりました。
    これからこちらのブログをゆっくり読ませていただきます。
    ステキなブログ、ありがとうございます。
    長々と失礼いたしました。m(__)m
    GOO | 2013/02/07 4:08 PM

    武力、権力、財力、政治力etc
    人類の歴史はありとあらゆる力のぶつかり合い。数の暴力などその一種に過ぎません。
    民主主義(≒多数決)の狂信者達、無教養な左翼達にはこんな簡単なことも分からないようです。
    ほんの少しでも歴史を学べば分かることなのに。
    保守派 | 2013/02/11 4:13 PM

    シャルル王子おかわいそう。革命って人の心を亡くす物なんですね。私も以前保育園に実習に行った時に共産党の保育園で手のやけど跡について差別的な事を言われて、サファイアさんが書かれている通り、妬み・嫉み・上に立たいと言う思いでいっぱいな現場でした。
    後で知ったのですがウソっぱちの平和教育をしているそうですが、幼児にそんな醜悪な事教えてどうかなぁと思いました。
    でもサファイアさんとの出会いにより微力ですが子供が日本が好きって思える環境づくりをしていきたいなぁ
    けい | 2014/01/08 3:14 AM

    高校時代に世界史の教師が、「フランス革命は絶対授業に取り上げないといけない」といってました。革命大好きの日教組は素晴らしいですね。今の無秩序な世の中には国民のためなら贅沢をしない当時のフランス王朝や仁徳天皇の逸話を教えれば良いものですが、教えないのであれば歴史を勉強する意味がありません。
    鞍馬天狗 | 2017/11/07 12:42 PM

  • 一昨日、図書館で『地球支配階級が仕掛けた悪魔の金融恐慌ビジネス (日本語) 単行本 – 2011/2/1 鈴木 啓功 (著)』を借りました。

    【フランス革命に関しては以下のような考察が記述されておりました。以下、本の中身を一部載せます】

    p143 保守派の知識人は、フランス革命は国王を殺したので、フランス革命は悪であると結論づける。けれども、近代世界で最初に国王殺しをやったのは実は英国である。しかもそれは、フランス革命よりも一四〇年も前の、一六四九年のことだった。
     この英国の国王殺しが、後にフランスやロシアに飛び火したのだ。国王殺しを「悪魔の仕業」というのなら、その本家は英国なのである。

    p144 英国は国際金融資本家が支配する国である。現代世界経済情勢の背後には、この英国のロンドンを巣窟とする国際金融資本家が存在するのだ。

    p147 オランダのユダヤ人たちは、国王を殺して英国を乗っ取ったのだ。これこそがまさに、近代世界史に隠された秘密なのである。
     実に恐ろしい秘密だが、本書が暴露する秘密はまだある。

    【以下、フランス革命ネタよりも、現代のコロナ茶番騒動の要因に関係するような箇所を、ピックアップして載せます。この本の著者・鈴木啓功さんは

      http://suzuki-keikou.main.jp/#

    コロナ騒動という名前は付けなかったものの、現状を予測しておりました。】
         
     
    p20 そもそも国際金融資本家の立場からすれば、黄色人種である日本国民には何の価値もないのである。それどころか異民族は、殺されるべき存在でさえある。その絶対的事実がわからないと、世界を解読することはできないし、未来を予測することもできない。 繰り返す。近未来には日本列島に爆弾の雨が降ってくる。

    p23 現代世界情勢の背後には、「異民族皆殺し」という暗い情念が存在する。

    p38 米国とイスラエルには、ヨーロッパ人とユダヤ人の「悪魔のような異民族虐殺思想」が存在するのである。

    p40 現代の日本国は米国の掌の上で動いている。民主党が回避しようとしたが、簡単にはいかず、自民党が政権を取り戻すが、彼らには何もできないだろう【まさにその通り!】

    p44 戦後日本=米国→役人集団→自民党→日本の国民

    p123●世界は「騙しの世界」である
      ●世界は「地球支配階級」が動かしている
      ●彼らは「異民族皆殺し」を繰り返している

    p198●大潮流1=近未来に世界大恐慌が発生する
      ●大潮流2=近未来に世界大戦争が勃発する
      ●大潮流3=近未来に世界政府が樹立される
      ●大潮流4=近未来に地球人民総奴隷化時代が到来する
    二千年前、イエス・キリストが殺されたのは彼がユダヤ金権支配階級に歯向かったからだ。ユダヤ金権支配階級は自らの悪事を糾弾するものを生かしておかない

    P200 古代ローマ帝国は、貴族と奴隷の社会だった。貴族は民主主義のことなどは考えたこともない。貴族の生活はすべて奴隷が支えていたのである。これは現代世界における地球支配階級の彼らにとって、なんと素晴らしいことであることか。
     地球支配階級は、ヨーロッパを本部に世界政府をつくりあげたい。そのためには、古代ローマ帝国を復活させることが必須なのだ。
      彼らがEU統合に邁進するのも、その最終目的である世界政府樹立(古代ローマ帝国復活)のためだ。計画は着々と進行している。彼らに不可能はないのである。

    P223 世界政府が出来上がったとき、地球人民は全員、地球支配階級に完全透視された奴隷となっているのだ。(中略)この動きはいずれ世界中に拡大する。われわれは全員、地球支配階級の手先によって全身透視を強制されるのだ。

    P225 古代ローマ帝国の統治の極意は、世界をバラバラに分解したうえで、それを上から丸ごと支配するというものだ。敵を団結させずに分離させておいたほうが支配しやすいからである。古代ローマ帝国の末裔である欧米支配階級の脳裏には、常にそのような分割統治戦略が存在するのである。

    p280 近未来の世界では、地球人民には全員「背番号」がつけられ、徹底的に管理される。そして人民の命は売買できるものになろう。

    p283 現代の地球人類は約70臆人が存在する。このまま人口が拡大すると、二〇五〇年には百億人に達すると見られている。(中略)地球支配階級の立場からすれば、二十から三十臆人もいれば十分だ。
     では、どうするのか。世界戦争を勃発させて地球人民を抹殺してしまうのだ。そのためにはもうしばらくの時間が必要だ。それまで彼らは、エイズや新型インフルエンザなどの生物兵器を利用して、粛々と地球人民抹殺計画を遂行する。
     エイズや新型インフルエンザは地球支配階級が製造した生物兵器なのである。彼らにとって異民族皆殺しは常套戦略である。

    p287 現代世界における雇用創出・社会福祉は、古代ローマ帝国における「パンとサーカス」と同じなのである。その意味は「とりあえず飯は食わせてやるから、お前たちはものを考えるな」ということだ。

    p291 欧州ロスチャイルド家を筆頭とするユダヤ国際金融資本家とヨーロッパ貴族階級に代表される地球支配階級は、近未来世界で金融恐慌と世界戦争を引き起こし、世界情勢を徹底的にガタガタにしたうえで世界政府を樹立。地球人民を総奴隷化状態に陥れようとしている。

    p294 日本国民を取り巻く世界支配構造
       国際金融資本家→米国→日本の役人→日本の国民

    【ここまで打ち込むと暗い気持ちになってきましたが、解決策はあります】

    p295 先ほどの図式は下から上へ進むべきだ   
    国際金融資本家←米国←日本の役人←日本の国民

     日本列島に生きるふつうの日本国民が、草莽のなかから勇気をもって立ち上がり、下から上に向かって打ち倒していくのがこの図式だ。(中略)日本国民が立ち上がる道は、世界革命への道に直結しているのだ。(中略)起死回生の地球革命なのである。

    【立ちあがり、抗い、現状を打破したいものです】

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