日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

そもそも革命とは ~ フランス革命に見る民衆とマスコミの狂気

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(2013.2.7)
このところ書いてる通り、女子柔道選手が監督を糾弾して追放したというのは革命と同じです。
日本では、民主主義やフランス革命ってのはスゴイいいものだとして、有名なドラクロワの『民衆を導く自由の女神』などの絵が自由の象徴として教科書に載ってたり、あの「人権宣言」は時代を変えた民主主義の基礎となる素晴らしい内容だとして、今の学校では概ね教えられてますよね。
しかし、本当のフランス革命とは、人間の妬み僻みが生んだ、歴史上最悪とも言える下劣で残忍極まりない事件です。そして、その大量虐殺された人々というのは、すべて正式な裁判で殺されたんですよ。
それなのに日本人は、未だにマスコミや裁判所というところが正義の組織なんだと信じてる愚か者が大多数を占めてます。これは大いなる無知、勘違い。
だから警察より軍隊より・・・最も恐い組織こそ裁判所なんですよ。覚えといてください。

以下は、前にここでもご紹介した“保守主義の父”といわれるエドマンド・バークの『フランス革命の省察』より(詳しくは右画像クリック)。
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『1989年10月6日の朝、フランスの王と王妃は数時間の休息を取っていた。混乱と驚愕、狼狽と殺戮に満ちた一日の果て、身の安全は保証しようという民衆の言葉を信じ、憂鬱な眠りについたのだ。
だが寝室を警護していた歩哨の声で、まず王妃が目を醒ます。「お逃げください! お命が狙われています。暴徒が乱入してきました。もう防ぎようがありません」--こう叫んだ直後、歩哨は死んだ。あっという間に斬られたのである。

冷酷なゴロツキと殺し屋の一団が、返り血をしたたらせながら寝室に乱入、銃剣や短刀でベッドを繰り返し突き刺した。間一髪、ほとんど裸で逃げだした王妃は、暴徒の裏をかいて、夫である王のもとに逃げ込む。とはいえ彼の命も、もはや風前の灯であった。
やがて王と王妃、および幼い王子たちは、世界でもっとも素晴らしい宮殿の一つから追い出される。殺戮が続いたあげく、宮殿は血の海と化しており、ちぎれた手足や八つ裂きになった胴体が散乱している。

国王一家は、首都へと連行されることになる。民衆による一方的な虐殺のしめくくりとして、王の護衛を務めていた二人の紳士が犠牲者に選ばれる。正義の処刑と称して、この二人は公衆の面前で死刑台へと引き立てられ、そのまま首を切られた。凱旋更新の先陣を切ったのは、彼らの頭を突き刺した槍であった。
行列はゆっくりと進んだ。ルイ十六世とその家族は、化け物のごとき野卑な女たちに取り囲まれた。おぞましい罵声、金切り声、狂ったような踊り、聞くに堪えない侮辱など、地獄の沙汰もかくやという光景が展開された。

12マイルの道のりを、えんえん6時間かけて進む間、国王一家は死よりもひどい苦しみを味わった。そして彼らは、当の凱旋行進に加わった兵士たちによって、パリの古い宮殿に押し込められ、そこが王家の監獄となったのだ。』
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このバークの『フランス革命の省察』が発表されたのは1790年であり、実はまだその頃、王も王妃も存命中だったのです。そしてその後、国王、王妃らが処刑されたのはご周知の通り。
処刑後の話については、私も大好きな『ベルサイユのばら』の作者 池田理代子の『フランス革命の女たち』(1985)という本があるのですが(詳しくは右画像クリック)、その中からご紹介いたします。
池田は“ベルばら”の大ヒットした後、一時、私生活のことでマスコミからひどいバッシングを受けたことがあり、そのようなこともあってからでしょうが、ずっと前からマスコミの偽善とその危うさに気づいてました。

以下はその『フランス革命の女たち』(池田理代子)の、マリー・アントワネットについての記述から。
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『1789年10月5日、アントワネットはプチ・トリアノンから急ぎ呼びだされました。冷たい雨の中、パリから、怒りに猛り狂った7、8千人もの女たちの集団が、手に手に包丁や槍、鍬などありあわせの武器を持って、口々にアントワネットへの非難と罵りの声をあげながら、ヴェルサイユめざして行進して来ているという報らせが入ったのです。』

『国民公会での投票によって、元国王に死刑の判決が下され、夫は妻に先立つこと約9か月、堂々たる体躯をギロチンの刃の下へと引き立てられてゆきました。
そして直ちに、今では彼女の唯一の生きる希望として遺された、小さな息子のルイ・シャルルが彼女のもとから引き離されます。誇り高く高慢にさえ映るほど冷静に振るまい続けたマリー・アントワネットが、この時だけは、ただの一人の母親として取り乱し、叫び、泣き、息子を連れ去ろうとする国民公会の委員たちにすがりついて哀願しました。“ルイ十七世”となるはずであった、この7歳の小さな少年は、母親から引き離され、無教養で粗野な靴屋のシモンの手に委ねられ、やがて、悲運の両親のことも、そして、自分が何者であったのかさえも忘れ果ててゆき、ついには歴史上の謎としてその存在を消されてしまうのです。』

—– マリー・アントワネットの処刑は、1793年10月16日12時15分 —–

『ロココの女王と謳われたマリー・アントワネットに関しての評価ほど、時代によって極端に変わったものも少ないでしょう。1789年以後、アントワネットについて書かれた中傷文は、想像を絶するほどのでっちあげや汚い言葉に満ちており、アントワネット自身、「陰口は人を殺すのにひどく効き目があるものです。人々はこれでもってこの私を殺すことでしょう」と述べています。そして事実、彼女をギロチンへ送るために大いに功績のあった中傷記事の筆者たちは、自らの仕事をどのように受け止め評価していたのでしょうか。
マス・メディアの持つ力の恐ろしさは、当時もそして現代も、あまり変わってはいないようです。』
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ほぼ同じ年の子を持つ私、これを書き写してるだけで、涙が溢れまくり・・・
右は7歳のルイ十七世(1792)、アレクサンドル・クシャルスキ (1741–1819)作。
ルイ十七世(1785-1795)のその後、ひどい内容ですがご興味ある方はコチラもお読みくださいませ。妬み僻みの塊、こういうひどいことするのが、ウジムシ左翼どもの正体・本性】

ルイ十七世、いっそ、お父さんお母さんと一緒に死ねてたら、どれだけ幸せだったろうと思います。だから「子供の命だけは助けて」、なんてのは外道なんです。

また、これらを読めばおわかりの通り、人類史上初の大衆革命といえるフランス革命を引き起こした民衆の多数は、品性のない暴徒化した女たちの集団であって、これはそれまでの歴史になかった特筆すべきことであり、扇動者は女をそそのかして操り利用していたことが伺えます。

革命とは、こういうものなんだということ。こんなのを礼賛する日本の学校教育は狂ってる。
そしてマスコミとは、昔から誹謗中傷しか能のない、人で無しクズ集団。

『キル・ザ・キング』レインボー(1977) 詳しくは右画像クリック
Kill the King – Rainbow
ハードロックの大御所 ディープ・パープル、リッチー・ブラックモアを知らないという方も、今の若い方にはたくさんおられるのではないでしょうか・・・ これは(リッチー・ブラックモアズ)レインボーの代表曲の一つ。

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◆フランス革命に見る人権派による残虐な子供の管理 ≪ルイ十七世の惨劇≫ ~ キチガイ左翼組織 児童相談所に拉致された子供たちを一刻も早く取り返せ!

◆階級社会なくして日本は存立し得ない ~ 古来から存在した皇室

◆亡国のシナリオ ① ~ GDPの倍、国家税収の20倍以上の借金でさらに借金を増やせと叫ぶ売国奴

◆左翼教育者が持ち上げる、フランス革命を引き起こしたルソーの人間獣化思想 ~ ルソー生誕300年で、日教組やPTA左派が暗躍中

◆左翼メディアの日本人白痴化洗脳工作について ~ 『 人間獣化計画 』 と 『 中共対日工作要綱 』

◆家庭内の児童虐待より本当に恐いのは、虐待を名目に国家が親子引き剥がしに介入してくること

◆フランス革命ネタです。“暗殺の天使”シャルロット・コルデーと「マラーの死」

◆反日日本人の中核 左翼団塊エリートに支配される日本 ~ マスコミと全共闘世代の暴走 ~ 未だ革命思想を持つ大人コドモ

◆女子柔道なんてなんの価値もない。やってる連中見てりゃわかるだろ? ただし、監督告発したこの女たちがやったことは日本破壊のための“革命” 絶対許すまじ!

◆溝口映画『山椒大夫』=「安寿と厨子王」に見る日本人の価値観 ~ 左翼は日本の価値観に反する

◆反日左翼 民主党共産政権なら2千万人虐殺! ~ 天皇処刑!

◆『ぐりとぐら』 『こどものとも』の児童書 福音館は反日出版社 ~ 天皇を貶め、自虐史観に満ちた子供向け絵本

◆短信 幼児向け施設の是非と最近の狂った社会環境について

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本物の“大和撫子”入門 ② ~ 貝原益軒『和俗童子訓』【女子を教ゆる法】より

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(2012.11.16)   (始めから)
武将ブームとされ、時代考証無視でイケメン武将が出てきたり(イケメンなんて言葉は日本語じゃなく朝鮮語)武将が女にされたりワケのわからないメチャクチャなドラマやアニメばかり持ち上げられていますが、じゃあ、女としてどうあるべきなのかが、全く教えられていません。いくら歴史・武将ブームに熱中しても、これでは日本の女がパッパラパー化するだけです。
武将研究より先に、往年の日本女性 大和撫子がどういう教育をされていたか、まずはそっちから入っていかないと、先人に笑われちゃいますよ。
特に「明治維新は薩長による陰謀、革命だー!」、「江戸時代こそ日本の理想郷」とされてるような方々は尚更、江戸期の教育・精神基盤とされた貝原益軒の教えとかの勉強を、ぜひされてみてください。
とにかく貝原益軒(1630-1714)の著作(特に『和俗童子訓』)や、女子教育書『女大学』は必読ですよ。

日本初の体型的な教育書 貝原益軒『和俗童子訓』(詳しくは右写真クリック)に収録されてる【女子を教ゆる法】は、江戸期の女子教育規範の原典であり、これを元に何度か改訂が加えられ、その後は『女大学』と称されて江戸時代に広く普及、もちろん明治から戦前までの女子教育にも大きな影響を与えてます。

