ちょっと未来へ行って、家畜と化した人類を見てきました
~ 映画『タイム・マシン』 H・G・ウェルズ原作より
(2020.10.21)
おとなしくマスクして声も上げない家畜に成り下がるのでなく、生き残りをかけて本能に生きる“野蛮人”でいましょうとコチラに書いていますが、この『タイム・マシン』は、元は支配層だったイーロイがそんな風に“野蛮”だったモーロックに支配されて逆に家畜にされてしまっている未来が描かれた話。天才 H・G・ウェルズはそんな話を残してくれている。これはヒントなんです。皆さん、マスクをしてはいけません。声をあげてください。オンラインに頼ってはいけません。“野蛮人”で居続けてください。それによってチャンスは残るんです。頑として抵抗しましょう。
—————————————————————————–
(2012.5.7)
H・G・ウェルズはフリーメイスン(イルミナティ)の手先だったとか、坂本龍馬もユダヤの手先だったとかよく見かけますよね? これらは半分は当たっていても、その種の陰謀論系の攪乱サイトでは現代の手先がどこなのかということが全く書かれていません(あってもウソっぽく)。本当はそこが一番重要なはずですよね。
100年以上も前のウェルズの話なんて今への大した影響力ありませんし、ある意味どうだっていいわけですが、問題は今の手先がどこなのかということ。
それこそがジブリであり、プリキュアであり、ポケモンであり、昔のはともかく今のドラえもんや仮面ライダー、アンパンマンでもあるわけで・・・肝心なのはそこ。
そして、米国紙幣に象徴される目のついたピラミッドのように、あっち側のシンボル的なものが日本における福澤諭吉であるということ。
「H・G・ウェルズが手先だった」とか、そうだったのかと知ったかぶりになって、今の垂れ流されてるカス映画・音楽・アニメを喜んで見てるとするならお笑い!
H・G・ウェルズや坂本龍馬、ジョン・レノンが手先だったとか、たとえそれが事実だったにしても、知ったところで大した意味はないし、ロスチャイルドやロックフェラーがどうたらとか、いくら大騒ぎしてもどうにもなりません。
そんなことより、今の手先やスリコミ洗脳に無防備でいることの方がよっぽど問題なわけ。今流行ってるとされてる作品群がどれだけ有害で、子供たちの人格まで破壊しうる凶悪な兵器となっているか。
日本海呼称や尖閣諸島問題のような外からの侵略には敏感でも、中からの精神侵略に鈍感なのが今の日本人。これは現代の日本人が唯物論的で宗教的価値規範が全く存在しないことが最大の要因。フェミやウーマンリブが猛威を振るっても、欧米や他国にはキリスト教や他の宗教のような相対立する規範が存在しているので、それらが防波堤になっていて、日本みたくなし崩しにはならないわけ。
だから奴らは宗教を否定することにこそ躍起になってるわけで、キリスト教会に工作員だって送り込むし、キリスト教とかをやたら糾弾してるのも発信源はこの筋。
こんな風に宗教に対して、奴らは内から外から工作活動が物凄いわけですが、今後は日本の神話が持ち上げられていくというなら、当然これからは神道だって奴らの工作活動のターゲットにされていきます。すでに多数のスパイが暗躍してます。神道の萌え化も、その一端。
ちなみに天才SF作家のH・G・ウェルズは紛れもなく奴らの有力なシナリオライターの一人だったと私も思いますが、だからといって完全な手先だったわけではないでしょう。坂本龍馬や少し前のジェームズ・キャメロンとかもそう。奴らの仲間のフリはしても、心までそう簡単に買えませんから。
【右はウェルズの『宇宙戦争』(1897)に登場の有名な火星人。頭だけ発達し手足が退化している】
H・G・ウェルズの代表作『タイム・マシン』で大事なところ。イーロイを家畜として支配していたモーロックですが、映画ではそこまで触れられていませんが元々はイーロイが支配者階級、モーロックが労働者階級だったんです。だからイーロイこそが元々はいわゆる今の資本家などの支配者に当たるわけですが、イーロイはそれに甘んじて堕落、結果的に地下に閉じ込めて働かせていたモーロックに支配されるまでに落ちぶれたわけです。
