日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

オフコースの『さよなら』を9歳の子供にピアノ弾き語りで唄ってもらいました!

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(2018.12.25)
原曲もコチラで聴けますが、ただいま子供がオフコースに大熱中です。ここにアップした時も小学校のクラスのお楽しみ会でピアノ弾き語りで披露して大好評だったようですが、ただ今、中一になってのこの嵌りぶり。小田さんの歌詞のスゴさがわかるようになってきたみたいですね。
今も部屋の片隅で歌ってるんですよ ^▽^) ちょっと大人びて「Yes No」…… ←これ見れば、絶対テレビには出なかったオフコースなのに、当時の女子たちの熱狂ぶり、その人気の凄まじさ、わかると思います。

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(2015.10.14)
皆様、ご来訪、あたたかかなコメント等、いつもありがとうございます。
子供はほとんど昔の曲しか聴いていませんが、子供たちにとってはすべて新しいサウンドでしかないんですね。学校では運動会とかで低俗な曲を聴かされ踊らされてるし、学校なんて行ってても本当にろくでもないことばかり覚えてきますし、どうしようもないですね。

でも本当にいい曲は、私たちがリアルで聴いていた時と今の子供たちが聞いた時の反応というのは、まるで同じなんですね。前に唄ったチューリップの『心の旅』でも子供は何度も聴いてたし、今日のオフコースの『さよなら』だってCDを子供が勝手にリピートさせて何十回も聴きまくってたりで、私の方が「うるさいから(同じ曲ばかり飽きるし)、もうやめなさい」って言ってたくらいで。

別れの歌が流行るようになったことについて、私はコチラで批判してたりもするのですが、それでもこの曲が大変な名曲であることには違いないし、今の子供でもこれだけ反応するっていうのも、それが“本物”であることの証左に他なりません。尚、オフコースの小田さんについては、その愛国的な精神含めて、これまで触れさせていただいてもいます。

この歌のような経験なんて、もちろん一切なかった子供だった当時の私でさえ、「僕のかわりに君が、今日は誰かの胸に眠るかもしれない」って歌詞を聴いた時、お腹をえぐられるような、空虚でとっても悲しい気持ちに包まれました。なんでこの二人は別れるんだろうって、当時から私はいろいろ思いを巡らしたりしていたわけですが、今、この歌詞をよく考えてみると、きっと女の方が何かしでかしたのではないか……他の男と既にそういう関係になってしまってる可能性が高そうだってことも。

もちろん、今のうちの子は、この歌詞に秘められた内容をよく理解してるわけではありません。でも本当に子供はこの歌が大好きなんですね。他にも最近、Bon Joviの『 Livin’ On A Prayer』を聴いた時、PVも見せてあげたのですが、よほどカッコいいと思ったのか、これもすごく気に入って、やっぱり何十回もCDを勝手にリピートさせて聴いていたり…… これらの曲が流行ってた当時の私が聴いてた時と、ウチの子はまるで同じ反応をしてるんです。オフコースの『さよなら』も私は本当に好きだったから、レコードもなくカセットで録音したものを当時の私自身何十回も繰り返し聴いていました。同じような思い出ある方、きっとたくさんいると思います。この頃はフォーク、ニューミュージックの全盛期で、中でもオフコースは女子中高生に本当に物凄い人気でした。

今回、使用の楽譜はドレミ楽譜出版社の「日本抒情歌全集(4)」 (詳しくは右画像クリック)。ドレミ楽譜のオフコースのピアノ弾き語り譜なら大体、同じ松山祐士さんの編曲だと思うので、それにも同じ譜面が載ってるのではないかと思います。

先日、とある行事での出し物でも子供がピアノ弾き語りでこの曲を歌い、ほとんどの子が知らなかったにも関わらず、歌の終わりの方ではピアノ弾くウチの子の周りを取り囲んでみんなで歌って終わったとか。私は見てないのですが、子供たちも先生も皆、「スゴイ!」って驚いてたようです。

私自身、こんなに難しい曲はまだやらなくてもいいじゃないかと思ってたくらいですが(歌詞も大人びてるし)、子供の方がこの曲やりたいってせがんでて、ちょっと大変でしたけど、思いのほかピアノは完璧に弾いてくれるようになって… この録画での歌には気になるところがあるので(せっかくのすごくいい曲だし)撮り直そうと思ってたのですが、この後、なかなかちゃんと撮る間もなくて……
そんなわけでうちの子が歌うオフコースの『さよなら』、おそまつですが本日アップさせていただきますね。よかったらご覧になってくださいませ (^_-)☆

オフコース 『さよなら』 9歳 ピアノ弾き語り
この曲が大ヒット(1979)する前から、オフコースの名は知られはじめてはいましたが、私はフォークグループだと思ってたくらいで、それまで地味な存在で知る人は少数派だったんですね。そんな中、小田さんたちメンバーが「ここらで大ヒット曲を出そうぜ」と本気で思って作った曲だそうです。この頃の小田さんの歌詞の世界は本当に素晴らしいし、オフコースの原曲を知らないお若い方は、今現在コチラでオリジナルも聴けるので、ぜひ聴かれてみてください(きっとすぐ削除されそうに思うので、聴くならお早めに)。

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◆『スーダラ節』を9歳の子供にピアノ弾き語りで唄ってもらいました!

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この記事に対するコメント

  • 【前サイトURLのこの記事へのコメント】

    お子様の弾語り、聴かせていただきました。
    最初に出てくる『僕が』の歌詞のところから、とても切なくなりました。
    素直な歌い方に、かえって胸をキュンとさせられます。
    大人の歌ですが、子供の純粋な歌で耳にするとまた味わいが違いますね。
    合唱などでも、聴いてみたいなと思いました。
    お友達や周りの方とも、楽しい時間を共有できて、ほんとうに良かったですね☆
    親子で同じ曲を楽まれているのも、とても幸せなことだなと憧れます。
    サファイア様の、音楽などの説明も読むのがいつも楽しいです。
    素敵な演奏と歌を、ありがとうございました。(*^-^*)
    ひよこ | 2015/10/14 8:17 PM

    小田和正さんの曲は、メロディーにあてる和音と、その進行が美しいですね。
    「さよなら」や「YES-NO」など…
    ① 曲が綺麗。
    ② 詩に繊細な感情が表現され、少し文学的。
    ③ 曲の造りが、構築的で数学的。
    確かご実家が医療一族(保守的なお家に育ったのかな?)で、血を見るのが嫌なので建築学科に進まれたとか…
    小学生のピアノ弾き語りも、情操教育によさそうですね!
    木星金星 | 2015/10/14 11:01 PM

    え!とびっくりしてしまいました。こんな歌い方も出来るんですね。
    二回聴き入ってしまいました。
    上のひよこさんがおっしゃっていますが、素直な歌い方で、心がじーんとしました。
    (最近耳にする歌手の歌って気持ち悪い歌い方で嫌なんですよね・・・)
    葉っぱ | 2015/10/22 3:14 PM

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