日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

亡国のシナリオ ① ~
GDPの倍、国家税収の20倍以上の借金でさらに借金を増やせと叫ぶ売国奴

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(2021.1.26)
コロナで、本来使わなくていいおカネがジャブジャブ使われてんだろうし、電通とかパソナとかをメインにカネが流れてんだろうけど、そういうところが恐ろしい金額をピンハネした上、いろんな工作資金の裏ガネにして、政治家どもへもキックバックされていて、国民をこれだけ苦しめてもそれで味をしめてるから、あいつらもデタラメのコロナ感染対策をやめるわけにいかないわけで…… とにかく政府や東京都はじめとする自治体も莫大なムダ金使い続けてるわけで、普通に考えて財政ヤバイんでないの? そして重税になって、しまいにはベーシックインカムとか言って共産主義の貧困国にさせられたり……

下表は債務残高の対GDP比(%)国際比較、日本は相変わらず高くなってますよ。ドイツは良好なんですね、何かウラがあるのでしょうか。

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(2013.7.17)
ちなみにバークは、フランス革命を裏で操ってたのは金融勢力だって言い切ってるわけで、「共産主義者がー」とか「革命派がー」とか「ロシアがー」とかヒトコトも言ってませんからね。
ロベスピエールやダントン、マラーだのの革命派とされる人々、すべて金融勢力の手の平で踊らされていたにすぎないということであり、その結果が目まぐるしい権力者の変遷と露骨な粛清攻勢だったわけです。
そして権力掌握後に暴走、窮地に追い込まれたのがナポレオンであり、ヒトラーだったということ。

だから、バークを信奉してるのに「共産主義者がー」とか「〇〇派がー」とか「〇〇〇(どっかの国とか)がー」とかなってる人というのは、国際金融勢力の攪乱工作にコントロールされてるも同然であり、「論語読みの論語知らず」という言葉がありますが、正に典型的な「バーク読みのバーク知らず」状態なわけ。
共産主義者というのは実在しますが、後ろ盾があって力を持ち得るものであり、単独でそれほどの力など持ち得ません。イデオロギーだけで結束するというのは難しいんです。
だからバークで保守を語るなら、「金融勢力がー」と言ってるのが正しいんですよ。

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(2012.10.12)
フランス革命は金融勢力と知識人の陰謀と断じた、保守主義の父 エドマンド・バーク

欧米では“保守主義の父”ともされるエドマンド・バーク、その代表著作である『フランス革命の省察』(くわしくは右画像クリック)。この本はフランス革命勃発まもない、ルイ16世ら王族がまだ存命中だった頃に手紙で書かれたもので、ナポレオンの出現まで予見している秀逸な内容。
バークの主張は王と議会、宗教の関係などを中心に論じられているので、本来の日本の封建的な社会制度の保守とはちょっと異質なものではあるのですが、バークは当時の欧州で既に失われてしまっていた封建的な騎士道精神とかへの憧憬も抱いてることが伺えます。

この本では、人権・平等・自由・民主化だのの言葉を巧みに使い、反宗教だの反王政だので民衆をそそのかして国家を乗っ取ろうとする勢力の正体、非常にわかりやすく書かれてます。
キーワードは“金融勢力”と“知識人”、つまりフランス革命のスポンサーは…… これを今の日本に当てはめておいてください。奴らの手中で踊らされることのないよう気をつけましょう。ネット上にだって奴らの手下がウジャウジャいます。
だから某携帯電話会社などで表に出ている日本の代表的な金融資本家筋はもちろん、「借金を気にするな、もっと借金しろ」なんて“知識人”を称して騒いでる連中なんて、奴ら“金融勢力”の手下の筆頭と見て間違いないし、膨れ上がる日本国債の債権者が外国であれ国内であれ、放置しておけばやがては一部の“金融勢力”に日本が乗っ取られてしまうということ。そのために奴らは人権だの平等だの民主主義だののスローガンを最大限利用、無神論的・唯物史観的なデマゴーグを持ち上げての日本解体・征服を目論んでるわけ。