『和俗童子訓』にある【女子を教ゆる法】は、日本女性 ヤマトナデシコとしての心得の基本中の基本、いわば日本人にとっての子女教育における聖書といえるでしょう。
『女大学集』(詳しくは右写真クリック)を全部読まなくとも、その原典となったこの『和俗童子訓』だけでも、ぜひ読んでみてください。平易な文体だし、【女子を教ゆる法】の部分は文庫本でわずか十数ページなので、1時間もあれば十分読み通せます。周りの方にもどんどん薦めてください。ここのことも、より多くの人に拡散してください。
少なくとも私たちの世代なら、今は亡き私らのお婆ちゃん達がいったいどういう教育を受けていたか、スゥーッと頭に入ってきて、あの時代の女性たちと心がつながること、きっと出来ますから。
『和俗童子訓』を一家に一冊、置いておきましょう。それから、ゆっくりでもいいので『女大学』の方へ進んでほしいものです(ただし福澤諭吉の『女大学評論』『新女大学』は完全にフェミイデオロギーなので無用)。

新しい子育て本なんか読む前に、日本人ならまずはこの『和俗童子訓』を読んでみてください。読めばきっと左翼イデオロギーまみれで眠かった目も、パッチリ開眼することでしょう。
今日はその内容をいつくか抜粋させていただきます。
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貝原益軒 『和俗童子訓』 【女子を教ゆる法】 より

【女児はひとえに、親の教え一つで育つものである】
父母の教え、怠るべからず。親の教えなくて、育てぬる娘は、礼儀を知らず。女の道にうとく、女徳をつつしまず、かつ女功の学びなし。是れ皆、父母の子を愛する道を知らざればなり。

【幼児より女徳を養い育てよ】
およそ女は、かたちより、心のまされるこそ、めでたかるべけれ。女徳を選ばず、かたち(容貌)を本としてかしづくは、いにしえ今の世の、悪しき習わしなり。

女の徳は和・順の二を守るべし。和らぐとは、心を本として、かたち・言葉もにこやかに、うららかなるを云う。順(したがう)とは人にしたがひて、そむかざるを云ふ。

【婦人は敬順の道を貴ぶ】
「敬順の道は婦人の大礼なり」と云へり。然れば女は、敬順の二つを常に守るべし。敬とはつつしむ也。順はしたがふ也。
およそ女の道は順を貴ぶ、順のおこなはるるは、ひとへにつつしむより起これり。

【男は外を治め、女は内を治める】
いにしへ、天子より以下、男は外を治め、女は内を治む。王后以下、皆内政を務め行ひて、婦人の職分あり。今の世の習ひ、富貴の家の婦女は、内を治むる務めうとく、織り・縫ひのわざにおろそかなり。いにしへ、わが日の本にては、かけまくもかしこき天照大神も、みづから神衣を織りたまひ、斉服殿にましましける。その御妹、わかひるめのみことも亦しかり。これ日本紀に記せり。

【女性の四行】
女に四行あり。一に婦徳、二に婦言、三に婦容、四に婦功。此の四は女の務め行ふべきわざ也。
婦徳とは、心だてよきを云ふ。心正しく、いさぎよく、和順なるを徳とす。婦言とは、言葉のよきを云ふ。偽れる事をいわず。言葉を選びていひ、にげ(似気)なき悪言をいたさず。いふべき時、いひて、ふ用なる事をいはず。人其いふ事を嫌はざる也。
婦容とは、かたちのよきを云ふ。あながちに、飾りを専らにせざれども、女は、かたち(容)なよよかにて、おおし(雄々)からず、装いのあてはかに、身持ちきれいに、いさぎよく、衣服もあかづき汚れなき、是れ婦容なり。
婦功とは、女の務むべきわざ也。縫ひ物をし、紡み・績ぎをし、衣服を整えて、専ら務むべきわざを事とし、戯れあそび、笑ふことを好まず。食物、飲物をいさぎよくして、しうと、夫、賓客にすすむる。是れ皆、婦功なり。

【女児七歳にして文字を習う】
七歳より和字を習はしめ、又、おとこもじ(漢字)をも習はしむべし。淫思なき古歌を多く詠ましめて、風雅の道を知らしむべし。
是れまた男子のごとく、はじめは、数目ある句、みじかき事ども、あまた読み覚えさせて後、孝経の首章、論語の学而編(がくじ)、曹大家が女戒などを読ましめ、孝・順・貞・潔の道を教ゆべし。
十歳より外にいださず、けい門の内にのみ居て、織り縫ひ、紡み績ぐ、わざを習はしむべし。仮にも、淫いつなる事を聞かせ知らしむべからず。小歌、浄瑠璃、三線の類、淫声を好めば、心を損なふ。
此の頃の婦人は、淫声を、好んで女子に教ゆ。是れ甚だ風俗・心術を損なふ。いとけなき時(早い時)、悪しきことを見聞き、習ひては、早くうつりやすし。女子に見せしむる草紙も、選ぶべし。いにしへの事、記せるふみ(文)の類は害なし。聖賢の正しき道を教えずして、ざれ(戯)ばみたる小唄、浄瑠璃本など見せしむる事なかれ。また、伊勢物語、源氏物語など、其の言葉は風雅なれど、かやうの淫俗の事を記せるふみを、早く見せしむべからず。又、女子も、物を正しく書き、算数を習ふべし。物かき。算を知らざれば、家の事を記し、財をはかる事あたはず。必ずこれを教ゆべし。

【婦人三従の道】
婦人には、三従の道あり。凡そ婦人は、柔和にして、人に従ふを道とす。わが心にまかせて行ふべからず。
父の家にありては父に従ひ、夫の家にゆきては夫に従ひ、夫死しては子に従ふを三従といふ。身を終はるまで、わがままに事を行ふべからず。必ず人に従ひてなすべし。

【婦人七去の法】
婦人に七去とて、悪しき事七あり。女子に教え聞かすべし。一には父母に従はざるは去る。二に子なければ去る。三に淫なれば去る。四に妬めば去る。五に悪しき病あれば去る。六に多言なればさる。七に盗みすればさる。此の七の内、子なきは生まれ付きなり。悪しき病はやまひなり。此の二は天命にて、力に及ばざる事なれば、婦のとがにあらず。

古き文にも、「婦に長舌あるは、是れ乱の階なり。」といへり。女の口の利きたるは、国家の乱るる基となる、といふ意なり。

女の、男子の如く物いふ事を用うるは、家の乱れとなる。凡そ家の乱れは、多くは婦人より起こる。婦人の禍は、必ず口より出づ。戒むべし。

もし夫不徳にして、家、貧賎なりとも、夫の幸なきは、婦の幸なきなれば、天命の定まれるにこそと思ひて、憂ふべからず。

【女児を幼児から、厳しく教えよ】
凡そ女子を愛し過して、ほしひままに育てぬれば、夫の家にゆきて、必ず驕りおこたりて、他人の気に合はず、つゐには、しうとにうとまれ、夫にすさめられ、夫婦不和になり、追ひ出され、恥を晒すもの多し。

【早くから女功を教えこめ】
女子には、早く女功を教ゆべし。女功とは、織り縫ひ、紡み績むぎ、すすぎ洗ひ、又は食を整ふるわざを云ふ。

【男女の別をはっきり立て、貞節を守れ】
父母となる者、女子のいとけなきより(早いうちより)、男女の別を正しくし、行儀を、かたく戒め教ゆべし。
女は心ひとつを貞しく、潔くして、いかなる変に会ひて、たとひ命を失ふとも、節義をかたく守るこそ、此生後の世までのめいぼく(面目)ならめ。

【嫁する女に、父母の教うべき十三か条】
後の『女大学』で十九か条に改訂されたものの方がわかりやすいでしょう。詳しくはこちらご参照を。
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上記内容を現代だと、どう捉えるか、各自考えてみましょう。さほど難しくないと思います。わかる人ならわかるだろうけど、現代にもピッタリ当てはまるでしょう? もちろん、マスゴミの垂れ流してるものには注意。
十歳になったら外に出るなと言うのは、そのままでは現代では難しいでしょうが、だからと言ってこれでは現代に合わないなんてなるのでなく、たとえ十歳過ぎた女が外に時折出ていても、上記教えの大事なところ、守るべきところを守っていれば、現代でもきっと立派な大和撫子になれるものと思います。

また、「(子孫相続のためにも)子なきは去れ」とありますが、心が和らかで行い正しい女なら、その必要はないと、ちゃんと補足されてます。
現代のフェミ女だと、なんで女だけ従ってばかりなんだとバカ言いそうだけど、これに対して男に求められてたものが主君や目上の者への忠義です。そしてこっち男の方には、命を懸けることまで求められていたわけ。それが当時の日本の秩序。女が好き勝手やってたら、男だって上から下まで好き勝手やりだすのは当たり前。
戦前までの日本は、この武士道的精神がまだ生きていたから、あれだけ強国だったのです。
(続く)

『ポップ・ミューヂック』(ポップ・ミュージック)(1979)
Pop Music ( or “Pop Muzik”) – M
(詳しくは右画像クリック)
Mは英国のミュージシャン。全米1位、テクノ系で初の世界的大ヒットとなった曲。今日の超硬派な記事を読んでカチカチに力むことなく、こんな曲でも聴いてリラックス、和んでください ^▽^)

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(2013.8.19)
うちの場合、双方の実家に帰るのは西へ東へ大変なもので、子供一人であっても相当張ってきます。それに比べて同郷の結婚というのは、さぞや楽なことでしょうね。

私の実家の福岡は古代史的にも大変貴重な場所柄ですが、その福岡で生まれ育ち、黒田藩に仕えていた貝原益軒のお墓参りにも行ってきました。益軒先生の墓所は福岡市の金龍寺というところにあります。

今回、訪ねて初めて知ったのが、何と益軒先生自身には子供がなかったということ、そして墓所では、益軒先生とその東軒夫人が仲よく並んで眠っているんですね。益軒先生は五男だったので、本家末裔の方がずっと家を継がれてるそうです。
益軒先生は初婚で39歳の時に17歳の夫人と結婚され、夫人は以後、東軒と名乗ります。益軒先生は86歳という当時にしては大変な長命だったわけですが、夫人が62歳で亡くなった折ガックリきたのか、一年と経たぬうちに自身も亡くなられてます。

儒学のような思想的学問のみならず、生物学から農学まで、貝原益軒は日本のアリストテレスともいわれた日本史上最高の大学者であり、旅好きもあって日本各地を大変精力的に周られ、生涯に亘って博物的研究にいそしんでいたわけですが、その旅には奥様が同行されることが非常に多かったということです。1年以上を共に旅されてたこともあり、夫婦揃ってそれだけ活動されてたような方というのは、それまでの日本にいなかったのではないでしょうか。益軒先生自身は字が上手ではなかったのに対して、東軒夫人は大変な達筆だったそうで、夫人が益軒先生の著述をまとめたり、実際に手助けされることもあったようです。

「子無きは去れ」と、一見、女に厳しく説いてる風でいながら、夫人の良き人柄あってでしょうが、子供のない自分の奥様には大変お優しい方だったんだということで、益軒先生がそれだけ奥様を慈しみ愛され、これだけ行動を共にされていたなんて、なんて素敵な夫婦だったのだろうと感激いたしました。

