日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

『幽霊滝の伝説』 バチ当たり女の話 ~ ドラマ『日本の面影』より③

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(2011.4.19)   (戻る)
昔話や説話、もはや現代日本では、消滅の危機に晒されてるといって過言ではありません。周りはバカな子供にしてしまう左翼系の絵本や児童書ばかり、本屋さんに行ってもその種の創作絵本ばかり。テレビや雑誌など、既に子供の周りは有害なものばかりです。

古くから伝わる日本の昔話、悪いことすればバチが当たる・・・昔は普通にそんな風に思考する中で、子供たちが神様というものの存在だって自然と認識できていました。
しかし今では、この種のお話の本が子供たちの身近にありません。今のところ図書館にはまだ残っていますが、数は非常に限られてます。だから親が意識して捜す、子供に読ませようとしない限り、今の子供たちの手の届くところにはその種の本がありません。

垂れ流されてるTV番組ばかり見せるなんて論外。
親御さんたちが、日本の神話や昔話を小さな子供たちに聴かせること。小さな頃に読み聴かせるたくさんの話、きっと子供たちの人生を左右するほど、大きな存在となって子供たちの心に残っていきます。

そんな風に育てられた子供たち、きっと将来、自分の子供にもまた同じ昔話、物語を聞かせようとするはずです。「自分の子供が生まれたら、同じように聞かせてあげるんだよ」、そんな風に親が子にヒトコト言っておくだけで、子供たちはいい意味でマインド・コントロールされ、世代間断絶の予防となり、古き良き日本人の価値観を代々保ち続ける可能性が高くなります。

右の本は、『恐怖新聞』をはじめとする怪奇漫画の巨匠 つのだじろうのコミック怪談集、下の『幽霊滝の伝説』も収録されてます。活字と違って、漫画にはいろいろ問題がなきにしもあらずですが、これなら読み聞かせしなくとも、少し大きな小学生にだって手軽にその世界に入り込んでいけるでしょう。私はつのだじろうの『恐怖新聞』古賀新一の『エコエコアザラク』恐怖系 最大の巨匠 楳図かずおの作品が、実は大好きで、恐怖系は正直、この3人の作品さえ読んでれば、あとはどうだっていいように思います。豊かなイマジネーションを育てるとともに、いろんな教訓が含まれていて、もはや古典とでも言うべき作品群。大人でも十分楽しめますし、特に楳図かずおについてはいつか特集したいなとも思っています。ただ、『エコエコアザラク』については結構セクシャルなシーンも多いので、親が小さな子に買い与えるべきものではないでしょう(この件についてはコチラもご参照を)。

ハーンの書き残した『幽霊滝の伝説』は、「迷信なんかウソだ。神様なんていない」として肝試しに滝の賽銭箱を取りに行った女に降りかかった、痛い天罰のお話。私的な視点としてのキーポイントは、その災難が本人ではなく子供に対して降りかかってくるということ。そして、わが子に災いが降りかかっていたことに母である女は最後まで気づいていない。
現実には賽銭箱を盗んだくらいで、こんなことが起こることはないでしょう。でも、昔話というのはフィクションであっても、聖書と同じように、言うなればたとえ話です。
たとえばフェミ女が男に対してエゴむき出しでメチャクチャやったなら、自分は子供もお金も貰えて一見うまくいったと思うかもしれない・・・でもやがて、そのお返しは自分ではなく子供に対して降りかかってくるとしたら、そして後になって私の人生は失敗だったと・・・なるかもしません。
神様は見ています。近視眼的、目先にばかりとらわれてはいけません。 (続く)

『 幽霊滝の伝説 』  ドラマ 『日本の面影』(1984)より
出演:ジョージ・チャキリス、壇ふみ、他

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(2012.11.8)
昨日、NHKの『歴史秘話ヒストリア』という番組で小泉八雲が取り上げられたようで、ネット上ではちょっとした八雲旋風が起きてたみたいですね。私は見ておらず、売国NHKということでまたおかしな捏造・変造が加えられてるのではないかと心配ではあるのですが・・・

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(続き)◆『 雪女 』 男が約束を守る大切さを説く ~ ドラマ『日本の面影』より④

(戻る)◆『子育て幽霊』 小泉八雲が書き残した日本の昔話 ~ ドラマ『日本の面影』より②

(始めから)◆ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の愛した日本 ~ ドラマ『日本の面影』より①

