わが家で子供が書いた七夕の短冊と飾りつけ、『コドモノクニ』の挿絵から
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右写真は、子供が書いた、うちの庭の七夕の飾りつけ。
学校や近くの公民館でも短冊を飾ったそうですが、これと同じ風に「やさしい女の子と結婚できますように！」とか、「子供がいっぱい生まれますように！」といった、将来の家族絡みのことを願って書いたということです ＾▽＾)
それと以下は、『コドモノクニ名作選』（アシェット婦人画報社）という本から（詳しくは下画像クリック）。
この本は値段が少し張りますが、1922年（大正11年）に創刊された戦前大変人気のあった『コドモノクニ』という子供向け雑誌から作品がセレクトされていて、うちにあるのは１巻目（２冊セット）のみですが、一巻目が好評だったようで、今では既にシリーズでいくつか出てます。
高価なので子供の手の届かないところに置いてますが、よく、「見たい」と言ってくるので、子供は時折ペラペラ見ております。
服の感じとしては洋装も多く、割と当時の上流階級の子供たちがイメージされたような雰囲気を感じます。
総じて優れた画集といえるでしょうし、今の萌え系やアニメ・漫画系にウンザリしてる方にとっては、大変な癒しになるとともに、子供の感性や想像力を伸ばすにもうってつけ、他にない今ではなかなか見ること出来ない優しいタッチの素材が集まってるので、資料としての価値も大変高いでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃん世代の方々が見ると、懐かしくて、とても喜ばれるみたいですよ。
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この記事に対するコメント
【前サイトURLのこの記事へのコメント】
写真の「ハルノニハ」の挿絵は中原淳一ですね。
中原淳一の挿絵の雑誌は当時の子供たちに絶大な人気があったそうです。
今はこんな美しい絵の雑誌がなくて残念です。
しまりす | 2012/07/05 11:23 PM
『コドモノクニ』の挿絵を見ているだけで、楽しさが伝わってきて、わくわくして懐かしい感じがあふれてきます。
coffee | 2012/07/06 8:22 AM
コドモノクニをお持ちなんですね、うらやましいです。
以前、TVでコレクターの方たちを紹介しているものがあり、それでこの雑誌を知りました。
以来ずっと憧れています。
お子様が時々見入っているのも、わかります、良い影響がありそうですね。
七夕も鳥居の形に成ってるんですね。
とても日本らしいです。
お子様の短冊、可愛らしいです、心が洗われます。
緑 | 2012/07/06 9:23 AM
明日はお天気悪いみたいですね(´･ω･`)ｳｰﾝ
地元のヨーカドーで子供が書いた短冊飾ってますが､K-popの誰々と結婚したいとかくだらないのが多くてゲンナリしてました｡
サファイアさんのお子さんはさすが!ですね｡
^^
マリメッコ | 2012/07/06 6:57 PM
サファイアさま、こんにちは(*^▽^*)☆
七夕さまの動画を、素敵な作品紹介と同じ記事でご紹介していただいて、恐れ多いですが、お心とっても嬉しかったです。(*ﾟｰﾟ*)
記事でご紹介されているような風情のある七夕ではないので、みなさんのご期待に沿えてないかもしれませんが・・。(・・。)ゞ
動画は、七夕の夜にみんなの願いが空に上がっていくお話のシーンなんです(´▽｀)♪
『コドモノクニ名作選』からの作品を、見せていただいてありがとうございます。
風情のある作品、拝見して癒されます。ヽ(*’0’*)ﾂ☆
この七夕にみなさんの願いが、決意新たに空に届きますように。
悲しみの願いには、癒しがもたらされますよう願います。
ひよこ | 2013/07/05 11:20 AM
たまたまテレビをつけた時に流れていたCMがひどいものでした。
７、８歳くらいの女の子が七夕の短冊に願いを書いてるのですが、願い事が「素敵な出会いがありますように。」で、その直後に家に同年代のかわいらしい男の子がやって来るというオチでした。
色気づいた10代ならまだわかりますが、こんな小さい子供に「素敵な出会い」を願い事にさせるのには呆れました。
本来は芸事の上達を願うはずなんですけどね。
それにひかえサファイアさんのお子さんの願い事は素晴らしいですね。
日頃のサファイアさんの育児の成果がこういうところにちゃんと現れているんだと思いました。
親や周りの大人がしっかりしないといけませんね。
テレビのひどさは今更ですが、たかだか数十秒のCMでさえ日本の行事をおかしな風に変えてしまうんですから油断できません。
こんなのを真に受けた子供が短冊に「素敵な出会い」を願い事として書くのもありえそうです。
しまりす | 2015/06/30 9:27 AM
今年の七夕の短冊で、
「みんなが笑って暮らせる世界になりますように」
という願い事がありました。
名前と筆跡から若い女性と推測できますが、その願いを見て感激しました。
こちらの記事の七夕の絵を見て癒されました。
最近の子供向けの絵はギラギラしたビビットカラーばかりなので、こういうやさしい中間色の絵がないのが残念です。