日本の教育学の始祖とされ、戦前の教育では絶大な影響力を持っていた貝原益軒。左翼教育の普及で、現代日本では完全に無視されていますが、今回私が墓所を訪れ、ここで私がこんなことを書いて紹介するのも、きっと益軒先生の一念が私に伝わってのことだと信じてます。
来年2014年は、この貝原益軒先生の没後300年となります。

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(続き)◆本物の“大和撫子”入門 ③ ~ 我の否定、徹底した自己犠牲精神 新渡戸稲造『武士道』より

(始めから)◆本物の“大和撫子” 入門 ① ~ 『女大学』より

◆武士の子女教育カリキュラム ~ 貝原益軒『和俗童子訓』より

◆高貴だった日本女性 ~ 子供の想い出を胸に生きる 阿弥陀寺の比丘尼 小泉八雲『心』より

◆仁・義・礼・智・忠・孝……五倫、四徳、五条、四端の心から道を修むる ~ 侍が学んだものを学び、偉大な先人たちと志を一にす

◆家庭内における戦前の教育再現 ~ わが家で使ってる子供用教本

◆子育て、死生観が変わる。読んでおきたい日本の古典 ~ 『土佐日記』と、一茶の俳句

◆敗者の名誉を重んじた日本人 ~ 日本で切腹が存在した意味

◆女は軽々しく男とつきあうな! 男はビッチ尻軽女に心を惑わされるな! ~ ストーカー予防法と、ストーカー利権拡大図る左翼

◆要するにアリの世界 ~ 男女共同参画だの左翼の社会ってのは

◆『マジンガーZ』に見る正常な男女観 ~ やっぱりガンダムよりマジンガーZ

◆イザナギとイザナミに見る、日本における男女のあり方 ~ 日本神話を題材に

◆フェミ二ズム批判するなら、女が見に来て女に「そうか!」と思わせるような内容にしなきゃダメ!

◆フェミ系右翼の台頭 ~ フェミ系右翼と排外主義は相性がいい

◆フェミニズム家庭崩壊=左翼 朝日新聞=朝鮮 ~ 腐った反日新聞の朝日

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女が仕える価値ある男、男が守るべき価値ある女
~ 今の“男女平等”社会のままで目指せると思いますか?

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(2013.11.1)
聖書には、「夫は妻を守れ、妻は夫に従え」に象徴されるような夫婦のあり方を教義的に説いた言葉がありますが、日本神話(古事記)にその種のものはありません。
しかし日本神話には、世界で類を見ない、夫婦のあり方を象徴するエピソードがあります。

聖書(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)はじめ、世界の神話では大概、唯一神(または絶対神)がいて、その神が一人で天と地、すなわち世界を作ったという話ばかりなのに対して、日本神話の国産み、神産みでは、最初からイザナギとイザナミの夫婦神によって本州、九州等の数々の島々、神々が作られたところに着目しましょう
また国生みの初め、女のイザナミから男のイザナギに声をかけて失敗してしまったエピソードは、日本における男女のあるべき姿を強烈に象徴する話です(右の絵は絵本『にほんたんじょう』より。詳しくは画像クリック)。
さらにイザナギとイザナミはその時、既にいた他の神様たちに相談して国産みをやり直しています。これは、日本人が昔から一神教とは全く異なる世界観を持っていたことが伺えます。このところ、「日本人こそ本物のユダヤ人」なんてエキセントリックな言説まで出回ってますが、ユダヤやキリスト教の一神教たる世界観と日本神話の世界観は、このように根本からして全く異なっています。もしも日本人がユダヤの血筋であるというなら、「神は日本を作った」となってしかるべきですが、聖書の世界観と日本神話の世界観とは似ても似つかないものであるわけで、ユダヤと日本人がつながってるなんて到底ありえないと言えましょう。

日本は一人の神様が作ったのでなく、イザナギとイザナミの夫婦神によって作られたのだということ。聖書のアダムとイブは、神が作った大地に神が新たに作り上げたものにすぎません。しかし、日本のすべては一組の男女の神様から作られた点、このことから日本人は古くから夫婦というものに最大の重きを置いていたのであろうことが伺い知れます。夫婦神で国を作り上げたという神話、いろいろ調べましたが、日本以外に見当たりません。
「日本のすべては夫婦神から始まった」、男と女が揃わなかったら日本はなかった、日本人のDNAを忘れないためにも、しっかり念頭に置いておきましょう。だから男と女は、一人、二人と数えるのでなく、一対、二対…日本人なら、こうあるべきなんです。
日本神話について詳しく存知あげない方はコチラご参照

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(始めから)   (2010.8.31)
先日は調べるうち、一部のプロテスタント系教会の驚くべき左翼・フェミニズムの実態を知ってしまい、全然違った方向にいってしまったので、今日は話を戻して、もともと書きたかったことを書きます。
以下は先日の言葉の繰り返しになりますが、

「夫は妻を守れ、妻は夫に従え」
夫婦のあり方を説いたイエスの言葉です。

さらに新約聖書の言葉。
「妻たちよ、主を信じる者にふさわしく、夫に仕えなさい。
夫たちよ、妻を愛しなさい。つらく当たってはならない。
子供たち、どんなことについても両親に従いなさい。それは主に喜ばれることです。
父親たち、子供をいらだたせてはならない。いじけるといけないからです。」

これらについて、ヒステリックな左翼・フェミが決まって言うのは、イエスの言葉に対しては、一方的に「夫に従え」なんて、男女平等の今の時代に合わない・・・

新約聖書の言葉についても、左翼・フェミからすると、「奴隷のように女が男に仕えるなんて時代錯誤も甚だしい」とか、「暴力夫もいるのに、そんな男の言うこと聞いてられるか!」とか、決まってそんな風に言ってきます。

さらに、子供は親に従いなさいという言葉に対しても、「虐待するようなひどい親だっている、そんな親のいうこと何で聞かなきゃならんのだ」・・・とか。

言葉尻ばかり捉えて、揚げ足とりばかりする左翼やフェミニストは、そういう貧相な思考回路によるヒステリーばかり。
こんな奴らと議論しても始まらない。いったいこいつら左翼の頭の中はどうなってるのか!?

左翼ってのは、言葉や物事の端っこだけ取り上げて、それがまるで全体であるかのよう偏向的に騒ぐ。イメージや全体でとらえるということが出来ないんだな(左翼の指導者は、実はわかってるけど悪意でそうやってるんだけどね)。
なんでもかんでも、言葉の上っ面しか捉えることができないし、その深い意味やイメージを膨らますことだってできない。

しかし、利用できそうなものは勝手にコジツケて解釈し、イエスや聖書の教えだって、何でもかんでもキチガイ染みた論法で歪曲して並べ立てる。

「夫に従え」、「夫に仕えなさい」
これらは決して、別に亭主がああしろ、こうしろとかいうのを奴隷のように聞けとか言ってるのではないでしょう。
聖書でだって、夫は妻に優しくあれ、グチとかも聞いてあげなさいといったこと、ちゃんと教えられている。

そもそも、こういった言葉の目的は、円満な家庭の存立基盤を確保しましょう、という家族の根幹に関わる話を説くためのもの。
夫の言うことをまるで聞かず、勝手なことばかりやってる妻では、もはや正常な家庭を保ち得ず、そんな妻なら男だって守る気すらしないでしょう。
現代よくあるのは、夫が妻に対して「仕事を辞めて家庭に入ってほしい」と言っても、女が仕事を辞めない、いつもウチにすらいない、カネだっていくらでも持ってる・・・そんな中で男が女の何を守ってやれるというでしょう。

男女それぞれ自分のエゴで好き勝手やっていくなら、家族がバラバラになってしまうだけ。
刹那的な享楽に溺れる以外、存在価値なきパートナーに成り下がってしまうだけです。
そんなんなら結局、売春婦(情夫)で足りることとなる。

男女なら、一人、二人と数えるのでなく、二人で一組なのです

男女とは、“二人”ではなく“一対”。
つまり、一人、二人という数え方でなく、二人で一組。
右手と左手が揃って正常なように、男と女は同じではなく、それぞれ適した役割があって、二つあって初めて機能するもの。利き腕があって、サポートする腕もある。
右の靴があれば、左の靴も要る。片方だけ、あるいは同じものが二つでも意味がない。

夫婦が、同じように仕えあって愛しあうなんて、ありえないということ。
右手が二つあってもダメ、左手が二つでもダメ。左右それぞれ違うものが必要なんだから。
だから子供たちにとっての親も・・・

子供の頃から男女平等意識を植えつけられて育った若い女性たちからすると、男を立てるなんて、既にお笑い草としか思ってないようです。
現実問題として、学校でも会社でも男を立てず、男のいうことなんて聞きやしない女性ばかりの中、頭ごなしに「男なら女を守れ」なんて言っても、それを実行に移そうとする男は苦しみ抜いたあげく、悲劇が訪れるだけでしょう。

つまり、女が “男が守るべき価値ある女”、男が “女が仕える価値ある男”、でなければ、イエスの言葉だって、成立しえないということ。
本来、結婚相手を探すとは、この言葉に見合った相手を探すことであり、自身も、この言葉にふさわしい男あるいは女を、それぞれ目指さなければならなかったはすです。

では、どうすりゃいいのか。
そもそも“男女平等”なんてのは、女性の不満・鬱憤を巧みに利用したものであって、男性のためのものではありません。
実はカルト詐欺的なダマしの手口で、男女平等の世界はとても素晴らしく、そこには女性の素晴らしい未来が待ってるといった、魅力的な言葉で女性を惑わせ、実は男女分断を図って不幸に陥れるためであったにすぎません。

現在の離婚申し立ての8割が女性からであり、離婚後に子供を引き取るのだって8割方が女性。
この数字を見ても明らかな通り、現実として、やはり女性主導による男女分断と家族破壊工作が進んでいると言ってよいでしょう。
それら離婚した女性からすると、「自分は男から、こんなひどい目に会わされたー!」なんて思い込んでる人たちばかりでしょうが。

左翼は、男性よりも女子供の洗脳を優先すべしで、これまで女性をターゲットに膨大な洗脳工作を図ってきました。
だからやはり、おかしくされてしまった女性が元に戻らないと、何も進まないように思います。
昔ながらの男女観を持ちえてる女性は、今でも多数いるでしょうが、この状況を放っとけば、世代を経るごと益々メチャクチャになっていくだけでしょう。
何かと離婚だのDVだのセクハラだのと騒ぎ立てる女性ばかりでは、男性だって守る気がしないでしょうし。