◆秋田書店のプレゼント不正で思い出すことと、チャンピオン黄金期の思い出

◆投機王リバモア 人生の失敗とは ~ 巨万の富でも賄えない喪失感

◆「母はハリウッドに殺された!」 ~ 何でも周りのせいの左翼脳とは

◆フェミ系右翼の台頭 ~ フェミ系右翼と排外主義は相性がいい

◆“美人は得”のウソ ~ “カツマー”、“アムラー” バカ女の総称と思え! 共通するのは自己犠牲精神のなさ

◆子供向け番組への左翼の本格参入はヤッターマンから ~ ビデオの普及以降、作品作りが変わった

◆命より大切なもの、それが “人間の尊厳”~『 母に捧げるバラード 』に見る、日本のおっかさん 真の保守精神 ~ スポットが当てられる幼児遺棄事件、もっと広く深く見て!

◆親がどれだけ遊んでくれたか、子供は必ず覚えています ~ 親に対する“好き嫌い”の根底にあるもの

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

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この記事に対するコメント

  • 【前サイトURLのこの記事へのコメント】

    偶然迷い込んだブログですが、内容が素晴らしいですね。希少な映像をありがとうございます。楽しみにしてます。
    東京ジョー | 2011/04/19 2:29 PM

    明治34年生まれの祖母は、小学生低学年の頃村祭りに来る幻灯屋の機械の穴を、何銭かを払って覗き、地獄極楽や勧善懲悪話を見て怖かったし、わくわくしたと言っていました。
    昔の人は悪いことをすることに何か気が咎めるのは、このような三つ子の魂百までという事があった気がします。
    戦前は神話のレコードもありました。
    八目山人 | 2011/04/19 6:53 PM

    昔の言い伝えって、単なる迷信ではなく、
    ちゃんとした意味合いがある場合もあると思う。
    女人禁制だって差別だとか何とか言って
    土井たか子(チョン)が土俵に上ったとか言う事があったけど、
    フェミ馬鹿ってマジでアホだと私は思うのよね。
    フェミ馬鹿の話じゃないんだけど、
    以前左翼系が強かった京都市なんてさ、
    歴史ある「一条戻り橋」の橋を取り除いて、元々橋があった場所を遊歩道にしてるのよ。じゃあ、橋はどうなったか?って言うと近所の安倍清明神社の境内に珍妙なキャラクターと一緒に置いてるの。
    あの一条戻り橋は陰陽道や風水的な考えでは、邪悪な物・あの世と人間界を隔てる目的がある物で、
    オカルト的に扱われていた橋でもあったけど、あれは単なる迷信じゃなくキチンとした意味合いがある物だったし、
    結婚を控えた娘が戻り橋を渡ると出戻りになるとか、
    出兵前の兵士が戻り橋を渡って、
    無事帰還する願を掛けた由緒ある物だったのに。
    昔から伝わる物事って、確かに迷信や間違いもあるでしょうけど、
    左翼系の唯物論的に昔からの言い伝えや昔話をあまりにも軽んじていると、今にしっぺ返しが来ると思う。
    まろちゃん | 2011/04/19 9:25 PM

    親の因果が 子に報い
    って、結構 怖いことですよね…
    エコエコも 恐怖新聞も好きでした…
    トイレで下から手が…!…絵って、記憶に残りますね…
    三ツ目が通る、魔太郎←?何とかとか…
    親が本好きの私にと、昔話の本を買ってくれた
    小豆とぎとか おいてけぼりとか、民話や、とんちとか ちょっとHなのとか(笑) 寄席話みたいな本でした
    おかげで?たいした知能を持ってない私ですが、よく「物識り」と言われます
    むしろ、世間て こんなことも知らないの?ですが(笑)
    30年前までは 良い本が(漫画も含め)沢山 あったんですけどね…
    マカロン | 2011/04/19 10:09 PM