王族を殺し、貴族や教会・聖職者の財産を収奪、民衆虐殺まで推し進めていた当時のフランス革命政府。この本では当時のフランスの状況がリアルタイムで明快に書き綴られてます。これを読めば革命(陰謀)を仕掛けた奴らの正体、そして国が多大なカネを借りるということが本来どれだけリスキーであるか、さすがにおわかりのことでしょう。
奴らがどれだけ怖ろしい相手であるか・・・「国の借金なんて、ただカネを刷って返しゃいいんだ」なんて、“お花畑”洗脳もいいところ。そんな連中、“知識人”の皮を被ったただのバカか、完全に奴らの手先。

以下は、この『フランス革命の省察』にあるバークの言葉から。
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『民主主義と独裁は、驚くほど多くの共通点を持つ。こう喝破したのはたしかアリストテレスである。民主主義のもとでは深刻な対立が生じやすくなるが、少数派となった人々は、多数派から情け容赦なく弾圧されるだろう。多数派による弾圧が及ぼすダメージは、何にもましてひどいものだ。被害者は人間社会全体から見捨てられたような思いをするに違いない。』

『連中の手にかかると、経験に頼るのは学がない証拠になってしまう。しかも彼らは、古来の伝統や過去の議会による決議、憲章、法律のことごとくを、一気に吹き飛ばす爆弾まで持っている。この爆弾は「人権」と呼ばれる。長年の慣習に基づく権利や取り決めなど、人権の前にはすべて無効となる
人権が出てきた日には、どれだけ長く続いてきた政府であれ、いかに公正で寛大な統治を行ってきた政府であれ、安心してはいられない。』

『世の中をつねに非常事態と見なしたがる革命派は、人間を冷酷なものにしてしまうのだ。こういった連中は、人権をめぐる理屈をこねるのに忙しくて、人間のあり方そのものを見失っている。』

『イギリスの暴君、ヘンリー八世にしても、「人間の権利」なる概念が、専制支配を行う際にどれほど強力な武器になるかを知らなかった。ヘンリー八世は、修道院の資産が自分に譲渡されるよう正式な手続きを取った。今だったら、ヘンリー八世は四つの言葉を口にするだけで目的を達成できただろう。こんな呪文を唱えるだけで良いのだ。「哲学、啓蒙、自由、人間の権利!」』

『フランスの革命派は、宗教を迷信と片付けているようだ。しかし宗教こそは文明社会の基盤でありあらゆる善と幸福の源である。長い年月が過ぎるうち、宗教も少々サビついて迷信じみてくることはありうる。けれどもイギリス人は宗教自体の必要性については揺るぎない確信を持っている。「迷信を一掃すべく、宗教そのものを否定せよ」などという主張には、100人のうち99人までが反対するに違いない。』

『フランス貴族の次の世代は、陰謀家やピエロ、相場師、高利貸し、それにユダヤ人といった連中を友とせねばならない』

『フランスの債務がふくれ上がるにつれて、金融を基盤とする政治勢力が知らず知らずのうちにでき上がっていった。彼らは強大な権力を持つに至ったが、同国の古めかしい慣習のせいで、資産の流通、とりわけ土地を売却してカネにしたり、自分のカネを土地に替えたりといったことには困難がつきまとった。
民衆は長らく、金融勢力をうさんくさい目で見ていた。国の財政難とかかわりがあるだけでなく、問題を悪化させているように思われたためである。
土地を基盤とする伝統的な貴族層も、金融勢力が気に入らない点では民衆に引けをとらなかった。
他方、成金たちのブライドも高まっていった。彼らの中には平民のままの者もいたし、新たに貴族となった者もいたけれども、「理不尽に低く扱われている」と不満を抱いている点では変わらなかった。この不満を解消して、金持ちにふさわしい地位と尊厳を得るためなら、どんなことでもしてやろうという機運が強まった。
国王が貶められたり、教会資産が没収されたりしたのは、金融勢力による貴族への攻撃にほかならない。教会の保有する土地は、ターゲットとして格好のものだった。
さらにフランスでは、もう一つ別の勢力が生まれ、金融勢力と結託するに至った。すなわち、政治意識を持った知識人たちである
。知識人は自己顕示欲が強いので、変化を嫌うことはめったにない。』

『フランスの教会が収奪される様子に、大多数の人々は肝をつぶした。恥知らずな没収行為が、かくも大規模に行われるのを目の当たりにして、わが国では「教会を守れ」と警戒心が高まった。革命を指導している連中の正体についても、イギリス人は的確に見抜きつつある。夜郎自大なまでに独善的で、自由がどうこうと唱えながらも、じつは冷酷で狡猾。今回の革命騒ぎは、コソコソした偽善や詐欺に始まり、公然たる暴力や収奪へとなだれ込んだ』