だからやはり、左翼による女性の洗脳を解いて、男性に対する価値観を元に戻すことが先に思います。女性が男性に求めるものが変わることで、男性も変わらざるを得なくなるわけですから。
そうすれば、男が守るべき価値ある女、女が仕える価値ある男も自然と増え、結婚というものだって次第に魅力的なものとなっていくでしょう。
女性の洗脳を解くには、それもやっぱりマスコミが一番? 困ったものです。それが期待できないから、こういうところで地道に活動していくしかない・・・

とにかく、女性自身が男女平等を批判するしか、今の閉塞的状況を打開する道はありません。
男性がこれを批判しようものなら、それこそ左翼の餌食にされて蹴落とされるだけですから。
だから、一人でも多くの女性の洗脳を解かなければなりませんが、状況は非常に深刻で、厳しいです。
日本を守りたいという、まっとうな女性のみなさん、ぜひこのことについて大きな声をあげてほしいです。

男の出世は家族の幸せのためのプロセスに過ぎず! 目的ではありません

よく、主婦をはじめとする女が口にすること
「男は会社とかで頑張れば評価されて報酬もあるけど、主婦はいくら家事をガンバっても評価されないし褒美もない」
こんな発想する方、骨の髄まで左翼の唯物史観、拝金主義に侵されてるということを自覚しましょう。そんな発想、一切捨て去らなければなりません。

そもそも男が働いていたのは、出世や人生を豊かにするためなんかでなく、すべて家族=妻子のためでした。
本心としては、できるものならイヤな仕事なんかしたくないし、ゴロゴロ楽して遊んで暮らしたい。けれど大金持ちでもない限り、そんなの無理。

そして今は女性が働きだした。しかし女性が働くのは、大概が家族のためというものでは決してありません。
豊かな輝ける人生を! 生きがいある仕事や恋は女性を魅力的にします! 歳なんか関係ありません!・・・なんて左翼のバカげたキャッチフレーズに、家庭を捨てた多くの女性たちは、まんまとダマされています。
それによって、男も女も生きる目的を失い、家族も失うこととなったのが、今の日本人。

いろんなものを失ったことに気づく頃には、過去にも若い頃にも戻れない。もはや、やりなおしは効きません。
そのせいで若者たちにとっても、家族の安心感すら得られず、未来に希望すら持てない社会になってしまったのです。
しかし、安心できる家族がどんなものかすらイメージできない今の若者には、どうすれば安心できる社会になるのかということすらわかりません。
割のいい仕事さえあればいい、お金さえあれば何とかなる・・・
これでは唯物史観、拝金主義でしか物事を判断できない人間ばかりになります。
つまり、安らぎある家庭の存在価値すら、多くの若者たちにはわからなくなってしまっているのです。
貧しくとも、毎日の家族の笑顔さえあれば、意外と人は活き活きと明るく生きていけるものなのに。

仕事や出世、お金だけでは、人生は決して豊かになりません。
安心感が得られるのは、あくまで家族の支え、笑顔があるからこそ。
離婚常態化、家庭破壊が急激に進む今、その安心感も家族の笑顔も見られなくなりつつあります。

男は会社で評価されたり、カネを稼ぐためだけに、イヤな仕事して生きてるわけではありません。
どんなに出世して高給になっても、妻子に認めてもらえなければ、男にとってやることすべて無に帰するも同じ。
いくら会社で出世しても、家族に褒められることもなく家庭で小さな扱い受けていては、もはや生きてる甲斐もないでしょう。
まして離婚されて、子供まで奪われたら・・・
男だって、家族から「頑張ってるね。ありがとう」と感謝、褒められてこそ、ガマンして仕事してきた甲斐があると感じとれるでしょう。

いくら家事なんかやっても誰も褒めてくれないとボヤいてる方、亭主を褒めたこと、一度でもありますか?
子供に対して、お父さんは「私たちのため一生懸命働いてくれてる」と、褒めてあげてますか?

夫に対して、そのガンバリをヒトコトでも褒めてやれば、必ずやあなたの亭主も、あなたの日頃の努力を、さりげなくお返しで労ってくれるでしょう。
賢い女はこれに気づいてますが、主婦なんてバカバカしいと思ってる人は、これにさえ気づいていない。
それでも、妻の苦労を労ってくれないような亭主には、毎日ここを読むようにでも言ってみてください。

そして男性御仁! 妻が家事なんてやり甲斐ないって風にボヤイていたら、

「いくら会社で評価されても、オレにとって何の意味もない。オマエに評価されて喜ばれてこそ、オレの幸せにもつながるんだ!」

と、しっかり言い返してあげましょう。

『あ~よかった』 花*花 (1999) 詳しくは右画像クリック
この頃はまだ、明るい夫婦・結婚観を持ちえるための、いい歌がいっぱいありましたね。

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(2011.8.31)
これに関連して、家庭内の規律について。
夫婦間と同じく兄弟姉妹についても同じようなことがいえるので、頭に入れておいてください。
兄弟姉妹の上の者に対して、「おまえはお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだからね」と言うのに併せて、下の者には「お兄ちゃん(お姉ちゃん)の言うことをちゃんと聞きなさいよ」と言っておかないと、いがみあうだけの兄弟姉妹になってしまいます。
こういうヒトコトがあるかないかで、人間関係なんて大きく変わってしまいます。上の者に「おまえはお兄ちゃんなんだから」と言ってるだけでは、完全に片手落ち。

これほど家庭というのは社会における基本中の基本。
だから夫婦についても、男である夫の方に「男なんだからね」と言うのに併せて女である妻側にも「夫(男)の言うことを聞きなさいよ」、こうあらないと秩序ある家庭というのは全く成り立たなくなってしまうこと、おわかりいただけるでしょう。

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(始めから)◆最も有害なのは反日法案より今のフェミニズムだと早く気づいて!~ 聖書を曲解、悪用してフェミニズム運動に利用する狂ったキリスト教団

◆誇りある日本人の精神性復活のため、メスを入れるべき二つの条件 ~ パチンコと男女雇用機会均等法の廃止

◆朝鮮・同和・原爆・弱者 ← 左翼の食い物 ~ 利権あさりと誹謗中傷に明け暮れる左翼

◆子供も大人も注意! 講談社は最大の左翼出版社 ~ 女の堕落と男のフヌケ化はワンセット ~ 『 のだめカンタービレ 』に見る、現代の病理とヒトラーの予言

◆平和ボケ左翼は、自らが悲惨な目に遭うまで気づかない ~ 映画『わらの犬』に見る、フヌケ左翼男の豹変ぶり!

◆AKB48の現代と25年前のおニャン子クラブに見る日本人の反応の様変わり ~ やっぱり幼稚化!? あの頃の素直な感情どうだった?

◆夫・子供のため無償で働くのは嫌でも、カネさえ貰えるなら売春だってやる ~ 拝金主義に侵された女とは

◆坂本冬実『 また君に恋してる 』ヒットは反日勢力の陰謀(続き)~ 仕掛けた勢力が判明

◆美人はバカで性格悪いのが多い ~ 大切なのは、家族の幸せを願う自己犠牲精神

◆草食男は日本フヌケ化のキーワード ~ 日本弱体化を図る売国マスコミの戦略

◆働く女を30%増やすって、働けない男が30%も増えるってことでしょ! ~ 女優遇が日本を滅ぼす!

◆畳の草履で揃えてみました

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現代は中世ヨーロッパ暗黒時代にも匹敵する文化不毛カルトの時代 ①
~ ギリシャ時代に帰りましょう

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(2010.9.30)
ルネサンス(文化復興)の目安として、キリスト教が普及する前のギリシャ時代がイメージされた。
よって今の平等、自由、平和、人権、民主主義、フェミニズム等のカルト洗脳時代を脱する目標とすべきも、やはり古代ギリシャを思い浮かべるのがよいだろう。

現代なんて、全然自由じゃないということ、そろそろ気づいてきた方も多いと思う。
テレビでは言葉狩りとイデオロギー統制により、何かと平等や人権に反する“差別”だとか騒がれては、徹底的に弾圧される。たとえば公で男女平等批判とかしようものなら、社会から弾き飛ばされる。
今のところ死刑にこそされないものの、もはやこれは中世暗黒時代と同レベルの、徹底したイデオロギー統制が為されていることに疑いの余地はないのである。

子供に読み聞かせるのは、子供を楽しませる“遊園地”のような作品でなく、
ちょっとぐらい残酷でも、感受性を育てるメッセージ性あるものにこだわりましょう

商業主義のもと、次々にくだらない作品だけは量産されているが・・・現代の文化なんて、もはや死んでるも同然。
たとえばアマゾンの書評とか見てたら、『マッチ売りの少女』の絵本のところに、子供にこんな悲しいお話を読ませる必要性がさっぱりわかりません・・・なんてコメントが書かれてたりする。こういった考え方する、左翼偏狭思考の連中が、やたら増えてるということ。
子供には悲しいお話を聞かせてはならない・・・これは宮崎 駿の「厳しい現実世界からの、子供の一時の逃げ場が必要」との発言と全く同趣旨。つまり、子供を楽しませるためのアニメしか作らない、宮崎の創作スタンスの根底にあるもの。

宮崎アニメに代表される今の子供向け作品のほとんどが、“子供を楽しませる”ということを第一義に考えられおり、子供が見たがるもの、売れるもの・・・すべてはこのためにのみ作られている。
こんな風に生きなきゃダメだよ・・・といった子供へのメッセージなんてまるでない。

単に子供を楽しませるためのバラエティ作品としては、古くは『不思議の国のアリス』のようなものが代表といえよう。作品の世界観はおもしろいが、子供にとって何かためになる話かというと、全く何の足しにもならない内容である。単におもしろいというだけ。

人が死ぬなんて悲しすぎる、貧しい人が苦しむつまらない話も聞きたくない、人が殺される話なんて残酷、動物が食べられてしまうのだって可哀そう・・・
なんかちょっと理不尽なことがあると、「こんな話は子供によくない・・・」、そんな中で育てられた脳内 お花畑の人々。

子供には現実の厳しさを教えて、10年、20年先のことを常に見据えた大人に育てあげなきゃいけないのに。

別に宮崎の言うとおり、子供を楽しませるための作品・・・あってもいいんですよ。
でも、そういうのに迎合しないで、「そんなのばっか見てると、平和ボケお花畑の左翼脳になってしまいますよ!」ってリスクを指摘する人、いてもいいでしょ。
そういうのを弾圧、言論封殺を図ってるのこそ、マスコミら左翼勢力。
とにかく子供を楽しませたい?・・・常に新しい刺激を求めるだけのノーナシ人間にしないため、自分はそんなもの、子供に見せる気にはなりません。

ルネサンス期と同じように、わかりやすい目標としてはギリシャの時代。
ギリシャが気に入らないというなら、別に古事記でもいいですよ。
ギリシャ神話・・・神々の話であっても、人間の本質を突くような権威や嫉妬渦巻く人間的ダイナミズムいっぱい。最高の世界観だと思います。