    罰あたりの女は最近も多いです。
    ランクリ
    coffee | 2011/04/20 2:11 AM

    ちょっと追加です。
    地獄極楽というのは、生きているうちによい事をしたら極楽に行ける。嘘を言うと地獄で閻魔様に舌を抜かれる。
    犬をいじめると死んで畜生道に落ち、犬に生まれ変わり、いじめられる。その他血の池地獄とか針山地獄の話です。
    勧善懲悪と言っても水戸黄門のようなアメリカの怪傑ゾロの焼き直しではなく、強気をくじき弱きを助けるという話や、桃太郎や金太郎のような、気は優しくて力持ちで弱い人を助けるという話です。
    それと親の因果が子に報いというような話や、悪い事をするとバチが当たるというような話です。
    八目山人 | 2011/04/20 8:10 AM

    観ていて怖くてドキドキしました…。
    前に三匹の子豚の記事で、サファイアさまが書かれていましたが、今はお話の怖い部分をアタリ良く直していると言われていました。
    このお話を見て、大切なものを奪われる怖い表現はとても大切だと、再確認しました。
    現実の世の中は厳しいと言う事も、子供に教えられますし、して良い事、悪い事を躾ける為にも、怖い部分をオブラートに包む事は、今後の為に成らないと思いました。
    昔は神社や仏閣にゴミをするとことは、恐れ多く、心のどこかでバチが当たると思うのか、あまりありませんでした。
    しかし、ここ何年かの間に、信じられない程、ゴミなど見かけるようになりました。
    色々な部分で、人のマナーが低下しているように思います。
    何もかもが、なぁなぁになってしまった結果が、今、押し寄せているようです。
    親と子は鏡合わせの関係。
    親の背中を見て子供は育つ。
    陰徳。
    等の部分は、目には見えづらい世界ですが、必ず親から子に引き継がれていくものだと思います。
    そのような繊細な部分を、的確に盛り込む昔話が存在するなんて、日本の昔話、世界観は高度で素晴らしいと思いました。
    セツさんは、本当にたくさんのお話をご存知なんですね…。
    セツさんにも感動しました。
    色々なお話を話せるように色々覚えたいなぁと思いました。(^^)
    サファイア様には、素晴らしい無形の宝物を戴いている気持ちです、本当にありがとうございます。
    こんなに内容の濃いブログはあまりありません。
    それから、

    >まろちゃんさま

    が、おっしゃってる橋のお話もとても大切ですね…。
    日本は東京もですが、各所に、護国など考えて、神社仏閣が設置されてたりするので、あまり近代化などに傾倒しすぎ、過去の建造物などを、むやみにやたら変えるのは、本当に止めて欲しいなと思います。
    戦争の時に願掛けされたお話など、人の想いが詰まってるのに勿体無いですね。
    今現在も、浅草の浅草寺も、目の前に建設予定のビルが、予定よりも高くすると言い、雷門も仁王様も日陰に成りそうなお話が有ります。
    気遣いが出来ない日本人が増えた事が、とても悲しいです。
    ひよこ | 2011/04/21 9:11 PM

    今思えば私が小さい頃から聞いてきた怪談というのは、ただ怖いというだけでなく、「悪いことをしたら罰が当たるよ」というような教育的な内容だったり、哀しい物語、悪人に酷い仕打ちを受けた主人公が、その怨恨や呪い、祟りとかの力でその悪人に報復するという、今流行りの「倍返し」風のエピソードが多かったと思います。
    私は小学生の頃、アメリカの作家E.A.ポーの小説「黒猫」を読んで、愛猫を傷つけた上に殺してしまった主人公に次々と降りかかる災いのシーンにとてつもない恐怖を感じるとと同時に、「どんな動物でもいじめたり傷つけたりしたら恐ろしい目に遭う」という教訓を植え付けられました。
    この手の西洋の怪談(ドラキュラやフランケンシュタイン、狼男など)というのは「恐怖」を重視した内容が多いのに対して、この「黒猫」は「恐怖」と同時に寓話的な内容もあって、どちらかといえば日本の怪談寄りとなっているので、大人になった今でも心に残っている西洋怪談なんですよ。
    勿論日本の怪談も今でも結構読んでる方です。罰当たりといえばずっと前に古くなったテレビが山の中で沢山棄てられていたというのを知って、そんなことをした連中に怒りを感じると同時に、「このテレビたちが付喪神(日本では長く人間に使われてきた器物は妖怪になるといわれている)になって人間たちに復讐したらいいのに」とか考えていたりします(笑)
    快傑虹孔雀 | 2013/10/14 10:42 PM

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