『知識人一派はかなり前から、キリスト教を否定するための大計画とも呼ぶべきものをつくり上げ、これにカルト的な情熱を注ぎ込んだ。まずは「誰であれ合理主義に改宗すべし」という信念に取り憑かれ、やがて「あらゆる方法で教会を攻撃すべし」という信念にも取り憑かれたのだ。
直接的な行動で教会をすぐ倒すのは無理でも、宗教を否定する方向へ世論を導くことはできる。そのためには世論に対する影響力を掌握しなければならない。自分たちの仲間でなければインテリとして評価されないよう、知識人一派は周到に画策していった
文壇・論壇の独占を進めるかたわら、彼らのグループに属さぬ者に対しては、なりふりかまわぬ中傷がなされた。
知識人一派は金融勢力とも交流を深めた。物書きが一致団結して声をあげれば、世論にかなりの影響がもたらされる。とかく白い目で見られがちだった金融勢力は、知識人のおかげでイメージアップに成功した。
キワモノ好きの例にもれず、物書き連中は貧民や身分の低い者を熱烈に支援するポーズも取った。その一方、宮廷や貴族、あるいは聖職者については、彼らの問題点をさんざん誇張し、憎むべきものとして描き出した。
成金と知識人こそ、革命後のさまざまな出来事に関して、主導権を握っている存在と見なせよう

旧政府の権威を認めないはずの革命派が、王政のもとでフランスが抱え込んだ債務の履行にだけは大いにこだわるのもわかる話だ。
革命政府は過去の債務を履行するどころか、新たな債務を利率3%で抱え込んだ。そして教会の土地をいずれは売却することを前提に、新紙幣を発行したのだ。』

債務履行のために重税を課せば、政府は国民の非難を浴びてつぶれてしまう。かといって履行しなければ、今度はあらゆる政治勢力の中でもっとも危険な連中を敵に回すことになる。具体的に言えば、自分たちの投資が不良債権化したことに反発しつつ、手持ちの資金をなお十分に有している広範な金融勢力だ。
この勢力は、まず政府が債務を忠実に履行することを期待する。それが無理なら、今度は権力を使ってカネをかき集めてくるよう求める。しかるに現在の政府が疲弊のあげく弱体化し、ネジがすっかり緩んでしまった結果、金融勢力の目的を満たす力を持ち合わせていないとすれば? もっと活力のある政府が必要だということになろう。そして政府の活力は、財政の健全化によっても得られるが、なりふりかまわぬ没収によっても得られる
。革命は没収を行う絶好の機会であり、いかなる卑劣な名目のもと、さらなる略奪が行われるか知れたものではない。』

『革命派は、従来のフランス王政の問題点を声高にあげつらうことでやり返す。すでに打倒された政権を「悪」に仕立て上げたうえで、自分たちのやり方にケチをつける者など、旧政府のイヌにきまっていると言いつのるのである。
おまけに旧政府の横暴ぶりを描きだすにあたっては、歴史的事実のほか、詩人たちの創作、つまりデッチあげも盛り込まれている。』

『これは二次的な副作用に見えるかもしれないが、私の関知するかぎり、革命の真の狙いはすなわち、フランス全土が金融勢力の支配下に置かれることだ。国民議会は前例のないことばかりやるクセがあるが、とりわけ恐れ入るのは、バクチの方法論で国家を築き上げ、誰もがその精神を身につけるよう仕向けていることである。革命の主たる目標は、偉大な王国だったフランスを巨大なカジノにつくりかえ、全国民をギャンブラーにすることと評さねばならない。』
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『インディシプリン』  キング・クリムゾン (1981)
INDISCIPLINE – KING CRIMSON

ディシプリンとは規律、秩序。インディシプリンは、規律(訓練・躾け)の欠如、無秩序、風紀の乱れ、無軌道な行動。再結成後の第一弾アルバム『ディシプリン』(詳しくは右画像クリック)より。

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(2012.2.28)
フランスのブルボン朝、ロシアのロマノフ朝が財政困窮で崩壊を招いたという話ぐらい聞いたことある方は多いと思います。
フランスはアメリカの独立戦争支援による財政逼迫、ロシアは日露戦争の失敗から第一次世界大戦の勃発でロマノフ朝崩壊に拍車がかかったわけです。

