日本の面影

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なぜ『ちびくろさんぼ』を左翼は嫌ったのか? ~ 殺されて生き返った絵本

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(2010.8.20)
恐らく30歳以上の方なら、誰もが見たことある絵本『ちびくろさんぼ』
ご存知ない方も多いかもしれませんが、この本はなぜか奇妙なことに、20数年前、黒人差別だとの猛抗議があり、突然、絶版されてしまいました。
なぜ、この本の出版に対して、これほど強い圧力がかかり、当時の出版社が一斉に販売を取り止めるほどになったのでしょう。

『ちびくろさんぼ』は、19世紀末、軍医であった夫とインドに滞在していたスコットランド人 ヘレン・バンナーマンが、自分の子供たちのために書いた手作り絵本に始まり、1899年に英国で初刊行。(詳しくは左画像クリック)
日本でも1953年(昭和28年)に岩波書店版が登場して以来、人気の高い絵本として、多くの出版社からいろんな形で出版されてました。けれど黒人差別的だとの抗議があり(世界的にもそういう動きがあった)、1988年、事実上すべての出版社がこの絵本の出版を自主的に取りやめてしまうこととなりました。岩波はこの本を絶版にし、他の出版社もこれに追随、以降、『ちびくろサンボ』は書店の店頭や図書館の書架から完全に姿を消してしまいます。
しかし、2005年6月に著作権の切れた岩波版を瑞雲舎が復刊、なんと5カ月で15万部を売るベストセラーになったそうです。

こういう左翼の圧力で消されたものは、きっといいものに違いないと思って、私は昨年、子供のためにこの本を買い、読んであげていました。
3歳だった子供は、この本をとっても気に入り、1、2度読んであげただけで、文字がよくわからなくても、驚くことに絵本を見ながら暗唱できるほど、スンナリと頭の中にストーリーが入っていったようです。

とにかく『ちびくろさんぼ』は、優れた絵本だということを申し上げておきます。
間違いなくウチにあるものでも最高の絵本といえます。
なぜ、左翼はこの本を嫌い、抹殺したがったのか・・・
中身を分析してみましたが、どうやら黒人差別問題だけではなさそうです。
まず始めに、小さい子供向けなのに、とても細かな状況描写的な表現が含まれていること。

【 お母さんが作ってくれたもの 】
綺麗な赤い上着
青い綺麗なズボン

【 お父さんが買ってきてくれたもの 】
緑色の傘
底が真っ赤で、内側も真っ赤な、可愛い紫色の靴

このカラフルな色彩感覚、子供にとっては、これらをイメージするだけで、とっても楽しくなるようです。
特に、“底が真っ赤で、内側も真っ赤な、可愛い紫色の靴”という表現。
ヨチヨチ歩きの幼児に与える、この細かい微妙なイメージ。こういった表現を幼児が感じとれるという素晴らしさ。

そして終わりに、お母さんの“まんぼ”と“お父さんの“じゃんぼ”、子供の“さんぼ”で、それぞれホットケーキを食べるシーン。
ここでも作者の、巧妙な気遣いがなされています。
ただ、食べるのでなく、

お母さんが20と7枚、お父さんが55枚、さんぼは169枚も食べた

という細かな数値を伴った表現。

幼児にとって、ニ桁、そして百を超える数をイメージさせる上でも、これ以上ないといえるほど、作者の見事な計らいがなされています。
169コものホットケーキ食べることをイメージするだけで、子供は大喜び。
ウチの子は、「イチロクキュウも食べました」と読んでましたが・・・ ^▽^)

下画像クリックで、一部のページが見れます

今、小さなお子さんをお持ちの方なら、きっとおわかりでしょう。
こういった、モノの微妙な状態を細かく捉えたり、100を超える大きな数値表現が含まれた幼児向けの絵本って、見たことないのではありませんか?(特別な知育系のものは別にして)
フヌケ化 左翼教育が蔓延った現代の幼児向け絵本では、どこもかしこも、ただ、“ドワーン”とした感覚を子供に与えるものばかりです。
既に子育てを終えた方も、思い出してみてください。こういう細かな表現がされた幼児向けの絵本、なかなか見る機会がなかったと思います。
ウチにも絵本はたくさんありますが、こういった類のは、これしかありません。

それと、この物語ではお父さんとお母さんの役割も、ハッキリ打ち出されています。
お母さんは、家で洋服を作り、ホットケーキ(料理)を作るという役割。
お父さんは、お店で洋服を買ってきて、トラがぐるぐる回って出来たバターを外で見つけて持ち帰り、お母さんに渡すという役割。
つまり、女は家庭、男は外で仕事。

