日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

失われた日本人の精神性と天皇の祈り①
~ 信仰とは信条を持つこと。神を信じる否かは関係ない
【母と子が父の無事を祈る 『里の秋』 オリジナル・ソング】

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(2009.2)
天皇の祈り。
信仰心のない日本人に、毎日の祈りという行為は、一般に無縁です。
でも陛下は毎日、日本人の幸せのために祈られてます。

そうです。祈ることは、とても重要な行為です

というと、祈りなんて、何にもならない……と多くの人たちは言うかもしれません
特に日本人なら

確かに、祈っても、恐らく周りに起きることが変わることはないでしょう

祈れば願いが叶うなんてのも、きっとウソ

それでも、なぜ祈ることが重要だと私は言うのか

毎日、家族の無事を祈る。
夫、妻、子供の無事を毎日祈ること
毎日、ご飯を食べるときに、感謝をこめて祈ること
せめて「いただきます」というひとことにも、祈りと感謝がこめられていればよいでしょう
当たり前のことに感謝することの大切さ

しかし、いくら祈っても、家族が交通事故や病気になったり、死ぬことだってあります

だけど、祈りは重要です。
要は、その人がそういう謙虚な気持を持っていることが重要なのです。
周りの人やいろんな物事に感謝をし、何かあっても妬んだり、恨んだりしないこと。
たとえ悪しきことが起きても、それを人生の試練として、感謝しながら受け流そうとする気持を持ち続ける。
強く揺るぎのない精神性を育むことが最も重要なのです。

どんなに祈っても、悪いことは必ず起きますし、周りがよくなることも、まずありません。
しかし、自分にそういう謙虚な気持があれば、悪いことが起きたり、逆境に陥ったときの対応が全く違うのです。
悪いことが起きても、それをマイナスにとらえず、いっそ感謝しようとする気持。
そういう気持こそが大切で、今の日本人に決定的に欠けてしまっています。

信仰のある国では、聖書やコーランをはじめ、いろんなたとえ話でそういう教えを、強い精神力の子にするため、小さい頃から叩き込んでいきます。
神を信じる、信じないだの、一神や多神だの、そんなことはどうだっていい。それはまた別として
宗教とはそんなことでなく、人が生きていく上での信条となったり、社会のルールとなる基盤になるもの。それが本来の宗教、信仰の役割です。
だから、信仰のある人は逆境にも強く、そう簡単に自殺もしません。

戦前の日本では、特定宗教はなくとも、そういうのが子供にしっかり叩き込まれていました。
しかし戦後、日本では従来の価値観がすべて否定され、宗教のない日本では、そのような精神性が完全に破壊されてしまいました。

欧米にはキリスト教がありますが、昔、ある欧米人が日本人に尋ねました。

「欧米ではキリスト教により、人が信条とすべき元を子供の頃から教えている。日本人にはそれら信条や善悪の基準とすべき元がないのに、どうやってそういったことを子供に教えているのか?」

それをある日本人はすぐに説明することができなかった。
その日本人とは、新渡戸稲造。
彼が、日本人が信条としていることを外国人向けにまとめたのが、「武士道」です。
しかし、今の日本人は、人が生きていく上でのそういった信条や精神基盤が全く消え去ってしまっています。

◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆
母と子が父の無事を祈る 『 里の秋 』 歌詞  より

静かな  静かな  里の秋

あゝ  父さんよ   ご無事でと
今日も  母さんと  祈ります
今日も  母さんと  祈ります

誰もが知っている、この童謡は、戦時下だった当時、命がけで戦場に行った父親の無事を、母と子が毎日祈っている姿を唄った内容。
きっと最近の方でも、この歌詞の重い意味を知ってから聴けば、涙する方も多いだろう。

終戦まもない1945年(昭和20年)12月24日、ラジオ番組「外地引揚同胞激励の午后」の中で、引揚援護局のあいさつの後、川田正子(当時11歳)の新曲として全国に向けて放送され、直後から大変な反響で大ヒットした。

母と子が父親の無事を祈って、毎日祈っている・・・・・
なんと、けなげで美しい姿・・・・・

対して今の母親たちは、どうだろう・・・・・

「里の秋」 歌:川田正子 (詳しくは右画像クリック)
作詞:斎藤信夫    作曲:海沼実

静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた

明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
ああ 父さんのあの笑顔
栗の実 食べては 思い出す

さよならさよなら 椰子(やし)の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ 父さんよ御無事(ごぶじ)でと
今夜も 母さんと 祈ります
今夜も 母さんと 祈ります

ちなみに売国NHKは最近、この曲を放送する際、何とこの3番の部分を必ずカットするらしい。
ここまでやるのが卑劣な左翼マスコミ。 (続く)

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(2010.6)
童謡 『 里の秋 』
実は母と子が毎日、戦地の父の無事を祈る歌。

この、ありふれていた童謡に、こんなに深く重い意味があったこと、知らなかった方がほとんどと思います。
特に女で子供を持たれてる方なら、
この歌のメッセージを知った上で、戦地に赴いた当時のお父さんをイメージして、一度、お子さんと一緒に歌われてみてはいかがでしょう?
もしかしたら、涙が止まらなくなるかもしれません。
お父さんだって、それを聴いたら、涙が零れ落ちるかも。

日本女性は、『里の秋』の精神を思い出して、古き良きヤマトナデシコに戻って!
もちろん男性だって、毎日の、妻への感謝の気持を忘れてはなりません。

腐った左翼メディアに洗脳されないで!