そして現在、日本の国・地方合わせた債務(借金)は900兆円ほどに上り(うち国のは700兆円程度)、今では日本のGDPの2倍以上、国家予算年額の10倍、国の純粋な税収による歳入の20倍以上にも達してます(要するに昨年度に関していえば全歳入約90兆円のうち、税収40兆円程度だったが他の50兆円ほどは公社債による借入だった)。

しかし、国債の債権者は日本の金融機関や団体・個人がほとんどなので、それはすべて国内からの借金だから国内で還流してるだけであり、財政破綻の心配なんてないので、もっとさらに借金して景気の活性化を図れと触れ回ってる人たちがいますよね。
また日本の対外債権だって260兆円ほどもあるのでそれを差し引けば大したことないんだなんて言う方もいます。しかし日本以外への貸金なんて、ロクなものでなく紙切れ同然なのではないか・・・ということぐらい、正常な常識感覚を持たれてる方なら直観できることと思います(しかも日本の対外債権の200兆円ほどは民間が保有するものであり、公的保有は50兆円ほどにすぎない)。

多額の借金した経験ある人からすれば、この状態で借金を気にするなとか、さらに借金をというのは、考えられない主張であること、明らかでしょう。私自身、住宅の借金や大きなお金を借りたりすればそれだけで身動きがとりずらくなるし、万一、支払延滞でもしようものなら担保がなくとも債権者たちの合法的な請求により持ってる不動産等をはじめとする財産が差し押さえられることになりかねません。事実、私は一度、不動産担保で借りたわけでもないのに、心外なトラブルに巻き込まれて保有するマンションの差し押さえを食らったことがあります。
債権者は、たとえ担保、抵当設定してなかった場合でも、借金額に関わらずそのような法的措置をその気にさえなればいつでも取れるわけです。
この通り、借金をするというのは本来、大きなリスクを抱えることにつながるもののはず。

これは借り手が国の場合でも全く同じように考えるべきであり、たとえ国内の民間金融機関や団体・個人が国債の大部分を保有していても、万一の事態に陥ってしまえば一部の民間企業や個人らによって国家の財産を差し押さえることが不可能でないことを意味します。
国家の財産とは国家予算はもちろん公共の建物、土地、文化財、そして当然ながら世界随一の歴史ある皇室だって含まれるんです。

国の借金の増大は、債権者が国家運営をツケ狙う隙を与えることにつながる

理屈上は、いざとなりゃ単に円の紙幣刷りゃいいだけだとか考えるかもしれませんが、現実にはそれで簡単にコトが済むはずもないでしょう。
オモテ向きは実際の差し押さえにまで至らなくとも、企業・団体・個人らの大口債権者が国の資産運用について裏で強く口を挟んでいけるスキを与えることにもなります。それに伴う強大な闇の債権者団体が結成されてしまえば、国家運営への露骨な介入だって可能となり、そういう債権者の中には孫正義のような反日売国奴が含まれる可能性だって大いにあるし、他にも笑顔で「カネを貸してやるよ」なんて言ってくる連中の中に、どんな悪徳債権者・経済マフィア・取り立て屋が含まれてこないとも限りません。国であれ個人であれ、大きな借金をするということはそれだけのリスクが常に伴うのだということ、シッカリ認識しておくべき。国防のみならず、国家経済だって脳内お花畑で借金なんかしてはいけないんです。

要するに、たとえ国債保有者が国内の民間金融機関はじめとする企業や団体らであっても、事実上、悪意ある暴力的な国内の組織に国家が乗っ取られることにだってなりかねないということ。日本ではこれまでも悪徳人権団体、左翼利権団体とか、そんなのばっかりが幅を利かしてきたでしょう? だからそもそも、国債保有者が国内の企業や団体・個人ばかりだから安心だなんて、そんなこと言ってるのはアホです。今の財政状態で、そんな風に扇動してる連中なんて国家転覆を企む売国奴と思っていいくらい。実際に銀行と諍いになった経験ある方からすれば、銀行の悪辣さなんて骨身に染みて知ってるはず。要するにこういうのって、国家が一部の企業や団体・個人に乗っ取られたっていいと言ってるも同然であり、本当はそうなることこそ恐ろしいものはないわけ。