子供に、母子愛の象徴のような“おおぐま座”と“こぐま座”の悲しいエピソードを聞かせてあげましたが、子供が保育園でその話をしたら、先生も子供も誰も知らず、話を聞いてみな感激したようです。
こういう話を知ってるか知らないかで、星空一つ見るだけでも、その世界観が全然違うものになります。
頭をお花畑にしてしまう左翼的のんべんたらりとしたお話ばかりでなく、『マッチ売りの少女』『人魚姫』のような悲劇、加えて社会の厳しさを悟らす教訓めいた話を聞かせてこそ、子供の感受性や想像力が高まり、現実的な慎重性というものも根付いてくるのです。

人は必ず死ぬのです。動物だって虫だって、何だって同じ。
生きてて当然、死なないのが当たり前、ではなく、“生きてるのこそ奇跡”、そういう世界観を子供に持たせるようしましょう。生きてることに感謝する精神。

左翼がいちいち騒ぎ立てる、“命”に惑わされてはいけません。
「中国で日本人が捕まえられた! こりゃ、当然、殺されちまうだろ」
このぐらいの感覚持ってる方が、世界とのバランスもとれて、ちょうどいいんです。
左巻きの人たちだけじゃありません。如何に日本人の誰もが平和ボケに侵されてることか・・・

ただ単に子供を楽しませたいから、テレビや映画、本を読ませたい、ゲームもさせたい・・・
こんな貧相な発想しか持たない大人と子供が増えてるから、世の中おかしくなってるのです。
子供には、将来を見据えて必ず何かの糧になるような、メッセージ性ある話を常に聞かせましょう。
人が子供である期間は、限られてるのです。 (続く)

『おおぐま座 こぐま座』 ギリシャ神話 より
ゼウスにみそめられて子を産んだカリストが、ゼウスの妻 ヘラの嫉妬で熊にされます。熊になった母のカリストが息子のアルカスに槍を射られ、星座になった悲しいお話。おおぐま座は母 カリスト、こぐま座は息子 アルカス。
昔話とは、たったこれだけでも人を泣かせることが出来るほど、優れた作品の宝庫なのです。

http://www.libra-co.com/hako/bangumi/oogumazasinwa.htm
リブラ 様より (こちらはいろんな星座関連の番組を各所へ提供してるようです)

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(続き)◆現代は中世ヨーロッパ暗黒時代にも匹敵する文化不毛カルトの時代② ~ アラビアンナイトに見る豊かな心を持った自由な奴隷

◆サルが人になったとする進化論と、日本人・陛下がサメの子孫とした日本神話、あなたはどっちを信じますか?

◆何よりも、独立自尊の精神を叩き込むのが保守でしょうが!~ 国旗、国歌、天皇より、先に来るもの

◆今の宮崎駿/ジブリ作品は本当に日本のアニメなのか!?~ ディズニーだって、創価の配下?

◆プリキュア洗脳されたパッパラパー母娘たち ~ こんなのが今の女性の目標!?

◆日本政府は死ね死ね団に乗っ取られた! ~ 今の日本を予見した月光仮面 川内康範

◆なぜ『ちびくろさんぼ』を左翼は嫌ったのか? ~ 殺されて生き返った絵本

◆命より大切なもの、それが “人間の尊厳”~『 母に捧げるバラード 』に見る、日本のおっかさん 真の保守精神 ~ スポットが当てられる幼児遺棄事件、もっと広く深く見て!

◆消されたウィンピーとキチガイ博士 ~ なんでもかんでも差別! 言葉狩り? 殺されるイメージ表現

◆競争原理封殺! やる気と才能を削いでしまう日教組教育 ~ 恥の意識と闘争心を教えてくれた、人生を変えた小5の恩師

◆今のTV・TVゲーム・音楽・映画・ファッション……全部注意を!特に子供 ~ サイト開設は左翼・外国人の異常性に気づいたからだが・・・

◆ドラえもん、仮面ライダーだって、今や子供を左翼洗脳で堕落させる道具

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武士の子女教育カリキュラム ~ 貝原益軒『和俗童子訓』より

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(2016.2.29)
こちらの本物の大和撫子入門はじめこれまで何度か紹介していますが、日本初の体型的な教育書であるのみならず、世界においても幼児教育書の先駆けでもある、儒学を元にした江戸期の武家の子女への模範教育書とされた貝原益軒『和俗童子訓』(1710・詳しくは右写真クリック)による『教育家庭(カリキュラム)』及び、その『教授法と教材』をここに掲載いたします。
江戸時代の著作ですが、この本は平易な文体なので、現代の日本人でも読みやすいですよ。「礼記」を元にした「男女七歳にして席を同じうせず」などが、当時の寺子屋教育でも実践された教育書でもあり、ものすごく新鮮でしょうし、いかに今の教育がどうしようもないか、よくおわかりになれることでしょう。今の日本なんて、ろくでもない勉強ばかり出来て、日本人の大切な魂の根幹とすべきものにまるで無知な役人や教育者だらけ。教育関係者の方は、ぜひこれをご参考に現代の教育カリキュラムを、先人と心を一にして検証されてください。
ここの読者の皆さんはこれを元に子供たちの教育をなし、腐りきった今の日本を打ち砕いていける、現代の侍、大和撫子を育てていきましょう! 世界から尊敬された日本の侍たち、明治の近代教育体制が敷かれる前の、偉大な先人たちが幼少期に学んでいたものを理解することで、先人たちと思いを通じらせることが出来るのです。敗戦するまではまだ日本の教育にも、この高貴な精神が生きていました。

前々からこの本による教育カリキュラムを、本の画像などでなく、どうしてもテキスト化して掲載したいと思っていたのですが、私はWEBの表組とかやったことなかったのでなかなか出来ずじまいでしたが、今回の表は、この『日本の面影』のファンだという女子学生の方による表作成の協力を得て、完成させることができました。
大和撫子は今の日本にもまだいます。男性の皆様方は、ぜひそういう女性を見つけ出してくださいね。ここの読者なら、他の女性を覚醒させる威力だってきっと持ってます。
他にも若い女子学生からお便りメールいただくこともありますし、メールまでいただいたりしなくとも、ここを見て覚醒された女性はきっと他にもたくさんいるはずですよ。私の読者の皆さんは悲観されないでくださいね ^▽^)

『和俗童子訓』の教育課程


読 書 習 字 躾 方 備 考
一 数の名 (一、二、三、四…)

方位の名前(東西南北…)

ニ カナの読み・書き
あいうゑを、(平カナの五十音を縦・横に読み、かつ書く)

世間従来のカナ文の手本 尊卑・長幼の別と礼。言葉つかい 早く寝、おそく起き、食事する時を定めぬ
一 カナの読み 一 カナの書き方 男女、席を別にする
礼法を教え始めるが、心にまかせて、一々責めたてない
小児の知力が発達してきて、ことをききわける
知能発達の程度に応じて、礼と学を教える
文句短く、読み易いのを選んで、教える
(孝経・論語のうち)
真・草二体の漢字を習わせる
大字で書くように習わせる
諸般の礼を本格的に教え初める
傳育者から孝弟の道を教える
古代中国で、小学に入学した年齢
小学、四書・五経の順序を予定して教える   五常の理、五倫の道
心も身も温和に持ち、人を愛し敬う心掛けを教える
師について学ばせる
文武の芸術を学ばせる
世俗では十一歳から手習いを始めるが、それでは遅い

身を修め、人を治める大学の道を学ばせる(高貴の子弟には特に必要)
経伝を講究する
    古代中国で、大学に入学して、学問を修めた年齢
遅鈍の子弟も、二十歳までに、小学・四書の大義に通じさせる

博く諸子・史書を学ぶ   徳行を修める 古代中国で、加冠・元服した年齢

『和俗童子訓』による教授法と教材


教授の段階 教授方式 教材(教科書) 備 考

実用上の単語教授 単語・単句・長句と順を追って進める
(一) 初めは、一日に一字・二字または三字を数える
(二)次に単句を一句だけ教える
(三) 次に二句ずつ教える(二句目からは、前日の第一句を、併せて復読させる)
和漢名数、干支・十二支、十二月異名、六国史の名目、帝王名、国名尽、郡名、百官名、魚名づくし、草木字尽
(以上、実用単語)
 
短句教授(中国の初歩教科書を用いる) 易より難へ入る
習熟・反復して諳誦させる
周南・召南の詩、蒙求、性理、字訓、三字経、千字類合、千字詩
短文教授 (中国の経典) 大意の講釈をまぜる 孝経(首詩)、論語(学而篇)
経典教授 復読・自習本位(多読・博識よりも復読して、学力を培養するを主にする) 小学・四書・五経(学力進み、学問講究の基礎成る)
群書(史・諸子・詩文)    
博覧

読書力増進のための講義(読書にとけこんで説く) 浅より深へ進む
短章より長章に及ぶ簡単な言葉で、短く説くこと
孝経(首章)、論語(学而篇)、小学(軽く説く) 時を惜しんで勉学する。少年期の強い記憶力を利用する
基本講解力を作る講義 精読・精講本位 孟子を特に精読、精講(義理を解する力、文章を作る法則、を学びとる)
経書学習法 諳誦尊重
論語 12,700字
孟子 34,685字
大学 1,851字(経伝共)
中庸 3,568字
合計 52,804字
四書(義理を理解する力、措字・助字・文法の会得ができる) 一日に百字ずつ覚える(記憶)と、17か月18日(一年半)で四書全部を諳誦する
五経
四書と同じ方法で学ぶ
五経
尚書(のうち数篇)、詩経、周昜(以上、全文)、礼記(精要なるところ三万字)、左伝(数篇)

自読自習本位

 

  国史
日本紀以下の六国史
近代史の野史
(博く見る)
往古を考えて今の鑑とする。経書のかたわらに学ぶ。
中国史
左伝・史記・漢書。
朱子の通鑑網目(特に反復熟読せよ)
通鑑前編、通鑑続編、皇明通紀、皇明実記

古文鑑賞 名文諳誦主義の学習 礼記(壇弓)、周礼(考工記)、唐宋文学のうち韓・柳・欧・蘇・曾・南豊などの文 「唐宋八家文」所収の文人

世間通用の書体・書風を学ぶことを本体とする 日本人の手跡をまず習う
(古筆を学べ)
和流
三筆(嵯峨天皇・橘逸勢・僧空海)、三跡(小野道風・藤原佐理・藤原行成)、お家流(世尊寺流・清水谷流・尊円流)
筆蹟の邪正は心の邪正の標幟
習字の初歩学習 真字(楷書)を、大字で書かせる。
平仮名をまず教え、片カナを後に習わせる。
(以上、読書の場合に同じ)
墨のすりよう、筆の持ちよう(雙鈎・単鈎)
一 数の名(一、二、三、四…)、方位の名、和漢名数

