日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

『フランダースの犬』のネロは不幸だったと思いますか?
~ 唯物史観、拝金主義で教えられないこと

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(2010.7)
『フランダースの犬』のネロは、不幸だったと思いますか?

自分の見方は逆です。確かに可哀そうかもしれません。
でも、不幸ではなかったでしょう。異論がある人もいるかもしれませんが、彼自信の中で、彼は幸せだったのです。

そして、彼は天国に行ったのです。こんな風に、子供が小さいうちに教えておくことこそ大切です。唯物史観や拝金主義では、決して教えることができません。

ウチの子には基本的に今のTVはほとんど見せないし、自分も今、殆ど見ていません。子供に見せるものは1日1時間位に限り、昔の子供向け番組のDVDが主体です。

TVアニメ『フランダースの犬』(詳しくは右画像クリック)は50話ぐらいで長かったですが、これを毎日1話ずつ見せ、他のも合間に見せながら、結果的に4、5ヶ月かけて全部見たと思います。
子供もこのお話は大好きで、そして、ネロは天使に天国に連れていってもらったと教えています。

もしも、生まれてくるなら、あなたは、

・金持ちでも傲慢な、アロアの父親がいるような家
・金持ちでも、意地汚くズル賢いハンスのような父親がいる家
・貧しくても、ネロの優しいおじいさんがいるような家

どれがいいですか?
結果的に、ネロが先に死んでしまったというところは無視して考えてください。
あくまでどんな家に生まれたいか? どんな家族がいる家に生まれたいかで考えてください。

どれがいいですか?
話をよく知らない方だと、分かりにくいかもしれませんね。
もっとわかりやすくいうなら、

・お金があって毎日500円の小遣いを子供にくれるけど、1年に1回も子供と遊んでくれるかどうかもわからない父親
・月に300円しか小遣いはくれないけど、毎日子供と遊んであげる父親

どちらの父親が好きですか?
どちらの子供が、いい子に育っていくと思いますか?
欲張りな人なら、毎日500円小遣いくれて、毎日遊んでくれる父親がいいと言うかもしれません。
しかし、現実はそう簡単にいかないでしょう。

とても難しい質問に思えますか? それとも、答えは簡単ですか?

やはり問題は、自分を受け入れてくれ、本当にわかってくれる家族がいるかどうか。
違いますか?
まず一番に考えるのは、家族への愛情、家族からの愛情がある家、違いますか?

幸・不幸とは、あくまで主観的なもの。
たとえネロには両親がいなくとも、少なくともおじいさんとのささやかな幸せがあったのではないでしょうか? きっと彼は、それに満足してます。

ネロは短い間だったけど、おじいさんやアロアの愛情をたっぷり受けていられた。
彼はそれだけで、存在価値、生きた価値があったのです。
ネロは、優しいおじいさんとアロアとのかけがえのない思い出の中で死んだ。
それが、死んだネロの微笑みに表われているのです。自分は幸せだったと。

しかし、物質文明の中、上っ面の愛情?だけ、本物の愛情を受けずに育つ子供が、山ほどいます。
そして、お金・モノしかくれず、親とまともに遊んでもらうことを知らずに育った人も、当然ながら、子供と遊ぶ術を知りません。お金をあげることはできても、愛情表現の仕方がわからないのです。
だから、その子が大人になったら、やっぱり同じように拝金主義、唯物史観の親にしか概ね成りません。
彼らは親に猛烈な反発、不満を抱きながら育っていきますが、結果、自分もお金のモノサシでしか判断できない人間になるのです。
これが悲劇の連鎖。

育児(子供の毎日の身の回りの世話)は母親がやるべきものと、私は書いてますが、父親は決して教育を母親任せにしてはなりません。
通常の子供の世話は女に任せても、父親は決して子供に無関心にならず、シッカリした教育方針を立てて仕切ってあげてください。
特に重要なのが、小学校低学年ぐらいまでの幼児期。
母親も、子供のことは自分の役だとかいって、決して父親を排除してはいけません。
父親は、遊んであげても変な馴れ合いにならず、しっかり子供から畏敬される存在になりましょう。もちろん、母親が父親をシッカリ立てるというサポートがない限り、それは実現できません。

こういうところにさえ気をつけていれば、さほど子供がメチャクチャに育っていくようなことはないように思います。

◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆
フランダースの犬

イギリスの作家ウィーダの書いた児童文学作品(1872年発表)。ベルギー フランドル地方が舞台。
原作ではおじいさんに先立たれたネロは、愛犬のパトラッシュと共に死ぬが、米国版のアニメでは、何とネロは死なず、ハッピーエンドに仕立てられている。日本のアニメは原作に倣う。
舞台となったベルギーでは、この物語はさほど知られておらず、小さな子供を見殺しにするような風習はないとして、英国人作家の書いたこの作品に対するベルギー人の反発もあるという。

[あらすじ] 少年ネロは、おじいさんと忠犬パトラッシュと3人?暮らし。村の実力者の一人娘であるアロアと仲睦まじかったが、家格の違いから望まずして距離を置かされることとなる。そして、優しかったおじいさんが亡くなる。
絵画コンクールでネロの才能を認めた著名な画家が、彼を引き取り養育しようと村を訪れたが、ネロは既に大家のハンスに家を追い出され、クリスマスを迎えた翌朝、アントワープの大聖堂 ルーベンスの絵の前で、パトラッシュと固く抱擁したまま冷たくなっていた……口元に安らかな微笑を湛えて。

TVアニメ『 フランダースの犬 』 (1975)  主題歌&第1話

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(2011.1.21)
以前この記事を書いて、アニメではアロアとの楽しいひとときや、優しいお爺さんとの場面が盛り沢山だけど、原作にそんな場面はほとんどなく、惨めな少年の物語にすぎないと言ってきた方がいましたが、私は原作も読んでます。

TVゲームで育ってイマジネーションが貧困な方だと、原作読んでもそんな発想しか思いつかないのかもしれませんが、優れた日本人の感性で想像力やイマジネーションを駆使すれば、当時の優れた制作スタッフがアニメのような世界を作り上げたのは、ごく当然に思います。要は、ネロがアロアといつも楽しく遊んでいたという一行だけからでも、どれだけイマジネーションを膨らませられるか。
言っとくけど、イマジネーションを膨らませるというのは、左翼お得意の曲解とは全く違うからね。

写真はウチにある『フランダースの犬』の原作本。イラスト:金 斗玄(ソウル生まれ)、発行:講談社。
日本のアニメ・キャラと、この本のイラストのキャラ、断然アニメの方かいいでしょう?
やっぱり日本人の勝ち!
この本、あとで気づいて不愉快に思ったが、イラストぐらい日本人のもの使えよ!
しかし、左翼 講談社は朝鮮人が好きだねえ。

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◆『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』 子供には宮崎アニメでなく松本零士

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◆ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

◆保守は教育勅語の復権で一致団結を!~左翼価値観に風穴を開けるべし

◆腐った価値観を決定づけたもの ~ 節操ない男女観とセックスに毒された日本人

◆心の拠り所と守るべき人を持たなくなった日本人 ~ 親も兄弟姉妹も、友達も学校もみんな嫌い

◆日本人の美意識が結集!溝口健二『雨月物語』~ 品が悪くなった日本女性

◆反日マスコミの本丸は電通!~メディアをウラで操る電通を攻撃すべし

◆子供向け番組への左翼の本格参入はヤッターマンから ~ ビデオの普及以降、作品作りが変わった

◆イザナギとイザナミに見る、日本における男女のあり方 ~ 日本神話を題材に

◆『君が代』と『越天楽』を子供に弾いてもらいました!

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ブースカとロボコンを見てる子はいい子に育つ!

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(2020.10.21)
今日の記事はコチラの特撮セレクションの追加分のようなものです。子供が小さかった頃の思い出。小学校低学年の頃、『がんばれ!!ロボコン』(詳しくは右画像クリック)を子供が見ていました。心が温まる、人にやさしくなれる、とってもいい話ばかりでした。ロボットだけど人間の感情を持っている、とっても優しく人がよすぎるロボット。ああいうのを見てる子はとっても素直になるんです。今では毎日へらず口、生意気言ってばかりですが、カワイー赤ちゃんだった頃、小さな子供だった時のことを思い出すと、ガミガミ言ってばかりでなく優しくしなきゃと思うわけです。
あの頃の子供のエネルギーはすさまじかったんです。これはその頃、子供が作ったロボコンの全キャラクターの人形。ホント感心したものです。あの頃の思い出があるから、憎らしい口ばかり利くようになった今でも「カワイー カワイー」と(無理にでも・笑)思うことが出来るんです


そして『快獣ブースカ』(詳しくは右画像クリック)。ロボコンではロボットが家に居候(いそうろう)していたわけですが、こっちは怪獣が家にいるのです。ポケモンのようなゲームキャラでなく、本物の怪獣が家にいるんですよ。楽しいじゃないですか! こういう怪獣やロボットが家にいるというのは子供達にとっての夢だしとっても楽しいことなんです。そしてロボコンは、このブースカのイメージを引き継いでるんです。ブースカは「シオシオのパー!」と言ってガックリします。ロボコンには「ショックのパー!」と言って分解しちゃうロボパーというロボットがいるんです。石森章太郎はこのブースカの言葉をもじってロボコンを書いたわけです。私自身、ロボコンを見る機会はよくありましたが、ブースカは見たことありませんでした。白黒ドラマの再放送は当時でもなかなかやってくれていなかったのです。しかもブースカはレンタルDVDもなく、買うしかなかったので子供が小学校高学年だった頃にようやく買って子供が見ていました。出てくる家族もまとも、言葉遣いはとってもキレイ。大人は大人らしく、子供は子供らしく、男は男らしく、女の子は女らしい、ブースカはカワイイ……そういう安心して見ていられる登場人物ばかりです。

今の『鬼滅の刃』、少し前の『進撃の巨人』、その少し前なら『魔法少女まどか☆マギカ』もっと遡ってジブリの『もののけ姫』とか……これらマスコミが話題にしてきた昨今の作品で一貫しているのは首や目、内臓が飛んでドビュッのグロさ。そしてプリキュアやジブリアニメに一貫してるのは暴力的でフェミ臭いエラそうな女ばかり出てくるところ。子供は学校で『もののけ姫』を見せられたそうで、昔の東映アニメとかならまだしも、何で中学校でまでジブリアニメを今さら授業で見せるのか理解に苦しむし、今の学校はそういう気の狂った教師、パッパラパーの集まりなんです。これらアニメ見て育っていった子は皆、(美的)センスのブッ壊れた暗愚な家畜に成り下がっていき、親がそんなものしか知らず子供達にまで見せてるなんてのは最悪、そいつらは皆、終わっていくんです。そんな思考停止の連中が、「うんこドリル」が流行ってるとマスコミが騒げばそれを子供にやらせ、靴下はくるぶし出しが常識と言われれば何の疑問も持たず見苦しいそんな靴下ばかり履くし、「マスクしなさい」と言われれば何の抵抗もなくマスクするし、ウンコ食いが流行ってると言われれば喜んでウンコを食うんです。