要するに、子供の愚民化と男女観の破壊を目指す左翼にとって、この絵本の中身は、すべてが気に入らないものだらけだったわけです。
左翼は、「お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に」というのさえ、男女平等に反する差別だと、今や騒いでるくらいですから。

結局、こういったことすべてを原因として、『ちびくろさんぼ』は当時、抹殺されてしまったのだと思います。

では、なぜ2005年の復刊の時は、マスコミや左翼はあまり騒がず、スンナリいけたのでしょう・・・

たまたま運がよかった? そうあることを望みますが、何でも疑うクセがついてしまってるので、もしかして出版社が左翼・在日利権屋だからとか・・・児童書出版社と左翼って結びつきやすいし・・・疑いだすとキリがありません。
この瑞雲舎の他の書籍を見てみましたが、普通に左寄りの児童書が多そうだし、特段、保守寄りの出版社というわけでもなさそうです。

それでも『ちびくろさんぼ』は、とにかく、とっても優れた、いい絵本であるということに違いはありません。
ぜひ、お子さんやお孫さんに読ませてあげてみてはいかがでしょう。
今、小さなお子さんがいらっしゃらない方も、ぜひこのことを覚えておいていただければ幸いです。

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この記事に対するコメント

  • 【前サイトURLのこの記事へのコメント】

    そうなんですか。なくなってたんですか。そういえば見なくなってますね。昔はホットケーキといえば、誰もがちびくろさんぼを思い浮かべたのではないでしょうか
    淳一 | 2010/08/21 12:03 AM

    チビクロサンボ、確かに子供の読んだ記憶があります。いつ消え去ったのかは覚えてませんが、たしかカルピスのあのトレードマークが無くなった頃、同時に消えていったんじゃないかと記憶しています。
    なんでも差別と声を上げる歪んだ精神状態の人権屋ども。
    本当の差別は何たるかを知らないから、何事も差別と決めてかかる体質、異常人間の集合体と言っても過言じゃないと思います。
    最近ではスチュワーデスはキャビンアテンダント、看護婦さんは看護師、他にも幾らでも出てきます。私にはどこが女性蔑視にあたるのか到底理解出来ません。
    看護婦さん、非常に温かみのある言葉で良いと思うのですが、狂った連中には差別語としか取れないのでしょう。
    としぼーん | 2010/08/21 10:15 AM

    とてもなつかしいです。幼少の頃を思い出しました。ありがとうございます。
    | 2010/08/24 8:47 PM

    でもなんで一度絶版になったんでしょうか・・・。
    (読んだことないので内容を知っているわけではないのですが。)
    けんじ | 2010/10/11 9:51 PM

    確かに「ちびくろさんぼ」ありました。
    そして、なぜか黒人差別の口実で廃止されてのも知っていました。
    しかし、「黒人差別の口実で廃止」というのは理解に苦しみました。
    他にも理由があると考えるべきでしょうね。
    coffee | 2011/01/23 4:51 PM

    >20数年前、黒人差別だとの猛抗議があり
     金切声をあげ抗議し始めた人間、たしかあれは、大阪府堺(うろ覚えですいません)あたりに住む親子じゃなかったでしょうか?当時全盛?だった馬鹿左翼が、そうだそうだと唱和して騒いだ結果が絶版。私は52歳の男ですが、この絵本、子供のころには保育園にも小学校にも、近所の病院の待合室にもありました。日本人が、正気を取り戻しつつあるのだと考えたいですね。
    nobby | 2011/01/23 5:56 PM

    自分も小さい頃読みましたけど絵本として独立した冊子ではなくて、子供向け雑誌の1コーナーとして載ってた、挿絵が写実的なものでしたね。文章も、内容は踏襲しつつ違う人が書き下ろしてたものだったような覚えがあります。それはともかくとして、ぐるぐる回って溶けたトラのバターでホットケーキを焼くというのは、子供心にすごく魅力的でした♪
    サウンドQ | 2011/09/04 8:24 PM

     確か「国人差別をなくす会」というのが、カルピスのロゴを始め、いろいろなものにケチをつけまくっていた覚えがあります。チビ黒サンボもこの会がクレームを付けてきたのを各出版社がビビッて絶版になったと記憶しています。
     ところが、この会は実は親二人とクソガキ一人というあって無きような実態で、結局は左翼的な親に育てられたマセたクソガキが「差別だ」と叫んだら、親ばかナンチャラで親があちこちにクレームを付けているだけのことだったようです。今ならば、「シッシッ」と追い払えば済む話。昔は「左」はやりたい放題でしたが、ようやく多くの日本人が目覚めてきて、うれしい状況になりつつあると思います。
    河内人 | 2011/12/25 4:35 PM