二 あいうゑを、の五十音図、てには、を習わせる。
「いろは」は無益である。
(以上、読書の場合に同じ)

三 「内閣学府」七十二筆を学ぶ

漢字の本格的学習 大字から習い始める。
一流の筆法に拘泥してはならぬ。
真・行・草の三体を、この順序で学習する。
字学に心を用いよ。
四 字画を正す典拠説文、玉篇(首巻)、読字彙(巻末)、読字彙(の内、字体弁微)、字考
書状を認める学習 書状にはわが国の書礼を重んじよ 五 世間通用の文字
順和名抄・節用集・下学集には誤りが多い。用いるな
訓蒙図彙、和爾雅、倭字通例書を典拠にせよ

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◆本物の“大和撫子”入門 ② ~ 貝原益軒『和俗童子訓』【女子を教ゆる法】より

◆仁・義・礼・智・忠・孝……五倫、四徳、五条、四端の心から道を修むる ~ 侍が学んだものを学び、偉大な先人たちと志を一にす

◆“道徳教育”と称して進められる、これからの日本人家畜化教育について ~ もはや大多数の家畜化は逃れらない

◆左翼教育者が持ち上げる、フランス革命を引き起こしたルソーの人間獣化思想 ~ ルソー生誕300年で、日教組やPTA左派が暗躍中

◆性善説的な視点に立った教育勅語、「修身」道徳教育の補完としては、「毒をもって毒を制す」のマキアベリズムこそ最適

◆家庭内における戦前の教育再現 ~ わが家で使ってる子供用教本 ~ 修身と国語副読本

◆わが子の育て方、しつけの仕方 ~ 母親のための人間学 家庭教育の心得

◆本来の日本人の作法、立居振舞を子供たちに習得させましょう ~ 学校教育に責任転嫁したり期待しすぎてはいけません

◆竹島を武力行使で即奪回せよ! そして、まずは容易に取り返せる古代における朝鮮半島の日本府“任那”を日本史上に奪還し、日本人に再教育せよ! ~ 韓土の日本領も奪回! 朝鮮半島にある前方後円墳

◆『 ないしょのつぼみ 』 小学生向け性教育漫画 ~ 狂っている日本の児童向け出版社

◆日本が好きな親なら子供には教育勅語! ~ 小学生以上なら暗唱できるよう覚えさせてみませんか?

◆保育園拡充・幼稚園との一元化に発せられる、反日教育集団 日教組の思惑 ~ 保育園・幼稚園にまで、反日左翼教育の魔の手が及ぶ!

◆教育破壊で日本弱体化を達成の日教組 ~ 反国旗・反国歌の変態集団が子供たちを教育

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最後の正常な選挙による、米大統領であったドナルド・トランプ氏
~ 架空のバーチャル選挙で選挙やった気にさせるニセ選挙に支配される未来

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(2020.11.7)
2020年、米大統領選、大手メディアはバイデン氏を持ち上げ、トランプ氏を総叩き。反日左翼メディアしかない日本は特にそうです。トランプさんはビル・ゲイツのワクチン開発団体にも寄附しているとかで、コロナ茶番に対するその本心がよくわからないところもありますが、悪意のマスコミに叩かれまくっているのは事実です。

これからネット投票、郵送投票が解禁されるようになると、正常な集票による選挙はもはや出来なくなります。ネット投票なんか、システム管理者によってやりたい放題となり、不正がなされても、もはや何の証拠も残らないし、周りの人には何が起こっていたのかすらまるでわからなくなります。証拠はたやすく消され検証さえ出来ません。
ドナルド・トランプは、まともな選挙による最後のアメリカ大統領になるだろうとの声もあがっていました。

日本でも新生活様式の普及で人が外出することを控えさせられ、いっそうのオンライン化ゴリ押しによる、ネットや郵送による投票が主流になれば、選挙・投票を管理している者(特に巨大IT企業)のやりたい放題になります。ネットや郵送では今のように複数の人が実際に目で見ながら公正に投票を監視するということは出来ないんです。不正の手はどこからでも加えられます。

今回の米大統領選、開票当初はどう見てもトランプ氏の圧勝になりそうだったのが、郵送票が加算されはじめた途端、形勢がまったく変わってしまいました。ミシガン州やウィスコンシン州などでは大変なことになっています。

下記は、かつて世界に名だたる自動車産業の中心地であったが、今やアメリカ製造業没落の象徴ともされるデトロイトを擁するミシガン州における郵便投票集計開始直後の票数の変化。

(ミシガン州)郵便投票集計前の得票数   郵便投票集計開始直後の得票数
トランプ     2,200,902   →  2,200,902  (増加は0票)               
バイデン     1,992,356   →  2,130,695 (138,339票の増加)

マスコミは頭の狂ったトランプ氏が陰謀による選挙不正を主張して、素直に敗北を認めず悪あがきしているように報じますが、納得できないのも当然です。

史上最大の接戦とも言われていたし、それなら互いに大きな得票は出来ないはずなのに、ジョー・バイデン氏はどういうわけか史上最高の票を得たとのこと。不自然すぎる選挙です。

でもこれはまだ序の口で、これからネット選挙、バーチャル選挙が主流になっていけば、人々は何の意味もない選挙に参加させられ、ニセの投票をして選挙をやった気分になるだけになっていきます。それは実は、ゲームと同じようなただのバーチャル世界における架空の選挙であるにすぎません。今はそのような社会、世界に入っていく目前なんです。“民主主義”なんて既に腐敗しきっており、インチキ選挙の横行で事実上、終焉しているのです。

Detroit Rock City – KISS(1976)
ライブのオープニングで使われていた、キッスの代名詞的な代表曲。(詳しくは右画像クリック)

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◆AIと工作員に支配されたネット、バカ製造装置のスマホ中毒者に溢れた世界 ~ そして人々はムーンショット計画でバーチャル空間に閉じ込められる

◆(要拡散)「ウイルス検査には使えない」と語ったPCR検査の開発者 キャリー・マリス博士 ~ キャリー・マディ医師のCOVID-19 新型コロナウイルス騒動への緊急警告

◆「イケメン」なんて言葉は朝鮮語! 日本語にそんな言葉ありません!~ 貧脳になる、マスコミが流行らせた使ってはいけない言葉

◆世界中の人々がコロナ詐欺に気づいてきたのに……日本人もいい加減、目覚めなさい! もう何カ月マスクし続けてるんですか?!

◆言論弾圧企業 思想統制ファシズムの twitter

◆洋楽ロック、ポップスは聴いておこう。その歴史を知っておきましょう。

◆新型コロナウイルスなんて存在しません! あるのはメディアウイルス! 政府とメディアが騒いで恐怖を植えつけ、人々に行動統制を強制していることに気づいてください!

◆朝鮮ユダヤ Google / YouTubeによる情報統制と言論弾圧 ~ 巨大企業の寡占(独占)により、バックボーンのない個人の発信するものは完全に無視・無力化され、マスメディアか、ネットを支配統制する勢力によって与えられた、発言が広く公開される資格を持つ有名人や芸能人など民衆扇動役に関わる者しかオモテに出れなくなった。そして個人の活動履歴情報はすべて抜きとられている

◆さよなら“政治”。 民主主義を掲げる奴を信用するな! ~ “民主主義”による選挙とは、「こんなクズしかいないけど、こんなかから選んでね」というのが本質的な正体

◆政治家は選挙に通ることしか考えてない人間のクズ、変態の集まり!~ 自民党も性的指向の多様性目指して政治活動やるって、ふざけんじゃねえよ!

◆現代の紛争や不可解な流行、ゴリ押し 行き着くところはユダヤ国際金融 ~ ユダヤ人や朝鮮人は被害者や弱者なんかではない

◆家畜と化していく皇族 ~ 令和……日本最後の正当な天皇になるのか……

◆亡国のシナリオ ① ~ GDPの倍、国家税収の20倍以上の借金でさらに借金を増やせと叫ぶ売国奴

◆ワン・ワールド体制への仕込み工作に重宝する劇団イスラム国の虚像 ~ 作られるテロと悪役による世界劇場。対立に利用される“差別との戦い”

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真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ⑤
第二十六 菊池武光

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(2017.3.31)  (戻る)
大楠公、小楠公、新田義貞、北畠顕家……吉野朝廷の忠臣たちの利欲にとらわれない美しすぎる生きざま。これが戦前の人々の尊敬を集め、その模範となった生き方です。
けれども親子またいで武将たちが奮戦する中、吉野側の勢力は次第に衰えてしまいます。そんな中、最後まで素晴らしい働きをし、勢いあったのがこの菊池氏一門。だけど菊池武光にいたっても、今の学校ではまるで教えられていませんよね。

【「尋常小学 国史より」シリーズ 目次はコチラ】

◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆
尋常小学 国史より ⑤ 第二十六 菊池武光(きくちたけみつ)

肥後の菊池氏
朝廷では、たのみにしていた正行(まさつら)や親房(ちかふさ)のような忠臣がつぎつぎに亡くなったばかりでなく、国々の官軍もまた、たいてい衰えたが、ひとり九州では、官軍の勢いがなお盛であった。先に弘安の役に武勇の誉をあげた菊池武房(たけふさ)の孫の武時(たけとき)は、元弘3年、国々に勤王の軍が起こった時、早くも義兵を肥後に起し、わづかな兵を率いて博多の賊を討ち、はなばなしい戦死をとげた。これが九州で起った勤王の軍のさきがけで、その後、武時の子らも、皆よく父の志を受けついて忠義を尽くした。
武光が懐良親王をお迎え申した
時に、後村上天皇の御弟 懐良(かねなが)親王は、西国の官軍を統(す)べられるために、九州へお下りになった。武時の子の武光は、これを肥後にお迎え申し、親王をいただいて、たびたび賊軍と戦い、その勢がおいおい盛になった。尊氏はそのなりゆきを心配して、自ら武光を討とうとしたが、まだ出かけない中に、病にかかってにわかに死んだ。


筑後川の戦
菊池氏の勢いはいよいよ強くなり、武光は親王をいただいて兵を筑後に進め、賊の大将 少弐頼尚(しょうによりひさ)の軍と筑後川をはさんで陣を取った。武光は川を渡って戦をしかけたが、頼尚は陣を堅うして、なかなか戦おうとしなかった。そこで、武光は、さっそく兵を分けて攻めることとし、自分は親王といっしょに、敵の中堅(ちゅうけん)をめざして突き進んだ。この戦は大変激しく、親王は御身に三箇所までも傷を負われたほどであった。武光は、馬が傷ついた上に、冑(かぶと)がさけたので、敵を斬ってその馬と冑を奪い、死を決してめざましく戦った。そのため、さすがの敵もささえきれずに敗れ退き、頼尚は本国筑前に逃げ帰った。世にこれを筑後川の戦というのである。
子孫つぎつぎに朝廷の御ためにつくした
武光は、なおも親王をいただいて筑前に進み、頼尚を走らせて大宰府に入り、さらに京都へ向かおうとしていたが、その後まもなく、亡くなった。せっかく勢づいてきた九州の官軍は、これからだんだん衰えていった。けれども、武光の子孫はなお長い間朝廷の御ために力を尽くした。肥後の菊池神社は、この菊池氏一族の忠臣をまつったお社(やしろ)である。

