日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

こんな時代だからこそ、ゆるぎない愛情もって子供を育てるしかありません!
子供にとって今という時間は今しかないんです!

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(2019.5.29)
恨みつらみによるものでもない川崎 登戸での通り魔殺傷のような大事件が起きると、同調者も出てきたりで事件が続いてしまいがちです。秋葉原や大阪の小学校で起きたような無差別殺人、福岡でのネオ麦茶バスジャック事件など、凶行に及ぶ人にはやはりそれなりの何かがあってしまうわけです。私も親の愛情をたっぷり受けて育ったようなタイプではないので、ああいうことをやってしまう人の心情がわからないわけではないんです。コチラではその種の事件起こすような奴はキチガイとしか言いようがないなんてことも書いたりしてますが、杓子定規的にその辺の人が言うような「大人なんだから、しっかりしろ」とか「その怒りを他人に向けないで自分に向けろ」とか、私はそういうことは言いません。何とか優しい気持ちを持てる人が一人でもそばにいてくれてたら、この種の凶行は絶対にしないだろうと思っています。少なくとも小さな子供を持ってるような人がこんなことするのはありえないでしょう。こういうことやる人の根底には、「オレがこんなに不幸なのに、他には子供を持ってこんなに幸せそうにしてる奴がいる」なんて具合に、人の幸せや人生をメチャメチャにしてやりたいという思いを持ってるだろうからです。
とにかく自分の子がそんな風になってもらっては絶対に困るわけで、そのためにもゆるぎない愛情でもって子供を育てあげていくしかないと、私は心にあらためて誓うわけです。親からのしっかりした愛情を受けて育ったような人には、ああいうことやってしまう人の気持ちは基本的にわからない。なかなか分かりづらいんです。親の深い愛情を受けて育った人と、親からでさえも非情に扱われてたような人との間には、相容れない心の隔たりがあります。ただ厳しいこと言うだけでなく、そういうところまでわかってあげてるところがあるから、多くのファンが私にいてくださるのだとも思ってます。あんな凶行に及んでしまった人でも、せめて先生とかでもいいので一人でも尊敬できるような人と出会ってたりすればもうちょっと違うことにもなってたかもしれない。だからといって、多少気持ちがわかってあげられるとしても、私のようなのが手を差し伸べようということは危険だったりするわけで、この種の人はそんな風にちょっとやさしくしてくれる人が来ると「ワーッ」とその人のところに寄ってったりするので怖いところがあるわけです。親の愛情を受けてない子供も同じで、大人であれ子供であれ、そういうタイプの人たちと深く関わるのはリスクを伴いかねないわけで距離を保っておかなければならないところもあったりで……
子供にはとにかくどんな奴がいるかもしれないし、隙を見せず、外にいるとき周りには常に気をつけろと(だからといってキョロキョロしてるのはダメ)、前から言い続けてます。別にこれは異常というのでなく、いつ斬りつけられるかもわからない武士と同じだということで。

ここの読者は子育て中の方も多いでしょうし、中には子供に対して怒ってばかりで自己嫌悪に陥りがちな方もおられると思います。もちろん私自身も子供には小言ばっかりでとても口うるさいです。激しく叱りつけることもありますし、火に油をそそぐような口答えを子供がしようものなら更にこちらも頭きてブチ切れてしまうわけですが、だからといって本気で頭きて子供を毎日ブッ殺したりできるわけもなく、親として厳しく叱った後も、心の底から腹を立てたとしても、ただ毎日子供を許してあげるということの繰り返しなのです。そんな風に子供に腹立たしいことあっても、毎朝お弁当を作ってあげ、子供が帰ってきたらその日にあったこと、「今日、○○君が……」なんて話をしてきて、そういう学校でのこととか毎日の話を聞いてるだけで、そんなささやかなことで私はとても幸せなんです。子供もきっとそういう話を聞いてくれる相手がいることで毎日、安心していられるのだろうし、そういうのがとても大事なことなんだと思います。他愛ないようで、これはとっても大事なことだと思います。そしてとにかくまともな女と早く結婚して子供を持つようにいつも言ってます。そのため、若いうちは魅力を磨き続けろと。

3歳になるまでは自分で世話して後は保育園へとか、子供が中学に上がったら仕事行って自分のためやっていこう(輝こう)、なんてそそのかす言説が横行してますが、今の政府やマスコミが煽ってるような生き方を真に受けて、女が好きにやってる場合ではありません。経済的事情ない限り、基本的には家族に尽くしてあげるのが一番だと思います。子供にとっては中学なったら家に帰った時、誰もいなくなるというのは大変な環境変化なわけで、私からすれば中高生なんてまだまだ不安定で大事な時期だからこそ、子供のそばに寄り添ってあげられる環境を守ってあげるべきだと考えてます。子供、あるいは旦那様とか家族に毎日尽くしてあげられるというのは、本来、とても幸せなことなんだと思いますよ。朝日新聞はじめ、フェミマスコミはそんなことやるのは損してるみたいな言説を猛烈に撒き散らしてるわけですが、そんなデタラメに感化される愚か者にならないでください。結局、子供が大きくなった時、結婚もせず子供もいない、孤独な大人にしてしまわないためにも。

