日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

英検2級 中一合格への道 ~ 続「子供の英語教育についてです」

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(2020.10.11)
コロナ騒ぎで今は英検どころではないです。学校では運動部なのにマスク着けろと言われて部活もやめたいとか子供が言ってるありさまで、こんな状態では学校に身が入りませんね。他の部活もどこもひどい状態。そんな中、子供はエラそうにずいぶん生意気な口を聞いたりしていますが。
こんな状況でも、このコロナ騒動の欺瞞を知らしめるため、皆さん、つらくても共に頑張っていきましょう。

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(2019.5.30) (始めから)
いつもありがとうございます。前に(小5で英検3級取得したこと含め)うちの子への英語教育について書きましたが、今日はその続編です。
大変恐縮ですが、おかげさまで英検準2級と2級、中一のうちに合格できました。
ご存知でしょうが、英検は6月・10月・1月の年3回試験があるので昨年度二回目にあたる10月の試験で準2級を受けさせたかったのですが学校の行事でその日程だと受けれなかったため前倒しで中一になったばかりの6月にまずは受けさせたのですが、それまで中学受験の勉強ばかりしてたし、せっかく英検3級をとっていてもかなり忘れてたりで、やはり準備不足、勉強不足もあってその時は落ちちゃいました。それで1月試験に向けての英語勉強を仕切りなおして始動させ、準2級と2級のダブル受験をやっちゃいました。結果、何とか両級とも合格できました。W級での受験は一次試験も二次の面接試験も同じ日程の午前午後で受けることが出来ます。

勉強の仕方は基本的に前に書いてたやり方と大筋については変わりません。旺文社から出てる各級の問題集を中心にやってもらってましたが、ただ準2級のみならそれだけでもいいかもしれませんが、2級ほどになると文法だけでなく語彙力がかなり必要になってきます。うちは中学入学時点で英検3級、つまりすでに高校受験レベルの英語力は持ってることになるので、中学に入ってからすぐに大学受験レベルの参考書を用意してやってもらっていました。
具体的にはまず大学受験レベルの総合参考書『ジーニアス総合英語』(大修館書店)(詳しくは右画像クリック)を中一になった時点から、毎日数ページずつ、ゆっくりでいいから復習を繰り返しながら、ちょくちょく進んでいきなさいと言っておき、それに併せてもっと基礎的な英文法の足固めのため『超基礎がため わかる!英文法』(旺文社)という本を確実にこなしていくよう指示してました。
英単語についてはZ会の『速読英単語』(入門編)のCDブックで力をつけさせるようにして、英熟語には『英熟語センター750』(ナガセ・東進)というものを先に使用した後、Z会の『速読英熟語』を使いはじめ、それぞれ進んでいくページ数とやる曜日を決めた大体の予定表を作っておき、日課として実行するよう言いつけました。(各書について詳しくは上記文字か下画像クリック)

       

そして英作文には研究社の『書ける!英語ライティング』(詳しくは右画像クリック)というものを使用させていたのですが、先の6月に落ちた準2級の受験では作文だけがすごく悪くて不合格だったんですね。他のものは読んで覚えればいいとしても英作文は絶対に書いて覚えなきゃダメだぞと言ってあったのに、子供は「やってる」「やってる」と言いながら実はまったく書くことをやっていなかったようなんですね。「ほら、お前がウソついてサボってるからこんなことになるんだ。作文さえ出来てれば受かったのに受験料も損したじゃねえか」等言って子供を責めました。それまで子供自身に任せてましたが以後は覚えるため解答通りノートに書いた作文を毎回私に出させて書き方の甘いところなど、あーだこうだと私から言うようにしました。そんな風に徹底的にやったことで英作文力が飛躍的に伸びたのか、1月の受験時は英作文については何と2級でも満点をとってましたよ。
リスニングについてもやる曜日を決めて学研の英検リスニング問題集(詳しくは右画像クリック)から日課でやってもらってました。ちなみに3級以上の英検受験する小中学生というのはリスニングの点数が総じてすごく高くて、大人は逆にリスニングがダメなんだということを知っておいてください。小中生にとって概ねリスニングは大きな得点源になるということです。