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(続き)◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ⑥ 第二十七 足利氏の僣上

(戻る)◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ④ 第二十五 北畠親房と楠木正行

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ③ 第二十四 新田義貞

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ② 第二十三 楠木正成

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ① 第二十二 後醍醐天皇

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前教科書 尋常小学 国史より ⑦ 第二十八 足利氏の衰微

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前の日本史教科書準拠 参考書より ⑥ 仁徳天皇と雄略天皇 顕宗 仁賢 両天皇

◆真実の日本の歴史 ~ 戦前の日本史教科書準拠 参考書より ① 神代 皇基の遼遠

◆大東亜戦争(太平洋戦争)の起こったわけ (完答)

◆仏教も乗っ取る、反日・フェミ・同和・在日朝鮮人 キチガイ勢力の猛威~ 部落差別につながるからと、廃止が進められる“お清めの塩”

◆親次第で自虐史観なんてどうにでもなる ~ 日本のおかげでアジア諸国の独立が早まった・・・そんなことで喜んでるのも自虐史観の亜種にすぎない

◆『昔の日本はアメリカと同じくらい広かった!』~ 日本人としての自信を持たせた祖母の言葉

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性善説的な視点に立った教育勅語、「修身」道徳教育の補完としては、「毒をもって毒を制す」のマキアベリズムこそ最適

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(2012.6.5)
まんまと左翼に乗せられてチベット、ウイグル問題なんかに必死になってた人は多いと思うけど、昨日のような記事でもまだわからない人たち見てると、ホントどこまでもお花畑なんだなぁって感じ。
支援してあげ、解放してやったあげく、やがては裏切られるようなバカな国になるのでなく、要は支配者として恐れられ、他国を従わせられる強国にならなければならないわけ。

1970年代、教育荒廃に陥ったアメリカが80年代のレーガン政権以降で日本の戦前の道徳「修身」を模範に教育再興を図ったこと、ご存じの方は多いと思いますが、それほどのものを持っていた日本の戦前教育が、なぜアメリカに敗北したのか・・・私は、ここで紹介する、一見、冷酷非情とも思える、マキアベリズムのようなものが欠如していたからだと思ってます。
修身教育は日本人の美徳として模範を示しているわけだけど、あれでは人が良すぎて、そのまま海外や外国人相手に適用させても絶対うまくいかず、やられてしまう。
食うか食われるか、死ぬか生きるかの厳しい海外情勢の中で勝ち残っていくには通用しない(マキアベリについては、私の三大軍師である孫子、クラウゼヴィッツと併せてコチラもご参照を)。

そこでここでも触れてますが、友愛・博愛で人間の良心に訴えてるともいえる教育勅語や「修身」道徳教育の補完として、それに相対峙する存在ともいえる、マキアベリズムこそ最適だと私は思ってます。だから私は、子供にも「修身」道徳とセットでマキアベリズムについてシッカリ教えておくつもり。
国際情勢は決してキレイごとではいかない。マキアヴェッリを知っておけば、左翼のお花畑「世界は一つ」洗脳なんかに感化されることは絶対にないでしょう。 (詳しくは右画像クリック)
これは皆様にも自信を持ってオススメします。ぜひともご参考ください。

ニッコロ・マキアヴェリ(1469-1527)はルネサンス最盛期、大航海時代初頭の16世紀の人であり、古代ギリシャ、ローマはもちろん、当時既に欧州はイスラムに侵攻された歴史まで持ち、いろんなヒントがそれまでの歴史にも凝縮されてます。

以下は、海外情勢、海千山千の国際関係で留意しておくべき、マキアベリの言葉から。
現代日本にもピッタリくるようなものが多く、非常に参考になるでしょう。
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『戦いに訴えねばならない場合に、自国民からなる軍隊をもっていない指導者や国家は恥じてしかるべきだと思う。
なぜなら、そのような軍隊をもっていないということは、自国内に兵士に使える人々がいないということではなく、自国民に、自衛のために立ち上がるという気持を起こさせることができなかったということを示す以外のなにものでもないからである。』

『わたしは、改めてくり返す。国家は、軍事力なしには存続不可能である、と。それどころか、最後を迎えざるをえなくなる、と。
もしも、あなた方が、なぜわれわれに軍事力は必要なのか、フィレンツェはフランス王の保護下にあるではないか、ヴァレンティーノ公爵チェーザレ・ボルジアだって、攻撃してくる怖れもないではないか、と言われるのなら、わたしはそのような考えほど軽率なものはないと答えよう。
なぜならすべての国家にとっては、領国を侵略できると思う者が敵であると同時に、それを防衛できると思わない者も敵なのである。君主国であろうと共和国であろうと、どの国が今までに、防衛を他人にまかせたままで、自国の安全が保たれると思ったであろうか。』

『真の防衛力とは、ハードな面での軍事力だけではない。軍の評判というのも、軍事力に数えられるべきである。
不当に戦いをいどまれたら全力をつくして闘う軍隊、と思われることは、敵をひるませる要因の一つに立派になりうる
自衛力とは、武器と戦意を合わせて計られるべきであろう。』

『指導者が心していなければならないことの一つは、よほどの切迫した情況にでもならない限り、自分より強力な者と組んで、第三者に対して攻撃を仕掛けてはならないということである。
なぜなら、たとえそれによって勝利を収めても、あなたは、自分よりは強力なパートナーの捕らわれ人になってしまうからだ。』

他者を強力にする原因をつくる者は、自滅する
これは、ただ一つの例外も存在しないと言ってよいほどの、普遍妥当性をもつ原則である。
なぜか。
それは、強力になれたのは、それをさせてくれた者の力と思慮によったからだが、いったん強力になってしまえば、その者は、それに力を貸してくれた者の力と思慮の両方ともを、自分の存亡の鍵をにぎっているとして、疑いの眼で見ないではすまないからである。』

『次の二つのことは、絶対に軽視してはならない。
第一は、忍耐と寛容をもってすれば、人間の敵意といえども溶解できるなどと思ってはならない
第二は、報酬や援助を与えれば、敵対関係すらも好転させうると、思ってはいけない。』

謙遜の美徳をもってすれば相手の尊大さに勝てると信ずる者は、誤りを犯すはめにおちいる。』

『領土拡張の是非についてだが、この問題は、拡張したいと思う国の情況次第で、答えはイエスかノーかに分かれる問題である。
まず、戦いをするだけで国力の消耗を招くような国は、たとえ戦さでは勝ちを収めても、その結果としての領土拡張からは、なんの利益も得られない。』

『過去や現在のことに想いをめぐらせる人は、たとえ国家や民族がちがっても、人間というものは同じような欲望に駆られ、同じような性向をもって生きてきたことがわかるであろう。
だからこそ、過去の状態をくわしく学ぶ者は、現在のことも容易に判断がつき、古の人々の行為を参考にして、対策を立てることもできるのである。』

敵の計略を見ぬくことほど、指揮官にとって重要なことはない
だが、このことほど優れた資質を要求される能力もないのだから、これに恵まれた指揮官は、いかに賞賛されたとしてもされすぎることはないのである。』

戦闘に際して敵を欺くことは、非難どころか、賞賛されてしかるべきことである。
人間生活一般において人を騙す行為は、きわめて憎むべきことだが、戦時は別だ。戦闘状態の中では、策略をめぐらせて敵を欺き、それによって勝利を得るのは、正面きってぶつかっていって勝利を収めるのと同じくらいに、賞賛されてよいことと思う。』

祖国の存亡がかかっているような場合は、いかなる手段もその目的にとって有効ならば正当化される
この一事は、為政者にかぎらず、国民の一人一人にいたるまで、心しておかねばならないことである。
事が祖国の存亡を賭けている場合、その手段が、正しいとか正しくないとか、寛容であるとか残酷であるとか、賞賛されるものか恥ずべきものかなどについて、いっさい考慮する必要はない。
なににもまして優先さるべき目的は、祖国の安全と自由の維持だからである。』

無理じいされて結んだ協約を破棄するのは、恥ずべき行為ではまったくない
協約が公的なものである場合、相手国の力が弱まるやいなや、破棄されるほうが当然なのだ。歴史を見れば、このような例は枚挙にいとまもないほど多いことがわかる。
君主間に結ばれた協約は、双方の力関係の変化によって、いとも簡単に破られてきたのだ。また、それを結んだ理由が消えてしまえば、すぐさま破棄されるのは実情であった。』

『長期にわたって支配下におかれ、その下で生きるのに慣れてしまった人民は、なにかの偶然でころがりこんできた自由を手にしても、それを活用することができない。活用する術を知らないのだ。
動物園で飼われた猛獣に似て、原野に放たれてもどう生きていくかを知らないので、簡単に再び捕獲されてしまう。』

『人間というものは、往往にして小さな鳥と同じように行動するものである。
つまり、眼前の獲物にだけ注意を奪われていて、鷹や鷲が頭上から襲いかかろうとしているのに気がつかない、小鳥のように。』
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そして最後にもう一つ。平和ボケ、左翼にお花畑洗脳されきった今の日本人に、これほど聞かせたい言葉はない。

一国の国力を計る方法の一つは、その国と近隣諸国との間に、どのような関係が成り立っているかを見ることである。
もしも近隣の諸国が、友好関係を保ちたいがために貢納してくるようならば、その国は強国と言えよう。
反対に、弱体なはずの近隣諸国であるのに、それらの国々に対し金銭をもって援助する関係である場合、その国家の国力は弱いと思うしかない
。』  —「政略論」—

国力を計るバロメーターとしてるものが現代の日本とは真逆ですね。他国に貢ぐのではなく、貢がせる国こそが、強い国。本来、これが当たり前でしょう。これだけで現代日本人が如何に左翼に洗脳されきってるか伺い知れます。
昔、女に貢いでるだけの“ミツグくん”や、“足”として使われるだけの“アッシー”なんてのが話題になりましたよね。今の日本って、正におバカな“ミツグくん”じゃないの?