ブースカとロボコン、この二つの作品に出てくる子供たちもとにかく素晴らしいんですよ。本当に感情に素直な子ばっかり。だから、これを見てる子も素直になるんですよ。可愛いロボコンとブースカを見てた時の、素直にブースカやロボコンが好きだった時の、本当にあの頃のうちの子もやっぱり可愛いくて仕方なかったんです。子供には昔のいいものを(お金かけても)見せていってください。

『快獣ブースカ』(1966・円谷プロ) DVD PV & OP主題歌
ブースカの可愛さ、明るさ……子供たちに本当に愛されていた怪獣。今の見ててイライラするばかりのギラギラギトギトした作品群と違って、ホント癒されますよ。

『がんばれ!!ロボコン』(1974・石森章太郎) オープニング
石森氏らしい、とても凝った出だしの映像、構図。話数が多いので、後半は登場人物も出てきすぎてダレてくる感じもありますが、とってもいい話ばかりですよ。

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『子育て幽霊』 小泉八雲が書き残した日本の昔話 ~ ドラマ『日本の面影』より②

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(2018.2.16)
女なら、死んでも子育てですよ!
ラフカディオ・ハーンの『日本の面影』で紹介されている、子育て幽霊と同じく、母性に支えられた魂のお話。(新編『日本の面影Ⅱ』角川ソフィア文庫から。詳しくは右画像クリック)

母性の絶対性が如何に日本人の心を形作り、長年にわたってそういう土壌の中で日本人の魂が育まれ、日本の文学作品等にまで深い影響を与え続け受け継がれてきたか。これらが消滅することこそ、日本人が真に滅亡してしまう時。

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その昔、何というお大名の時代か忘れましたが、この古い都に、深く愛しあう若い男女がおりました。二人の名前は定かではありませんが、話だけは今も残っています。
二人は幼少より夫婦(めおと)の契りを交わしており、家も近くでしたので、子供の時から一緒に遊んでおりました。やがて大きくなるにつれ、たがいに心惹かれあう仲になりました。
男は元服前に両親を亡くしてしまいました。ところが、身内の友人に当る、裕福な武士の家に奉公させてもらうことができました。男は礼儀正しく、賢くて武芸の才もありましたので、じきに主君から、何かと目をかけてもらえるようになりました。そのため、男は一刻も早く、許嫁(いいなずけ)と一緒になれるような身分になりたいと願っておりました。
しかし、東北地方で戦が起こり、急に主君について戦地へ赴くよう命じられました。それでも男は出征前に、なんとか許嫁の娘と会うことができ、女の両親の前で誓いの言葉を交わしました。そして、もしも生きていたなら、一年以内に戻ってきて、祝言(しゅうげん)をあげようと約束しました。
男が発ってしまうと、当時は今のような郵便もありませんでしたから、何の便りもないまま、かなりの月日が流れました。女は、戦のなりゆきをたいそう心配し、日に日に顔の色つやが失せ、やせ衰えていきました。そのうちに、現地から大名の元へ知らせを届けにきた者から、ようやく男のことを聞きだしました。そしてもう一度、別の使者により女に便りが届けられました。
しかしその後は、何の音沙汰もありません。待つ身にとって、一年とは長いものです。ついにその年が過ぎても、男は帰ってきませんでした。
そののちも、季節はいくつか流れていきましたが、男はいっこうに戻ってきませんでした。女は、男が討死(うちじに)したのではないかと思い煩ううちに病に伏し、ついに息を引きとって埋葬されてしまいました。年老いた両親には、ほかに子供がいませんでしたから、いうにいわれぬ悲しみにうちひしがれ、寂しさからわが家にいることさえ厭(いと)うようになりました。
やがて、両親は自分の財産をすべて処分し、千箇寺(せんがじ)参りという、長い年月をかけて日蓮宗の寺を千軒まわる巡礼の旅に出ることに決めました。そこで、先祖の位牌や人手に渡すことのできない仏具の類いの外は、小さな家を家財もろとも売り払ってしまいました。亡き娘の位牌は、故郷を離れる人の慣習にならい、檀那寺に納めました。この家の宗派は日蓮宗で檀那寺は妙高寺でした。
二人がその地を離れて四日しかたたないうちに、娘の許嫁だった若者が町に帰ってきました。男は約束を果たそうと主人の許しを得て、戦地を離れたのですが、帰りの道中も戦が絶えず、道という道を敵の軍勢に見張られ、かずかずの難儀のために大幅に到着が遅れてしまったのです。男は帰りつくと女の死を聞き、悲しみのあまり病の床に伏してしまいました。そして、何日も生死の境をさまよっておりました。
なんとか男は元気をとりもどしましたものの、痛ましい記憶がまた甦り、なぜ自分も死んでしまわなかったのかと悔やまれました。ならばいっそのこと、許嫁の墓前で自害しようと決意しました。
妙高寺の墓地は、人気のない寂しい場所でした。男は女の墓を見つけるとひざまずき、涙をこぼしながら手を合わせました。そして、これから腹を切るつもりだと許嫁につぶやきました。
すると突如、女の声が聞こえました。「あなた!」。自分の手に女の手が触れるのを感じました。振り返ってみると、女がそばでひざまずき、ほほ笑んでいるのです。ほんの少し青ざめた顔つきをしていましたが、昔と変わらぬ美しさです。驚きで半信半疑でしたが、うれしさがこみあげてきて、男の胸は高鳴りました。しかし、言葉になりませんでした。女はいいました。
「お疑いにならないでください。たしかにわたくしでございます。わたくしは死んではおりません。すべて手違いだったのです。家族の者は、わたくしが息絶えたと思い、早まって埋葬してしまいました。両親もわたくしが死んだものと思いこみ、巡礼の旅に出てしまったのです。
でも、ご覧のとおり、わたくしは死んでおりません。わたくしは、幽霊ではありません。ここにいるのは、わたくしです。お疑いにならないでくださいまし。あなたのご本心がわかり、これまでお待ちして、心を痛めていたかいがございました。
……でも、すぐよその町へまいりましょう。みんな、わたくしが死んだものと信じておりますゆえ、世間の人に知られると何かと煩わしいでしょうから」

二人は、だれにも気づかれることなく、町をあとにしました。それから甲斐の国、身延(みのぶ)村へ向かいました。そこには日蓮宗の有名な寺があります。女は道中こう話しました。
「父も母も、巡礼の途中できっと身延村を訪れることでしょう。だからそこに住めば、両親と出会い、またみなで一緒に暮らすことができるかもしれません」
二人が身延村に着くと、女はいいました。「小さなお店でも開きましょう」。
やがて二人は、お寺へ続く参道沿いに、小ぢんまりとした食べもの屋を出しました。子供の駄菓子やおもちゃ、参詣者への食べものなどを売って生計を立てることにしました。こうして二年もたつと、商売も繁盛し、二人は男の子をもうけました。

さて、子供が一歳二カ月になった頃、女の両親が遍路の旅で身延村にやってきました。何かお腹の足しにと、その店に立ち寄ってみると、そこにはかつて娘の許嫁だった男の姿がありました。娘の両親は思わず声をあげると、涙を流して男にいろいろとたずねました。男は両親を店のなかへと招きいれ、あいさつを交わすと、次のように二人に向かっていいました。
「じつを申しますと、娘さんは死んではおりません。今はわたしの女房となり、息子も一人おります。家内はちょうど奥の部屋で、子供の添い寝をしております。どうぞ、すぐにでもいって喜ばせてやってください。家内は、ずっとお二人との再会を心待ちにしておりました」
そこで、男がもてなしの支度にせわしくしているあいだに、両親は奥の部屋へ向かい、母親の方からそっと部屋の中へと入りました。子供はすやすやと眠っていました。ところが、母親の姿が見当たりません。少し前まではそこにいたらしく、母親の枕には温もりが残っていました。
両親はしばらくそこで待ってから、あたりを探してみましたが、娘の姿はどこにも見当たりません。
ようやく、両親は、母親と子供が掛けていた布団の下に、何年も前に妙高寺に預けてきた、見覚えのある亡き娘の小さな位牌を見つけ、万事を悟ったのでした。—–

金十郎が語り終わった時、おそらく私がもの思いに沈んでいるように思えたらしい。金十郎が私にこう尋ねた。
「先生、こんな話、ずいぶんと馬鹿らしくお思いになったことでしょうね」
「いや、そんなことはないよ、金十郎。今の話はとても心に残る話だったよ」
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皆さんに、この話をハーンにした金十郎と同じ質問。
「バカバカしい話とお思いでしょうか?」

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(2011.4.17)   (始めから)
続いて今日は、古き良き日本を愛したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の怪談からのお話。
日本語の読めないハーンは、妻のセツからの読み聞かせが、物語を書く上で最大の頼りになっていました。そして妻のセツは英語ができません。
セツは当時の日本に伝わるたくさんの昔話を調べ上げ、ハーンに読み聞かせしてあげてたようです。まるで、アラビアンナイト(千夜一夜物語)を彷彿させるようなエピソードですよね。きっとセツは、ハーンにとって最高の妻であり、最高のアシスタントでもあったのだと思います。

子供をパッパラパーに育てる左翼系の絵本に比して、日本の昔話とは何と魂に痛切に響いてくることか。

日本の昔話には、母性や父性に訴えるものがとても多く、これほど人の魂を揺さぶり、子供たちの豊かな感性を育める物語をたくさん持つ民族は、世界でも日本だけでしょう。
それが今の子供たちの周りでは、「みんな友だち、みんな仲良く」といった左翼的な話の絵本、児童書だらけになってしまってます。
今の日本に、子供たちの心へ突き刺さってくるような日本の昔話を好んで聞かせる親御さんたち、いったいどれだけいるでしょうね。
今日のお話だって、恐らくきっと知らない方の方が多いのではないかという気もします。若い世代だと尚更。 (続く)

飴屋さんに毎日、一人の女が夜になると飴を買いに来ます。
それを不思議に思い、後をつけていった飴屋の店主。
ついていった先はお墓で、どこからか赤ん坊の声が・・・

(【子育て幽霊】詳しくは右画像クリック)

『 こそだてゆうれい 』  ドラマ 『日本の面影』(1984)より
出演:ジョージ・チャキリス、壇ふみ

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(2011.12.5)
私はこの『子育て幽霊』が大好きです!
このサイトを嫌いで、女の自由だの権利だのが大好きなフェミ的な方でも、子供への愛情・母性にだけは肯定的で、まだ性根が腐りきっていないなら、このお話はきっとイケることでしょう。
子育てへの女の執念の表れである、こういう話から入ってでも、少しでも本来の日本女性らしさ、本当の女の強さというものが何であるのか、思い出していってほしいものです。

でもフェミ・左翼は、こういう話まで男を悪者に仕立て上げ、“子育て幽霊”は男に捨てられて死んだ女がモデルだったみたいに、必ず改変して利用しようとするんですよね。私があっち側なら、きっとそんなシナリオに書き換えます(笑)
今、『家政婦のミタ!』(主演;松嶋菜々子)とかいうドラマが話題になってるみたいですが、それも登場人物プロットを見ただけで、妻が自殺してしまった一家の家庭崩壊が描かれ、父親を許せないという娘・子供たちがいるという異常なシチュエーション設定だし、そんなの見ただけで「あ~、やっぱり・・・」と思ってしまいます。そういうのだけで、皆さんにも即座にイデオロギーを感じ取れるようなっていただきたいものですね。このドラマが流行ってるとか、やけに視聴率が高いとか騒がれてますが、どうせ捏造ですから、そんなの真に受けちゃいけませんよ!