それに大体、今の日本の金融機関なんて、合併と増資に増資を重ねて事実上グローバル化によって外資に占められてるも同然なんですから、国内企業なんて言っても本社が日本に置いてあるだけで本当に日本の企業なのかといえば疑わしいところばかり。外資から資金を調達しまくった今の日本の銀行なんてその最たる業界ですから。
日本の破綻で国連やIMFなんかが介入してこようものなら、完全に日本の中枢から外部に乗っ取られてしまうわけで・・・つまりGHQ占領政策が再現されるんだって思えばいい。

保守論壇にも経済コメンテターにも多数の職業芸人がいます

今やたくさんの商業保守がいること、ここの読者はご存じだと思います。三橋貴明という芸名使ってネットやメディアで目立ってる人もいますが、彼については商業エコノミストといってよいでしょう。到底、学者なんていえるレベルではないし、彼自身も作家と称してるわけで、要するにただの芸人と思ってればいい。ちなみに「3」という数字は奴ら闇の勢力が非常に好む数字。“三橋”という名前の由来も尋ねてみたいものです。
薄っぺらなマスコミ批判していながらも各マスコミからポコポコと本を出してる、こんな状況でもっと借金しろ、日本が内需だけでやっていけると主張する三橋貴明の熱狂的な支持者なんて、自治労はじめとする左翼的な放漫公務員、あるいは某学会の匂いがプンプンしますよね。彼らの末端の人々は、いくら借金しようが日本は安泰だと言う三橋氏の妄言を本気で信じてるわけだから、ありもしない幻想に浸ってる事実上のカルトといえます。もしくは財政破綻による日本崩壊を目論む確信犯でしょう。

それと三橋氏が就職氷河期も経験した団塊ジュニア世代に当たることから、同世代の現代社会に対する不満を持つ支持層も相当いるようですね。いい仕事がなく結婚もできないといったような妬み層。そういう層の人たちが自分を応援するような気持ちで何かにすがるように、カルト的な三橋に嵌ったりすることもあるのかもしれません。

三橋氏のブログでこんなこと書かれてました。 (2011.12.8 より) 
『結局のところ、現在の日本の混迷は、日本国民が「政治」を忘れ、「政治」を甘く見た結果、生じているのです。政治とは、実のところ恐るべしパワーを持ち合わせています。そうであるならば、なおのこと日本の主権者たる国民一人一人が、政治を「自分たちのために」用いるように自ら動かなければならないのです。まさしくそれこそが、国民主権の国である日本の有権者、すなわち主権者一人一人の「義務」なのです。』

こんな風に国民主権・民主主義を賛美し、今の日本低迷の責任を国民に押し付けようとしてるところ、出来るはずもない政治の改善を民主主義によって実現させようと煽ってるところ、しかもその政治を「自分たちのために」なんて、こういうところから彼には(彼を支援する勢力の)大変な左翼臭が感じられます。この人のポジションがよく見えるでしょう?
尤もブログを毎日更新して本も書いてるなんて普通なら出来るわけなく、大体、有名作家やライターにはアシスタントが何人かいて、下調べや大したことない原稿なんてアシスタントにやらせてるのが普通。だからブログだって恐らく本人が書いてるわけでもないでしょうが・・・

奴らの狙いはフランス ブルボン朝の崩壊と同じようなイメージでしょう。日本崩壊を企む奴らの手先、まあ手先である本人たちは単なる操り人形なので、チヤホヤされてるだけで特にそういう気持ちなんて持たないかもしれないけど・・・
ちなみにフランス革命で滅亡したブルボン朝当時の国家財政の歳入は5億リーブルほどで、その債務は歳入の9倍に達していたらしい。今の日本の累積債務は純粋な税収歳入の20倍なので、既に当時のブルボン朝の倍以上に及ぶということ。

さらなる国債乱発、放漫財政でアップアップで日本が破産しかかってる時、もしもシナが尖閣諸島に侵攻してきたりで戦争になったらいったいどうなりますかね? 奴らは必ずそういうところをツケ狙ってきます。それだけ奴らは用意周到、緻密な計画を練ると思ってください。素人の私だってここまで考えられるのに、今の政治家でそんな事態まで想定、予測できる人って、果たしていますかね。