『愛にさよならを』 カーペンターズ(1972) 詳しくは右画像クリック
Goodbye to Love – Carpenters
カーペンターズで一番好きな曲で、特に終盤のコーラス部分からがいい ^^)  本当にさようならって……

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◆家庭内における戦前の教育再現 ~ わが家で使ってる子供用教本

◆日本人なら『ねずみの嫁入り』の世界観を!~ 陰謀の黒幕を考えるのでなく全体として捉えられる感覚を持ちましょう

◆戦前の道徳教科書『修身』に見る加藤清正の武勇伝 ~ 自虐史観の正反対から見る豊臣秀吉の朝鮮侵攻

◆わが子の育て方、しつけの仕方 ~ 母親のための人間学 家庭教育の心得

◆仁・義・礼・智・忠・孝……五倫、四徳、五条、四端の心から道を修むる ~ 侍が学んだものを学び、偉大な先人たちと志を一にす

◆シナ人のモラル劣化より、日本人のモラル劣化の方が心配

◆鼻っぱしらが強い女は引っぱたかれて当たり前ぐらいにならないとね ~ 『妖怪人間ベム』に見る日本の家族愛

◆ピノキオからイッツ・ア・スモール・ワールドへの様変わり ~ ディズニーに見る子供たちだけの世界

◆世界で“オンリー・ワン”たる日本であり続ける部分と、“世界一=ナンバー・ワン”を目指すべき部分を選別しておきましょう

◆『国境がなくなって世界が一つになる』というのは、ショッカーの世界征服が完了するってこと ~ 石森章太郎の世界①

◆竹島を武力行使で即奪回せよ! そして、まずは容易に取り返せる古代における朝鮮半島の日本府“任那”を日本史上に奪還し、日本人に再教育せよ! ~ 韓土の日本領も奪回! 朝鮮半島にある前方後円墳

◆左翼メディアの日本人白痴化洗脳工作について ~ 『 人間獣化計画 』 と 『 中共対日工作要綱 』

◆日本政府は死ね死ね団に乗っ取られた! ~ 今の日本を予見した月光仮面 川内康範

◆反シナ性を利用して、チベット、ウイグル問題から保守層・保守系政治家を左翼に取り込むカラクリ

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エセ保守 捏造ノスタルジーの映画『ALWAYS 三丁目の夕日』について

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(2020.11.4)
ノスタルジーを誘うニセモノを撒き散らす極悪マスコミ。なぜか子供がこの映画を見たいと言ってきたので見たのですが……
こんなまがいの作り物の昭和30年代ではなく、普通に昭和30年代に作られた映画を見ればいいだけ。皆さん、そうしましょ。

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(2012.2.6)
昭和ノスタルジーがテーマの『ALWAYS 三丁目の夕日』という映画、名前ぐらい聞いたことある方多いでしょう(詳しくは右画像クリック)。
一作目がまあまあいいなと思って、2作目も私は見ましたが、2作目は殆ど内容すら覚えていない。二つともDVDで。
そして、およそ10年ぶりくらいの映画館になったと思いますが、『ALWAYS 三丁目の夕日’64』というのを見てきました。

1作目は昭和32年頃の設定、この“64”の方は昭和39年の設定。
完璧と思える当時の街・家屋の風景をCGで再現し、初公開時は大変な話題となり大ヒットしてます。
しかし、その内容、今回の“64”を見てハッキリわかったが、日の丸とかいっぱい出てきて一見、保守層が喜びそうな風に作られているが、巧妙な偽装保守・エセ保守的な映画だと思えばいい。

この映画は主に、小説家崩れで駄菓子屋を営む東大卒の男(吉岡秀隆)と、自動車修理業を営む男(堤真一)一家のお話。
街の様子、テレビの登場やオリンピック開催が出てくる場面など、一見、ノスタルジックで「昔はよかった」的なイメージを醸し出そうとしてるかに見えますが、自動車修理工場に入ってくる従業員が何と女(堀北真希)。
町の自動車修理工場に技術者として若い女が就職してくること自体、冷静に考えれば大変な違和感あるし、さらに今回の“64”でその女は自らアプローチした医者の男と結婚するわけですが、結婚しても女は自動車修理工場を辞めず、工場社長 堤の妻(薬師丸ひろ子)が「これからはそういう時代よ」なんて言っていて、これって完全にフェミ推進のプロパガンダ映画じゃん、ってことがハッキリわかりました。昭和39年にそんなこと普通の人は絶対言わねえよ。

それ以外にも、駄菓子屋の男(吉岡)とくっつくのが子持ち女(小雪)で、しかもその子も実は小雪の子ではない。そして実の子でもないのに吉岡のその子への入れ込みようが半端でなく、不自然極まりないです。
同じく、自動車修理工場の堤へ、女子従業員にすぎない堀北との結婚を医者が申し込むわけですが、父親でもないのに堤の堀北への入れ込みよう、これもオーバーすぎて極めて滑稽。

大家族はもちろん、血のつながった正常な家族があまり出てこず、いわばゴチャ混ぜ友愛の“家族ゴッコ”に近いものばかり。
加えて堀北の結婚相手の医者が貧しい人を救うため無料診療やっていて、そのせいで何度か病院をクビにされたことあるとか、さりげなく「弱者を救え」の左翼イデオロギーを織り込んでたり、いやらしいところも感じられます。

何かとオーバーアクションで大げさなストーリー展開が私には見るに耐えません。こういうオーバーでちょっと喜劇的でもある展開って、恐らく“寅さん”辺りから目立って持ち込まれだしたのではないかと思うのですが、“寅さん”も最近改めて見てみたのですが、街の風景は確かにあの当時のままで懐かしいけど、あんなオーバーな展開、あたかも“寅さん”を中心に世界が回ってるかのような演出は現実感が全くなく、こんなの見てたらきっとバカになってしまうだろうなってことで、きっとオモテ向きには保守風な人情を打ち出してる“寅さん”シリーズ、あの当時の年配層をパッパラパーにするためのものだったんだろうって、最近は思ってます。“寅さん”映画も、“結婚”とかでなく、地に足つかない中年オヤジのバカバカしい恋がテーマでしたよね。

『三丁目の夕日』、原作は保守崩れの腐れ出版社 小学館の『ビッグコミックオリジナル』に掲載されている漫画。制作には“赤い保守”読売の他、もちろん反日左翼マスコミの司令塔 電通だって強力に入り込んでいる。
監督は『宇宙戦艦ヤマト』を“女”を前面に打ち出して実写再現・演出した山崎貴。
この『ALWAYS 三丁目の夕日』もフェミの影が強くチラついてるし、プロデューサーも監督も知ってか知らずか、奴ら左翼に翻弄されて作ってるんでしょう。

こんな映画を見たら、町の風景は確かにあの通りだけど、何も知らない若い人だと、当時の人々がああだったのかって勘違いするし、完全にダマされますよ! 要するに巧妙に捏造された昭和ノスタルジーの左翼プロパガンダ工作映画と思えばいい。あるいは保守やノスタルジーを食い物にしてるだけの単なる商業主義映画とも言える。

これを見たことで、もう今の映画は変なイデオロギーのスリ込みばっかりで完全にダメなんだということがハッキリわかりました。私はもはや新作の映画館とは決別宣言します。やっぱり古い映画と昔のテレビ番組だけDVDで見てれば、もうあとは要りませんね。

こんな映画を見て、「すごくイー、イー」って言ってる人たちって、もう完全に奴らに操られてるって感じ。こんなのじゃなく、ぜひ本当に当時作られた古い映画を見てみてくださいね。古い映画を見てない、知らない、だからこんな風にみんなバカになって奴ら腐れマスコミにやられっぱなしなんですよ。

この“三丁目の夕日”シリーズを見るくらいなら、まだ、お台場にある昭和期の商店街を再現した「台場一丁目商店街」にでも行った方がずっといいし、映画なら本当に昭和20~30年代にでも作られたファミリーもので未来を予見させるところが散見できる、商業主義に毒されておらずオーバーアクションもない小津安二郎 映画とか見た方が断然いいですからね。

映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』 (2011) 予告編

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(2012.10.16)
この映画では自動車修理工場に住み込みで勤める主役ヒロイン(ろくちゃん)が、原作では男だったのが女に改変されてるということを知って驚きました。フェミ左翼の捏造、粘着性はまさに狂人のレベル。
映画のみならずテレビでも、昭和期はもちろん各時代で、さも当時の女が「これからは女の自立の時代よ!」なんて息巻いてたかのよう捏造するキチガイドラマばっかりなんでしょうね。
お若い方は、変なドラマ見て間違った歴史観を持たないよう気をつけてくださいね。歴史捏造は、何もシナ、チョンに限らないし、それを牽引してる日本のフェミ・左翼の方が凶悪ですよ。

この映画上映時は関連本がたくさん出回ってたし、さも昭和期ノスタルジーを煽ってるよう見せて、実はフェミ左翼の捏造史観をバラ撒くのが奴らの目的なんですよ。昭和期の懐かしい風景とか見せながら、奴らは肝心のところを誤魔化し、よくわからない新しい世代の人々をダマして洗脳していくわけ。

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(2013.10.2)
まもなく公開、個人的には全然見るつもりありませんが、ゼロ戦がテーマということでネット上では非常に話題の映画『永遠の0』(原作:百田 尚樹)。
愛国右翼的な作品だとして持ち上げられ、左翼マスコミや宮崎駿などの左翼文化人らからは叩かれるという茶番劇が繰り広げられてますが、ここの映画『ALWAYS 三丁目の夕日』のような方式でフェミ化されたり、ゼロ戦や当時の社会状況が貶められたり歪められる可能性が高いので要注意でしょうね。しかも、左翼系 講談社の作品ですから。
またここの、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』予告編を見ればおわかりですが、東京オリンピックで湧く当時の日本の状況がヤケに誇張されていて、今回また東京オリンピックが開催されるわけですが、この雰囲気も何か非常に嫌なものを感じます。

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◆世界が憧れた日本の家族の絆 ~ 小津安二郎映画に見る世界

◆溝口映画『山椒大夫』=「安寿と厨子王」に見る日本人の価値観 ~ 左翼は日本の価値観に反する

◆橋下さんって、親子・里親卍絡み子育て=コミューン教育プロパガンダ、の手先なんだね

◆フェミニズム・アニメと単に強い女が出てくるアニメの違い ~ 反日ドラマと仮想敵を日本にしただけのドラマの違い

◆特攻隊の青春群像 映画『決戦の大空へ 』と、フィリピンの神風記念碑

◆プリキュア洗脳されたパッパラパー母娘たち ~ こんなのが今の女性の目標!?

◆もはや日本文化の区別、正常な判断すら出来なくなった、おバカな日本人!~ 中国の英雄 孫悟空を冠した『ドラゴンボール』の奇妙さにすら気づけない

◆保守・排外系団体に、人権左翼やフェミ左翼がいっぱい紛れ込んでますね ~ 引っぱたくことは覚醒作用を起こす

◆ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の愛した日本 ~ ドラマ『日本の面影』より①

◆天皇陛下万歳! 大日本帝国万歳! ~ 愛国者なら大ヒット作『明治天皇と日露大戦争』は必見!

◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい

◆“日本海”が歌詞に多数含まれる、ましょう!!

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