真の女の強さというのは、男と仕事で張り合ったり、男とやりまくったり、男と女は対等だのと騒いだり、DVやセクハラされただのと男をケチョンケチョンにコケにして、男が仕事でクビにされるようバカ騒ぎしたりすることなんかでは決してありませんからね ^▽^)

“DV”だの“セクハラ”だの、そんなダサイ言葉使って男を貶めてること自体、既に洗脳されきってるんだってこと、気づいてくださいね。
左翼が女の権利意識・被害者意識を煽るため作り出した、20年前までなかった“セクハラ”や“DV”、こんな言葉使ってるだけで「ダッサー」、「カッコ悪ー」って感覚にならなければなりません
ましてやアバズレのくせ、そんなんで大騒ぎしてるようならサイテー!! 地獄逝き決定です。

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(続き)◆『幽霊滝の伝説』 バチ当たり女の話 ~ ドラマ『日本の面影』より③

(始めから)◆ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の愛した日本 ~ ドラマ『日本の面影』より①

◆わが子をセメント詰めにして捨てた母親の事件について思うこと ~ 自分や子供たちが愚かな親になってしまわないために

◆男の子がいるなら五月人形と鯉のぼりを飾ろう!~日本の伝統文化を形にして意思表示を

◆子供向け 安心できる海外のアニメ おすすめセレクション

◆キムチ臭いデザインのハイジやミッキー、ピーターパンに北斗の拳

◆白昼から子供向けにポルノを垂れ流す変態TV局ども!

◆日本の童謡の世界は比類ない最高のもの ~ それと子供には神話絵本も!

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

◆ヘナチョコ男とパッパラパー女はいらない ~ 命とは尊く儚いもの

◆女性ならお琴、男性なら尺八がいい! ~ 和楽を身近に楽しみませんか?

◆なぜ『ちびくろさんぼ』を左翼は嫌ったのか? ~ 殺されて生き返った絵本

◆少子化は自虐史観に関連性あり!? ~ 日独伊 敗戦三国のみが異常な少子化傾向

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『サスケ』の父に見る子育て ~ 理想的な父親像と男を立てる女たち

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(2012.5.29)
やはり子育ては母親がメインになりがちなので、女性向け保守系子育てが主となり、『子連れ狼』ネタ以外、男親向けの記事があまりなかったのですが、とてもわかりやすい良き父性を象徴したアニメ作品があります。それが忍者アニメの草分けであり最高傑作ともいえる『サスケ』(1968・詳しくは右下画像クリック)であり、ここのオススメアニメにもセレクトしてます。

保守っぽくても、『巨人の星』のように頑固一徹でデリカシーの感じられない父親像ではなく、『サスケ』に出てくる父親は正に子育てに命を賭け、時に厳しく時に優しく、常に子を見守っている理想的な父親像といえるでしょう。少なくとも幼少時にこれを見て育った私としては、父親というものはおよそこういうものであり、こうあるべきなんだろうと強烈なインパクトでもって残りましたから。

それが今では、お父さんが朝早く起きてご飯作り、女である妻を仕事に送り出してるような“イクメン”だったりしたら・・・ お父さんが犬であっても別に違和感持たない、そんなイメージが子供の頃から焼き付いてしまったら・・・
父性というものは、やはり本来“厳しさ”にあるわけで、少なくとも“ゆるい母親”の真似事しかしない“イクメン”なんてものの中にあるはずなんてない。

サスケの父は子に厳しい反面、大変な優しさを持ち、常に子供の身を安じているのが伺えます。加えて他の女子供にも厳しさと優しさを併せ持ってるし、日本であるべき父性たる典型のようなものだと思います。

登場する女たちだって当時の武家の女性イメージそのままであるわけですが、女だって自らの死はもちろん、いつ子供が死んでも動じないような覚悟が常に出来ているところ、こういうのが今のコンニャクのようになってしまった現代の日本人とは決定的に違います。
武家の女性ですから、その辺の女性とは違って一種、強く鍛えられてるわけですが、プリキュアみたいに殴る蹴るなんかでない女のワザの中にも、女性らしい優雅さ美しさが見受けられるんですね。対して、出てくる悪役の女は強烈だったりするし。初期の東映アニメ『少年猿飛佐助』にも共通してますが、やっぱり昔のアニメに出てくるヒロインたち、本当に美しいです。

ただ作者の白土三平は、プロレタリアート画家の父親の影響もあって共産主義にかぶれていた一面があるので、反日性はないものの、反体制的なスタンスが随所に見受けられ、百姓一揆とかで、やけに殿様を敵視し百姓側に肩入れしています。もともと猿飛が真田側の忍者でもあるので、徳川側についてもあまりいいようには描いていません。
しかも、ある女との会話でサスケが、「これからは男も飯炊きとか出来るようならなきゃダメだと父ちゃんに言われた」とか言ってたのには苦笑しちゃいます。もちろん、今のイクメンや男女共同参画イデオロギーで言ってるわけでなく、サスケは母親がいない家庭なので男がすべてやらなければならないのは当たり前なのでありますが。
終盤になるとサスケの父があまり出てこなくなり、亡き母をサスケが偲ぶシーンがやたら出てきてダレるところもありますが、わずか29話にすぎないので、全部見終るのなんてすぐです。

『サスケ』を初めて改めてゆっくり見てみたのですが、日本画調の絵柄に加え、本当に忍者アニメらしいし、とにかく前半部分、そして父親の大猿大助が素晴らしい。
日本のみならず世界における忍者の原型イメージになったと思える、出てくる忍術に何より魅了されるし、登場する人々の姿、立ち居振る舞い、言葉づかい、今のアニメでは絶対に見られないものばかり。

子供にも男の子には「“さん”づけ」で呼んで男を立てる、武士・良家の家系の女たち

昔、少し前の日本人の価値観だって非常によくわかります。
子供のサスケに大人の女だって「サスケさん」って呼ぶんですね。旧来の日本女性、ヤマトナデシコが如何に男性というものを立てていたか、武家における女がどういう教育を受けていたか、1968年当時はまだその面影が残っていた名残です。
『仮面の忍者 赤影』(1967)の少年忍者 青影だって、子供ではあっても周りの女から「青影ちゃん」だの「青影くん」だの絶対に呼ばれたりしません。身内でもない限り、女は必ず「青影さん」としか呼びません。

女の美しい言葉づかい、そして子供の男にも敬意を持って「“さん”づけ」で呼ぶ当時の武士や良家の女たち。これは左翼の平等イデオロギーとは全く異なる、女性側の男性への敬意が元となった慣習。
強い男というのは、男に対する周りの女の敬意なくして生まれるはずなんてないということ。女が徹底的に男を立てるよう教え込まれてたから、男の側にも大変な義務感持って「女を守らなければ」という強い意識を持ち得ていたわけ。だから戦前の男性はあれだけ逞しく、体がもっと大きいアメ公たちとガチでやりあえてたってこと。

女は男を立てるべしと、日本で本来どれだけ教えられていたか。たとえば、こちらで『家庭教育の心得21』ご紹介の戦前の修身教育の権威 森信三氏の別著作『女性のための「修身教授録」』でも、学校の用務員を見下す女子学生に警告を発し、「用務員といえども男性なんだから常に尊敬の念を持って接しなさい」と女学生に苦言してるところからも、よくおわかり頂けるでしょう。

女が男を立てなければならないことすら教えないのに、とにかく男の子を「“くん”づけ」で呼ばせるなんて、そんなデタラメないわけで。男の子を「“くん”づけ」で呼ぼうなんて運動、如何に薄っぺらで欺瞞に満ちたものであるか。

まずはとにかく、女には「男を立てろ」ということを教えておくべきなのであって、その上で幼少期は男の子に対して「〇〇くん」と呼ぶ中にも男の子への敬意を持ち、もちろん大人になった男性にはそんな呼び方絶対しないよう教え込んでおかないと、そういう区別・判断がつかないバカ女になってしまいます。バカの一つ覚えで、男の子を「〇〇くん」と呼ばせてはなりません。それでは女尊男卑、男を見下そうとするフェミの策略の思うツボ。女へ「男は“くん”で呼べ」って教えて、そのまま大人になっちゃったらどうするんですか?