『甘い罠』チープ・トリック at 武道館(詳しくは右画像クリック)
I Want You to Want Me – Cheap Trick(1979)
当時、チープトリックは米国本国はおろか世界で全然売れてなかったのに日本では大変な人気で、それまで大きなライブはやったことがなかったのに、日本でいきなり武道館ライブをやったら、それが大成功。日本でライブ盤レコードが発売され、アメリカでもロックファンの間で話題となって輸入盤がプレミア価格で取引されるほどになり、結局、世界でも武道館ライブ盤が発売されることとなり大ヒット。しかもこの武道館ライブのこの曲はシングルカットもされ、それまでシングルヒットのなかったチープ・トリックがアメリカでもグングン伸びて全米ベスト10チャートに入るほどの大ヒットを記録、そのおかげでチープ・トリックは世界の人気ロックバンドの仲間入りを果たしました。元々のスタジオ録音にはなかった、当時の日本の女性ファン、ティーン達の掛け声が絶妙に入っています。外人にこういう声援、かけ声の出し方は出来ません。ここのキッスのライブビデオとか見ればわかりますが外人女性はもっと自己アピールが強く強烈なんです。日本の女子は「キャー!」と可愛いかったのですが、外人女はこの頃もう既にそうではなく「ウォー!」って感じなんです(ビートルズの頃とは違うんです)。このライブ録音による大ヒットシングルは当時の日本の女子ロックファンの可愛さあってこそ。この曲で世界に名を轟かせたチープトリック、そして日本武道館、それを仕立て上げたのが日本の女子ロックファン。この頃の日本の女子ロックファンは本物を見抜く目、無名なロックバンドを世界の大スターにしてあげられるほどの力量、素晴らしいセンスを持っていたんですよ。だけど今の流行りもの、低俗な音楽、デザイン、ファッションに入れ込むばかりの日本女性のセンスの悪さ……世界一の美的センスを持つ民族でもあったのに……一体どうなっちゃったんでしょう。しかも武士道も失ってしまい……

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◆親がどれだけ遊んでくれたか、子供は必ず覚えています ~ 親に対する“好き嫌い”の根底にあるもの

◆心の拠り所と守るべき人を持たなくなった日本人 ~ 親も兄弟姉妹も、友達も学校もみんな嫌い

◆命より大切なもの、それが “人間の尊厳”~『 母に捧げるバラード 』に見る、日本のおっかさん 真の保守精神 ~ スポットが当てられる幼児遺棄事件、もっと広く深く見て!

◆家族分断・人民奴隷化めざす左翼 ~ 北朝鮮化への入口に立つ日本!社民 福島みずほの思想に見る

◆消されたウィンピーとキチガイ博士 ~ なんでもかんでも差別! 言葉狩り? 殺されるイメージ表現

◆男の子には、お金や仕事より大切なものがあることを実感させておくこと ~ 子育てについて② 男の子の育て方編

◆家庭内における戦前の教育再現 ~ わが家で使ってる子供用教本 ~ 修身と国語副読本

◆短信 幼児向け施設の是非と最近の狂った社会環境について

◆わが子の育て方、しつけの仕方 ~ 母親のための人間学 家庭教育の心得

◆日本が好きな親なら子供には教育勅語! ~ 小学生以上なら暗唱できるよう覚えさせてみませんか?

◆家庭内でも親による体罰禁止へ ~ マスコミが大喜びで騒ぐ児童虐待事件 子供をひっぱたいてるのがちょっと見られたり、怒鳴り声を聴かれたりしただけで通報されて親子引き剥がされる、恐怖のソ連、東欧、共産主義国家と同じ、恐ろしい社会へ向かってる日本

◆日本にはもう、強い男がいなくなるの!? ~ 文化に愚鈍な保守が多すぎる!

◆反日日本人の中核 左翼団塊エリートに支配される日本 ~ マスコミと全共闘世代の暴走 ~ 未だ革命思想を持つ大人コドモ

◆ジョンとヨーコの愛と平和は、誤魔化しのインチキ! ~ 家族を捨てた逃げ口上

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この記事に対するコメント

  • 大変な事件でした。こうした事件が起きると、いかに犯人が「未熟でダメな奴」か、ということにフォーカスして犯人の人間性を攻撃する人々もいますが、本当の真実は貴女が仰っている通りのことなのだと思います。ただ、批判する人の中には、自覚の有る無しに関わらず、自分自身が愛着の問題を持つ人々も少なくないような気がします。事件も悲しいけど、人々の反応のあり方も、大変さみしく、悲しく感じます。戦後に壊された家族の関係の傷を乗り越え、本当の強さと心の豊かさを持って、日本社会が成熟してゆくためには、貴女のような、傷への共感を持った智慧が必要だなぁとしみじみ思いました。この記事が読めて良かったです。

  • 「そんな風に子供に腹立たしいことあっても、毎朝お弁当を作ってあげ、子供が帰ってきたらその日にあったこと、「今日、○○君が……」なんて話をしてきて、そういう学校でのこととか毎日の話を聞いてるだけで、そんなささやかなことで私はとても幸せなんです。子供もきっとそういう話を聞いてくれる相手がいることで毎日、安心していられるのだろうし、そういうのがとても大事なことなんだと思います。他愛ないようで、これはとっても大事なことだと思います。」

    これすごく大事です。親としても子供としても。僕の場合、吃音かつどもりが酷かったゆえにまともに親と他愛ない会話ができませんでした。それゆえに現在も他愛ない会話ができません。用事がない限りまともな会話ができなくなりました。非常に後悔しています。
    親になった時に子供の他愛ない話をまともに聞くことができるのだろうかと不安に思っています。

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