日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

子供のおねしょ対策について

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(2018.10.23)
誰にも言えず、子供のおねしょに悩んでる方は意外と多いのではないか。今日はうちでのことを書いておきます。
いつだとハッキリは覚えていませんが、うちの場合、3歳頃には完全にオムツははずれたんです。しかし、小学二年生の秋頃から実は漏らしてしまうことがあるようになってしまいました。はじめは「たまたまかな?」と思ったり、子供に聞いても「もう漏らさないからダイジョブ」とか言ってたりするので特に対策も打たなかったですが、週に数回でしょうか……朝、起きたら漏らしてしまってるんです。オムツもしてないので当然、布団がグチョグチョなんですよ。これは偶然じゃないと思い、しょうがなくオムツを買ってこようとするのですが、小学生でも履けるような紙パンツが置いてあるところが限られてたりで、どこに売ってるかもわからず通販で買ったりまでしてたんです。それでも赤ちゃんと違って量が多いため、紙オムツをしても漏れて布団はビチャビチャになるし、しかも掛け布団の上に乗っかって寝てたりすることもあるせいで、丁寧にも掛け布団の上から漏らされたりで(しかも羽毛布団なんですよ)、私もブチ切れ、「今度漏らしたら死ね!」とか、かなりキツイこと言ってしまうことまであったりで……それでもこんな状態がずっと続くんですね。子供のおねしょについて調べてると、「妻が子供に対して発狂状態だ」なんて書かれてたりもするのですが、布団がビチャビチャ、ホントあれ、発狂するほど辛いんです。

実は私自身も、小学二年生ぐらいの頃だったと思いますが、ごく一時、おねしょしてしまう時期があったんですね。その時は病院に連れていかれ、お医者さんに「今度おねしょしたら大きい注射打つからな」なんて言われ、「そりゃたまらん」と思った私は、それ以後、漏らすことはなくなったんですね。うちの子も同じように、そういう精神的な気持ち一つで治るはずだと思ってたので、同じようにお医者さんから子供に言ってもらえばきっと治るかもしれないと思い、子供を連れて泌尿器科の病院に連れていったのですが、私の子供の時のお医者さんのように子供を脅かしてくるどころか、その医者は子供に対して「全然心配いらないから」といった風なことを言い、しかも「お母さん、こんなことでそんなに叱っちゃダメですよ!」みたいなことを言われ、逆に私が医者に叱られてるような有様だったんです。しかも子供の前でですよ。「おねしょなんか10歳ぐらいまでしてても心配いりません」なんて言われ、それから毎日飲むようにということで、おねしょを抑えるという薬をもらったわけですね。私からすると、「エッ! おねしょってクスリで治るの!?」と怪しい心持ちだったのですが、1~2回だけ飲ませましたが、結局、すぐに飲むのをやめさせ、「おねしょがクスリなんかで治るはずない」と心に決め(実際、それを飲んでもあまり効果はなかったように感じた)、子供にも「おねしょがクスリで治るなんてウソだ。とにかくおねしょを治そうという強い意志を持ちなさい!」といったことを話し、薬も飲ませず、私が子供の頃、医者から脅されてすぐにおねしょが治ったといった話もしたんですね。それで、おねしょについての医者の発言についてネットで調べたりしたら、医者にまで左翼的な思考がはびこってきてることを知るわけです。私の子供時はこんな風に「おねしょしたら、大きな注射するぞ」と子供を脅かすような医者がたくさんいたのでしょうが、左翼思考が強くなったせいで、医者の世界まで子供にそんな圧力かけて脅しちゃいけないって感じにどうやらなってしまってるようなんです。ある医者の発言とか見ると、「親から、おねしょした子供を脅すように言われたが、そんなこと子供に言えるわけねえだろ! 子供の気持ちを考えろ!」と怒ってるような左巻きの医者が散見されたりして、そういう昔ながらの(保守っぽい)感覚で躾けようとする親と、今時の左巻きの医者の思考的な対立が存在してることまで知ったりしたわけですね。まあ私は、子供の前で私をコケにしたあの医者の悪口をボロクソ言い(笑)、一応子供も私のいうことをちゃんと聞き入れ、クスリはまだたくさん残ってましたが全部捨て、おねしょをクスリで治そうなんてせず、なんとか治したいという気持ちで頑張るのですが……ずっと治らないんです。必ず週に一回ぐらい漏らしてしまうんですね。「漏らしたら小遣いあげないぞ」「おやつもあげないぞ」といったこと何度も言ったりするわけですが、どうしてもダメなんです。

そもそもそれまでおねしょなんて全然しなかったのに、なんで二年生の秋頃から急にするようになったのか、私は不思議に思い続けてたりもしたわけですが、いろいろ調べてると、その頃は予防接種の害悪とかがネットで非常に拡散されてた時期で、予防接種を打ったら不妊になる、無精子になったり病気になるとかあちこち書かれてたりで、うちのような深刻な問題抱えてる親が見てるとホント疑心暗鬼で心配になってくるわけですね。確かにおねしょが発症する直前、ある予防接種を打ったのです。もしかしたらあれが悪かったのか……とか、他にもポリオワクチンの予防接種で生ワクチンは世界でも日本だけであれは非常に危険だ、なんてネットで見かけたりで(その時期は日本でもポリオは生ワクチンではなくなっていたのですが、うちの子に打った時はまだ生ワクチンだったんです)、すごく心配になってくるんです。また、うちはオール電化なのでコンロはIHですが、IHは電磁波が危険だとかネットには各所で広められてて、炊飯器が壊れて買い替えた時も、それまでうちはIHジャーだったのですが、そのせいであえてIHでない炊飯器を買ったりしたわけです。IHでない炊飯器は安いのですが、炊き上がりがそれまでと違ってあまりおいしく感じなかったりするわけですね。あとでやっぱり「IHにしときゃよかった」なんて思っても後の祭りです。