男の子への「“くん”づけ」なんてものさせる前にまず、女は男を徹底的に立てること、そういう教育をなさない限り、男は強くなろう、女は弱いものだから男が女を守ってあげようなんて風には絶対なりませんよ。

この『サスケ』、現時点の難点としてレンタルで借りれるところがなさそうなのと、DVDが品不足で値が上がってるところですね。買ってすぐ売っちゃうのもいいでしょう。再発してほしいところ。

サスケ見た子供が、「ボクも修業して忍者になる!」って言い出したら、躊躇なくお父さんは、外で“修業”に付き合ってあげましょう ^▽^)  お母さんも、サスケに出てくる女たちの言葉づかい、ぜひ参考にしてください。

『サスケ』 (1968)より サスケの父 大猿大助の子育て
琵琶とマカロニ・ウェスタン風なトランペットが効果的に使用されたオープニングとエンディング、主題歌やBGMも非常に優れています。厳しく突き放つ中で常にサスケの身を安じるサスケの父、今のアニメはこういう良き父性をイメージさせる作品というのが完全消滅してしまってます。こういうのを見れないまま育っていく今の子供たちが可哀そう。(詳しくは右画像クリック)

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◆世界で忍者のイメージを決定づけた、最初の特撮TV時代劇 『隠密剣士』

◆戦前の道徳教科書『修身』に見る加藤清正の武勇伝 ~ 自虐史観の正反対から見る豊臣秀吉の朝鮮侵攻

◆家庭内における戦前の教育再現 ~ わが家で使ってる子供用教本

◆男が本気でぶん殴れば、一発で女なんて気絶するのが本当なんですよ ~ トリプルライダーに見る、当時の逞しいアクション・ヒーロー

◆男の子が赤いランドセル背負ってるのってどうよ? ~ 男女観破壊、左翼イデオロギー刷り込みのベネッセCM

◆強烈なカルト悪平等主義の洗脳 ~ 子供に“さん”づけ、先生が生徒に敬語を使う

◆「男より女のほうが強いの!!」5歳にして終わってる女の子 ~ プリキュアになって戦う勘違い少女たち

◆子供に見せるなら、『ハリー・ポッター』より『スター・ウォーズ』だな

◆鼻っぱしらが強い女は引っぱたかれて当たり前ぐらいにならないとね ~ 『妖怪人間ベム』に見る日本の家族愛

◆気になる、近所の学校の運動会 ~ 男女問わずシャラシャラの振付ダンス、音楽はAKB48

◆男に男らしさ、女に女らしさを求めるのは当たり前 ~ “あやまんJAPAN”に見る日本女性のイメージ崩壊

◆日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ ~ 石森章太郎の世界②

◆朝鮮ピンクに注意! ~ もはや極刑に処すべきひどさの朝鮮系色使い

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9歳の子による、自作 仮面ライダーベルトと変身キットで「変身!」!

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(2020.9.2)
大した話じゃないんですが……
やっぱり、初代 仮面ライダーV3こそ本物! めずらしく、まともなリサーチ。ここの読者の皆さんは、男の子には初代ライダーとV3を見せてあげてくださいね! ぜ~ったい!
(仮面ライダーのお求めは下画像クリック)

        
◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆
<仮面ライダー>好きなテレビシリーズ1位は初代「仮面ライダー」 人気ランキング発表 2020.8.6 MANTANWEB
日本トレンドリサーチ(NEXER)の特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズに関する調査によると、「好きな仮面ライダーのテレビシリーズ」で初代の「仮面ライダー」が1位に輝いた。
調査は、8月1~5日に実施。事前に「仮面ライダー」が「好き」、テレビシリーズを「見たことがある」と回答した20代以下~70代以上の各年代25人ずつ、計150人の男性を対象に調査した。1位の「仮面ライダー」は、50.7%の支持を集めた。2位は「仮面ライダーV3」(35.3%)、3位は「仮面ライダークウガ」(16.0%)だった。

「好きな仮面ライダーのテレビシリーズ」トップ10
1位 「仮面ライダー」(50.7%)
2位 「仮面ライダーV3」(35.3%)

3位 「仮面ライダークウガ」(16.0%)
4位 「仮面ライダーアマゾン」(15.3%)
   「仮面ライダーストロンガー」(15.3%)
6位 「仮面ライダーアギト」(13.3%)
7位 「仮面ライダーX」(12.7%)
   「仮面ライダーカブト」(12.7%)
   「仮面ライダー電王」(12.7%)
10位 「仮面ライダー龍騎」(11.3%)

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(2019.9.7)
私のtwitterアカウント停止される前、藤岡さんのアカウント宛にこの子の作ったベルト動画を紹介したら、何と藤岡さんのアカウントで紹介してくださったんですね。このこと書くのをずっと控えていたのですが、もう、だいぶ前の話になってしまいましたのでそろそろこちらにご報告いたしておきますね。
藤岡さんは本当に素晴らしい、数少ない尊敬できる芸能人です。藤岡さんも仮面ライダーで大人気となった若い頃、一時、天狗になっていたそうですが、その後、いろんなことがあってそのことを反省し、今の藤岡さんの優しさや日本を愛する心の源になってるんです。ぜひ藤岡さんの著作等も読まれてみてくださいね。藤岡様、皆様、本当にありがとうざいました。

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(2018.4.25)
ここのビデオでの子供の振りが一応はキマッてるのは、空手を習ってたことによると思います。中学では空手部でやっていくことになりました。もちろん音楽も続けてもらいます。ヴァイオリンとピアノを。ただの体育会系バカになってもらっても困るし、文武両道の徹底です。ヴァイオリンは習ってますが、ピアノは自宅で。ピアノはコードとかわかってなくても曲に合わせてかなり弾けるレベルになってます。

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(2016.5.1)
昨日、立川であった藤岡さんのトークショーにお忍びで行ってまいりました。子供も「(藤岡さんの)オーラすごかった!」って、それまで“オーラ”なんて言葉、うちの子は使ったこともなかったように思いますが、言葉や頭では説明つかない、特定の人の持つ“オーラ”というものを、子供が初めて身をもって感じられたからなのだろうと思います。憧れのライダー 本郷猛 藤岡さんに会えて子供は本当に感激してましたよ。
映画『仮面ライダー1号』は封切り初日に見てきました。この映画は企画まで藤岡様がやり、テーマとして“命”の大切さに重点を置いたと藤岡さんは何度も口にしてますが、その言葉だけだと何か左翼的だなとか思われてしまいそうですが、その真の意味は(左翼的な安っぽい個の命ではなく)命をつなぐこと、先人・先祖の思いを継いでいくことこそが大切なのだと映画でも説かれていて、内容もいつも私の言ってることと同じで、私の話すことを藤岡さんにも言っていただいたような感じで子供もよくわかってくれたようです。昨日のトークでも、先人の思いを継ぐ、命をつなぐ大切さについて熱っぽく語ってくださり、その本気度がビンビンに伝わってきてたし、本当に誠実な藤岡さんの心、思いが込められたものでした。

そして映画『仮面ライダー1号』では、昔の通り日本人を攻撃して殺す、いわゆる旧タイプのショッカーと、経済力でエネルギーなどインフラや食糧を支配しようとする新しいタイプのショッカー(ノバショッカー)の、何と二つのショッカーに分かれてしまうんです。新しいノバショッカーは旧ショッカーに対して「おまえらのやり方は古い」と言い放ち、日本の電力会社などのエネルギーを支配し、日本の電力を止めてしまい、日本を大混乱に陥らせ、国全体を屈服させる…… あまり詳しいことは私も書きませんが、これが何を意味するか、ここの読者なら、いかにこの話がスゴイかおわかりでしょう。こんな話設定に出来たのも藤岡さんのご尽力のおかげでしょうし、ここまで確信突いた話じゃマスコミは扱いにくいし、実際興行でも苦戦してる感じですし…… 春休みから公開されてますが、GW明けまではやってるでしょうから、この連休中にでもぜひご覧になってくださいね。ホント素晴らしい内容でしたから。

まやかし“保守”に満ち溢れたネットですが、著名人の中でも数少ない本物の覚者たる藤岡様と間近にお会いできて、ホントに昨日は行ってよかったです。前からほしかった藤岡コーヒーも送料なしで直接買えたし、大満足の日でした ^▽^)

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(2016.2.7)
子供の変身ポーズ、「初期のライダー俳優たちにも、ぜひ見てもらいたい」、そういうコメントまで頂いたりして、もちろん私の思いも同じだったのですが、詳しい言及はしませんが、どうやらその願いが叶ったようで本当に嬉しいんです。皆様、ありがとうございました。
この時は私も知らなかったのですが、驚いたことに3月26日から、何と初代ライダー 本郷猛役で藤岡弘様がご主演なさるという新作映画『仮面ライダー1号』が封切られるんですね(詳しくは右画像クリック)。今の映画作品には悪口ばかりの私ですが熱烈支援してます。企画から藤岡さんが関わられていて、今のライダーと違い、昔の作品と同じようにアクションにもとってもこだわった作りをなさったということですよ。
昨日から前売り券が発売されていて、限定キーホルダー付(右写真)で今なら販売されていると思います。親子ペア券なら2100円とお得感もありますし、往年のライダーファン、それを知らない子供たちにもぜひ見てもらいたいと思ってます。
あのダウンタウンの二人なんかは、憧れの存在だった藤岡さんとTV番組でお会いした時、番組中であったにも関わらず本当に感激して狂気乱舞していたのを私はよく覚えてます。次はぜひ、2号 一文字隼人とV3 風見志郎の初代 トリプルライダー3人が揃った映画を見てみたいものですね。同じように思われてる方、きっとたくさんおられるのではないでしょうか。

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(2016.1.2)
明けましておめでとうございます!
子供が保育園の時以来、ほとんど見てなかった『仮面ライダー』(詳しくは左画像クリック)ですが、年末から子供がなぜかしきりに見たがっていて、このところ見せてたのですが、それに触発されて、何と自作の仮面ライダーベルトとプロテクターの変身キットを作ってしまいました。
うちの子はいつも器用に変なものを作っていて、小1の頃なんて私がTVゲームを持たせないので、周りが皆持ってるのが悔しかったりするせいか、段ボールでDSを作ろうとしてたり、驚くべきその執念に敬服することが多かったのですが、今回の自作 仮面ライダーベルト、子供ながらの手造りとはいえ、ビックリするほどよく出来ていて歳明け早々驚いてしまいました。

突然ですが、ロデム ジュニアによる、自作 仮面ライダーキットによる変身ポーズで、今年のご挨拶とさせていただきます。
親バカに思われるかもしれませんが、意外にも変身ポーズやアクションもカッコよく、男らしくてホレボレしてしまいました。
子供はショッカーのワルモノを退治する気、満々。このまま真っ直ぐ育って、たくましい大人になって日本の売国奴、ワルモノ達を高貴な精神でやっつけてもらえればと願ってます。
それでは皆様、いつもありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

9歳 自作 仮面ライダーベルトによる「変身!」

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◆男が本気でぶん殴れば、一発で女なんて気絶するのが本当なんですよ ~ トリプルライダーに見る、当時の逞しいアクション・ヒーロー

◆ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具

◆子供が作った、まりつきカラクリ人形です

◆『国境がなくなって世界が一つになる』というのは、ショッカーの世界征服が完了するってこと ~ 石森章太郎の世界①

◆ウルトラマン円谷がパチンコ傘下に! ~ 女子供の洗脳に熱心な左翼売国勢力

◆世界で忍者のイメージを決定づけた、最初の特撮TV時代劇 『隠密剣士』

◆子供向け 安心できる特撮ドラマ おすすめセレクション

◆フェミニズム・アニメと単に強い女が出てくるアニメの違い ~ 反日ドラマと仮想敵を日本にしただけのドラマの違い

◆『マジンガーZ』に見る正常な男女観 ~ やっぱりガンダムよりマジンガーZ

◆大日本帝国の唱歌を歌い継ごう!⑤ ~ 『一月一日』 9歳 ピアノ弾き語り

◆軍歌『若鷲の歌』 = 「予科練の歌」を、6歳の子供にピアノ弾き語りで歌ってもらいました!

