日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー

芝浦で見つけた芸者宿跡と、日本の芸妓文化 ~ 映画『流れる』

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(2015.2.25)
右下写真は、先日、とあるイベントであった「投扇興」体験の一コマ。
ウチも参加してみました ^▽^)

   


本来は高級な遊びである投扇興。いろんな流派もあります。やはりゲームをやる際の素材や場の格調高さによって、その雰囲気は決まっていくことでしょう(上画像クリックで「投扇興セット」を探せます)。
投げ方にコツがあって、ちょっとやっただけではなかなかうまく投げれません。
18世紀中頃から始まったと思われ、もともとは武士や町人などの優雅な遊び。賭博性が高いということで幕府に禁止されることもあったそう。
その後、明治から昭和期までは芸者のお座敷遊びとして盛んに行われるなど、その性質がかなり違ってしまったように感じます。ただ、基本的に私は芸者文化に総じて肯定的で、やっぱり昔の芸者さんは今の風俗やキャバ嬢のような低俗女でなく、知識人であり伝統芸能継承者としての存在が強かったと見なしてます。国費が巡って芸者宿での官僚接待に使われていたことで、伝統文化継承につながっていたともいえるのです。
そうはいえ、女狂いになる官僚や政治家もいて、セックス洗脳されてそのままバカになる役人も多かったことでしょう(伊藤博文なんか、かなり激しく遊んでいたという…)。

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(2014.5.14)
先日、浜松町の方へ寄った時に見かけた芸者宿跡です(田町駅のそば)。一緒にいた方からそう聞きました。かなり前からこのように網で囲ってあるそうですが、いつか修復しようという動きでもあるのでしょうか。
保存に期待 ^▽^)
昔の日本の芸妓は、今の水商売や風俗嬢と違い、大変な教養があったのですよ。
奴らの異常な粘着ぶりによる官僚叩きは、こういうのを潰したかったこともありそうに感じます(客の多くは官僚だったのです)。

映画 『流れる』 (1956) 予告編
監督:成瀬 巳喜男  原作:幸田 文
出演:田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、杉村春子、岡田茉莉子 他

芸妓置屋に住み込み女中として働いた経験まである幸田文の代表作『流れる』を映画化(詳しくは右画像クリック)。あまり好きな監督でもないのですが、豪華女優陣が出演の成瀬巳喜男のヒット作。当時の日本家屋、芸者宿、芸者たちの作法など、今ではなかなか見ることの出来ない、かつての芸妓文化をまとめて感じ取ることが出来ます。女を被害者的に捉えるところは気になりますが、雰囲気の好きな映画です。

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