そんな風な状態が続き、前ほどきつく言うことがなくとも、やっぱり漏らしたら私もいろいろ叱ったりする状態が続いてました。おまけに子供が坂本龍馬の本を読み、坂本龍馬は10歳過ぎてもおねしょしてたって話を知り、「坂本龍馬がおねしょしてたんだからボクはまだ大丈夫」なんて開き直って自己肯定したりするわけです。それでもおねしょしてる子を持つ家にとっては、それこそ子供の将来を思うと、本当に深刻な問題なんですね。調べると、10歳過ぎても漏らしてしまうという子、今じゃ5%ぐらいはいるとか。5年生には学校でキャンプがあるし、6年生になったら修学旅行もあるし、それで漏らしたら子供のおねしょが周りに知れて虐められてしまうって……本気で悩むわけです。
おねしょをクスリで治そうなんてする、今時の左臭いおねしょ対策や医者。子供にはやたら甘いが、さらに情報サイトでは「子供のおねしょはストレスが原因」とか書かれてあったりで親をいじめようとしてきたりとか……じゃあ、坂本龍馬は子供の頃、ずっとストレス抱えてたから、おねしょし続けたっていうんか!? そんなわけねえだろ、ボケナス!

いろいろ調べると、紙おむつは漏らしてもすぐに吸い込んでしまうためパンツが濡れて気持ち悪いという感覚を子供が持たないせいで、平気でおねしょをし続けるようになるとか、おねしょを早くやめさせるにはオムツは布がよく、布おむつを使ってる赤ちゃんの方がオムツ取れるのが早いとかいう話を知ったりしました。しかし小学生になってる子に今さら布のオムツを毎晩つけてあげるわけにはいきません。結局、大きめの紙おむつを使い続けるしかないし、価格も高いので漏らさない時は何日か使いまわしたりしながら、大きな小学生のため、ちょくちょく紙おむつを買い続けるしかないわけですね。

そうこうしてるうち、4年生の終わり頃でしょうか。漏らしたらブザーが鳴る装置があることを知って、それを装着させました(おねしょモニターウェットストップ。詳しくは右画像クリック)。それはパンツが濡れるとブザーが鳴るシステムです、紙おむつでは動作しないのでしょう。布のパンツが少しでも濡れたら本当にブザーが鳴るんです。それでも漏らしすぎた時のため、うちは普通の布のパンツを履かせその装置をつけた外側に念のため紙パンツをつけるというやり方を採りました。それでもシステムは稼動したようです。それを付けて漏らすと本当にビックリするくらい大きなブザーが鳴るんです。子供も容赦なく起こされます。そういうのが何度か続きました。そのブザーが鳴ると親も子も叩き起こされ、濡れたパンツを脱がせて洗い、子供にトイレ行かせて夜中にシャワー浴びさせキレイにして再び眠りにつかせるわけです。そんな日が繰り返され、グッスリ寝てるのにブザー鳴って起こされた子供もツライのか、着替えながら泣き出したこともあります。本人には治したいという思いがあってもそれが叶えられないツラさが感じられ、いろいろひどいこと言ってしまってたなと、そういう痛々しい子供の様子見て、私自身反省したりもするわけです。でもとにかく漏らさないように気合いで頑張りなさいと励まし続けました。そしてこのブザー装置をつけてまもなく、漏らさなくなったんです。ブザーが鳴った日は十回もなかったと思います。そんな風に五年生になる頃(四年生の終わり)、子供のおねしょはやっと治ってくれたんです。うちはちょうど10歳になる頃までおねしょが続いたわけで、2年生だった7歳半ば頃からなので、およそ2年半そんな状態が続いていたことになります。

その後、5年生のキャンプも無難に過ごして(一応、担任への連絡では、おねしょしないよう寝る前のトイレは必ず行かせてくださいとか、書いたりしてましたが)、5年生だか6年生の時に一度だけ漏らしたことがあって、その時またすごく心配になりましたが、その一回きりで以後、無事に修学旅行も終え、中一の今まで漏らしたことはありません。
たぶん、このブザーのおかげで治ったのだとは思います。もしかしたら、ある年齢、成長したことで治ったのかもしれないと思ったりもします。でも、やっぱりブザーのおかげなんでしょう。真偽の確証はありませんが。また、漏らした時の感覚を麻痺させる紙おむつというのも、確かによくないのだと思ってます。

それと、医者からもらったわけのわからないクスリなんかを幼少期から常用するなんて、とにかく私は絶対よくないと考えました。どんな副作用が子供にあるのかもしれません。そんなクスリに頼ったりせず、おねしょを治すには、まずは子供自身に、おねしょを治すという強い意志が必要なんだと私は信じてます。とにかく子供のおねしょが治り、本当によかったと思ってます。あの、おねしょが続いてた時の恐怖は今もずっと忘れずに残ってますので、今でも必ずトイレに行ってから寝るよう、折あれば言い続けてる状態ではあります。

Night of Fire – HINOIチーム with 長州小力(2005)詳しくは右画像クリック

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