◆霞ヶ浦 特攻隊のふるさと 土浦(阿見) 予科練跡巡り

◆特攻隊の青春群像 映画『決戦の大空へ 』と、フィリピンの神風記念碑

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日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ
~ 石森章太郎の世界②

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(2017.8.13)
「過ちは繰り返しませぬから」で知られる、左翼が大切にする広島の石碑。これには別に「戦争は二度としません」等書いてあるわけじゃない。私は左翼じゃないけど、やっぱり過ちは犯したと思ってるよ。日本がアメリカより先に原爆を開発して、敵地に落とせなかったことこそ過ち。それこそ敗戦にもつながった致命的な過ちだろ!? 亡くなられた人々には、決して核兵器廃絶なんかでなく、日本の兵隊さんたちによる仇討ちを祈願して死んでいった方々がたくさんいるんですよ。この碑にも「必ず仇をとるから!」と書き足しておけば、亡くなられた方々もきっと穏やかになれることでしょう。それで、失われた日本人の民族気質も復活できる。

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(2014.5.25)
ここの009の動画は凄い人気です。日本人なら一度はご覧になってくださいね ^▽^)

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(始めから)   (2011.6.21)
今日は、『仮面ライダー』と並ぶ石森章太郎の代表作『サイボーグ009』(詳しくは右画像クリック)のTVアニメのエピソードから。
これほど深淵なテーマを持った話。今の日本の漫画・アニメ界では絶対作れません。しかも当時は、これほど深く重いテーマのアニメを子供向けに作っていたわけですから。
制作された1968年と今の決定的な違いは、当時は戦争でわが子を失った人々が現実にたくさんいたということ、しかし今では戦争で子を失ってしまった人は殆ど残っておらず、戦争で戦った人自体が大変な少数派になってしまってます。

昔、おじの家に行った時、そこには特攻隊で亡くなられた若者の写真が飾られてました。当時は特攻の前に必ず遺族のため、写真が撮られていました。死んだ息子の話をしていたお婆ちゃん、若かった当時の私は子を思う親の気持ちもわからず、年寄りの戯言と思って聞き流してしまってました。私は今になってそれをとても恥じてます。今ならきっと涙するに違いありません。
当時の特攻隊員には軍の精鋭部隊が当てられてました。優秀な人材を若くして次々に死なせていたわけです。

この009のエピソードでは、死んだ日本軍の亡霊が幽霊戦闘機や幽霊軍艦となって出現、憎しみは日本の自衛隊にも向けられ、その後、復讐するかのようにアメリカを破壊しに行きます。
原爆が落とされても、びくともせず全くひるまない幽霊軍艦、当時の日本人や作者の意味深な思いが私には感じられます。
米軍をメタメタに粉砕するところは、一種の爽快感があるように思えますが、同時に大変な虚しさも覚えます。

ゼロ戦パイロットの息子を戦争で失った老科学者が、不死身になった日本軍を超能力で再生させることに成功します。
未来の平和を信じて戦った末、たくさんの人々が命を失ったのに、人間はまた戦争兵器を次々に作り上げる。それに対してその老科学者は、より強力な武力でもって、彼らを断じようとする。

老科学者は、平和を望んでいるようで自らは凄惨な戦争を仕掛ける。
軍隊を軽蔑しているようで、日本軍への愛着もあって賛美する。
反戦的なようで好戦的、左翼的なようで右翼的。
これはもう、実際に戦争で戦ったり、子を失ったような人でないと、あの戦争への複雑な思いを表すことはできないでしょう。
でもどんなに複雑でも、私たち日本人は、そこを理解しておかなければならない。
この作品では、戦争に対するそういう入り組んだリアルな心情、行き場のない憤りが、とてもうまく表現されてます。

どこが過ちだったかわからなくとも、過ちは犯してるんです

「過ちは繰り返しませぬから」の碑銘が象徴的に登場します。これは左翼のスローガンみたいにされてますが、私は日本はやっぱり過ちを犯したと思ってます。左翼はそれを、やたら原爆被害者とかだけにスポットを当てようとするので、保守派からすると左翼の言動はとても偏向的にしか見えません。
しかし左翼のそういう偏向視点からだけでなく、負けた戦争をしてしまったことは、軍人として戦死された方々に対しても、やはり過ちを犯したのだと私は考えてます。
だから、映画『明治天皇と日露大戦争』でも、明治天皇は「もしも負けたら、国民に申し訳が立たぬぞ・・・」、やるからには勝たなければ意味がないんだということを、盛んに仰せらていたわけです。

戦争したこと自体が、左翼の言うとおり必ずしも過ちなのかというと、それは決して違う。
だけど過ちは存在する。
何が過ちだったのか、今でもよくわからない。
でも、どこかで過ちを犯したこと、決して忘れてならないと思います。
この難しい思いを、理屈でなく、如何にして子供たちに伝え、残させておくか。

うちの子は、特攻隊の実写映像も何度か既に見てます。
「日本人、可哀そう・・・」、幼いながらも、わが子はツラそうに言います。何とか私の思いは伝わってることでしょう。

1960年代から70年代にかけて、日本にこれだけのアニメ作品、文化が華々しく興ったのは、先の敗戦があったからです。
そしてその敗戦、大きな過ちを犯したことさえも必然だった。
この歴史の重み抜きに、日本のアニメや漫画の文化を語ることはできません。
あの時の精神、今では完全に忘れ去られてしまってますし、到底、取り返すこともできません。
日本の漫画・アニメ文化というのは、あの時しか、生まれ得なかったもの。
今の業界の連中は、その偉大な過去の遺産に乗っかって、先人の思いを踏みにじってダラダラと金儲けに利用してるにすぎない。

今の、絵が綺麗なだけで中身がカラッポのものでなく、これら中身の濃い昔のアニメ作品ばかりを、うちの子は小さな頃から見て育ってます。子供に見せるのは1960年代から70年代前半のものにこだわってください。

戦争でわが子を失った人を慰めるのは、亡くなった子供自身にしかできない

戦争を許すかどうか、これはもう、戦争で死んだ人しか評価する資格はないように思います。
軽々しく「命が大切!」、「命を守れー!」なんて言ってる連中、私は軽蔑します。こいつら本当に命の重みがわかってんのかって、感じ。
戦争で家族を失った人が、今さら「反戦!」なんて叫んでるはずない。当時なら、「アメリカへ徹底的にやり返したい」というのが本当のところだったはず。なので、そこを反戦や憲法9条に結び付けるというのは別の意図が働いている。

死んだ息子が父親である老科学者の前に表れて、最後には・・・
真実はフィクションの中にこそあります。
SF作家でもある石森先生ならではのエピソード、スゴイ作品です。
きっと、子を持つ方なら、本当に泣けます!     (続く)

『サイボーグ009』 (1968) 太平洋の亡霊
TVアニメ第一作目はモノクロであっても、一話完結型がほとんどで、脚本が抜群に素晴らしいです。作者 石森氏の深い感性とイマジネーション、当時のスタッフの思い入れやレベルの高さが伺いしれます。009は1979年にもアニメ化されてますが、やはりその頃になると単なる鑑賞作品でしかなくなってるんですね。魂に突き刺さってくるものがないんです。2001年版は、もはや論外。

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(2013.6.21)
6月29日(土)より、手塚治虫と石ノ森章太郎の展覧会が開催されます。
手塚治虫×石ノ森章太郎 『マンガのちから』 — 東京都現代美術館
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/145/
大人も子供も楽しめる、結構、おいしそうな企画だと思いますが、今だと左翼の世界平和脳で、変な曲解プロパガンダがなされてないか、ちと心配ではあります。
でも、行けばきっと子供も大喜びでしょう ^▽^)

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(続き)◆高慢な女がのさばり、男がバーチャルに嵌った世界の成れの果て ~ 『セクサドール』 石森章太郎の世界③

(始めから)◆『国境がなくなって世界が一つになる』というのは、ショッカーの世界征服が完了するってこと ~ 石森章太郎の世界①

◆「国を守ろう!」、「一つになろう!」 ・・・これって左翼のスローガンにもなるってわかってます?

◆日の丸が脳天に突き刺さった 『 おそ松くん 』 は強烈だな ~ 三島由紀夫が自刃したくなるのもわかる

◆もはや日本文化の区別、正常な判断すら出来なくなった、おバカな日本人!~ 中国の英雄 孫悟空を冠した『ドラゴンボール』の奇妙さにすら気づけない

◆『リボンの騎士』が暗示するもの ~ 手塚治虫のポジション

◆子供向け 安心できる日本のアニメ おすすめセレクション

◆朝鮮・同和・原爆・弱者 ← 左翼の食い物 ~ 利権あさりと誹謗中傷に明け暮れる左翼

◆命より大切なもの、それが “人間の尊厳”~『 母に捧げるバラード 』に見る、日本のおっかさん 真の保守精神 ~ スポットが当てられる幼児遺棄事件、もっと広く深く見て!