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(続き)◆失われた日本人の精神性と天皇の祈り② ~ 何事も試練として受け流す

◆失われた日本人の精神性と天皇の祈り③ ~ 日本人の精神性は世界随一であった

◆童謡・唱歌 8歳 ピアノ弾き語り 『里の秋』 『めだかの学校』

◆ほざくな! ニセ秋篠宮! ~ 朝日/北朝鮮に拉致されスリ替えられた、世界小市民として皇室破壊、日本解体に利用されるニセ秋篠宮家

◆日本神話の絵本について ~ 子供たちに日本と天皇へ愛着を持たせましょう

◆売国政策に関わらず日本人は滅亡だ!~急増する外人女との結婚 ~ 貞操観念最悪の現代日本女性

◆ウルトラマン円谷がパチンコ傘下に! ~ 女子供の洗脳に熱心な左翼売国勢力

◆日本人の美意識が結集!溝口健二『雨月物語』~ 品が悪くなった日本女性

◆本物の“大和撫子”入門 ③ ~ 我の否定、徹底した自己犠牲精神 新渡戸稲造『武士道』より

◆離婚と自殺の増加トレンドは一致 ~ 離婚・自殺と宗教の関係 ~ 加えて自殺増の背景には、日本の特殊な人口構成が影響

◆国連だって日本弱体化を図る工作機関 ~ 5歳にオナニー推奨 変態 日教組と国連

◆左翼 民主党政権で北朝鮮化する日本 ~ 在日化する日本人 怠け者の国へ

◆アカデミー賞の短編アニメ 『つみきのいえ』 について

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この記事に対するコメント

  • 【前サイトURLのこの記事へのコメント】

    よく知った歌でしたが、内容知ってから聞くと、神経が張り詰めるようなりますね
    けんた | 2010/06/14 9:16 AM

    とおりすがりです
    自分もこの歌は2番までしか知りませんでした
    まさか3番があり、そんな歌詞だとは
    NHK、日教組は全員死ねばいいのに
    | 2010/06/14 6:00 PM

    昔、こんなすばらしい歌を歌っていたんですよね。
    意味を知って聞いたら涙がこぼれました。
    すばらしい物、事が、、一つ一つ消えていく今の世の中、どうすればいいんですか。
    坊主頭 | 2010/06/14 9:13 PM

    通りすがりですが・・・
    歌の意味を始めて知り、胸が熱くなりました。
    ありがとうございます。
    ジンガ | 2010/12/17 1:01 AM

    私は幼少に母親を亡くしました。2番の歌詞を「母さんのあの笑顔」と間違えて憶えていて聞くたびに旨が痛かったことを憶えています。歌の本来の意味もやはりとても旨が熱くなるものだったんですね。最近はこの曲聞く機会がなかったなあと思いました。
    いい話をありがとうございました。
    りっけん3 | 2011/01/12 3:34 PM

    管理人様初めまして。ゆきと申します。
    いつも興味深く記事を拝見しております。
    「里の秋」は子供の頃から大好きな歌ですが、私もこの記事を読むまでは3番のことは知りませんでした。
    幼稚園に行っていた頃にこの歌が大好きでよく聴いていたのですが、何故か毎回泣いていました。
    今でも聴いているとグッと来ますね。
    そういえば公共放送では3番はカットされていますね。
    ゆき | 2011/01/12 5:08 PM

    大和撫子の復活には
    男も日本男児になる必要がありますね。
    小生も頑張らないといけないことを
    再認識した次第です。
    tatsuya1963 | 2011/01/12 11:01 PM

    蛍の光の3番、4番と同じですね。
    ランクリ
    coffee | 2011/01/13 8:02 AM

    3番素晴らしいですね(涙)。
    祈りは決して無駄ではないと思っています。直ぐには目に見えなくとも、水滴が岩を打ち砕くように、日々の祈りが気となって人々を守ってくれるのではないでしょうか。それでも起きてしまう人の死や不幸(神様が決めることなのでしょうか)は悲しいことですが…。
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    おれんじ | 2012/03/28 3:04 AM

    原型の詩「星月夜」の3番が変えられ、4番が消されたのが「里の秋」。「里の秋」の生い立ちについてはあちこちで取り上げられていますね。
    「4年の歳月を経て書き直された『里の秋』」
    http://star.ap.teacup.com/hayami/397.html
     4番が、下のすばらしい先生の演説の中で歌われています。coffeeさんのコメントにある「蛍の光」が3:35あたりから、「里の秋」については6:10あたりから。
    第五回国護り演説大会 8-4 星野薫さん 「消された国の歌」
    http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=zDIPUPiF0Z4
    目には目を | 2013/02/26 12:49 AM

    「里の秋」・・懐かしくて、思わずコメントさせて頂きました。
    昭和一けた生れの母が好きな歌で、時々一緒に歌ったりしてましたが、涙がでますよね。こういう日本の素晴しい歌を学校では音楽の授業などでちゃんと教えているのでしょうか。
    今は小学校の音楽の教科書にスマップの歌なども載っているらしいです。(塾をやっている友人の情報)
    学校でしか教わらない日本の抒情歌、唱歌などをもっともっと今の子にも覚えて歌って欲しいですね。
    それにしてもNHKが3番をカットして放送していたなんて、今更ながらガッカリしてしまいます。
    ゆう | 2013/08/22 12:28 AM

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