    そうだ!!
    この頃から日本はおかしかったのだ。
    私も子供の頃この絵本が大好きでした。
    赤、黄、青、緑、単純できれいな色使いとシンプルで温かみのあるお話。
    出版禁止との報道を見聞きし、憤慨していました。なんでよ!?「ちびくろ」は愛称であり蔑称なんかじゃないのに!!!
    まだ若かった私は憤慨するだけでなにかアクションを起こすこともできず…。
    復刊して本当に良かったけど釈然としないものが残ります。
    外国人登録の指紋押捺が廃止されたり、中国が靖国批判をしたり(それに対して日本政府が毅然と立ち向かわなかったり)、日本人が北朝鮮に拉致されていたり、在日特権というものが巨大になり日本人に多大な不利益をもたらし…モンスターペアレンツ問題とか、日本がおかしいと感じ始めたのも思い返せば最初は「ちびくろさんぼ」だったかもしれません。そんな私は民主党政権になる前に政治の異常さに気づき、周囲に警告を発してきましたが…。
    heartail | 2011/12/25 8:28 PM

    河内人さんのコメントにもありますが、カルピスの黒人ロゴは懐かしいですね。一年位前に、ふと思い付いてカルピス本社に電話で復活をお願いしました。また復活する環境になれば良いと思っています。あれがどうして差別になるのか、基地外の発想だと思います。素浪人 | 2011/12/25 8:33 PM

    ちびくろサンボ、聞いたことはあります。
    そういう事情でなくなっていたんですね。
    差別と騒ぐことは簡単だけど本当に行われている差別とは全然違ったところで騒いでいるだけですね…。
    yametene | 2011/12/25 11:52 PM

    幼稚園の頃出会った絵本です。
    とてもわくわくしながら、どうなるのだろう
    ?どうのるのだろう?かと次の展開を期待していたのです、が トラが木の周りをぐるぐる周るまでは良いのですが、 その後バターになるんですよ『トラのバターが出来ました』とか何とか・・・この部分で引っ掛かってしまい理解できず、なんとも言えない変な気分になってしまった事を今でも鮮明に思い出します。
    鮮明に
    後藤 | 2011/12/26 1:51 AM

    後藤さん
    >『トラのバターが出来ました』とか何とか・・・この部分で引っ掛かってしまい理解できず、なんとも言えない変な気分になってしまった事を今でも鮮明に思い出します。

    あはは~!虎がバターになるの、変ですよねw
    私も幼稚園の頃この絵本に出会いましたが、ちょっと虎が可哀相と思いました。でも虎がバターになるなんて、コドモ心にも「ありえな~い!」
    母に「ホントにトラがバターになるの?」って訊いた記憶があります。でもそれ以上はあまり気にしませんでした。
    サンボの弟たちが色違いのリボンを巻いてる絵も嬉しかった。これは2巻の物語でした。
    一部の大人たちの馬鹿馬鹿しいエゴでこの素晴らしい絵本が封印されたことは大きな痛手です。
    heartail | 2011/12/26 11:20 AM

    サファイアさま、こんばんは。
    今年はサファイアさまと出会え、とても有意義な一年間でした。
    いろいろな無形のものをいただいて、たくさんのお智慧を授からせていただきました。
    お勧めされている映画やアニメなども少しずつ拝見しています。
    やっぱり健全なものは面白いですね。
    毎日、欠かすことなく、ブログを更新されていて、またこんなに深く読み入るブログに今までであったことはありませんでした。
    他にはないと想います。
    これから未来を担う子供たちが、少しでも影響の良いものを見てほしい、心からそう願います。
    そして教育勅語を記事にしていただいたり、リンクしていただいたり、ブログにもに来ていただいてとても嬉しかったです。
    これからもどうぞ宜しくお願いします。
    お仕事、ブログ、一年間お疲れ様でした。
    来年も宜しくお願いいたします。
    ご家族仲良く素敵なお正月を迎えてくださいね。
    ひよこ | 2011/12/27 8:38 PM

    「復刊ドットコム」という、絶版・品切れアイテムの復刻リクエスト受付サイトがあるのですが、サービス提供終了の宣言後、運営が再開されたようです。
    で、過去のリクエストを見返していたら件のちびくろさんぼ絵本も復刊リクエストが出ていました(こちらで紹介されているもの)
    このサイトの影響なのかはわかりませんが、要望を出していた人々の声も復刊の動きに影響していたのは確実ではないかと思っています。本当に優れたものを求める人々は、数は少ないとはいえ確実に存在している。それを思うだけでも勇気づけられますよね。
    リクエストが一定数表集まらなければ復刊は達成できませんが、保守派のみなさんで復活させたい絶版物を吟味して、リクエストを上げてみるのも、本当に優れたものを次代に継承し残していくためのよい運動になると思います。みなさんも検討してみてはいかがでしょうか。
    もちろん、その時は私も微力ながら協力させて頂きますよ(^^)
    あっとまーく+ | 2013/08/10 4:43 PM