◆日本人の心を奪われた日本人 ~ 世界最強だった日本軍 ~ 守るものを失った日本人

◆もう日本人なんてどこにもいない~往年の日本映画を見て~ 子供を世界で通用する日本人にしたいなら

◆『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』 子供には宮崎アニメでなく松本零士

◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい

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「日本の妖怪が勝ったぞ!」、いやあ、昔の日本映画は本当に素晴らしい

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(2012.12.27)
この『妖怪大戦争』のラストの「日本の妖怪が勝ったのよ」というセリフには、当時の日本人、スタッフらの悔しい思いが象徴されてます。まだまだ戦後感の強かった時代、この言葉に当時の日本人は「グッ」と来たに違いありません。

西洋のドラキュラや狼男とかの怪物は、ただ恐いだけだったりするけど、日本の妖怪は人の心が元に生まれてるんですね。だから日本の妖怪というのは、日本人の魂とともに常に存在してきたんです。こんな多様な妖怪の世界を持ってるのは日本だけでしょう。
今では子供も「妖怪っているの?」とか「神様っているの?」とかよく聞いてきます。
皆さんも子供に言われること多いでしょう。そんな時はこう答えてください。

「そういうのは目で見ようとすると見えないの。でも心で見れば見えるの。ママ(パパ)にはよく見えるの。〇〇(子供の名)とパパとママがいるってだけで、神様がいるってことがわかるの。心で見なければ妖怪はなかなか見えないし、妖怪だって死んでしまうの。心で見れば妖怪だっていることが、本当によくわかるの」

こんな風に私は前から子供に、よく言ってます。自信を持って子供に言ってください。

お正月はぜひ、マスゴミの煽るくだらない映画なんかでなく、古い日本映画やクラシックな洋画をたくさん見てくださいね。

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(2011.7.29)
子供には昔のドラマや映画しか殆ど見せていませんが、私も見たことないのがたくさんあって、一緒に見てると楽しくてしょうがありません。

妖怪の話というのは世界中どこにでもありそうですが、実際は妖怪だって日本独特の世界観に根差してます。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、日本には妖精がいると言ってましたが、もちろん、当時の日本に妖精という概念はなく、それらは紛れもなく唯物史観、科学的な視点ばかりでは捉えがたい妖怪の類の存在、当時の日本人はそういうのを自然の中で捉える目を持っていたということなのでしょう。それらは有名な『おいてけぼり』をはじめとする、妖怪絡みの昔話が日本には元から多数あったことからも伺えます。

日本の妖怪は驚くほど多彩だし、こんな豊かな世界観を持った国は世界中どこにもないのではないでしょうか。人間の愛情や憎悪、悪事を犯した後の顛末など、これらは当時の日本人の道徳観にも直結してます。それら世界が、今のように単なるエンターテインメントとして楽しまれているのでなく、「悪いことすればバチが当たる」といった当たり前にあるべき価値観、日頃の生活感に普通に反映されてたわけです。

子供たちには、そういう豊かな世界観を持って育っていってほしいもの。
今の子供たちは、こういうのを絵本や本で見る機会、本当になくなってしまってると思います。いったい、どれだけの日本の昔話を知ってるでしょうね。もちろんずっと昔なら絵本だって庶民にはないわけで、家族や地域の人々が子供たちに話し聞かせての伝承で残されてきたわけですが、当時の子供たちは、そういう話をきっと真剣に聞いていたはず。

昔の日本映画には、今の無国籍なものでなく、日本を意識させる愛国的な作品がたくさんあります。
映画『妖怪大戦争』(詳しくは右画像クリック)のハイライト、「日本の妖怪が勝ったぞ!」のシーン。
なんと心地いい響きでしょう。
当時、戦争に負けて間もなかった日本、その悔しさを、こういう世界では何とか勝たせたい、先人のそういう思い、きっと強かったのでしょう。

ハッキリ、日本が出てこなくとも。日本を前面に打ち出すと左翼に批判されることを見越してか、日本を地球や世界に置き換えて訴えてるような作品もたくさんありますね。
その種の作品は宇宙が舞台であっても、いろんな星が出てきて、地球が他の星と戦うというパターンがあったり。だから“宇宙は一つ”とかいうのでなく、いろんな星、文化があることを知らしめてるわけで、その中で暗に地球が日本であることを示してます。
だけど今の作品の多くは、左翼のスローガン“世界は一つ”が示すように、星同士で戦ったりするより、宇宙も一つだというメッセージ性が強烈です。
だから星同士が戦う、『スター・ウォーズ』なんかは、まだマシな方だったと思います。

『妖怪大戦争』は2005年にリメイクされてますが、オリジナルはあくまで日本侵略を図る妖怪が敵役。もちろんリメイク作品にはそういう概念がないようです。

昔の妖怪映画、今のCGと違ってギトギトしてなく、日本的な詩情豊かな世界が表れてます。
妖怪の世界は子供たちも大好きなので、一度見ればすぐ夢中になりますよ ^▽^)

映画 『 妖怪大戦争 』 (1968) より
妖怪百物語』、『東海道お化け道中』と併せて往年の大映の妖怪三部作とされ、特にこれは日本が意識された作りがなされてます。本格的な時代劇でもあり、実写特撮で安心して見てられます。

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(2011.8.1)
先日の神棚と日本神話“あまのいわと”に関して書き忘れた大事な話。
この、映画『妖怪大戦争』では、もともと信心深かったお殿様や従者たちが外国の妖怪(怪物)にとり憑かれるところから始まるのですが、とり憑かれたら、まず一番に城の神棚を壊して、すべて取り払えと言ってくるんですね。
今の日本のドラマでは神棚なんて絶対出てこないし、悪霊の妨げになるものの象徴が神棚なんて、今の業界の制作スタッフはもちろん多くの普通の日本人も含めて、そんな発想絶対しないでしょうね。きっと皆、悪霊にとり憑かれてるんです。
昔の日本映画やドラマには、こんな風に日本人の心、魂を象徴するようなシーン、たくさん出てきます。
悪霊にとり憑かれた者が神棚を壊してたりとか、そういうのを子供の頃から見ていると、後になっての影響が非常に大きいと思います。
当時、そういうの見て育った子供たちなら、神棚をはじめとする神聖なものへの敬意も、きっと自然と生まれていたことでしょう。

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(2014.1.25)
子供が学校で聞いてきたのか、「7チャンネルでやってる『妖怪ウォッチ』(テレビ東京系)を見たい」とか言ってきたので、どんなんだろうと思ってデザインを見てみたのですが、やっぱりひどいですね(詳しくは右画像クリック)。コンセプトとしてもキャラ使っての商売しか考えられていません。
「今のテレビは死ね死ね団が作ってるし、こんなの見たら脳が腐って家畜にされるぞ」って言っておきました。雰囲気的に似てるポケモンのデザインも、今じゃひどいものにしか私には見えませんが、こっちの方はもっとひどそうですね。
もう今の俗悪テレビを子供に見せてはいけません。

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◆子供向け 安心できる特撮ドラマ おすすめセレクション

◆日本神話が題材のスペクタクル巨編 映画 『 日本誕生 』について

◆左翼ご用達 漫画家 水木しげるの鬼太郎 ゲゲゲの展覧会に行ってきました ~ 水木しげるさんへの子供の絵によるオマージュ

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

◆日本神話の絵本について ~ 子供たちに日本と天皇へ愛着を持たせましょう

◆イザナギとイザナミに見る、日本における男女のあり方 ~ 日本神話を題材に

◆世界が憧れた日本の家族の絆 ~ 小津安二郎映画に見る世界

◆もはや日本文化の区別、正常な判断すら出来なくなった、おバカな日本人!~ 中国の英雄 孫悟空を冠した『ドラゴンボール』の奇妙さにすら気づけない

◆親日ヒーロー 『 レインボーマン 』を全部見た!

◆現代は中世ヨーロッパ暗黒時代にも匹敵する文化不毛カルトの時代 ①~ ギリシャ時代に帰りましょう

◆『フランダースの犬』のネロは不幸だったと思いますか?~ 唯物史観、拝金主義で教えられないこと

◆神棚と天照大神について ~ 日本神話 “アマノイワト”伝説の美しい絵本から

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いいものを世代を経て引き継がせる
~【付録】YouTube の削除対策等 優良コンテンツ保全のため

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(2012.10.2)
昨日から施行、世界に例のない、違法ダウンロード刑罰化。
今後はさらに個人ユーザのネット接続時のダウンロード及びアップロードまでをもプロバイダーやサーバ側でフィルター検閲し、違法があればシャットアウトされて逮捕されるという、とんでもない方向に日本では進みつつあります。既に著作権利権ゴロどものプロバイダーやサーバ側への検知システム普及活動も始まっています。

このダウンロード刑罰化は、冤罪でっち上げ、ナチ・ゲシュタポ的に弾圧目的でいくらでも利用できるし、腐りきった日本の映像・音楽含むマスメディアらの利権を守るため以外の何物でもなく、映像や音楽の公共的利用や情報拡散をも妨害する、とんでもない超凶悪法。
加えて、古き良き日本の映像・音楽コンテンツの個人共有が妨害・弾圧されていくことになっていきます。

こんなものに賛成した議員どもは無知を曝け出したノーナシの集まりだし、国会議員には重大な責任が。ましてや専門家でもある弁護士系の賛成議員なんて自公民問わず完全なる確信犯、業界利権の走狗、回し者にすぎない。
もちろん今後は、ダウンロードソフトやダウンロード支援サイトの存続が日本では危ぶまれていくことになります。
一刻も早くこんな法律廃絶しないと日本は大変なことに!

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(2012.6.22)
情報統制・言論弾圧、業界利権温存のためのダウンロード刑罰化

超凶悪な情報統制・言論弾圧法となりうる違法ダウンロード刑罰化の参議院における各議員投票詳細がこちらで公開されてます。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/180/180-0620-v018.htm
衆議院は公開されてないんでしょうかね。

自民党では、弁護士でもある丸山和也は白票みたいですね。これはさすがに思えます。でも衆議院の自民が全員一致であれば、弁護士である稲田朋美も賛成したんだよね。
保守派のホープのように持ち上げられてる稲田朋美だけど、違法ダウンロード刑罰化の危険性は、弁護士なら見抜けないはずない。評価を大下げすべき。
今回の件で調べたら、稲田は夫婦揃って朝鮮系と噂されるオリックスの債権回収代理人をやってること知りました。小泉政権時、郵政かんぽの宿でも不当な格安譲渡だと騒がれたオリックス。稲田朋美は小泉チルドレンの筆頭でもあり、朝鮮ユダ金オリックスにカネで飼われた手先と言え、たんまり報酬もらってるわけで、果たしてこんなんで公正な態度が取れるのか。普通の議員ならともかく、やはり弁護士なんだから責任は重大に思います。他にも自民には弁護士資格を持つ議員、誰かいるのでしょうか。
公明党は弁護士が多いけど、あいつらはこの法案の本尊だろうから論外。

他に自民の参議院では、山谷えり子、丸川珠代、川口順子が白票となってる。

党として反対してたのは、共産党と社民党のみ。
民主党では森ゆうこが反対したということでネットでちょっとしたニュースになってますが、この人も調べればわかりますが超左翼系議員。

左翼や民主党は人権利権屋だが、自民党は未だに業界利権屋だって構図があらためて浮き彫りになったわけで、違法ダウンロード刑罰化については、反対してる左翼団体 日弁連や共産党や社民党の方がずっとまともなこと言ってる。創価公明は論外だが、これについては業界目線が抜けきらない自民党より、公益性重視の左翼が正しい。

日本映画黄金期1950年代は名作揃いだが、2004年の自公小泉政権時に著作権法が改正され、それまで50年だった保護期間が業界権益を守るため70年に延長されてしまった。
50年以上前の作品なのに黒澤明の『七人の侍』はじめ、小津安二郎溝口健二などの映画が未だに五千円位でDVDで売られてる状況は異常といえる。本当なら著作権フリーでみんながタダで見れるようなってたのに。

『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』だってあと5年もすれば、『仮面ライダー』だってあと10年も経てば、本当なら著作権フリーになってたのに、保護期間20年延長のせいで、今や当時の偉大なスタッフの想いなど見る影もない反日売国TBSやテレビ朝日、朝鮮パチ屋に買い取られた円谷プロが、権利保有者としてデカイ面し続けられることになってしまった。