これら教材はすべて、どれがいいとか調べて買ったりしたものではありません。『ジーニアス総合英語』以外はすべてネットで安く売られている(大学)受験用英語教材の古書のうちから、安くてまともそうなものを選んでいっただけで、とにかく親としてはある程度の教材を用意してあげ、勉強のやり方を仕込んでいっただけです。
これら教材を最初の6月の受験失敗後も3カ月ほどかけて一通りやらせた後、実際の英検問題形式である旺文社の『7日間完成 英検 予想問題ドリル』に準2級から2級へと取り掛かりはじめました。その問題集を何度かこなしたら次は英検サイトでダウンロードできるそれぞれの級の直近の試験問題もやってもらって、間違ったりわからない部分は辞書できっちり調べさせどんどん書き込ませたりして、何度か問題を繰り返しやらせました。試験が近くなってやってた準2級と2級の問題分量の比率は1:2ぐらいでしょうか。塾や英語学校のようなものには一切行かせていません。なのでここに紹介してる教材以外、(学校で使われてるものを除いて)何も使っていません。すべてうちの指導のもとで子供に頑張ってもらいました。二次試験の面接についても一次試験終了直後から一次は合格してる前提で旺文社の『英検二次試験・面接 完全予想問題集』に取り掛かりはじめ、まるごと会話を覚えさせ、私が面接官になって毎日2~3回分の問題を繰り返しやってましたね。面接は同じ問題が出るわけではないのでまるごと覚えてもそれをそのまま使うことなんてないとしても、結局はそういう会話の流れや文法が体に染み込んでることで別の質問にもいろんな応用が出来ていくようになるのだと私は思っています。作文だって同じでしょう。(各書について詳しくは上記文字か下画像クリック)

        
一応、小学校の時に買っていた『英検合格! ENGLISH for FUN 小学生のテキスト&問題集』(一ツ橋書店・上画像クリック)の準2級版は基礎固め用に使わせましたが、この小学生の英検シリーズは今じゃ2級の分まで出てるようですが、2級についてはうちではこのシリーズは使いませんでした。
尚、前にも書いてる通り、私自身は英語が一番の得意科目でしたが、英検の受験経験自体はまったくありません。

最近は塾や家庭教師まで家庭によっては自治体が補助してあげたりしてるところもあるようですが、そんなことだけで学力というものが伸びるわけではないでしょう。もしそれだけで子供の学力が伸びるなら、有名学習塾に行った人は皆、一流校に入れるはずですが、大手学習塾に通ってる子でも、本当に第一志望の難関校に入れてる子なんて一握りにすぎません。自治体がそんな支援をやっていても、結局儲かるのは塾や学習産業だけでしょう。つい昨日、有名家庭教師派遣会社の役員が詐欺で逮捕されたりしました(参照:2019.5.30 産経新聞、そんな風に利権の温床、奪い合いになるだけです。ごく一部には塾に行きはじめたことで開眼できたような稀なる資質持つ子も中にはいるとは思いますが、概ねそんな風に塾に行き始めただけで目に見えて勉強出来るようになるなんて効果、得られるはずないと思います。塾に行っても、親が子供とどう関わってるかで決まるのでしょう。ただ塾はやる気ある人にはそれなりに応えてくれるし、学校なんかでは決して教えてくれない難問とかも丁寧に教えてくれるし、総じて学校の先生なんかより受験に特化した学習指導でははるかにいいだろうとは思います。