それとデフレが進んで今では民間個人の世帯年収なんて400万円前後にすぎないのに公務員の平均収入が700~800万円もある官民格差。東京のような都心部はまだマシでしょうが地方に行けばその官民の収入格差はほぼ倍に達してると思います。家を建てるのは公務員ばかり、安心して車を持てるのも公務員ばかり・・・なんて状況では民間の人々が怒るのは当たり前。この場に及んで公務員の減給に反対してる政治家なんて公務員に媚びすぎだし、今の日本の民間の惨状を知っていながら屁理屈こねてエゴむき出しで減給に反対してる公務員なんてとんでもない売国奴だと思います。
加えて生活保護はじめとする自称弱者への過保護政策も大幅に見直すべきでしょう。

GDPが下降気味で民間人の年収だってこれだけ下がってるんだから、ここは官(特に地方)の年収だって下げてその痛みを共にしてしかるべき。でないとぬるま湯に浸かった役人(政治家含む)だって本気で日本の復興なんて考えるはずない。
そもそも役人(公務員)が使うお金というのは、公営事業でもやらない限りすべて民間から徴収した税金で成り立ってるわけですから、こういう時こそ公務員減給等で財政を引き締め、減税によって少しでも民間人が使えるお金を増やしてやることこそ、本物の経済活性化が望めると考えてます。

それにしても官も民も今では育休だの女性管理職を増やせだの、女だって誰もが子供をどっかに預けて安心して働ける環境を推進しようとか・・・力を入れるべきベクトルが完全に間違ってるし、それに加えてこのところの製造業の空洞化・・・これでは明るい日本の未来なんて到底望めるはずありませんね。   (続く)

『タルカス』  エマーソン、レイク&パーマー (1971)
Tarkus – Emerson, Lake & Palmer

EL&Pの代表作の一つでもある『タルカス』(詳しくは右画像クリック)。何と皇室に対する“王家”呼称で問題になってる現在放映中のNHK大河ドラマ『平清盛』で、このオーケストラ版が使用されてるそう。

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(続き)◆亡国のシナリオ ② ~ 日本を、過去に滅んだロマノフ朝やハプスブルク帝国になぞらえたパターン

◆現代の紛争や不可解な流行、ゴリ押し 行き着くところはユダヤ国際金融 ~ ユダヤ人や朝鮮人は被害者や弱者なんかではない

◆そもそも革命とは ~ フランス革命に見る民衆とマスコミの狂気

◆左翼教育者が持ち上げる、フランス革命を引き起こしたルソーの人間獣化思想 ~ ルソー生誕300年で、日教組やPTA左派が暗躍中

◆日本のGDP 外需が内需を支えている ② ~ 株価だけでなく、実はGDPも減り続けていた日本

◆日本人なら『ねずみの嫁入り』の世界観を!~ 陰謀の黒幕を考えるのでなく全体として捉えられる感覚を持ちましょう

◆売国企業はユニクロだけじゃない。言い始めればキリがないし、もっと現実を見なければなりません

◆保守・排外系団体に、人権左翼やフェミ左翼がいっぱい紛れ込んでますね ~ 引っぱたくことは覚醒作用を起こす

◆生活保護予算は既に3兆円!? バラ撒き民主党政権で3倍か!? ~ 母子家庭生活保護 実質年収は500万円に匹敵!?

◆共産主義は資源のない日本では成功しない ① ~ 日本の財産は国民の勤勉性(だった?)

◆あなたは反米? 親米? それとも反ユダヤ?③ ~ 日露戦争を勝利させた高橋是清とユダヤ人銀行家 ジェイコブ・シフ

◆男女雇用均等法から株価が下がり続ける日本 ~ 世界で日本だけ沈没!

◆民主党は地方公務員と教員、外国人を優遇するエセ改革党 ~ 実は官僚より高給な地方公務員と教員!

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この記事に対するコメント

  • 【前サイトURLのこの記事へのコメント】

    >国民主権・民主主義を賛美し
    それなら、橋下大阪市長など、国民主権・民主主義を賛美している最たる人(公人)では
    ないでしょうか?
    「民意」が「勝った」と、橋下信者は主張し
    ますが、
    ①橋下59%、平松41%なら、41%の「民意」は、どうでもいいのか。
    ②民意=国民主権論=共産主義思想ではないか
    ③橋下一派は「コリア系アナーキスト大前
    研一」の忠実な弟子は、(大体においてあたっているのではないか)
    ④石原慎太郎知事が主張したように、現行憲法を「無効宣言」して、明治憲法に復元すべきではないか。
    明治憲法=国体主権(天皇主権ではない)
    現行憲法=国民主権=民意=(隠れ)共産主義
    民意が勝ったなどと主張するのは、無自覚な
    共産主義者ではないでしょうか。