下記、関連ニュースご参考に。
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違法ダウンロードに刑事罰・著作権法改正で何が変わるか
「Winny裁判」で弁護人を務めた壇弁護士
   2012.6.20 ITmediaニュース より)

・・・「違法ダウンロード刑罰化は適用範囲が論理破たんしており、また、警察による恣意的運用の危険性が高い。ダウンロードやDVDリッピングも一律に禁止されるべきではなく、ケースバイケースで違法とするべきでないものもある。再度、フェアユース既定の創設を検討するべき」と壇弁護士は指摘している。
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違法ダウンロード罰則化の波紋 「十分な議論なし」   2012.6.21 NHKニュース より)
・・・法律関係者やネットの利用者の間には、反対の声が広がっています。
理由の1つが国民に広く関わる重要な法改正にもかかわらず、衆議院では審議が行われないなど、十分な議論がなかったためです。
・・・6月15日に議員立法として法案が国会に提出され、税と社会保障の一体改革の陰で、僅か5日間でスピード成立したのです。
・・・日本弁護士連合会も捜査権の乱用につながるなどといった課題を指摘・・・

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映像のダビングについて
動画ダウンロードやリッピングについて、下のような記事を前に書いてますが、各メディアの映像を保存する方法には、今回、禁止されるリッピング以外に実は画像安定装置(右画像クリック)なるものを利用してのダビングがあります。こっちはファイルまるごとではなくダビングなので画質が多少落ちるわけですが、気にしなければ大変重宝。リッピングだとDVD1枚につき1枚使用しなければならないけど、ダビングならDVD10枚分位をブルーレイ1枚に収録したりとか、非常に効率的な運用もできます。またパソコンでの映像編集はハードルが高く感じられる方でも、この装置でレコーダー機器に取り込んだ映像を機器側でちょっと編集、軽いファイルにしてネットにアップしたりとか・・・結構、役立ちますよ。

【ダウンロード刑罰化 関連記事】

◆私的ダウンロード刑罰化、DVDリッピング違法化の危険性~ 動画の拡散が妨害され、言論弾圧、情報統制に利用されます

◆隠蔽されてた尖閣沖 中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突ビデオが流出! 極悪マスメディア支配の暗黒社会がやって来ます

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(2011.2.2)
ご来訪いつもありがとうございます。
皆様のコメントやお便りメール、大変ありがたく読ませていただいてます。
見てよかったというメッセージ等いただくのは、何よりウレシーことです ^^)

うちでもちょうど今、初期の『仮面ライダー』を子供と一緒に見てます。
1号、2号、V3までのシリーズのうち全部ではありませんが、いくつか借りました。
子供の保育園にも、初期のライダーで話が合うお友達が中にはいるようです。もしかしたら、ここを見てるのかもしれません。特に私の世代の親の中には、昔の作品にこだわってる人たちが多いのかもしれません。

初期の『仮面ライダー』は、出てくるヒーローは男らしくてカッコいいし、常に子供たちへ有意義なメッセージを訴え続けてることが伺え、言葉遣いもヒーローらしくシッカリしてます。出てくる女性も、今ではなかなかいない普通の女らしさがあり、山本リンダの色気が際立ってますが、今の肉食的な女と違い、あくまで男を立てるタイプの女性です(役柄として)。

1970年代初期までのアニメやドラマは、今の子供向け作品と違い、概ね基本的に安心して見てられますが、初期の『仮面ライダー』でも注意すべき点は、悪役のショッカーにナチスのイメージが模されているところです。ナチスの残党みたいな役で、一度、ヒトラーの演説と熱狂する民衆の映像とかも出てきました。
今の日本人のみならず世界が抱く、【ナチス=独裁=悪】というイメージ作りにも、きっと加担してしまったでしょう。もちろん、作者 石森章太郎に偏向的な左翼イデオロギーがあったからというのでなく、戦後の傷がいたるところに残り、敗戦意識も強かった時代からして、誰もがこんな風に思ってたのは仕方ありません。
それよりむしろ石ノ森氏の作品で特筆すべき点は、ブラックゴーストやショッカーなど、陰謀で戦争へ巻き込もうとする勢力の存在を意識した作りであり、そのことからも彼の鋭い視点と感性が伺い知れます。

ウチの子は小さすぎて、ナチスの映像なんか見ても何が何だかわかりませんが、小学生とかなら、サブリミナル効果やイメージ精神侵略の格好の教材として子供たちとの話のネタにできるでしょう。そんな映像が出てきた時、こういうこと教えておくのこそ重要です。

【ナチス=悪】として、プロパガンダ的に大々的にやった最初の映画は、恐らくディズニーの名作ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)ではないでしょうか。音楽も映画も素晴らしい内容ですが、ナチスが悪役にされている。このことについては、また後ほど書こうと思ってます。

ご存知の方も多いでしょうが、今日は豆知識。
最近、YouTube で見つけた動画が後になり、なくなってることが多いです。
お気に入りの動画は、削除される前にファイル保存しておくことをオススメします。下記のフリーソフトが便利。

Craving Explorer

http://www.crav-ing.com/

そして実は、市販のDVDだってバックアップできます。
それには、この(DVDリッピング)フリーソフトが便利。

「DVD Decrypter」と「DVD Shrink」
http://www.backupstreet.com/index.html

今、子供が見てる絵本やビデオ、子供が親になった時、きっと自分の子供にも見せようとすると思ってください。ツマラナイもの見せると、そんなのをまた子供に見せようとします。ゲームばかりやらせれば、同じようにゲームばかりやらせます。垂れ流されるTVを見せてれば、同じように垂れ流されるTVばかり見せるでしょう。ここを見て気づかれた方は、きっと、そういうのはやめてることと思いますが。
そのことを意識して、子供である限られた期間に何を見せておくか考えましょう。DVDで録っておけば、孫子たちが世代を経て、いいものを代々見続けることだって出来るでしょう。これによって、日本の昔話が世代を経て伝えられてきたように、時代をまたぎ続ける価値観共有が実現できます。小さな子供に新しいものや流行を追わせる必要なんて一切ありません。
今のアニメや漫画、もう死んでます。完全な商業主義、とにかくより多くの利益を上げようと必死なだけ。歴史を見ればお分かりの通り、文化とはいつも栄えるものではありません。そんな中で、いいものは古典として残っていきます。
現代にも、古典文学を読む人と全く読まない人が存在します。だから絵でも音楽でも、漫画・アニメでも何でも、流行りモノにしか興味を示さない人と、古いモノを大切にする人が生まれてくるわけですが、その差は大きいでしょう。パッパラパーになるかどうか、そこにかかってます。

日本の漫画・アニメ、特に70年代初期までの優れた作品、誰かが昔、これらはルネサンスに匹敵する文化だと言ってました(今のマスコミは絶対そんなこと言わない)。これは大袈裟でなく、現実にそうなると思います。この頃のアニメ作品は単なるマスコミの商業主義に陥らず、作家の魂が入ってました。手塚治虫、石森章太郎、横山光輝の三大マンガ家がダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロらに匹敵し、他にも楳図かずお、藤子不二雄、永井豪、水木しげるなどの、素晴らしい作品がこの頃たくさん生まれてます。これらをリアルで体験できた世代、実は奇跡的な存在なんです。
50年後、今やってるアニメとかで残るものなんてあると思いますか? 既にウルトラマンだって、根強い人気ある怪獣は初期のものだけですよね。
いつの世も絵描きというのは存在しますが、後世に残るのはホントにいいものだけ。そしてそれら偉人が出現する時期というのは必ず集中します。

大切なのは、小さな子供のうちに良質の絵本、アニメや漫画を見せておくこと。本当はアニメや漫画なんて、別に全く見せなくてもいいのですが、さすがに全く見せないのではいろいろ大変でしょう。
そして早いうちにアニメや漫画から子供を卒業させること、そこも絶対に忘れないでください。
そして、ウチでは基本的に1時間以上見せないというのも守ってます。
(続く)

『 すてきなサンデー 』  バスター  (1977)
Sunday – Buster

私は、先のデヴィッド・キャシディとか、このバスターのようなアイドル系から洋楽に入っていきました。アイドル系バンドの筆頭といえばベイ・シティ・ローラーズでしょうが、このバスターも結構な人気でした。レコードも持ってる大好きな一曲。カラオケDAMのリクエストで何度かメールしたら、1ヵ月後ぐらいにカラオケアップしてくれました ^▽^) 『すてきなサンデー』スタジオバージョンはコチラ

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(2012.6.25)
10月からの暗黒マスコミ支配へのカウントダウン

ダウンロード刑罰化は、日本に重大な事態を招いていくことになるので、この辺りの記事、今後頻繁に繰り返しアゲていくと思います。

違法ダウンロード刑罰化への賛成と反対、それぞれの議員のスタンスというのは、高利貸しの取り立て代理人を務めるような業者付き弁護士と、利息が不当だとして個人の債務者を救済してやるような左翼系弁護士の対立関係の構図をイメージするといい。

左翼弁護士は「(個人が借りた)金貸し業者からの請求は不当だから払わなくてもいいんだよ」といったスタンスをとる、いわば個人のわがままに寄生する勢力。対してキツイ取り立てで知られ、急成長した朝鮮ユダ金オリックスのような金貸し業者の債権回収代理人を務める稲田朋美のような弁護士というのは、いわば利権業者に巣食い寄生する勢力といえる。もしかしたらこういう稲田のように業者側につくような弁護士が保守派弁護士だとされてる傾向にあるのかもしれないが、だったら保守派弁護士なんて称するのでなく、単なる業界利権派弁護士と言った方がいい。

つまり金貸し問題で、個人に味方する左翼系弁護士も、業者に味方する利権派弁護士も、どっちも本来の保守とは全く関係ない勢力といえる。
真の保守イデオロギーがあるなら、借りる側には「返せそうもないカネを借りるのは控えよう」、貸す側には「非道な取り立てはやめよう」といった心の教育をしていくのが本来なはず。
それが保守風弁護士を装って、金を返してもらうのは当然だからと、やりたい放題の金貸しを業者目線だけで支援する・・・こういう非情な金貸しの類の利権がマスメディアに成り代わって踏襲され、マスメディア業界利権が正当化されて今回の違法ダウンロード刑罰化という凶悪法規につながったといえる。

つまり今回の自民党ってのは、横暴な金貸しの権利を主張・擁護しようとする業者利権弁護士たちと同じポジションであるのと何ら変わりないってこと。
加えて、違法ダウンロード刑罰化に反対した多くの左翼系議員たちの言い分は、今回に関しては正しい部分が多くとも、だからといって信用できる連中なのかというと、個人に寄生する左翼系弁護士らと同じく、決して信用のおける人物たちというわけではない。