ちなみに子供はよく知られたとある難関校に通ってますが、その学校では昨年度末 中一の時点でうちの子と同じ英検2級を持つ者が同学年で10人ほどいたようです。準1級はほんの若干、1級は今のところいなさそうでした。ただ帰国子女や親が外人の子も多いのでそういう人が受かるのは当然にも思うので、純ネイティブ日本人の合格者がはたしてどのくらいいるだろうかってところ。英検1級はTOEIC950点レベルだそうですね。次は「中学生英検1級合格への道」の草稿にでも向けて頑張りたいと思います(笑) ただ準1級にもなると、もう私がどうこう言うより本人の頑張り次第ですよね。私自身そんなに教えられるとも思えませんし、「ちゃんとやっとけよ」ぐらいしか言うことありません。作文のチェックや面接のサポートぐらいやりますが。どうなるかもわかりませんので、どうか放っといてください(^^;  ただ、中一で2級に受かったことで本人も自信持ったようで、中二で準1級、中三で1級というような道筋が見え、もうひといきで決して夢ではないという風に感じてるとは思います。
今回の結果はライティングとリスニングが高得点で、基本問題・読解は何とか2級合格ライン ギリギリで受かったという感じです。準1級以上になる今後はもう、今回それほど力を入れなかった語彙力がやはり重要になり、それが課題となるのでしょう。現在は1級用の『パス単』を使用しはじめ(これまで『パス単』は使っておらず初めての利用)、リスニングも準1級から1級の問題を聴いていて、加えてはるか昔に私が買って全くやらなかった(笑)某社のヒアリングマラソンの教材やテープをデジタル化して子供に利用させはじめてます。英語教材ですら今の教材は言葉が汚く、昔の教材の方がずっといいんですよ。今のNHKの英語講座とかひどい内容ですよ。やたらフェミ的で変な洗脳色が強かったり言葉遣いも品が悪いし。

以上の英語教材だけでなく、子供に英語を楽しんでもらいたいとの思いから、1月の英検受験2か月ほど前からいくつか英語ドラマを見せてあげてたので、最後に紹介しておきます。
アメリカのTVドラマ『パートリッジ・ファミリー』(Partridge Family)と『巨人の惑星』(Land of the Giants)、そして映画『謎の大陸アトランティス』(Atlantis: The Lost Continent)という三つのアメリカドラマ(詳しくは下画像クリック)。どれも日本でもTV放映されてますが日本語版DVDが未発売だけどどうしても私が見たくて、しょうがなく英語版を買っていたのですが、子供はとっても楽しみながら見てましたよ。英語版じゃ私が見てもほとんどわからないのですが、子供はさすがに2級に受かっただけあって、かなり話がわかるようになっていたようです。

    

『パートリッジ・ファミリー』(1970)より I Think I Love You – David Cassidy
ここで歌われた『I Think I Love You』は全米ナンバー1の大ヒットを記録し、デヴィッド・キャシディは一躍トップスターになりました。日本でも大変な人気だったようです。垂れ幕には「POWER OF WOMAN」、日本の『おれは男だ!』(1970)などと同じウーマン・リブ=フェミニズムの発祥期、時代を表してます。

『巨人の惑星』(1968)より第一話 The Crash
『宇宙家族ロビンソン』『原子力潜水艦シービュー号』『タイムトンネル』と、立て続けに人気ドラマを放っていたアーウィン・アレン原作(『巨人の惑星』以外はすべて日本語版DVDが出てます)。今のドラマと違ってセンスのいい色使いやデザイン性、登場人物も男は強く、女はそれと違う優しが求められてます。この当時のドラマ、男性には若くて少し血の気が多いのとリーダー的な落ち着いた人物が揃っているのが大体の定番パターンですよね。そして女を守るのこそ男の役目。

映画『謎の大陸アトランティス』予告編(1961)
ネモ船長の海底2万マイルばりの潜水艇も登場する、SF風の古代一大スぺクタル特撮巨編です。私はこういう消えた大陸・文明系、グロいホラーではないオカルトじみた話も好きだったりします。

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(始めから)◆子供の英語教育についてです

◆子供の中学進学にあたり ~ お受験レポート

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◆デヴィッド・ボウイ – 火星の生活(Life On Mars?) ピアノ弾き語り(13歳)

◆“道徳教育”と称して進められる、これからの日本人家畜化教育について ~ もはや大多数の家畜化は逃れらない

◆こんな時代だからこそ、ゆるぎない愛情もって子供を育てるしかありません! 子供にとって今という時間は今しかないんです!

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