    最近ネットでこのブログが話題にされてたので来てみました
    いや最初ネタでやってるのかと思い、面白く見てたんですが本気で書いてるんですね
    いや思想は素晴らしいし子供さんも別に嫌がってないみたいなんで良いんですけど
    子供さん将来有名になる気がします、なんとなく
    279W | 2013/12/30 9:44 AM

    今年も一年お疲れ様でした。サファイアさんの記事をフェイスブックにいつも勝手にシェアさせて頂いております。日本人の歪んだ感性を取り戻して行くことが日本を取り戻すことに繋がって行くのだと思います。教育勅語の精神を子供達に教えてあげたいですね。来年も勝手にシェアさせて頂くと思いますが、何とぞご容赦下さい。サファイアさんの記事は、女性に対して厳しく受け止められることもありますが、襟を正していくためにも非常に喜ばれていると感じております。今後とも宜しくお願い致します。=^_^=
    https://www.facebook.com/masaki.saito.313371
    masaki | 2013/12/30 9:46 AM

    サファイアさま、あけましておめでとうございます。
    ちびくろさんぼの作品、こちらで拝見してからずっと気になってました。(^^)
    作品名は知ってましたが、欲しくなり先日やっと瑞雲舎の絵本を注文させていただきました~!
    その際、怪書房から出ている、ちびくろさんぼもあることを知りました。
    ほぼ、改変されてない状態に近い絵本と言うことで、一緒に買いました。
    絵も、構成も色も元々のものを大切にしているようで、見やすくビジュアル的にもとても楽しめました。
    中には省かれてしまったシーンも載っていたので、見れて嬉しかったです。
    同じ絵本でも色々な視点があるのだと、今回とても考えさせられ参考にもなりました。
    ちびくろさんぼ2(瑞雲舎)も買いましたが、弟たちが出来て、兄が弟たちを守ろうとしたり、やはり最後にお父さんが出てきて、家族全員そろうシーンもあり、心温まりました。
    大切に手元に残していきたいと思います。
    たくさんの良い絵本など教えていただいて、ありがとうございました。
    古くからある心温まる良いお話しが、子供たちに伝わっていくように願ってます。
    それから、ピノキオの動画を久しぶりに見せていただきましたが、大人も遊んでばかりじゃいけないなーと教訓になりました。
    声優さんの声も聞き取りやすくて、やわらかさがあり素敵でした。(^v^)
    サファイアさまと、ご家族様にとって、良い一年に成りますよう。
    ひよこ | 2014/01/03 1:18 PM

    黒人差別をなくす会の会長「有田喜美子」さんを画像検索でみつけました。
    http://www.sakai.ed.jp/weblog/index.php?id=sakai001&date=20111201
    堺市の公立小学校でハングルを教えたり子供たちにチマチョゴリを着せたりしているようです。
    a | 2014/10/28 12:50 PM

    徳島新聞では今、「えほんが へいわのために できること」なる連載中。
    佐藤さとる「だれも知らない小さな国」、あまんきみこ「島のよめ」、五味太郎「正しい暮らし方読本」、いわむらかずお「14ひきのあさごはん」、長谷川義史「へいわってすてきだね」など。
    「へいわってすてきだね」は、沖縄戦の小学生のスピーチを絵本にした、政治的な絵本の紹介と解釈したほうがいいかも。子供の頃から左翼思想を植え付ける。
    反戦平和は間違ってないし、子供の頃はそれでいいけど、大人になっていつまでも左翼やってたらアホになる、沖縄の基地反対派をこそ、絵本にするべき。
    「ちびくろサンボよすこやかによみがえれ」とか、ちびくろさんぼの絶版について、反差別を問題にした本があるようで、買えない。
    ねるとなあじゅ | 2015/07/25 1:18 PM

  • 発足したばかりの菅政権がトンデモ法案を出してきました。
    出版社の総額表示義務化です。

    消費税導入の時、カバーを差し替える費用のない出版社が泣く泣く絶版にした過去がありますが、その悲劇を繰り返すものです。

    これが実現すれば、売れるものしか残らなくなり、マイナーな名作が消えてなくなるので絶対に反対です。

    https://twitter.com/OKina001/status/1305892047203627008?s=20

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