大日本帝国の唱歌を歌い継ごう! ①
~『広瀬中佐』を9歳の子供にピアノ弾き語りで歌ってもらいました!
(2016.4.28)
前に子供を連れて行った病院でたまたま見かけた広瀬中佐の銅像が撤去されるシーンが衝撃的で……
軍神 広瀬に対するこの扱い、戦後の激変の証として、どうしてもWEBに残したく…… 多くの人に見て欲しいです。
これまで子供による大日本帝国の祝祭日唱歌ピアノ弾き語りをいくつか出させていただいてますが、当時の尋常小学唱歌楽譜はすべて集めました。
映像でウチの子がやってるのとは違いますが、当時の『広瀬中佐』唱歌(第四学年用)の伴奏譜をここに公開いたしますので、ぜひ活用されてください(下画像クリックで拡大されます)。
作詞作曲者不詳、広瀬中佐への崇敬の念から国民の間でどこからともなく生まれた歌。教育関係者の皆様、親御様、ぜひ『広瀬中佐』を子供たちに歌ってもらってください。本当にとってもいい曲ですから。
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(2015.9.17)
今は大人も含めて誰も知らないけど、戦前はとってもポピュラーだった唱歌に『広瀬中佐』があります。作者不詳ですが1923年(大正12年)から『尋常小学唱歌 第四学年用』に初出、その後日本中の小学校で広く歌われました。
日露戦争で乗っていた船 福井丸の指揮に当たっていた廣瀬武雄大尉(1968-1904・戦死後中佐に昇進)は、船が魚雷を受けて撤退する時、自爆用の爆薬に点火するため船倉に行った部下の杉野孫七上等兵曹(戦死後兵曹長に昇進)が戻ってこないため、一人沈みゆく船に3度も探しにいきましたが、杉野氏は見つかりませんでした。やむを得ず、広瀬氏が救命ボートに乗り移ろうとした時、頭部にロシア軍の弾を受けて戦死します(36歳)。
こんなに仲間思い、自己の命をかえりみず仲間を助けようとした広瀬中佐、このエピソードは「修身」等の教科書にも掲載され、かの大日本帝国では、こういう優しい軍人を軍神として大切にしていたわけです。
戦前の教育を受けた方々にとって、この歌はとっても馴染み深く、この歌を歌うととっても元気になるという人々が、今もたくさんおられるようです。
きっとウチの子は、今の日本でこの曲を歌える数少ない子の一人。しかも先人が学校で歌った時と同じく、今ちょうど四年生。
子供も大好きな、とってもいい歌なんですよ。ぜひ皆さんも歌い継いでくださいね!
尚、この演奏には『尋常小学唱歌 高学年用』(オンキョウパブリッシュ)を使用しました(詳しくは右画像クリック)。
唱歌 『広瀬中佐』
とどろく砲音(つつおと) 飛び来る弾丸
荒波洗ふ(あろう) デッキの上に
闇を貫く 中佐の叫び
「杉野は何処(いずこ) 杉野は居ずや」
船内くまなく 尋ぬる三度(みたび)
呼べど答へず さがせど見へず
船は次第に 波間に沈み
敵弾いよいよ あたりに繁し
今はとボートに 移れる中佐
飛来る弾丸(たま)に たちまち失せて
旅順港外 恨みぞ深き
軍神広瀬と その名残れど
戦前唱歌 『広瀬中佐』 9歳 ピアノ弾き語り
ぜひ皆さんもご一緒に歌ってください ^▽^) お子様は特に!
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この記事に対するコメント
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私も時には大きな声で広瀬中佐の歌を歌っています。80歳以上の方はどこかで聞いたような、と不思議そうな顔で立ち止まって庭を覗いていきます。
広瀬中佐
1868年7月16日(慶応4年5月27日) – 1904年(明治37年)3月27日)
水交 | 2015/09/17 2:16 PM
戦前の日本軍人を褒めることは「いつか来た道」に逆行する退歩だと野党の政治家らは安直に非難するが、過去の事績を全く顧みない態度こそ非難されるべきだ。