    対外債務に関して、
    確かに、日本が所有する米国債は、「究極の
    不良債権」でしょう
    では、どの政権の時に、そのような「究極の
    不良債権」が増えたのか?データが出ている
    でしょう。
    国賊討伐隊 | 2012/02/29 12:25 PM

    借金がかさんで国が潰れるというのはよくある話。三橋のようなデタラメ理論に傾倒してる人がいるってのが信じられません。日本人はそこまでアホになったんでしょうか。
    長谷 | 2012/03/04 9:55 PM

    消費税増税が確定したようですね。
    平成26年度に8%その二年後に10%でしたっけ?これで本当に税収は増えるのでしょうか?増税によりさらに消費が冷え込み企業は負担が増える。その一方で不正な生活保護受給は続き真っ当な人は年金ももらえなくなる。そして止めにTPPでも撃ちこめばもはや武力など持ちいらずに日本は滅ぼされてしまいます。いまや竹島に韓国大統領が上陸しても抗議一つできないのが日本です。本来なら速攻軍艦を送り込んで威嚇射撃でもしなければならないのに。日本人は防災意識は高いのに国土防衛意識はありません。一体どうすればいいでしょうね?今回の増税についてサファイアさんからの見解をいただけないでしょうか?
    ムック | 2012/08/11 5:17 PM

    バークについてはよく知らなかったのですが、これほど今の日本によく似た状況が明快に語られていることに驚きました。ありがとうございます。
    ミムラ | 2012/10/12 11:46 PM

    911陰謀論を笑うような自称保守の人は、バークのような人もフランス革命陰謀論を主張してるのを知ってるのでしょうか?
    バークまでも、笑っちゃうような陰謀論者だって思ってるのかね。
    歳三 | 2012/10/13 6:39 AM

    小難しくあれこれ理由や解説が付随してきて、借金なども才能のうちのように聞える事さえありますが、
    借金がないに越した事ないと思います。
    お金の苦労をした人は、二度と借金などしたいと思わないと思います。
    子供のように、単純に考えたほうが分りやすいかもしれないですね。
    借金なんて、要らぬ苦労の代表だと思います。
    こちらのお話を拝見すると、皆それぞれの立場で踊らされているのだなと感じます。
    昔から手口は変わらないけれど、その渦中に居ると、手口に気付けなく成っるんですね。カルト教が異様に多い訳、のさばってる訳も、宗教を邪魔にする理由と繋がってるのかとも思えてきました。
    ネットで見かけたのですが、三橋さんの本を読まれていた方が、ずっと読んできたけど、嘘ばかりじゃないか!と怒ってらっしゃるの見た事あります。笑
    緑 | 2012/10/13 9:57 PM

    サッチャー氏死去祝い集会 反対派、国葬級葬儀に抗議
    http://sankei.jp.msn.com/world/news/130414/erp13041412070001-n1.htm
    イギリスで反サッチャーの歌大ヒット 「魔女は死んだ」
    http://sankei.jp.msn.com/world/news/130413/erp13041307390000-n1.htm
    オズの魔法使」挿入歌、人気急上昇の訳は…
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130413-00000479-yom-int
    フランス革命のところにイギリスの話ですが死を喜ぶ集会って、世界的に人間の質が落ちてる、品が悪くなっていると思います。
    女性が裸の上半身に字を書いてデモしたり下品を恥と感じなくなっていますね。
    メリルストリープ主演でサッチャー氏の伝記は、存命の人物を映画化とはよっぽどネタがないんだわ…と冷めて見ていましたが、この騒動はもっと嫌ですね。
    マリメッコ | 2013/04/14 5:05 PM

  • >>革命を指導している連中の正体についても、イギリス人は的確に見抜きつつある。

    最近、「べにはこべ」という古い小説を読みました。イギリス人のとある伯爵が紅はこべと名乗って、フランス貴族をイギリスに亡命させる話でしたが、当時からイギリスはフランス革命の黒幕がわかっていたのかもしれません。
    EUから離脱できたのがイギリスだけなのも、王室が残っているからではないかと思います。
    通貨発行権を他のヨーロッパの国々は金融勢力に握られてしまいました。

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