日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

うちの音楽教育

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(2011.3.22)
今日は殆ど保守とは関係ない内容ですが、たとえ左寄りな親の方でも音楽教育に関心持ってるなら大変参考になるかと思います。

ここでは先日から謡曲や民謡をご紹介し、サイドメニューでも軍歌や和楽のCDをオススメしてるし、動画でも洋楽・歌謡曲問わず紹介していますが、実は私が一番好きで家でよく聴いてるのはクラシックです。
近くで日本の伝統芸能の催しがあれば、可能な限り行くようにしてますし、うちでも民謡、謡曲、雅楽や筝曲までいろんなものを聴いています。しかし洋楽ポップス、ロックや昔の歌謡曲やフォークだってよく聞いてるので、うちの子はビートルズも歌えば、キング・クリムゾンを鼻歌で歌ってることもあるし、スーダラ節や昔のアニソンだってよく歌ってます。

そもそも今ある日本の童謡、実はすべて西洋音楽が入ってきた明治期以降のもの。だから西洋音楽がなければ、今の日本の童謡だって当然生まれていなかったわけです。
そして今、うちの子の唯一の習い事が音楽教室で、家でも毎日ピアノを練習してるし、音感トレーニングもやってるので、絶対音感だって持ってます。こないだまで4歳でしたが既に有名なバッハのト長調メヌエットが弾け、某Y系教室とかの月謝の3倍ぐらい高くてプロのピアニストを養成してるような先生についてるのですが、そんな先生から「今まで教えた中で抜群にうまいよ」と、親としても赤面するようなお褒めの言葉をいただきました。
他のお母さんからも、「家ではどんな風にしてるのですか?」とよく尋ねられますが、毎日決まった時間に練習させてますとお答えしてます。本当はそんなことより何より、規則正しい生活をさせ、TV見せないこととかの方がずっと大事なはずなのですが、いきなりそんな話を他の親に話しだすわけにはいきませんよね。

子供への絵本の読み聞かせやピアノの練習について、私はこれまで労力を惜しみませんでしたが、最近は読み聞かせしなくても家にある神話や星座の本、子供向けの図鑑とかも勝手にどんどん読んで吸収してるようで、保育園からも「まるで先生のようにいろんなこと、よく知ってますよね」と言われ、先生の方が逆にうちの子からいろいろ教わってるくらいのようです。
うちの子の出来がいいか悪いかという話になると、おそらく出来のいい子ということになってしまうわけでしょうが、現実には他の父兄同士のヤッカミとかもあるでしょうから、いろいろ複雑な気持ではあります。

だけど私は、男の子で音楽や芸能界の道なんかに進んでほしくないと思ってるし、その道へ進むのは、偏見という人もいるでしょうが、もしも女ならアバズレ化する可能性がかなり高くなるものだと思ってます。

うちの子は日本や日の丸、戦車や戦闘機も大好きで、大きくなったら自衛隊になりたいと言ってます。自衛隊にも楽隊はあるので、音楽を活かす道も一応あるにはありますが、個人的に音楽を職業とすることには抵抗を持たざるを得ません。
でも「のだめカンタービレ」のチアキのような天才 完璧な男、女からモテモテ、そんな風になっていったなら、音楽の道もいいのかもしれません。でもたとえ女の子にモテても節制を保つことを叩き込んでおかなければならないし、間違ってもノダメのようなバカなダメ女と関わってはいけないということだけは教え込んでいなければならないわけですが、あのマンガはもともと腐女子系のダメ女の妄想を掻き立てるための漫画であり、現実にあんなカップルが生まれるとも到底思えないので、そんなことを心配する必要はないのかもしれません。

以下は、参考までにうちで使ってる教材。先生にはバスティンとバーナムというテキストを使うよう言われてます。
ピアノ曲集や聴音教材、音符カードはうちで勝手に使用したもので、下の音符カードは幼児の導入用ですが、これではない4オクターブぐらいある絵のない音符カードを既に最近まで使用してましたので、うちの子は譜面も割とスラスラ読めます。絵のない譜面が読めるというのは、絵のない普通の本を読んでいくことにつなげる上で、きっと効果もあるでしょう。
本格的な音楽教育やらせたい方は、ここで保守系教育機関の一つとして紹介している音感教室とかなら子供にもビシバシやってくれるので、そういうところに通われるのもよいでしょう。でも、いくらいい先生についても、親がシッカリしていなければ元の木阿弥になりかねないことだけは、認識しておいてくださいませ。

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◆子供の5歳卒業前にピアノを弾いてもらいました ③ ~ バッハ パルティータのメヌエット、ロマン派 ランゲ編

◆子供のヴァイオリン初披露です ~ 9歳 ヴィヴァルディ協奏曲より

◆日本の民謡ばとっても明るい気分にしてくれます ~ 東北への応援歌

◆謡曲の魅力 ~ 日本人の心としての能の世界

◆『君が代』と『越天楽』を子供に弾いてもらいました!

◆幼い子には、やっぱりお母さんの子守歌を毎晩、聴かせてあげましょうね!

◆あるのは商業主義だけ。必死のアニメ・漫画 マスコミ業界 ~ 幽遊白書に見る古き良き最後の日本

◆『 ぞうのババール 』 ~ 王様の権威と必要性を理解させる児童向け作品

◆日本庭園の六義園に行ってきました

◆子育てに失敗しないために ~ ある保守系教育機関より – PART 1

◆女性ならお琴、男性なら尺八がいい! ~ 和楽を身近に楽しみませんか?

◆日本の童謡の世界は比類ない最高のもの ~ それと子供には神話絵本も!

◆女の子には“赤い靴” ~ 親不孝娘を描いたアンデルセン童話のダイナミズム

◆子供も大人も注意! 講談社は最大の左翼出版社 ~ 女の堕落と男のフヌケ化はワンセット ~ 『 のだめカンタービレ 』に見る、現代の病理とヒトラーの予言

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この記事に対するコメント

  • 【前サイトURLのこの記事へのコメント】

    私は小さい頃からクラシック音楽が好きで、家にあったCDを夢中になって聞いてたものです。でも、聞きすぎて飽きてしまったのかなんなのか、中学校以上になるにつれて、興味がなくなってきてしまったですね。
    幼稚園から小学校6年までピアノを習っていてプロになりたいなって思ってたけど、練習が嫌いで怠けてばっかりだったから、音楽科のある高校に進学したのも結局ムダだったし……(^^;)
    やっぱり、音楽に限らず絵や小説などの表現芸術の分野は、端からプロ職業として目指すことを考えるべきではないものだな、と、今では思います。
    サウンドQ | 2011/08/15 11:35 AM

    先日、行われました木下式音感教育法の音楽祭で発表しました独唱の様子を、ご案内いたします。先日、ご子息のピアノを拝見いたしましたので、甥の姿を見ていただければ嬉しいです。
    私のブログによく登場する兄のほうです
    http://www.youtube.com/watch?v=KUVyfdTI6ow
    麻奈 | 2012/02/25 4:46 PM

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