今の日本でなら、マスコミとかをイーロイに重ねればもっとわかりやすくなりません? 特権で堕落しきったマスコミなんて、もはや憎悪の対象でしかなくなり、やがてモーロックに食い殺されるのではないでしょうか。
この頃からそんな発想が出来ていたH・G・ウェルズ、やっぱり天才なんです。資本家に対するささやかな抵抗なのでしょう。今のカネで買われてるだけの作家たちと違い、奴らのただの手先ではないんですね。
—————————————————————————–
(2011.8.29)
今日は少しややこしく感じるかもしれません。
SF作家の大御所 H・G・ウェルズは、支配者と家畜の二つに別れた未来の人類を小説『タイム・マシン』(1895)で描いてますが、現実ではジョン・レノンの『イマジン』のような共産主義的ユートピア社会を現代の民衆へプロパガンダすることによって、本当は支配者による世界征服が強められているという件について。
子供がうちにある古典的SF映画の傑作『タイム・マシン』(1960・詳しくは右画像クリック)のDVDを、ジャケットに魅かれてかなぜか観たいと騒いでいて、吹き替えじゃないので「英語だから見てもよくわからないよ」と言っても、それでもどうしてもと言ってたので、見てみました。
先日ご紹介のディズニーのスティッチの奇妙なTVシリーズ、あれも子供がどこかしらでチラシとか勝手に見つけて取ってきたもの。もともと私は今のアニメのことなんか何も知らないのに、子供が見つけたのを見ると「何じゃコリャ」と思うようなことがやたら多いです。
だからこの『タイム・マシン』も、もしかしたらと思っていたら、やっぱりって感じ。
私は原作の『タイム・マシン』を小学校の頃、読んだ記憶がありますが、内容は殆ど覚えてませんでした。映画DVD『タイム・マシン』もなぜか買っていたのですが、まだ見ていませんでした。
闘争心を持たず、一見、平和に暮らしてるかのような人類を
もう一つの残忍な人類が支配する未来
『タイム・マシン』、元々の原作は以下の感じですが、映画ではイーロイは英語を喋ります。
タイムマシンで到達した80万年後の未来世界は一見、イーロイと称する単一の人種が幸福に暮らす、平和で牧歌的な桃源郷の様相を呈していた。イーロイはピンク色の肌と華奢な体、男女共よく似た女性的な穏やかな姿をし、未知の言語を喋るが、知能的には退化して幼児のようであり、その生活には諍いも争いもないように見える。
主人公は、川で溺れかけたイーロイの女を助け、彼女や他の体験を通じて、実は人類が2種に分岐しており、もう一方のモーロックがイーロイを家畜として飼っている事実を知る。
表向きはジョン・レノンの『イマジン』の世界そのまま、共産主義的なユートピアに思えるようなイーロイの社会。しかし、“平和”や“人類皆兄弟”で洗脳され、暴力というものを知らず抵抗心を全く持たないフヌケ化したイーロイを、家畜として支配するモーロックが裏には存在している。
家畜として飼われているイーロイは単一民族で争いごともなく、闘争心や家族観というものを全く持たない。食べ物などはモーロックがすべてくれているということで、それに何の疑問も持たず、一見イーロイたちは平和に暮らしている。
H・G・ウェルズは一般に共産主義へ傾倒していたと言われてます。そして、この小説で「未来の世界は資本主義における階級構造の結果である」とも、主人公に語らせてます。
しかし、この映画を見てると、無知でアホな民衆に対して共産主義的イデオロギーをプロパガンダ利用推進、それによって世界を支配して利するのが結局、本当は共産主義者でない資本家たちだった・・・そういう構図が私には浮かんでしまいます。
H・G・ウェルズが共産主義者だったとか貶める人もいるようですが、これを見てると明らかに彼は、共産主義のレトリックだって見抜いていたとしか私には思えません。
つまり要するに、左翼・共産主義者も利用されてるし、資本主義に肯定的な一般人だって利用されてるだけってことなんですね。
ちょっと難しいかもしれませんが、このこと、わかります?