これまで善意の有志の皆さんによって、TVはじめとするマスコミ報道について、「これはおかしい!ひどい!」と、いろんな映像がネット上に流され、奴らマスコミの不当性が暴かれることで、何とかネット世論というものが保たれていたわけですが、この法律が施行されると、そういうTV映像などを引用して批判した人に対して、著作権侵害を盾に、いつでも告訴・逮捕させうるカードをマスコミ側に握らせてしまったわけで、ネット上の情報伝播に大変深刻な影響を及ぼし、正にマスコミの言うことは絶対的に正しいものとして、批判は一切許されないという土壌が形成されていくことになるわけ。

この法律の恐ろしさを見抜ける人なら、「こんな日本なんか、とっとと逃げ出さなきゃ」ってなるほど。
それほど恐ろしい、北朝鮮並みのマスコミ独裁恐怖政治に日本が置かれることになるわけ。
10月からということで、既に暗黒世界へのカウントダウンが始まってます。一刻も早く、こんな法律廃止させなければ。
たとえ法施行された後も、撤廃へ向けて議員や各政党に強い声を送り続けないといけません。

尚、参議院でダウンロード刑罰化への白票には、下に記載以外でもう一人、公明党の草川昭三という議員がいますね。この人は『177』という猥褻ゲームの問題を指摘し(1986年)、初めてアダルトゲームの危険性を日本で認知させた人のようです。ずっと昔、写真週刊誌で卑猥なゲーム画面を見せて「問題だ」と言ってる議員が掲載されてるのを見たことあるのですが、きっとあの時の議員さんなんでしょう。労組上がりでこの人もバリバリの左翼系議員のようですが、公明党だけど創価学会員ではないらしい。ダウンロード刑罰化施行の本尊とも思える公明党ですが、筋を通す議員も稀にはいるってことなんでしょうか。

『サタデイ・ナイト』  ベイ・シティ・ローラーズ  (1976)
Saturday Night – Bay City Rollers

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◆私的ダウンロード刑罰化、DVDリッピング違法化の危険性 ~ 動画の拡散が妨害され、言論弾圧、情報統制に利用されます

◆隠蔽されてた尖閣沖 中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突ビデオが流出! ~ 流出犯を逮捕すべきか? 投票開催中!

◆特定業者・業界の利権を確保し、個人への厳罰を狙い撃ちした著作権保護期間延長~ダウンロード刑罰化~クールジャパン戦略~そして児童ポルノ禁止法改定への流れについて

◆子供向け番組への左翼の本格参入はヤッターマンから ~ ビデオの普及以降、作品作りが変わった

◆親日ヒーロー 『 レインボーマン 』を全部見た!

◆“初音ミク”だって、草食系男子と同じフヌケ化工作の一貫ですよ!~ ボーカロイドだって将来のセクサロイドへの試金石

◆平和ボケ左翼は、自らが悲惨な目に遭うまで気づかない ~ 映画『わらの犬』に見る、フヌケ左翼男の豹変ぶり!

◆子供も大人も注意! 講談社は最大の左翼出版社 ~ 女の堕落と男のフヌケ化はワンセット ~ 『 のだめカンタービレ 』に見る、現代の病理とヒトラーの予言

◆今のTV・TVゲーム・音楽・映画・ファッション……全部注意を!特に子供 ~ サイト開設は左翼・外国人の異常性に気づいたからだが・・・

◆ブラックゴーストと死ね死ね団 ~ 中華民主党 VS 大韓民主党 ~ 海外で人質とられる日本人科学者・研究者たち

◆子供をフヌケ化 宮崎アニメの左翼性 ~ 強烈な反日・共産主義イデオロギー

◆ウルトラマン円谷がパチンコ傘下に! ~ 女子供の洗脳に熱心な左翼売国勢力

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『リボンの騎士』が暗示するもの ~ 手塚治虫のポジション

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(2012.3.28)
今日は日本初の少女向けアニメとされる手塚治虫の傑作『リボンの騎士』(1967)について。ここでもオススメ作品にピックアップしてますが、私は『リボンの騎士』がとっても好きで、このアニメのヒロインは女の子に生まれながら国の事情により男の子(王子)として育てられます。ヒロインの名前はサファイヤ王子、これだけでここの読者ならピンと来られるのではないでしょうか ^▽^)

男の心を持った女の子、女が王位に就けない国が舞台ということで、今の日本が抱える問題に何となく通じてる感じがあるので、左翼が何かとコジつけて利用しそうなテーマを扱ってる作品かもしれません。手塚氏自身も共産党に絡んでいた時期があったりで手塚治虫が左翼だとか中傷してる輩どももいますが、この作品で彼が訴えてるテーマはそんな左翼的で薄っぺらなものではないです。

戦争と平和についての手塚治虫のポジションというのは、『どろろ』(1969)に最もよく表れているでしょう。
どろろは両親を失った子供で百鬼丸を兄のように慕ってます。どろろの父親は侍嫌いで反権威的だったのですが、道端で飢えていたどろろに食べ物をあげようとした高貴な人々に、「こんな奴らから食べ物をもらうな!」とわめいて、もらった食べ物をどろろから取り上げて踏みつけ、さらに食べ物をくれた人々に「おまえらの戦のせいで俺たちがこんな目に会ってんだ」なんて騒ぎながら切りかかってまでいき、斬り殺されてしまうという、非常に愚かで惨めな死に方をします。
どろろの父親は反体制的で攻撃的な左翼だったといえるわけですが、その偏狭などろろの父親の死に方、非常に冷めた目で描かれてるんです。
加えて、どろろが「戦があるからいけないんだ!戦をやめさせてやる!」なんて言ってると、百鬼丸が「戦なんてなくならねえよ。愚かなことはやめとけ。」と諌めるシーンもあります。もちろん手塚氏は平和が一番と考えてるでしょうが、だからといってカス左翼どものように下品に「平和だ!自由だ!平等だ!」なんて騒ぐことはしません。手塚氏のポジション、本心は明らかに、この百鬼丸の言葉に代弁されてます。戦争と平和について現実感を持っていて、非常に冷めてるんです。

また『マグマ大使』では悪役ゴアが、争ってる二国に対して陰謀を仕掛けて片方に敵国を装って悪さして戦争させようとしてたりで、戦争を引き起こす勢力が存在し、現代の戦争は陰謀から引き起こされるケースが多いこと、石森章太郎らと同じく気付いてることが伺えます。それに鉄腕アトムもサイボーグ009も仮面ライダーも平和のため戦ってるのであって、決して戦うこと自体は否定していないのですから。
ただし手塚治虫も石森章太郎も、初期を過ぎると左翼に利用されてるので、見るのは初期のものに限った方がいいです。

女のサファイヤの国はシルバー、男のフランツの国はゴールド
そしてプラスチックやナイロン、ジュラルミンまで出てくる そこに鍵が


そしてこの『リボンの騎士』(詳しくは右画像クリック)、日本の未来を暗示し、いろんな問題提起してる作品です。
手塚氏は、決して女が王位に就けないのを批判したりしてません。ただし、この作品に出てくる女である王妃はその制度を恨んでる部分も見受けられますが。

さらにサファイヤと並ぶ王位継承者となりうるジュラルミン大公の息子にプラスチック王子というのがいるのですが、そのプラスチックがパッパラパーでとにかくひどい・・・これは日本が似たような状況に陥った時、ピンチになるであろうことが伺えます。
今は悠仁親王殿下が賢く強いサファイヤ王子とたまたま重なるとするなら、プラスチック王子は・・・
とにかく今のこの状況が逆転し、将来の危機に瀕した時のため、しっかりした王位継承者を常に擁しておかないと日本は大変なことになっていくと思います。もちろん血を継いだ男子のシッカリした王位継承者がたくさん待ち構えていていただきたいところ。

だからといって女王が認められないことへの、フェミ左翼のような批判なんて手塚氏は全くしてません。
これはその結末にハッキリ伺えるんです。サファイヤ王子(女)の国はシルバーランド、そして最後にサファイヤが結婚する相手となる王子(男)の国はゴールドランド、つまり手塚氏は男の方の格を上に描いてるわけです(これについて詳しくは、ももっちさんのブログをご覧ください)。恐らくこの二人が結婚すれば国も合併することになるでしょう。そしてきっとフランツ王子が王様になり、サファイヤは女として王妃として、王となったフランツを支えることに生涯を尽くすことになるのではないでしょうか。

他にも男の心を持った女ということで、左翼には性同一性障害にコジツケようとする輩どももいそうですが、手塚氏のテーマはそんなチープなものではありません。

なでしこジャパンのような男性化した女たち、対して女らしく女として真の強さを持つ本当のヤマトナデシコとはどうあるべきか。
本来の、男がやるべきこと、女がやるべきこと、それぞれ男女があるべき姿というのはあります。
下の動画で「刺繍の競争でもしましょう」と敵のナイロン卿に言われて、サファイヤ王子が「男のボクがそんなことやれるか!」と激怒する場面がありますが、こんなのも男女が均一化、あるいは男女逆転洗脳教育されてしまったりすれば、それを受けた世代では、なんでこういうので怒ってるのか、理由さえわからなくなってしまいますよね。

下動画の最初の男っぽいサファイヤと、最後の女の心を取り戻して女の子らしくなったサファイヤ、声まで変わります(笑) 手塚氏の求める女らしさ、明らかにこのラストにあるでしょう。本当に女性として魅力的なのはどっちであるか、これ見てよく考えてくださいね。
間違っても、ワンパクで男勝りの女を目指すなんて、そっちのベクトルに力入れてったりしてはいけません。そんなの男にとって誰も魅力的な女には映りませんよ。なでしこジャパン、女の野獣系ですか・・・残念ながら女としての魅力なんてゼロだと思ってください。マスコミの煽り、洗脳で勘違いしないでくださいよ。完全なミスリード。ましてや親が女の子に積極的にサッカーやらせようなんてしてるとなれば、犯罪行為に等しいです。女を捨てて人生台無しになる覚悟もあってやってるなら、それはそれでかまわないでしょうが・・・

『リボンの騎士』(1967)より 初回から終話
私はピアノの入り方が絶妙な、この主題歌が大好き! 作曲は富田勲で、彼は『ジャングル大帝』『どろろ』などの主題歌も作っていて、初期の手塚アニメになくてはならない存在。『リボンの騎士』は手塚氏自身がアニメのプロデュースにまで関わってます。国を乗っ取って王座を狙ってるという役柄のジュラルミン大公の子 プラスチック王子にも注目。

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