石森章太郎の時もそうですが、さすがに昔の天才作家たちは、なんだかんだ言われてても格が違うなって、改めて思い知った次第です。
ここまで書いても、何だかサッパリって感じの方も、もしかしたら多いかもしれませんが・・・
映画 『タイム・マシン』(1960)より 「共産主義的ユートピアに実は支配者がいた」
監督:ジョージ・パル 出演:ロッド・テイラー 他
—————————————————————————–
◆マジで、男が女に食われる時代は起こりえます
◆ピノキオからイッツ・ア・スモール・ワールドへの様変わり ~ ディズニーに見る子供たちだけの世界
◆DVやセクハラは存在しないが、虐待は存在する ~ 女権洗脳の次に来る、子供の権利洗脳
◆高慢な女がのさばり、男がバーチャルに嵌った世界の成れの果て ~ 『セクサドール』 石森章太郎の世界③
◆精子の薄くなった日本人 ~ 日本人のオタク化がどんな末路を迎えるか
◆マスクをしている皆さん、あなた方は家畜として飼い慣らされているんですよ!~ 【マスク=口輪】とは攻撃性や反抗心を封じ込めるためのもの
◆イザナギとイザナミに見る、日本における男女のあり方 ~ 日本神話を題材に
◆左翼メディアの日本人白痴化洗脳工作について ~ 『 人間獣化計画 』 と 『 中共対日工作要綱 』
◆結婚に魅力がなくなってリスクになった ~ 本来、結婚や花嫁ってのはね
◆紛れもなく陰謀は実在しますが、表に出てる陰謀論者は結論を誘導し、真実を誤魔化します
この記事に対するコメント
【前サイトURLのこの記事へのコメント】
80万年もの時間は必要なかったみたいですね。
今、小説の内容が、まさに現実になろうとしていますから。
ウエルズ氏、ほんと格が違いますね。
でもお子さんの直感もすごいですね。
tatsuya1963 | 2011/08/29 10:23 PM
私の頭の中では イーロイは日本の男
モーロックが日本の女に投影されてしまいました。
後藤 | 2011/08/30 2:29 AM
「猿の惑星」と似ていますね。
coffee | 2011/08/30 10:58 PM
コメント失礼します。
なんだか自分だけに関心が強い世の中になると社会性のあるストーリー自体が浮かばないのではないかって気がするんです。受け手にしても。
個人の生き方も社会と繋がっているんだとか言えてもソコまでで、共産主義まで及ぶのかなって。いい大人にしても老人介護って聞けば易々と増税も認めそうだし、( 私は介護保険にしても本当に天涯孤独で野たれ死ぬ人だけ対象でいいと思う )社会に預けてる部分を減らし、不都合や不条理を背負う気が無いですよね。不都合あってフツウって思って無い気がするんです。
それに若い人達ってすごく性善説の中で生きていて実際、仕事も続かないし…家ではお友達パパにママ、学校では平等とか云ってる教師では頭フワフワしてきますよね…。
動画の最後の方、怖かったです。
狛子 | 2011/08/31 6:05 AM
狭義な意味での左翼というのが、共産主義とか社会主義、或いは革新とかで捉えられていたと思いますが、そもそもこのような考え方事態が目くらましに引っ掛かっているようなもので、左翼という物を広い意味で捉えないと、色々と見えて来ません。
実は、私もこの事で随分と考えた事があります。
左翼左翼というけれど、では一体左翼とは何ぞや?と
辞書で調べたり、ネットで調べても、イデオロギーとか体制、主義主張とかが出てくるだけで、その真髄は出てきません。
ようやく辿り着いた答えは
拝金主義、自己主義、独裁主義、日和見主義
こんなのを全部ひっくるめて左翼であると・・・・・・
暴力団も左翼です
カミネストが幻想として抱いていたユートピア、歴史的役目を終えたカミネストから、見事に次なる左翼、ボーダーレスワールド(新世界秩序)に引き継がれています。
ここが判れば、9.11テロ予告映像の意味(何故そのような事をしたのか)、我々はどう防衛すべきが見えてきます。
また、左翼の敵は左翼である事も頭に入れておけば、更に防衛手段は広がって来ると思います。
日本でも左翼のバトンタッチが巧妙に行われているでしょう?
社会党・共産党から左翼自民党+公明党、或いは民主党へと
真正保守をきちんと見極める目を養わなければなりません、家畜にされない為にも!
神風 | 2011/09/02 12:37 AM
サファイア様、こんばんは☆
火星人の姿について、今まで深く考えたこと無かったです。
手足が退化と言えば、現代の私たちの生活は既に、それに近い状況かもと感じました。(^^;
先日、神話の絵本を少し読んだんです。
読みながら、所々、切り口を変えちゃうと、何とでも言いがかり付けられそうで、利用ちゃうのでは?と、心配になりました。
純粋に覚える、観る、創作を楽しむ、尊ぶ事が、難しい世の中で有ること、悲しいです。心ある活動をしていけるよう居たいです。
ツイッターの壁紙の絵、素敵でした。
以前ポスター売り場で見て、印象的で唯一買おうか悩んだ絵だったので、何だか嬉しかったです♪
いつも記事も勉強さえていただいてますが、音楽や芸術の事も新鮮で楽しみにしてます。紹介されるものは、どれも観たくなります。(*^ー^*)
ひよこ | 2012/05/08 2:02 AM
御世話になっております。
現在の奴等の手先、最も身近なのがテレビ局だと思います。
兎に角、有害電波を発信し続けておりますからね。
我々が、直ぐにでも出来る防御策は、出来るだけテレビを見ないようにするではないかと、常々思っている次第です。
最近の統計では、女性や子供、御年寄りが相変わらずテレビに依存しているようなので、男性の方々が、各御家庭において政治的判断で、テレビを長時間見れない物理的仕掛けを施すしかないかも知れません。
私は、テレビについては、ニュースと趣味のCSチャンネル程度に留めております。
一日一時間も見てないですね。
以前は、だらだらとテレビをつけてBGM的に使ってましたが、絶対に有害です!
神風 | 2012/05/08 8:20 AM
これも宗教貶め工作の一環でしょうね
お坊さんに相談!?「僧侶男子」女性に人気 イベント好評「何を話しても受け止めて腐る」
http://blog.livedoor.jp/mottou/archives/6757848.html
http://michaelsan.livedoor.biz/archives/51714365.html
「僧職男子に癒されナイト」では、僧侶と参加者が車座になり、気軽に語り合う
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000063-spnannex-ent.view-000
坊主までモテにつなげて汚らわしい!
イベント好評ってやらせだと思いますが、萌え神話に鈍感な神社といい、お寺が危機感持たないとダメですね。
http://www.yomiuri.co.jp/book/column/press/20120326-OYT8T00919.htm
『美坊主図鑑』 日本美坊主愛好会著
http://www.j-cast.com/2012/03/19125946.html?p=all
こんな本出されてヘラヘラしてるようじゃ寺も終わりだわ。こんなの生臭坊主って言うんじゃないですか?
坊主の本といえば、地下鉄車内のモニターにこの本の宣伝がしょっちゅう出てきます
http://www.amazon.co.jp/%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E7%B7%B4%E7%BF%92-%E5%B0%8F%E6%B1%A0-%E9%BE%8D%E4%B9%8B%E4%BB%8B/dp/4093881065%3FSubscriptionId%3DAKIAJ5SZTKA3TPVD4YAQ%26tag%3Djinbusinessne-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4093881065
「考えない」「考えない」ってバカにしてるでしょ、本能だけの獣になれって薦めてるのか!と腹が立ちます。
次は神道でイケメン神主でしょうか。
マリメッコ | 2012/05/10 1:44 PM
世界中のマスコミが煽ってた映画ダビンチコードは、話題作の割に超つまらない映画だったらしいけど、こういうのも宗教への破壊工作だと思いました。バチカンとかは敏感に反応していました。
a | 2013/08/23 4:45 AM
サファイア様 連投お許しください。
「タイムマシーン」拝見しました。SFにはあまり興味が無かったのですが、これはすごく面白いですね。
あまりクリアではない私の脳内ですが、サファイア様が言わんとすることはしかと理解いたしました。
レインボーマンといい、未来の予言者のようなクリエイターたちが過去には存在したのですね。
いつもサファイアさまからは貴重な情報と学びをいただいて感謝しています。
現実と真実を見据える先見性を身につけなければますます氾濫する情報に惑わされるのみでしょう。
日本人としての誇りを失わず後世に正しい情報と知識を継承していける大人になりたいです。
Lemon | 2014/12/20 5:33 PM
>当然これからは神道だって奴らの工作活動のターゲットにされていきます
今流行の日月神示とかいうのも疑わしいですね
以下がその教えですが
「善も悪もない」
「悪と見る心が悪」
「悪に見えるのは己の心に曇りがあるから」
「悪を憎んではならん」
「悪を神の如くに拝め」
「悪と和合せよ」
ネット上には、日月神示はユダヤによるヤラセであると主張する人もいますが、それも頷ける話
私自身も、ユダヤが日本人を取って食うための、鼠捕りの餌ではないかと思ってる
実際この界隈の人たちは、その殆どが、反日、左翼、フェミばっかりだし
通りすがり | 2015/07/19 12:51 PM
今、ちょうどNHKでオンライン飲み会に次ぐ新たなオンラインカルチャー、オンライン彼女、オンラインお見合い、オンライン合コンなるものが流行りつつあるとかいうニュアンスで推奨しています。
オンラインサロンだの、オンラインライブだの本当終わってる…
追記
コメントしてる芸人もコメンテーターも頭沸いてるw
会わないで結婚。おめでとうございますだってw